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矛盾するありかた

2022-05-17 22:29:13 | 調理
実は人間には 環境を自分の存在のために変えようとする考えと 環境に共感して存続させようという矛盾する思考が存在しているのではないかと 時折感じてきていました。
共感能力の磨きが 不足している気がしています。

生きるためには 生き物を獲得して食します。
その食を獲得するには 生き物を支配し収穫し自分のもにする必要があります。
一方 支配し続けたり獲得し続けてしまうと 生き物が存在しなくなります。人間以外は おおかた動物なら自分が満たすまでです。
植物なら 存在する場所で得られる量です。
必要時必要な分 目の前に存在する量だけです。動物が畜す量も 運べるだけ 畜量は限られます。ところが今や人間は無尽蔵に近い消費量のような気がします。これは共感力の不足かしらと

こんな思考を重ねていると さらに妄想します。
人間は 繁殖し存在するために 家族ができ 家族が存続するために 集団となり 集団の利益のために 集落をつくりました。
その集落の利害関係から 国の存在がうまれ 
いまや 国の存続利益を守るための仕組みが複雑化しました。
でも 国の存続は 地球という星の中で 限られた世界です。
もう地球は人間であふれかえり 人間による存続争いとなってしまっているという訳です。共感力の不足きわまりない。

人間には 動物を観察して動物の存在を調整する力も持ち合わせています。植物を理解して環境をかえて繁殖を旺盛にすることも可能にしてきましたどこで どう地球上の動植物を調整すれば 存続可能か もう計算できるようになっているかもしれません。その計算はしないほうがよいのかもしれません。

 国を作った複雑な仕組みが 地球の存続のために調整する能力を阻む結果になっている気がします。
自分が有利で自分が生き残る必要を過度に評価すれば バランスを失って
存続不可能な状況になる。栄枯盛衰は 今も不変という訳でしょうか。

国の在り方も 一方的な価値観では 存続はできず どうしても 行き詰るようです。
 バランスをとってゆく必要がありそうです。
これからの存続の鍵は 共感能力ということなのでしょうか。

どこまで 共感が人間の存続を可能にするか
 人間は 物の存在も 地球の仕組みも 理解して来たはずなのに 
いまだ無尽蔵に資源も 食も この小さな星に あるかのようです。