楽しい日々

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心の向き

2020-01-09 06:50:56 | 日本文化

怒りをもって 人に向かう時 いわば 攻撃しようと構えてしまっているとき
鎮めるには 攻撃する人に利益をもたらすように 欲しがるものは与え 親切をもって対応すると 鎮まることが多いものです。
ところが 価値観の違いなどで 親切心を持っていることに 気が付いてもらえないとか ゆがんだ心の持ち主である場合は さらに増長させてしまうことにもなります。
年を取ると 自分の価値観がかたくなになることも多く まして戦後の混乱期を生き抜いてきた人たちと 今を生きる人では 摩擦が起きることも多いものです。
違いを明確に理解して 冷静にあたりたものです。

年老いて 忘れるということが 多くなるものですが それは あながち悪いことではないように思うようになりました。ボケることの恐怖も 持つべきでしょうが 受け入れる心ももてば 心は落ち着きます。

忘れさせてもらえれば 過去の悔いが残る自分の行いを忘れることができますし
痛みを伴った苦い経験も薄らぐというものです。
そして 若い人のしてくれることを 忘れることで 許しやすくすることもできますし なにより 死の不安も和らぐというものでしょう。
でも その安らぎの時を迎えるには 自分を高めるように生活を整えて変え 子孫の幸せを願い 若い人にしてもらえていることを 許す必要があります。

何事も 人にしてもらうことは 自分の思うようになるとはかぎりませんから 広い心持にならぬと 可能になりません。

85歳までに あらゆる事態をゆるし にこやかにすごせる自分を 作り上げねば 幸せはやってこないのかもしれません。

戦争を乗り越えて得た
90歳をこえて 長生きをする時代だからこそ
 往生という仕事を 大事にしたいものだと思うのです。

国の予算で 破壊されないよう 
多くの人の幸せな死を 大事にしたいものです。