じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

離れていても

2009年06月28日 | 日々のこと

1日も欠かさず毎夜、孫のrikuから電話が掛かってくる。

今度はこちらからSkype(2.4円/1)でかけようと思っているのだけど、たいていその直前に掛かってくる。夜10時前だから、むこうの9時前、寝る直前に架けているらしい。

普通なら70円/分の通話料が掛かるが、毎回10~20分と話し込むことになってしまう。

   

「今日じいじ何食べたの?・・僕はねえ・・・・」定番の会話である。

「じいじはレトルトカレーに漬物だよ」、ここのところ手抜きが多くなった。

   

「ところでじいじ、今日は何人と喋った?」・・・えっ、なにその質問は

「そういえば、誰も・・・そうだ散歩のときにちょっとね。それにラヴとばあば、だね。」

これも娘の入れ口とみえる。

最後に「かあかに代わらなくてもいい?」「じゃ、ちょっとだけ代わって・・」

    

その後娘との会話

私「あのねー、Tシャツは沢山有ったのだけど、短パン(半ズボン)がいくら探しても見つからなくてさ・・、去年のあの大整理の際に捨ててしまったらしい?」

あの時は、血迷ったかのように大胆に古い衣類など確かめもせず廃棄した。

   

娘「だってあれは真夏のことだったでしょう、捨てるわけが無いよ。きっとどこかにしまってあるよ。・・・そうだ、沢山有ったプラの衣装ケースのどれかに入れてない?」

   

・・・・・

有った!有りました。何枚も出てきた。

遠く離れていても、今では娘が妻に代わり頼れる存在である。

  

  

朝の涼しい時間に亡き妻の両親の永代供養寺に出かける。

エレベーターで上がり、広い深閑とした仏壇マンションである。

小さなペットボトルの水と、好きだったという缶入りのドロップ飴を供えてきた。

  

境内の蓮が咲き始めていた。

0906282

コメント (4)
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