大月東中学校 美登里の日々

われら励みて人たらむ
われら学びて知るを得む
知るは即ち愛深き
行いをもて証とす
東中学 いや栄えあれ

明日は投票日。

2014年11月27日 18時16分50秒 | 学校生活

27日(木),来年度生徒会役員選挙立会演説会が行われた。
昨日までの寒さとは一転して,小春日和の柔らかな陽が差し込む体育館。
ステージには,8組の立候補者と応援演説者が座り,会長候補から順番に応援演説と選挙公約の発表を行っていった。
全ての候補の公約に共通していたのは,「あいさつ」「きまり」「仲良く」のキーワード。
つまり,どの候補に投票するかの判断は,それら公約の実現に向けた具体的な取り組み方法の良し悪しか,それとも立候補者の実績と知名度の有無になる。
投票は明日。
生徒諸君,これからの一年間,大月東中のかじ取りを誰にしたらよいか,今一度「公約集」を読み直そう。
また,今日の演説会で述べられた,公約実現の取り組みの実効性について考えてみよう。
東中の未来は,明日,君たちの投じる一票にかかっているぞ。

※おまけ
立候補者の演説の後,公約や取り組み方法についての質疑応答がなされた。
事前に各学級で「公約集」を読み込み,質問事項を準備しておいたことで,たくさんの意見が出された。
ただ気になったのは,質問の中には,すでに候補者が演説の中で具体的に説明したものの説明を求めるものが多く含まれていたことだ。
「公約集」は,与えられた記述欄の制限があるので,具体的な取り組みまでは書けず,どうしてもスローガン的な表現になってしまう。
当然のことながら,それを読む者にとっては,「その公約を実現するためにはどうするの?」という疑問がわいてくる。
だからそのことを質疑応答の時間に問いただしてみよう,ということになる。
また,立候補者は,細かい具体的なことは,演説の中で説明しようと考える。
そして,実際にそうしていた。
にもかかわらず,事前に準備していた質問項目をそのまま読み上げていたのだ。
これは何を意味するかというと,候補者の演説をよく聞いていなかったということに他ならない。
だからといって,事前に「公約集」を読み,質問事項を考えておくことを否定しているわけではない。
これは,どの候補者がどんな公約をしているのかを理解するために必要なことだと思う。
ただそれよりもっと大事なことがあるということだ。
それは,実際の演説の中で,自分が抱いた疑問について説明がなされているかどうかを点検すること。
もし,説明されていたならば,理解するのに十分な説明であったかどうかを判断すること。
つまり,人の発表をただ耳で聞くのではなく,しっかりとした課題意識を持って頭と心で聴くということが肝心なのだ。
その上で,説明が無かった時,不十分だった場合に,説明を求めていくようにしていこう。
話し合い活動において,限りある時間を有効に使い,理解を深めていくための基本的スキル(技能)だ。
これから心がけていこう。
次の機会は,12月24日(水)の生徒総会だ。
がんばろう。