大月東中学校 美登里の日々

われら励みて人たらむ
われら学びて知るを得む
知るは即ち愛深き
行いをもて証とす
東中学 いや栄えあれ

校内ロードレースの記録

2012年11月23日 16時45分33秒 | 学校生活
 先週の17日(土)に行われたロードレースの男女1~10位までの結果は以下の通り。学校集会のおりに賞状と3位までの生徒にはメダルも授与される。

◎男子の部
   1 位 吉村湧太   34分21秒
   2 位 志村真生   35分09秒
   3 位 小川智史   35分25秒
   4 位 高橋克晴   36分04秒
   5 位 増井滉太   36分29秒
   6 位 澤谷拓海   36分37秒
   7 位 土屋遼太郎 37分01秒
   8 位 山口健太   37分18秒
   9 位 松永武康   37分28秒
  10位 天野虎生介 37分42秒

◎女子の部
   1 位 小林茉穂   44分02秒
   2 位 小泉友香   44分44秒
   3 位 横内美来   44分51秒
   4 位 天野愛美   46分01秒
   5 位 佐藤蒼乃   46分43秒
   6 位 天野智梨   47分01秒
   7 位 宝木梨緒   47分05秒
   8 位 谷内百惠   47分41秒
   9 位 天野雪乃   48分05秒
  10位 古屋涼乃   48分25秒

 なお,参加し完走した生徒全員に完走証を発行する。2,3年生は昨年の自己記録を更新できたかが,評価の一つの大きな観点となるだろう。また1年生は来年,再来年のロードレース大会に向けてての目安として活用していこう。
 一つの終わりは,新たな一つの始まりでもある。

インターネットと携帯電話の安全利用講習会のお知らせ

2012年11月21日 08時24分39秒 | お知らせ
 「携帯電話」が実用化され,一般に使用され始めたのは1979年,今から35年前のことでした。最初は車に積まれる「自動車電話」として登場し,重さは約7kg,大きさは教科書の10冊分もあり,当然車外に持ち出すことなどできませんでした。その後,軽量化小型化が進み,現在のようなポケットに入れられるような形と大きさになったのは91年のことです。この時から技術革新は,大きさ重さから付加機能の開発へと転換し,99年にスタートした「iモード」サービスによってインターネットに接続できるようなってからは,電話もできる「携帯コンピューター」へと進化しました。
 いつでも,どこでも,誰とでもつながることができる「電話」としての機能にとどまらず,膨大な情報を瞬時に手に入れることができるだけでなく,発信することもできるようになった高機能情報端末(スマートホン)。本来は便利で,生活を豊かにするはずだった携帯電話ですが,簡単につながることができることから,常につながっていないと不安に襲われたり,本当のこともウソのことも混じる情報の処理判断を誤って,ある時は被害者となり,またある時は加害者となったりと,不幸をもたらすことにもなります。
 高機能な情報端末を手にした者には,適切な判断力と責任が求められます。大人である私たちでさえも難しいのに,未熟な子どもたちにとってはとても困難なことです。フィルタリングや料金制限をしてあるから安心・安全と考えるのではなく,大人も子どもも携帯電話の利便性と危険性を知った上で,必要とされるルールやマナーを学び,子ども自身がそれを身につけていくような指導が必要です。
 現在及び将来に備えて学習する良い機会ですので,生徒に携帯電話を持たせている保護者の方々に限らず,たくさんの皆様方のご参加をお願いいたします。

 日 時  平成24年11月22日(木) 午後1時30分受付 35分開始   3時終了予定
 場 所  大月東中学校体育館
 講 師  下田太一 氏(合同会社ロジカルキット代表)
 お願い  上履きをご持参下さい。

チラシはここをクリック。

校内ロードレース大会が行われました。

2012年11月17日 22時57分43秒 | 学校生活
 17日(土)。昨日までの秋晴れとはうってかわって,どんよりとした雲が垂れ込め,ぽつりぽつりと雨が落ちてくる。いつ本降りになるやもしれぬ状況で判断に苦しんだが,当初の予定どおり今年もロードレースを実施した。ただし,天候の急変を勘案し,男子の出発を10分早めることとした。
 路面が濡れているため,落ち葉や泥,グレイチングや路側帯等のペイントで滑る危険もあったが,杞憂に終わり,出走した生徒全員が完走することができた。
 また一つ大きな課題をクリアし,また一つ成長したことと思う。明日から3連休となる。体を充分に休め,水曜日には元気に顔で登校してくることを期待する。

※保護者の皆様へ
 PTA役員を中心とした保護者の皆様方には,コースの危険箇所に立っていただき,生徒の健康や安全の確保に努めていただきました。おかげさまで無事に終了することができました。この場を借りて,皆様方の本校教育活動についてのご理解とご協力に感謝申し上げます。
 また,沿道にて,温かい声援をしていただいた皆様方にも,お礼申し上げます。生徒が走り切れたのも,皆様方の励ましがあったからこそです。これからもますますのご支援をよろしくお願いします。


一足早く,初雪を見てきました。 2年校外学習。

2012年11月16日 21時59分24秒 | 学校生活
 13日(火),14日(水),1泊2日の日程で2年生の校外学習が行われた。
 場所は長野県伊那市にある,国立信州高遠青少年自然の家。南アルプスの向こう側,富士見パノラマスキー場のちょうど真裏にあたる位置にある。標高1218mの谷間にあり,年間平均気温は6.6℃で北海道の旭川市とほぼ同じ。
 心配したのは天気。月曜まではお日様が赤く輝く快晴マーク。当日の火曜日は雲と傘,午後からの降水確率は60%。雪を覚悟の出発だった。
 1日目。到着早々に昼食代わりの食文化体験。その後,何とか天候は持ちこたえて,晴れ間が見える中でのオリエンテーリング。行方不明者が出ることもなく無事終了。しかし夕食近くになると雲間が広がり,星空観察は中止。室内での望遠鏡や天体の講義とプラネタリウムでの学習会となった。途中,予報どおり雨が降り出した。入浴,就寝。疲れていたのか,その日のうちにほとんどの生徒が眠りについた。
 2日目。目が覚めると,雪が舞っている。朝食後は,創作活動体験。時折,雪が激しくなるが,積もることはない。昼食の後,予定どおり野外体験活動。マレットゴルフとフライングディスクを雪が舞う中,楽しむ。5時過ぎに無事帰校。
 経過報告はこれくらいにして,2年2組の学級便り『JOYFUL』に載っていた生徒の感想を紹介しよう。

中村莞吾くん
 私は,竹笛を作りました。わざわざ私たちのために身体が不自由にもかかわらず来てくださった講師の先生の話を聞いた後,さっそく作業に取り組みました。竹笛作りにおいて一番大変だったことは竹を45度の角度に削るところです。数十分かかってやっとけずれました。しかし,この竹笛は自分一人で作ったのではなく,お互い教え合いながら全員で作ったものです。これが「協力」だと思いました。

佐野聖哉くん
 僕は道徳の授業で勉強した「余り」を体験するいい機会をもらいました。それはバスの席配置です。正直行きの方はとてもつまんなかったのですが,別の視点から見るとみんなよりスペースが広いのでリュックを空いている席におくことができたし,帰りは一人で落ち着いて寝ることができたので,少しだけ一人もいいのかなと思いました。

 この2つの感想に対して大沢先生のコメントが続く。
 聖哉くんは,決められたバスの座席が一人で乗る一番後ろの席でした。さびしい思いで終わらせず,別の角度から良い方向にとらえようとする前向きな気持ちが見えます。自分の快・不快の感覚だけを書いた作文が多い中で,この二人の感想はとても大人っぽく見えました。中学生であるならば全員にこのような感想を書いてもらいたいというのが願いです。みなさんは毎日いろいろなことを学んでいます。授業で体験活動で,そして日々の話の中で・・・。それを生かすか生かさないかはみなさんの心の持ちようです。


※おまけ
 お金と時間をかけて学校以外の場所で,しかも宿泊をして学習する。そのねらいを今一度「しおり」を読み直して再確認しよう。退所式で蔦木先生が4つの観点で反省をしっかりするようにとの指示も出ていたよね。
 校外学習で学んだことを,今後の学校での授業や生活に生かしていくよう頑張ろう。お互いに助け合い高め合う最高学年になるために。

※おまけのおまけ
 創作活動体験で講師を務めてくれたのは,征矢哲雄さん。83歳という高齢で,しかも野外観察中の事故により腰を痛め,杖をつかなければ歩けないという不自由な体を押して,大月東中学校の生徒に会いたくて来てくれた。なんでも,奥さんの弟が大月に養子に入り,大月にも何度も来られているとのこと。その大月の中学生はいろいろな意味でどうなんだろうと興味を持ったそうだ。
 この征矢さん。ネットで検索すると,ただ者で無いことがわかる。竹笛作りの講師はあくまでも仮の姿。元中学校理科教師で,いろいろな賞を受賞をしている研究家が本業だ。自然環境保護の道における一流の人物としてその世界では有名な人らしい。
 その征矢さん,いや征矢先生が,別れ際に「大月の中学生」に熱く語った。自然の中でたくさん遊びなさい。遊ぶ中で疑問に思ったことを追求したり,もっと楽しく遊ぶための工夫をしたりすれば,どんなものであれそれは立派な研究となる。それが本当の学習である。また,こうも言った。何になるであれ「一流」にならなくてはだめだ,と。
 学力を伸ばし身につけるためのヒントがこの言葉の陰に隠れている。また,「一流」とは,学問とか仕事とかばかりでなく,あいさつやそうじなどといった日常生活のあたりまえのことについても「一流」であるという意味だ。つまり人間として「一流」になれという励ましの言葉でもある。
 大月の中学生として,征矢先生の教えに応える「一流」の人間になれるよう努力しよう。
 個人としての幾多の挫折を経て,あるいは思春期に敗戦という国家の挫折を目の当たりに見て,「一流」となられた先生のお話を個人的にもう少し聞きたかったのは,私だけか....。

秋晴れの下,1年生が校外学習に行きました。

2012年11月11日 07時29分47秒 | 学校生活
 8日(木),1年生の校外学習が行われた。その様子を1学年主任の遠山先生が学年だよりに書いていたので掲載する。

1年生学年たより『第28週予定表』(文責:1学年主任遠山万里子先生)
 今週の木曜日に猿橋方面に校外学習に行きました。お弁当を持って,一日歩き回り,森武七の墓,白山遺跡,宮谷小学校,猿橋,大月市郷土資料館を見学し,ウェルネスパークでは思い切り遊びました。教頭先生が出発する前,実際に自分の目で見て,しっかり学習してくるようにということを話されました。そして,帰りには,今日の説明や見てきたことは,まだ一部なので,自分で興味を持ったこと,疑問に思ったことを調べていくようにとお話しをされました。私(遠山)も新しい発見がありました。自分の住んでいる大月の中に知らないことがまだまだたくさんあります。皆さんと一緒に調べていきたいと思っています。
 見学する中で,教頭先生の説明に一生懸命耳を傾ける姿,郷土資料館の白旗さんの写真を「私はこれが好き」とか「これ何かすごく立体的だよ」と興味を持って眺めている姿,猿橋から郷土資料館へ行く道で,「わぁ,これいいなあ」と川沿いの秋の色に染まった木々のある景色に感動する姿を見たとき,とても嬉しくなりました。いいものや美しいものに感動する心,感性を大切にしていってください。
 一方,課題も残りました。道を歩くとき,列が乱れて,危ないからと何度も先生方に注意を受けました。また,危険な遊び方をしてケガをしてしまった人もいました。これらの反省は,次に外に出るときに活かして欲しいと思います。
 ~一日お疲れ様~

※おまけ
 出発する前日の学年集会。1年生に対し,学習する場所が「学校」から「校外」に変わっただけで,あくまでも「授業」であること,そして「知識」だけでなく,集団行動のしかた,社会的なマナーも「学習」してくるようにと話をした。
 聞くこと,見ることなどの見学態度はおおむね良好。ただし,集団での道の歩き方で注意を受けたこと,けが人が出てしてしまったこと,この2つのことがだけが残念だった。
 良いことばかりでなく,失敗したことも含めて「学習」だ。良いことは伸ばし,失敗したことは改める。これが大事。これがなくては,学習した意味がない。
 出発前の「朝の会」。学年委員長の吉村元希くんが言った「今日の学習を教科の勉強や,日々の生活に生かしましょう」の通りだ。
 これからも君たちの生活の様子を見ているよ。