大月東中学校 美登里の日々

われら励みて人たらむ
われら学びて知るを得む
知るは即ち愛深き
行いをもて証とす
東中学 いや栄えあれ

学びの時間が行われました。

2015年02月28日 12時54分20秒 | 学校生活

27日(金),6校時。
1・2年生の「学びの時間」が行われた。
これは3月2日(月),3日(火)に行われる期末テストに向けて,理解の不足しているところを先生に質問する時間だ。
わからなかったことを質問する生徒はもちろん,あわよくば出題問題を聞き出そうとするちゃっかりした生徒もいる。
また,教室では,生徒同士で教え合う姿も見られた。
どの生徒も期末テストで良い結果が出るよう,この時間の「学び」を生かしてもらいたい。
がんばろう。

この日,ちょうど学校評議員会が開かれ,本校の4名の評議員の皆様にも学力向上への取り組みの一つとして参観していただきました。


3年生で「いのちの授業」が行われました。

2015年02月27日 09時35分24秒 | 学校生活

26日(木),5校時3階多目室において,3年生の「いのちの授業」が行われた。
今回の講師を務めたのは,古屋鮎美先生。昨年の12月に長女を出産し,現在育児休業中の事務の先生だ。
お腹に赤ちゃんがいた時に周りの人たちから受けた親切や,何気ないしぐさに日々の成長を見ることの喜びなどの話をしていただいた。
また,生徒の質問の受け答えの中では,夫の育児への関わりを紹介する中で,男子生徒たちに育児に積極的に関わり楽しむ「イクメン」になりましょうと呼びかけた。
生徒たちの中には,すでに甥や姪のいる叔父さん叔母さんも多く,自分の経験と照らし合わせているのか,古屋先生の話しにうなずく姿があちらこちらに見られた。

※おまけ
Remember 生まれた時 だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して 最初に聞いた Welcome
Remember けれどもしも思い出せないなら
わたしいつでもあなたに言う 生まれてくれて
Welcome

自分のいのちを大切に
支えてくれた人たちに感謝を
周りのすべてのいのちを大切に


3年生理科で環境保全・リサイクルについての特別授業が行われました。

2015年02月22日 13時23分45秒 | 学校生活

20日(金),先週に引き続き3年生の理科の特別授業が行われた。
今回の講師は,富士吉田市にある株式会社総合リサイクルセンター黒田の代表取締役である黒田光秀さんを講師としてお招きした。
演題をメモするのを忘れたため正確に記せないが,話の内容は「リサイクルと環境問題」だった。
授業は前回と同じくクラスごとに行われ,最後の授業となる3組を参観させていただいた。
3時間連続ということで,ややお疲れぎみ。しかし,張りのある声でリサイクルや環境保全に関わる問題について熱く語ってくれた。

冒頭に,1.2kg,3ℓ,10㎥の数字を板書し,この数字は何を意味するのものか生徒に問いかける。
真剣に生徒たちは考えるが,なかなか正答が出てこない。
これは,一人の人間が一日に食べる食事の重さ,飲む水の量,吸う空気の体積のおおよその数値だ。
言い換えれば,人間が生命を維持するために自然を消費する必要最低限量だ。
しかし,他の動物も同じように食べ,飲み,呼吸し,自然を消費している。
人間が他の動物と決定的に違うのは,自然に働きかけて自然に存在しないものを創り出すこと。
そして,そのままでは自然に戻らない,あるいは今の技術では自然に戻せない「廃棄物」を出すことだ。
次に提示したのは各国のトイレットペーパー。
開発途上国から先進国までのものと比べ,日本製のトイレットペーパーは白さがひときわ目立つ。
しかも他の国のものが,向こうが透けて見えるくらいに薄かったり,ところどころ穴が開いていたりなのに,適度に厚みがあり柔らかそうで明らかに「質」が良い。
トイレットペーパーは,一度使えばリサイクルできない,いわば最後のカタチ。
だから他国では,再生紙を質の悪いままで使っている。それに対して日本は,伐採した木材を原料とするバージンパルプを使用したり,同じ再生紙でも漂白して見た目を良くしている。
何が違うのだろうか。
黒田さんはトイレットペーパーを作るのに森林・環境破壊につながるバージンパルプではなく,再生紙でたくさんだと言っているわけではない。
紙,ペットボトル,アルミ缶などに限らず,一度使用した廃棄物を再生するのには,原料からそれらを作る以上のコスト(電気・水,そして人件費)がかかるということもちゃんと指摘した上でこう語りかける。
・本当に必要なものだけ手に入れる。
・ゴミの細かな分別を徹底する。
続けて,次のような山火事を消そうとする小鳥の話をする。
燃え広がる火の勢いを見て,多くの動物たちが消火をあきらめて逃げていく。
そんな中,小さな鳥が池に飛び込み翼を水で濡らして燃え盛る炎の上に飛んでは水滴を落とし続ける。
他の動物たちは,「お前の羽一つではこの山火事を消し止めることはできない。無駄なことだ」と小鳥の行為を笑う。
小鳥はそんなことは百も承知であると言い,「でも,自分が今できることをやらないではいられない」と,翼の雫を山火事にむけて垂らし続けた。

※おまけ
環境問題は難しい。
リサイクルも難しい。
便利って何だろう。
「豊かな生活」って何だろう。

山火事と小鳥の話は,「雑宝蔵経」という古代中国の物語集や南米エクアドルの先住民族の言い伝えにもある。
単行本としては『ハチドリのひとしずく いま,私にできること』(辻 信一 (監修) 光文社 (2005)。


三年生に贈る会が行われました。

2015年02月19日 22時54分43秒 | 学校生活

19日(木),予定通り「三年生に贈る会」が行われた。
それぞれの学年とも,練習の成果が充分に発揮され,素晴らしいものとなった。
1・2年生の出し物からは,3年生への感謝の思いと励ましの気持ち,そして伝統を引き継ぎ発展させていこうという決意が感じられた。
また,3年生は,最高のパフォーマンスを見せ,後輩たちに手本となる姿を示すとともに期待を込めてあとを託す心情が伝わってきた。
一つの取組を終えて,また一つ生徒たちの成長した姿を見ることができ,うれしくそして楽しいひと時を過ごすことができた。
各学年主任のコメントも読んでみよう。
1年生
2年生
3年生

※おまけ
3年生諸君。
中学校生活の集大成は3月11日(水)に行われる卒業式だ。
後輩たち,君たちの家族,そしてたくさんの来賓の皆さんの前で,さらに進化・発展した姿を見せてくれることを期待しているぞ。
頑張れ。
君たちなら必ずできる。


三年生に贈る会のご案内

2015年02月17日 18時07分50秒 | 学校生活

1月30日付の通知でお知らせしましたように,2月19日(木)に1・2年生がこれまでお世話になってきた3年生に対して感謝の気持ちを伝える「三年生に贈る会」が開催されます。
本校の教育活動を知る良い機会ですので,多数の保護者の皆様のご来校をお待ちしています。

要項は以下の通りです。
1 日程
   平成27年2月19日(木)
     13時30分  保護者,1・2年生入場完了
     13時35分  3年生入場,開会
     15時30分  3年生退場,閉会予定
2 会場
   大月東中学校体育館
     体育館へは体育館玄関より直接お入りください。
     生徒が体育館へ移動した後に,校舎のすべての出入り口を施錠します。
3 内容
   プログラム ← クリックしてください。
4 お願い
    上履きと,下履きを入れるビニール袋をご持参ください。
    駐車場は校庭になっています。生徒玄関前から体育館にかけて駐車してください。
    プール工事中につき,ご不便をおかけしますがご容赦ください。

※おまけ
「3年生に贈る会」の各学年の取組の様子を見て感じたこと。
やはり,さすが3年生。一番迫力のある歌声を響かせていた。特に男声は素晴らしい。そして,それに支えられた女声も美しい。当日はさらに聴き応えあるものとなるだろう。
次に2年生。1・2年の合同練習では,橋村会長をはじめとする生徒会本部が中心となり,自分たちの力で三贈会を創り上げていこうという強い意欲が感じたられた。これまでの伝統を引き継ぐとともに,新たな伝統を刻む一歩になるだろう。
最後に1年生。まだまだ先生方の細かい指導を必要としていたが,スポンジのように吸収し,歌うたびにうまくなっていった。そして,実に楽しそうに,伸びやかに歌っている。男子の最上段,真ん中あたりの3人はいい雰囲気を持っている。注目したい。
ただし,気になったこともある。
それは,それぞれの学年に,数人ずつ,集中できない生徒がいたことだ。
きょろきょろしたり,うつむいたり,隣の人をつついたり,あげくの果てには大きなあくび。
一度気にし始めると,どうしても目がそこに行ってしまい,目立ってしまう。
まるでお気に入りの服についたシミのように。
やっぱり,きれいに洗濯をして,アイロンをピシッとかけたような,美しく張りのあるすがすがしい声を聴きたいと思う。
やる以上は,最高のものを見せて欲しい。
本番を楽しみにしているよ。