近事変々

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※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

「山車揃い」、「宵山」、「曳っかわせ」、十分に堪能してきた川越まつり。

2007-10-22 09:46:06 | 民俗・行事
 20日の土曜日は川越まつりの初日だったが、よく晴れて絶好のお祭り日和となり、人出もかなり多いように思われた。
 最初は、かって知ったる道々を通り抜け、「山車揃い」の会場である市役所前に行ったが、山車が出揃う前から人、人、人で混雑していた。あたり一面の人込みを見ると、川越まつりの人気のほどがよくわかる。
8台の山車が次々と会場に引き入れられる「山車揃い」は壮観であり、山車ごとの舞台での踊りも多彩であった。
勢ぞろいのあとに川越市長の挨拶があり、各屋台が順繰りにお囃子を披露したあとは、それぞれの御会所に向けて引き出されて行った。
 夕方までの間、弁当を食べたり、菓子屋横丁などに足を運んだりして時間を潰した。
日が落ちてから「宵山」を見物、メイン会場の一番街通り、中央通りを15台の山車が提灯に明かりを入れて展示され、お囃子と踊りをじっくりと見ることができた。
写真を撮りながら何度か往復するうちに人出が増してきて、すれ違うのもやっとという状況になってきたが、おおかたの山車は見ることができた。
 最後は川越まつりのハイライトともいうべき「曳っかわせ」を見るため、去年と同じ連雀町の交差点で待機していたが、7時過ぎには山車が4台も5台も鉢合わせし、舞台がクルリ、クルリと回るたびに観衆からどよめきの声が上がった。
それぞれの屋台のお囃子も急テンポの調子になり、いやが上にも興奮する瞬間である。「曳っかわせ」は、祭り好きには、自分も曳き手に混じっているかのような興奮を覚える場面である。
混雑もひとしお、時々、人並みが押しくら饅頭のように崩れそうになり、立っているのがやっとという有様だった。 
 帰りが遅くなるので、まだ「曳っかわせ」が行われている本川越駅前の交差点を横目に見ながら帰ってきたが、何度行っても川越まつりの素晴らしさは変わらない。
ことしは一人で行ったので、隅から隅まで十分に堪能してきたが、ほとんど半日立ちっ放しだったので、さすがに疲れて、帰り際には腰が痛くなってきてしまった。

   【市役所前の「山車揃い」】





   【川越市長の開会あいさつ】



   【大手町の山車・・・天鈿女命(あめのうずめのみこと)】



   【志多町の山車・・・武蔵坊弁慶と草刈童子】



   【新富町二丁目の山車・・・鏡獅子】



   【中原町の山車・・・川越太郎重頼(しげより)】



   【元町二丁目の山車・・・山王(さんのう)】




【脇田町の山車・・・徳川家康】



【川越市の山車・・・猩々(しょうじょう)】


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