勇忌の様子を紹介する読売新聞記事
以下、紙面より転載させていただきました。
ファン100人近藤勇しのぶ 流山で法要
新選組局長だった近藤勇をしのぶ法要が、ゆかりの地である流山市の長流寺で営まれた。コロナ禍を経て5年ぶりの開催となり県内外から100人の近藤ファンが訪れた。
同市は、戊辰戦争の甲州の戦いで敗れた近藤が土方歳三とともに駐留したが、新政府軍に包囲され、捕らえられた地。法要は2004年に、新選組がNHK大河ドラマになったことがきっかけとなり、同年から、例年4月に行われてきた。
法要には、地元歴史研究会の会員や、近藤の子孫である宮川清蔵さん(85)らが参加。読経が続く中、一人ひとりが焼香し、近藤に思いをはせた。宮川さんは「勇には心残りもあったと思うが、きょうここで勇の気持ちもやわらぎ、安らいだと思う」と参列者に感謝の言葉を述べた。
法要後には、幕末史や新選組の研究家・伊東成郎さんの記念講演も行われた。