2019年9月「ミニSLフェスタin おやべ」報告

2019-09-24 09:23:13 | 投稿記事

2019年9月「ミニSLフェスタin おやべ」報告
今年は国鉄型蒸気機関車大集合。

会員番号31-117
岸田  弘

 

毎年9月に、富山県小矢部市のクロスランドで開催されるミニSLフェスタ。「敬老の日」にかけて9月15日(日)-16日(月・祝)に開催されました。
今年も、「池と山裾を回る8の字」の常設線600mと、「円形の交流広場を回る」仮設線600mの、全長1200mを自由に走ることができるレイアウトが用意され、28組のミニ鉄道仲間が全国から集まりました。年々高まる人気で、昨年は先着順の受付となり、今年からはさらに抽選となり参加することが難しくなってきています。
この時期は台風シーズンでもあり、ここ3年ほど2日間とも好天に恵まれたことがないのですが、今年15日は快晴で汗ばむ陽気、16日は雨が降ったり止んだりと、またも雨の歓迎を受けました。


■始発列車出発/東茨城郡・杉本(洋)さん(C50)

初日の10時、強い日差しの下、フェスタ開始と同時にお客さまを乗せた車両が駅から次々に出発します。始発列車は東茨城郡・杉本(洋)さんのC50。

今年の特長は、8.4分の一スケールの「国鉄型蒸気機関車」が13両も大集合したことです。2日目の朝、ターンテーブルに集合した7台とそのオーナーで記念撮影しましたが、この他にも6台の国鉄機が走り回っています。その様子は写真で…。とはいえ、全長1200mのレイアウト。カメラが追えなかった機関車もあり、その方には「ごめんなさい」。


■壮観!国鉄型大型蒸気機関車とオーナーが大集合


ロングランレイアウトと多数の機関車が集まるこの運転会では、北杜市・和田さんのC58+駿東郡・中川さんのC58+鉾田市・楠さんのC12の豪華3重連が爆走します。
初日の終了間際には横浜市・大坂さんのC58も加わって4重連が11両の貨車を引く何とも贅沢な風景が見られました。


■豪華3重連が爆走/北杜市・和田さん(C58)+駿東郡・中川さん(C58)+鉾田市・楠さん(C12)


OS機では、京都市・八木さんのマウンテン、奈良市・山田さんのC21、杉並区・鶴見さんのBR24、そして、神戸市・内山さんの5吋改軌クラウスが、見事常設線600mを3周し、満面の笑顔を見せてくれました。


■秋空の下、運転を楽しむ/府中市・佐藤さん(C56)

OSのパワーユニットを組み込んだ車両は、西東京市・武田さんのN700系5両編成、新宿区・岸田の小田急10000型と神戸市・内山さんのドクターイエロー、三鷹市・大山さんのE235系新型山手線等です。

大山さんは今年初参加。ステンレスシルバーとライトグリーンの軽快な車両は、子どもたちにも大人気。2日間、ほとんど休みなしにお客さまを乗せて走り回っていました。


■おやべ市のマスコット「メルギュウくんとメルモモちゃん」を乗せて/横浜市・大坂さん(C58)

 


■子どもたちが見守る中、駅を出発/春日井市・井上さん(C56)


■丘を越えて/明石市・古橋さん(8630)



■旧型客車がよく似合う/焼津市・四之宮さん(C56)


地元おやべからは、村西さんの10分の一スケールの大型北陸新幹線E7の6両編成、中島さんの「ななつ星機関車DF200-7000」が輝いて見えました。

その他自作機もあり、多様な車両が揃うのがミニSLフェスタの楽しみでもあります。

 


■大型機D51も運客に専念/裾野市・杉本さん



■強い日差しを避けながら/静岡市・奈良間さん(C55)


■常設線最高地点を走る/香芝市・村本さん(C58)


■マウンテンも大活躍/京都市・八木さん


■回送車両を北陸新幹線が追う/奈良市・山田さん(C21)


■クロスランドタワーをバックに鉄橋を渡る/杉並区・鶴見さん(BR24)


■5吋改軌のクラウスで常設線を3周し大満足/神戸市・内山さん


■待避線から出発/新宿区・岸田(小田急10000型)


■ドクターイエローも子供たちの人気者/神戸市・内山さん


■初参加の新型山手線も大人気/三鷹市・大山さん(E235系)


■池に北陸新幹線の影を映して/小矢部市・村西さん(E7)


■「古代漆色」と「金文字」が輝く「ななつ星」/小矢部市・中島さん


今年も、これだけの運転会を準備していただいたクロスランドおやべとミニ鉄道クラブの皆様に感謝致します。