2012年9月蘇我運転会報告

2012-09-10 14:31:24 | 投稿記事

2012年9月蘇我運転会報告


『猛暑を反省するかのような雷雨のなか、3機関車が初入線』


会員番号32-65



大島 誠 様







9月の蘇我運転会は2日(日)、千葉市蘇我「花の駅そが」のレイアウトで開催されました。
今年の夏の猛暑がウソのような雷を伴う強い雨が降ったりやんだりの定まらない天気。
早々に運客は中止を決定しました。運客走行のために張りきって午前中のみご参加の吉岡さんは、準備もするもご活躍の機会がなく。次回よろしくお願いします。

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今にも雷雨になりそうな異様な雲行き

武田会長は、N700系新幹線の中間車両完成のお披露目運転ができず、倉庫の改造に着手。
同じくN700系持参の石川さんは雨の中運転ができず、自作の踏切の設置テストの後、武田さんのお手伝い。それにしても、踏切は実に多くの工夫がなされていました。

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ずらっと並んだN700系中間車両

メンバーは一瞬止んだ雨に我先にと走行の準備をしました。しかしまた雨。午前中はC21の成田さんが数周運行できたくらいでしょうか。
本日は、神戸から内山さんが、製作中のドクターイエローを持参。雨の合間を狙って試験走行されていました。

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ロケット号の青木さん、今回は自作の一人乗り電動車持参の馬場さんも、午後の晴れ間を狙って運転を楽しまれていました。また、クラウスを現在製作中の近藤さん。水圧テストと見学を兼ねて来られて、皆さんと積極的に情報交換をされていました。


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さてさて、本日のメインイベント。私のC62をはじめ3機関車が初入選しました。
それもすべて3.5吋。内回りの周回線は賑やかになりました。
それを祝ってか、昼から晴れ間が差し込む程度に晴れ渡ってきました。いざ出陣!

本日初めて参加の西本さん。非常にきれいな組立をされたC11を持ち込まれ、快調な走りを披露されていました。奥様も初走行を見学・同乗され楽しまれていました。夫婦で楽しまれている光景は、ほのぼのした感じてす。

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千葉から参加の石川様。C62 3号機の初入線です。私のC62組立の際に色々と相談にのっていただきました。既に何台ものSLを組立られた経験から、仕上がりは実に見事でしたし、走行も快調です。


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さてさて、今回の運転会報告をいつもの岸田様の代理で担当した私。
初入線のC62 3号機を持ち込みました。
前回6月の蘇我運転会に初参加(見学)させていただいたときはテンダーのみ完成でしたが、猛暑の中、ひたすら作り続けてなんとか今回の運転会に間に合いました。実は1週間前に千葉の石川さんの自宅レイアウトにて試験走行をさせていただき、とりあえず走ることは確認できていましたが、いざ公式デビューとなると緊張するものです。

雨の合間に準備を進めていたものの、突然の大雨でテントの下で雨宿りした。これも初入線の試練でしょう。スチームアップまで時間がかかり、まだまだ素人です。
なんとかスチームアップも完了して本線へ。

レギュレータバルブを少し開き、体が全身で感じる動きだす瞬間。もうたまらんです。童心に帰った瞬間。そして組立に幾度か徹夜したこと、うまく組み立てられず何度かやりなおしたこと、家族サービスを一部犠牲にして子供から睨まれたこと等、様々なことが脳裏に浮かびます。でも、これらがすべてが感動に替わるのがライブスチームの楽しみ。やってみたがある人にしかわからないですね。いや楽しいです。


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少し緊張しながらも、快調な初走行in蘇我

すっかり自身のとこになってしまいましたが、今回の蘇我の運転会は自身のことが精いっ
ぱいで、皆さんのご様子も分からないまま報告書を書かせていただく形になりませんでしたがご容赦ください。(そう考えると、いつも岸田さんの巧みなご報告は凄いと思いました。)

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最後に、記念写真。皆さまお疲れ様でした。

実に楽しいです。皆さまからの様々なご助言もあり、C62走行を実現できました。この場をおかりして感謝申し上げます。
いつもの行楽帰りは疲労困憊なのですが、蘇我からの帰りは違います。全く疲れていません。渋滞もなんのその。アドレナリンが出っ放しなのでしょうか。早速帰宅して、今後の改修・改善ポイントをメモ書きにして、それを考えながら床に就くも目がパッチリ。
ライブスチームとの出会いに感謝。皆さまとの出会いに感謝。


津田沼ふれあい夏まつりの運転報告

2012-09-10 14:20:25 | 投稿記事

平成24年7月21日(土)に開催された津田沼ふれあい夏まつりでの運転報告です。
平成15年から毎年参加しているこのイベントは、地元の小学校PTAの父親委員会と協力しての参加で、売り上げの全額をPTA並びに青少年の健全育成のための寄付をしています。これまでの寄付で学校テントの購入や防犯カメラの設置が成されました。

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<配線全景>
総武線脇の市道を通行止めにして会場を確保。
実物の車両との併走となり、お互いに汽笛の合図も。

今年からは運転会場をメイン会場から総武線線路脇の市道に移し、警察署の御協力で道路を通行止めにしての会場確保になりました。いつもは車が行き交う場所を独占して運転できるのは、気持ちがいいものです。さらに、総武線と併走するかたちとなり、すれ違う併走するEF65や快速電車の運転士さんが手を振ってくれたり、お互いに汽笛を鳴らし合うなど、楽しい運転にもなりました。来賓として野田総理(地元です)の奥様(ファーストレディ!)がわざわざメイン会場から見にきて下さりました。何でも、お二人のご子息も鉄道ファンで、小さい頃はミニSLに乗せたことがあるそうです。

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<乗降線付近>
1番線(総武線側)からコッペル(自作)が発車、2番線は客扱い中、手前の電機は場内信号機の進行現示と開通方向を確認して後進で1番線へ進入するところ

 

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<トンネル部>
往路から復路への引き上げ線部分はトンネルにしています。引き上げ線の列車の有無を信号機が現示します。

運行形態は往復ですが、3列車の同時運行を行うため、往路と復路とを分離し、複線区間のような運行になっています。分岐器は5つ(メンテナンス用の引き込みを除く)になりますが、スプリングポイント化することによって、2線ある乗降線への進入分岐のみを制御すればよくなっています。信号機により往路から復路への引き上げ線の進入、乗降線への進入の現示を行っています。前者はリレーによる自動信号、後者は分岐器の制御と連動しています。電気転轍器や信号機は会のメンバーの力作です。

運行は11時~18時で、OSのBR24,C11など蒸機3台と電動車2台で行い、約1,500名の方に乗車してもらいました。