丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

子どもたちの「ホールボディカウンター」が決まって坪倉正治先生にメールを送りました

2013-09-14 12:23:24 | 日記
丸森町の一條己(おさむ)です。昨年の講演会では大変お世話になりました。南相馬の様子を覗かせていただいています。
 
昨日、町からの説明があり、小学生以上18歳の
丸森町の子ども達が相馬市の協力でホールボディカウンターの検査を受けられることになりました。
相馬の市長さんや相馬中央病院と公立相馬総合病院の医師の方々には大変お世話になります。
土日に検査をお願いするということで先生方も大変でしょうがよろしくお願いいたします。
 
現在、丸森では家屋や農地の除染を実施しています。
除染した畑から生産された物の検査をもちろん実施していますが、
牧草の結果に驚いてしまいました。
先日、筆甫にある町営放牧場の除染結果を調査に行ったのですが、
18区画の牧野のうち13区画から生産された牧草が宮城の基準値50ベクレルを上回っていました。
55~390ベクレルです。もちろん、放牧はできません。
一番除染効果があると指導された30センチメートルの深さで天地返しを実施した結果がこれでした。
線量が低いとされる我が家の周辺でも畑によって測定結果はまちまちで一日1キロ食べさせてくださいと指導された方もいました。私も酪農家なのですが、震災以来牧草の作付は中止しています。
これからの対策の支持もないと聞いて、まだまだ油断できないと再認識しました。福島はどうなのでしょうか。
 
福島に来てから2年半になり、先生には体に気をつけていただきたいと思います。

一般質問回答要約

2013-09-10 23:09:54 | 日記

 

幼保小中一貫教育を

一條 己議員

 

教育長懇話会で一貫性のある教育を考える

問①町たんぽぽこども園には0歳児から子供たちがいて、これまでの保育所では行われなかったような子供の能力を育てるような取り組みもされている。町は結果的に0歳児から15歳までの教育をするようになった。子供達がより良い目標に到達するために一貫した教育をするチャンスである。

答①貴町内各小中学校では地域の特色を生かしながら、独自の経営方針を掲げ、学校教育の具現化に向けて、全力を挙げて取り組んでいる。自分の人生を自ら拓いていく「志教育」を進めていくうえで、小学校、中学校だけではなく、こども園、保育所等の幼児教育の場から、小学校教育への移り変わりに、お互いが共通認識を持ち、一貫した方向性が必要である。「小一プロブレム」「中一ギャップ」とよばれる、新しい環境、雰囲気、人間関係などから起こる不適応や問題行動を防ぐためにも、連携を図ることが、重要である。幼保小の接続、小中の接続を円滑に移行できるような体制を整え、連携を検討するため、九月下旬に懇話会を開催して話し合いをしていく。

問②町では「放射光施設」の誘致運動をしている。先進地を見ると、研究所や大学などの学園都市や高速インターができている。少子化を逆手にとって、他では出来ない、地域とのつながりの教育や地域で起業して少子化を解消する教育をしてはどうか。

答②周子ども達が、自らの進路を決め、お互いに認め合い、高め合い、努力する共生社会を担う一員となるよう、成長を願う。(59行)。