「一条おさむだより」後援会報の内容です。
一般質問は調査研究をして、40分のあいだ、町に建設的提言や苦言ができる機会です。
次の議会まで3か月間。調査や視察を重ねて提言をまとめます。
幸い私には町に対する意見や提案を教えてくれる方が沢山いたので、
3期(12年)で40回を超えました。
一条おさむの4年間(3期目)
議会登壇回数
一般質問 16回の定例会中16回
予算案総括質疑 4回の予算議会中4回
決算総括質疑 4回の決算議会中4回
100%の登壇でした。皆さんのおかげで、「みんなの代弁者」として、町に対して、たくさんの提言をすることができました。 |
「一条おさむ」です。“何もない”でも、
種をまくことから、農業は始まります。私にとって、人との付き合いも、まちづくりも、ほんの少しの想いから始まります。
町民の皆さんの意見を聞いて、何とかしたいと、夢のような「マイプラン」を描いて町に提言をしてきました。
H27.9.一般質問
1、原子力発電所再稼動への考え方について
川内原発再稼動が報道された。宮城県でも東北電力女川原子力発電所再稼動の手続きが進められている。丸森町災害対策本部が出した「住民の皆さまへお知らせ」などを見直しながら、いろんなことを考えてしまうが、「福島県と同程度の原子力被害にあった町」の長として、原子力発電所再稼動に対する考えは。
2、斎理屋敷と八雄館周辺の市街地について
斎理屋敷と八雄館周辺の市街地の街路灯が新しくなった。
商店街の皆さんの負担とまちづくりの情熱の結果である。
観光地らしい道路や歩道の整備。高齢化した住民の日常の買い物の安全と利便性の確保。
空き店舗や適正に管理されない空き家の相談等の対策は。
3、最近多くなっている豪雪時の高齢者世帯の除雪対策について
豪雪時の高齢者世帯の除雪対策についてだが、通勤などに使われる主要道は業者に委託して対策はされているが、
高齢者世帯の生活道の確保について町に除雪の相談がある。
現在の体制で除雪の手の回らないところの対策が必要である。
実際にボランティアなど各地で取り組まれている。町長の考えは。
4、再生可能エネルギーの普及について
丸森町は太陽光発電だと町長は言ったが、第5次長期総合計画で事業費が5年後まで同じというのは、
何も期待してないと同じではないか。阿武隈急行の車窓からは太陽光の取り組みが多く見えるし、
たいして山林もない町がバイオマス発電の計画をしていると聞く。
原発事故で苦しんだ我が町が遅れをとっていいのか。
〇サル・イノシシ対策の強化
*有害鳥獣対策は町で一番の重要課題。
生態調査などによる頭数減少の取り組みと共に、町でイノシシ処分地を設けたり、
町民総参加の「サル・イノシシ駆除の日」を設けるなどの取り組み。
〇高齢者支援
*健康寿命を長くすることは医療や介護費用の削減にもつながります。
スポーツ施設の充実や団体活動への支援強化。
*大雪・大雨は高齢者には特に大変です。生活道路や避難路確保対策の取り組み。
活力ある町をつくる青年活動の支援について
*農業・商業・工業後継者や新たな起業者の支援。
*町長は報酬の30%を返上して「子育て支援」を推進しました。
私は政務活動費を自費で対応しています。町から出ている青年活動費は名目程度です。
地域創りを考えている青年活動の支援にあてるように町長にお願いしました。
〇買い物や交通の便利な町
*中心市街地の整備
*阿武隈急行利用促進とデマンド交通の改善に取り組みます。
*住んで便利な、商業施設や公共施設・住宅地整備の取り組み。
〇東京電力原発事故対策
*原発再稼働は核のゴミ処理を解決するのが先である。
*子供たちの健康調査の継続。
*必要な除染の継続。
*再生可能エネルギーの推進。
〇子育て支援
*保育料無料の継続。
*新しい館矢間保育所の早期建設。
〇買い物や交通の便利な町
*中心市街地の整備
*阿武隈急行利用促進とデマンド交通の改善に取り組みます。
*住んで便利な、商業施設や公共施設・住宅地整備の取り組み。
〇学校について
*幼保小中は今の特徴ある教育を進めます。
*伊具高校との連携を進めます。
いろんな集まりで、ほかの地区の住民は 「スーパーができるなんて」
~いいね!舘矢間~とよく言っています。
第五次長期総合計画(H27~31年)では丸森駅周辺住環境整備促進事業は0円です。
そこで私は一般質問で町長にその真意をたずねました。
「最近の丸森町は、舘矢間バイパスの丸森大橋開通があり、常磐自動車道の開通。
町に隣接するインターチェンジやスマートインターもできる。
また、舘矢間地区には、ショッピングセンターなどの商業施設が建設される。
近くには、小学校があり周辺には舘矢間保育所の建て替えが検討されている。
買い物に便利、交通の便がいい街、子育てに適している地域になる。
民間不動産業者と協力して、まちづくりセンター、阿武急丸森駅前をふくめた「地域の未来イメージ図」を広報に掲載したり、
宅地展示場を作って公開するなどすれば、町のイメージアップの一つになる。
これまで通り丸森の強み、
田舎暮らしや自然の魅力、
少人数教育の利点を
発信する取り組みを高めるのはもちろんだが、
開発業者とタイアップして、
住まい情報誌やホームページ、SNSを積極的に使って開発を進めてはどうか。」
9月の定例会
調査会社に依頼していた、「工場用地適地調査結果」が報告されました。
適地は「大内空久保5,2ha」「寺内・金山工場団地地区19ha」常磐道ICとの接続道路R113号、県道245号の沿道の適地候補です。
広くて安全な道路になれば、企業誘致も有利。
大内や金山の市街地で歩道のない国道113号を解消するためにバイパス効果を検討する必要があります。
10月1日の臨時会
台風18号大雨の報告がされました。
9月9日4:10~11日13:30の間、消防団員400名が出動。
58世帯135名が避難。床上・床下浸水34棟。通行止め50ヶ所。筆甫総雨量601㎜。排水ポンプ車3台・消防団ポンプ車23台排水活動。
農業被害2521万3千円。
各議員の質問に対して、
「線状降水帯が筆甫・四重麦・次郎太郎・笠松・大張を結んで13時間降った。計画を上回る量で今後の対応は以前使っていたポンプの再生も検討。避難については以前被害があったことを伝えていく。避難訓練については住民の意見を踏まえて検討する。」
通常、小斎・金山・舘矢間など常習の冠水地区は2台の排水ポンプ車で対応する計画でしたが、
役場周辺の1mにも及ぶ冠水のため対応に追われ、消防団のポンプ排水のみとなりました。
今後、各地で排水ポンプ車を利用するにしても、丸森地区のように排水場所の整備などが必要です。
地域住民の意見を聞く場が必要です。
H27,9月の定例会
調査会社に依頼していた、「工場用地適地調査結果」が報告されました。
適地は「大内空久保5,2ha」「寺内・金山工場団地19ha」
丸森地区では他に候補地として「宮ノ脇・作田2,6ha」「泉7.8ha」など
常磐道ICとの接続道路R113号、県道245号の沿道の適地候補評価です。
H27,10月1日の臨時会
台風18号大雨の報告がされました。9月9日4:10~11日13:30の間、消防団員400名が出動。
58世帯135名が避難。床上・床下浸水34棟。通行止め50ヶ所。筆甫総雨量601㎜。排水ポンプ車3台・消防団ポンプ車23台排水活動。
農業被害2521万3千円。
*役場周辺の冠水の各議員の質問に対して、
町は「計画を上回る量だった今後の対応は以前使っていたポンプの再生も検討する」
*私は周辺住民の意見として
「車の通行止めはもっと早くできないか」「50ヶ所以上の土砂崩れや金山など役場前より早い冠水があった。箇所数が多くて遅れた。」
「まちづくりセンター避難路の周知を」「役場側には看板を立てたがロイヤル側には立てられなかった。今後周知をする。
「民家浸水に土嚢を早く」「消防団は排水に追われていた。役場職員の対応も検討する。」「住民の意見を直接聞いて十分な対策を」「とりあえず、住民の意見を聞く。」
「中学校では地震の避難訓練を、消防団は水防訓練をしている。避難路など様々なことを住民に周知するには避難訓練が効果的ではないか」「訓練というか、以前、被害があったことを伝えていく。住民の意見を聞いて検討課題とする。」が私の質問と町の答弁でした。
地域の文化
地域の和があって。小学校がある。文化がある。あぶくま駅に伝承館が近くにある。
トンネルの多いローカル線のこだまする警笛や線路の音は「ジブリの世界」。沢山ある小さな森は「トトロの世界」。
古い歴史があり、いろんな言い伝えがあり。生活や、農作業に使った古い物があり。物知りのお年寄りがいる
。直売所があり、ツリーハウスでシュアリング。斎理屋敷もかなわない。
詩を作る人がいて。曲を作る人がいて。歌の上手な人がいて。字を書くのが好きな人がいて。踊りの好きな人がいて。料理の上手な人がいて。
国道349号も走ってる。
「早期改良着工に私も国会に陳情に行きました。長谷川県会議員や知事さんの力も得て『国直轄事業』の道も見えてきました。」
タケノコ、あんぽ柿。へそ大根。わらびの漬物。いちじく、菊の花。もち米、うるち米。パンやコーヒー。
林業・養蚕・和牛がいる。
こころのふるさと耕野