丸森町から! 一條己(おさむ)のほっとする丸森

15頭の乳牛と田に30羽の合鴨。畑に特産ヤーコンを作っています。訪れるだけで「ほっとする町」丸森町の様子をつづります。

丸森町の地域ブランド戦略についてH27年3月定例議会の一般質問を提出しました。

2015-01-28 21:51:06 | 日記

H273月定例会一般質問

 

全文

 

丸森町の地域ブランド戦略について

 

 最近の丸森町は、舘矢間バイパスの丸森大橋開通があり、常磐自動車道が浪江町まで開通し、町に隣接するインターチェンジやスマートインターが造られています。また、町では町政60周年の様々なイベントを開催しているところです。さらに舘矢間地区には、ホームセンターやコンビニに加えてスーパーマーケットが開業しようとしています。

 除染も完了して、丸森町が大きく変貌しようとしているこのタイミングで、丸森町の魅力をさらに高め一人でも多くの方が丸森に住みたい、住み続けたいと思う町にする絶好のチャンスです。いま町は、町の魅力を内外にアピールしていくために町の特性や資源を明確にして丸森ブランドを構築して交流人口70万人を目指しています。そのためには丸森と聞いただけで「おー」と言われるような町を作るために長期総合計画を作って進めるのだと思います。

 ①定住促進ですが、今はポケットから小銭を取り出すようにして、丸森地区や舘矢間地区で少しづつ町の土地をアパート、宅地として供給する取り組みをしていますが、町には民間に宅地供給の補助事業ありますし、もっとダイナミックに町のイメージアップを計り、人口の増加につなげたり、ファンを増やしていくなど大きな効果を地域にもたらす。たとえば、舘矢間地区ですが、商業施設が充実し、小学校があり保育所の立替が検討されています。定住、子育てに適している地域です。まちづくりセンター、阿武急丸森駅前をふくめた「地域の未来イメージ図」を広報掲載したり、宅地展示場を作って公開するなどもイメージアップの一つになります。これまで通り田舎暮らしや自然の魅力、少人数教育の利点を発信する取り組みを高めるのももちろんです。これまで以上に開発業者とタイアップして、住まい情報誌やホームページ、SNSを積極的に使ってすすめていただきたいです。

 ②今、丸森地区の斎理屋敷でひな祭りをやっています。丸森いち、斎理幻夜などイベントのときに沢山の人に来ていただいています。体験イベントや直売所などの生産販売活動がその間を埋めるように活発で、交流人口が増えてきました。震災で失った観光や物産など町のブランドや地域が復活してきています。地域の商品・サービス・イメージのブランド化が明確になり確立してきていますが、他に対してのアピールが課題です。SNSを積極的に利用するのはもちろんですが、日頃、町長は仙台や東京の物産展で販売すると、丸森のが早くなくなり、売り上げも一番多いと話しています。地域イメージのブランド化が成功しています。ファンネットやふるさと納税の記念品の全国への発信に加えて、一定期間でも、町がブランドと認定したものを都会の特産品売り場やスーパーで販売するのでも良いので、移動アンテナショップのようなものをしてはいかがでしょうか。考えを伺います。

 ③丸森らしい子供を育てる。子育て支援についてですが、全国的に人口減少が進んでいます。日本一の子育て支援の町は町長の目標ですが、第2子以降の保育料無料化をはじめ、一歩、一歩充実してきています。でも、子育て支援日本一を目指す町は全国にはもちろん、仙南の市町の中にもライバルはいます。住んでみたい町だと全国から言われるような支援策の充実を期待しますが、近隣市町と横並びではない、どのような支援の拡充を考えているのか、実現するための決意を町民や担当者にどう伝えるのか、考えをお伺いいたします。