知床五湖は二つのコースに分かれていて
左から回る木道のみのコースは無料でレクチャーを受ける必要もありません。(安全なので)
ところが地上遊歩道コースを回るには申請書もいるし
レクチャーを受けねばなりません。
係員から注意事項を聞いてさらに緊張が高まったのです。
3日前に三湖付近でヒグマが発見されたからです。
話の大半はクマの話です。
ヒグマに出会ってしまったら・・・
ヒグマに出会わないための心がけ・・・
『え~』
『ほんまにクマ出るの』
とにかくクマを驚かせないためにも
前もって人間がここに居る事を知らせるために
「声を出すこと」 「時々パチンパチンと手をたたくこと」と
説明を受けました。
「食べ物の持ち込みは絶対ダメクマは犬より嗅覚が鋭いから」
『そんなんでいいのもっと対策とか・・・』
緊張感高めるだけ高めておいて
「はい お気をつけて いってらっしゃい
」だって。
この三叉路に来た時、一瞬
左の小ループにしようかな
なんて 思ってしまいました(情けな~)
90分のコースを回ることにします。
向こうのほうで時々パチンパチンと手のたたく音が聞こえます。
そのたびに安心します。
足元を見ないといけないし
回りを警戒しないといけないし
でもメインはシャッターを切ることだし
湖の美しさにボチボチ ヒグマの存在を忘れかけてしまいます。
北海道の紅葉は関西で見る紅葉と言うより黄葉なんですね。
ホラこんな道も歩くので目線はどうしても下になるんです。
上を見上げると 色づいた紅葉が楽しめます
やってきました、三湖付近。
ヒグマに最も注意する箇所です。
「もしクマを見たら係員のところまで通報してくださいね」って言ってましたが
『ここから案内所までが一番離れているのに そんな無茶な』
雲に覆われたり
晴れ間が見えたり 微妙な天気でしたが雨に合わなかっただけでも良かったです。
無事3湖を通過しました。
後半は木道のあるコースを紹介したいと思います。
熊も普通に存在すると言うか
自然の中に人間がお邪魔する形と言った方が正しいのでしょうか?
この景色を見ていて背後や横目に
熊が現れたら・・・
大きな熊のウンコが
登山道に落ちていました。
それもついさっきしたような
ウンコだったんですよ。
さすがに怖かったですね。
自然の中に人間がお邪魔するんだと・・・
自然には謙虚でいないと
いけませんね。
出来ないと思っていたのですが
登ったんですね。
もちろん夏ですよね。
ヒグマの活動期じゃないですか。
そりゃ怖いわ
学生時代のことです。
登山路の途中で
知床五湖が綺麗に見えましたよ。
応援ぽち