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大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

1/6 マガモが3羽!西外堀に。

2014年01月06日 | Weblog
 今朝は一段と冷える。吐く息が白い。
 保温タイツやネックウオーマーなどで身を固めていざ大阪城へ。

 第二寝屋川をセグロカモメが上流へ飛ぶのを見ながら到着。

○マガモ。
 今日一番のニュースは、マガモ♂3羽。西外堀で観察。 かつてマガモは普通に見られるカモだった。

 たとえば、大阪城の観察数でみると、1993-94年の冬は、1位ホシハジロ 2位キンクロハジロ 3位マガモ の順だった。
 次の冬からは、コガモに3位を奪われ、4位となったが1998-99年までずっと4番目に多いカモ。

 マガモは、最近多いヒドリガモやオカヨシガモなどより、ずっと多いカモだった。

 それが近年では、1羽も見られないのが普通。 今冬はたまたま西外堀に1羽が滞在していて、毎日観察できて喜んでいた。
 今朝は♂3羽に増えている。驚くやらうれしいやら。マガモ3羽で小躍り。

 ちなみに、1994年1月の大阪府ガンカモ調査で、大阪城公園のカモ総数は3238羽だった。
 淀川全域に次いで2番目に多い場所だ。安威川全域、大和川全域、神崎川、他の池など含め、大阪府内のすべての地域の中で、2番目にカモの多い場所だった。

 大阪城公園が、いかにカモが多かったか分かるだろう。

 参考に、昨年は11番目で、数は473羽だった。わずか約7分の1でしかない。 当時はカモをカウントするだけで、毎日1時間はかかっていた。大変だったけれど懐かしい。


○オカヨシガモ。
 東外堀、南外堀、内堀の計91羽。今日は100を切ったが、短期増減波の内。

○ヨシガモ。
 西外堀をのぞいて他の堀すべてで観察18羽。
 北外堀や内堀でも♂♀が見られたのが珍しい。これまで何故か、♂♀が見られるのは南外堀が多かった。他の堀ではほとんど♂だけだった。

○ヒドリガモは今期多し。
 東外堀109羽。南外堀16羽。西外堀6羽。内堀46羽。北外堀57羽。東西南北に内堀。すべての堀で観察できた。
 これだけでも今期多いのが分かる。 

○オオバン38羽しか確認できず。
 今朝は南外堀が見つからず。西外堀も1羽しか見つからず。東外堀、北外堀と合わせて38羽。40羽を切った。でも南外堀や西外堀は、たまたま見逃しているような気がする。

○アオバト1羽。
 天守閣東配水池で、アオバトがしばらくとまっていたと、写真を見せてもらう。全身すっきり見える枝にとまった♀1羽だ。

○ハイタカ。
 早朝、東外堀の上をゆっくり飛翔し市民の森へ。

○ツグミ地上に5羽。
 やや増えてきて、姿や声も一番やぐら、梅林南側上桜広場など各所で。水上バス乗り場では5羽が地面に。

○その他、山野の鳥。
 ジョウビタキ、アオジ、シロハラ、カワラヒワ、ウグイス、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

○その他、水辺の鳥。
 セグロカモメ、カイツブリ、ハクセキレイ、ユリカモメ、キセキレイ、カワウ。