大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/26。大阪城公園のコチドリ、ハクセキレイ。

2009年06月26日 | Weblog
 梅雨とは思えないこの猛暑。昨夏はスコールのような短期集中豪雨が話題になった。いずれも温暖化の影響だろうか。

 城南地区の人工川、今日もハクセキレイ成鳥1と幼鳥3。しばらくするとコチドリ2羽飛来。南外堀と内堀でササゴイ。
 
 先日大阪城公園北部のササゴイ繁殖の「定専坊」へ確認に出かけたら巣が見られない、路上に糞も落ちていない。
 今期は営巣しなかったのか!ここは100年の営巣歴史がある場所だが、隣接して枝が触れる距離でマンションが建設されて一抹の不安を抱いていた・・・。
 この営巣地は、隠そうとする考えの人が居たが、私は間違った判断だったと思っている。町の中で多くの人の目に触れる場所であり、新聞にも報道された場所であったため、積極的な保護の方法をとるべきだったと考えている。
 営巣場所は絶対に公開しないのが大原則。安易に知らせるのは問題がると考えている。
 しかし、この場所のササゴイの場合は積極的に公開して保護すべきだった。来期以降も観察したいと思うが・・・。厳しいかもしれない。

●今日の観察種。
 アオサギ、シジュウカラ、カワウ、ササゴイ、ハクセキレイ、コチドリ、メジロ、コゲラ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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6/23。コチドリを待つ。

2009年06月23日 | Weblog
 コチドリは、6/12に人工川の干上がった枡形池から飛び出したのを観察以来出合いなし。
 その後「ひでキング」さんや「亜子」さんが観察し、時々観察情報をいただく「りかちん」さんからも、見ましたとのメールもあった。
 昨日も雨の上がったのを見定めて午後3時ごろから出かけたが見当たらない。

 今日はコチドリ一本に絞るつもりで出かけた。現場に着いたのが 6:30頃。そっと下をのぞくとハクセキレイの幼鳥2羽とキジバト。コチドリはいない。
 今日は来るまで待ってやる!。ちょうどベンチがあって座っていればいい。
 ただし日差しがでてくると暑い。チョウが飛びまわるので暇つぶしに撮影。アカタテハ、ヒメアカタテハ、ツマグロヒョウモンなどなど・・・?。間違っているかも知れない。

 木陰に行ったり、下をのぞいたりしていると 7:45 来たぁ!コチドリ1羽。
 少し離れたところでじっと動かない。数枚撮影して双眼鏡で観察。しかし1分もしない内に飛び立つ。
 8:20 「ピピピピッ」の声とともに2羽やってくる。よしよしと独り言を言いながら撮影。右に数歩歩いて止まり、左に数歩歩いてとまる。いわゆる千鳥足だ。
 2羽に夢中になっていると、再び「ピピピピ」の声とともにさらに2羽飛来。「ワッー凄い」顔がほころぶ。

 定点観察をしているからこそ、コチドリひとつでこんなに幸せになれる。皆さんもぜひ、何か「テーマ」を決めて観察、撮影されることをお勧めしたい。
 かつて、私も珍鳥情報で全国を駆け巡っていた時期があった。話せば語りつくせないほどたくさんの思い出がある。出合いに飛び上がっことも、悔しくて眠れなかったことも、親切に涙したことも、人とは思えない最低の連中に会ったことも。今はみんなひっくるめて懐かしい思い出だが。今は大阪城公園だけでそれを上回る感動や思い出がある。

●今日の観察種。
 ツバメ、シジュウカラ、カワウ、ハクセキレイ、コチドリ、ササゴイ、アオサギ、メジロ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 

 


 

 

 
 
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6/19。ハクセキレイ幼鳥。

2009年06月19日 | Weblog
 南外堀の東部沿いの道に植えられたコクチナシの白い花から香り。

 城南地区の人工川でハクセキレイの幼鳥4羽、成鳥1羽。9日に出会ったと同じ幼鳥の数。すでに親離れしたかな?と思っていたら成鳥も1羽いた。
 しかし9日のように常時餌をねだる様子はない。顔つきもハクセキレイと分かりやすくなっている。

 ツバメ各所で飛びまわる。シジュウカラ幼鳥も各所で多い。2番子、3番子が出てきているんだろう。この時期は幼鳥の観察時期。

●今日の観察種。
 アオサギ、シジュウカラ、メジロ、ツバメ、カワウ、ハクセキレイ、コゲラ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カワラヒワ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

 
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6/18。コアジサシ少ない。

2009年06月18日 | Weblog
 16日に大阪城公園駅東側の大阪車両工場跡地へコアジサシの様子を観察に出かけた。抱卵中と思われるものは2巣。4羽のコアジサシ成鳥を確認、巣立ちした幼鳥はいない。予想外に少ない。昨年は十数羽を観察したが。
 
 シジュウカラの幼鳥各所で。ハクセキレイは幼鳥2羽が人工川で採餌。親は見当たらない。親離れしたか。アオサギ内堀。ツバメは6羽各所で飛び回る。ササゴイは南外堀と北外堀。

●今日の観察種。
 ツバメ、アオサギ、シジュウカラ、カワウ、カワラヒワ、メジロ、コアジサシ、ハクセキレイ、ササゴイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コゲラ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 
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6/15。ますます少なくなってきた。

2009年06月15日 | Weblog
 番組の件でNHKのディレクターが来城され、しばらく一緒に回りながら話す。鳥が少ない時期ハクセキレイ、シジュウカラ、コゲラなどと出会う。
 城南地区人工川ではハクセキレイの成鳥1羽のみで、幼鳥見当たらず。修道館西で幼鳥1羽と成長。そろそろ親離れに時期だろう。
 ササゴイ北外堀1羽、コアジサシ第二寝屋川2羽、カワラヒワ計7羽、城南地区コゲラ2。シジュウカラは各所で9羽。
 ますます少なくなってきた。 

●今日の観察種。
 アオサギ、ハクセキレイ、カワウ、コゲラ、シジュウカラ、ツバメ、メジロ、カワラヒワ、ササゴイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コアジサシ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。  
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6/12。コチドリ飛び出す。

2009年06月12日 | Weblog
 城南地区人工川の流れ込む方形の池、注水が止められたままなので干上がっている。先日は干上がった底でハクセキレイの親子を観察。
 今日も同じようにハクセキレイ発見。ただし今日は成長1幼鳥3の4羽しか見当たらない。
 上からのぞいて観察していると突然鳥が飛び出す。コチドリだ。真下で見えない所にいたようだ。ここにコチドリがいるとは、全く想定していなかったので失敗してしまった。
 音楽堂北側の元扶養花壇は、ホームレスの一時避難所が廃止されて更地になっている。コチドリの営巣にぴったりなので、いつも柵越しに探していたが、まさか人工川で出会うとは。

●今日の観察種。
 シジュウカラ、カワウ、ハクセキレイ、コチドリ、コゲラ、ツバメ、ササゴイ、ホシハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。 
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6/9。ハクセキレイ幼鳥。

2009年06月09日 | Weblog
 城南地区人工川でハクセキレイのファミリーに出会う。成鳥2羽と幼鳥4羽だ。ハクセキレイの幼鳥は少ない。見られるようになったのは比較的新しく2005年6月22日に市民の森で2羽が初観察だ。
 大阪城公園のハクセキレイとセグロセキレイは変化の兆しが見えている。
 20年近く前の冬季間は、ハクの方が多いもののセグロも普通に見られていた。しかし初夏の幼鳥はセグロのみだった。
 2005年ころからセグロが激減。しかし初夏には時々幼鳥が見られた。そして同時期にハクの幼鳥初観察。
 環境の変化とそれに適応する能力の違い。あるいは他の原因も。今後ますます面白い。一つの地域を定点観察する楽しみはこんなところにある。

 東外堀でオオアカウキクサの中の浮木にゴイサギがとまって動かない。警戒心の薄い奴。おかげでじっくり観察。太陽の広場東の森でホトトギスのさえずり。鳴いている木の下まで行くが姿は見えない。

 この時期は鳥影激減で、鳥見より散歩の気分で出かけているが、ハクセキレイ親子で十分楽しませてもらった。
 それにしても、♂がひたすら走りまわって餌を捕り、幼鳥に給餌を繰り返していたが、♀は自分が食べるばかり。小1時間観察したが、♂が給餌した回数は数十回、♀は1回のみ。ハクセキレイの給餌分担の詳細が分からない。
 ただし♀と思われる1羽も背の色は濃い黒だった?♀ではなかった?。この6羽の関係は?

●今日の観察種。
 シジュウカラ、コゲラ、ハクセキレイ、カワウ、アオサギ、ゴイサギ、ホトトギス、メジロ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。



 
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6/8。センダイムシクイがまだ鳴く。

2009年06月08日 | Weblog
 元博物館横でコメボソムシクイ2羽さえずり。音楽堂西側上でセンダイムシクイが鳴く。この時期は珍しい。
 ササゴイが南外堀で2羽。城南地区の人工川でハクセキレイ2羽。西の丸庭園の芝生上をツバメが飛ぶ。本丸庭園池にカルガモ2羽。
 今年北外堀の越夏カモは、ホシハジロ♂2♀1、キンクロハジロ♀1。昨夏の越夏個体ホシハジロは♂3♀1だった。♂1羽が減っている。

 春になると「ブォー・ブォー」と大きな声で鳴くウシガエル。いつも内堀から聞こえていたが、今日は北外堀の青屋門側から。上からのぞくと真下に発見。写真を撮る。目の後ろに大きな丸がある。ウシガエルの声はよく知っていたが、はっきり見たのは初めて。調べてみると目の後ろの丸は鼓膜らしい。これは♂だそうだ。
 昔、淀川区の十三の飲み屋で「ビッキー」を食べた事がある。ウシガエルの後足だ。

●今日の観察種。
 コメボソムシクイ、メジロ、カワラヒワ、コゲラ、シジュウカラ、カワウ、ササゴイ、ハクセキレイ、センダイムシクイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツバメ、カルガモ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
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6/6。土曜日、小雨、曇り。

2009年06月06日 | Weblog
 予定が天気予報と合わない。明日は曇りのと予報で、出かける予定を立てると朝から雨。
 八代亜紀「雨の慕情」作詞は阿久悠。「雨雨ふれふれもっとふれ 私のいいひとつれて来い!」のフレーズがくり返される。八代亜紀のファンでもないが、齢を重ねるごとに思いがわかる。愛も恋も性も人生。生きている日々の事。

 笑われるの覚悟でカミングアウトすると、若い頃詩人にあこがれて、その思いにどっぷり浸かって生きていた。教科書よりも詩集を読んだ。理解されないだろうが、萩原朔太郎で目覚め、ダダイスト新吉にのめり込み、心は詩の世界で生きていた。
 高校三年生になった頃、学校の近くの境内に一人でいることが多くなった。友人たちは、愛でなく異性に最大の関心を持っていた。私は愛に憧憬していた。

 その後、中原中也でなく立原道造の世界に生きた。今でも「萱草に寄す」や「優しき歌」の一節に心惑う。ソネットの手書詩集を、愛した少女にプレゼントしたのは遠い過去になった。
 「投げ捨てたのは涙のしみの目立つ小さい紙のきれはしだった」これでだけで、ただの酒飲みジジイが20歳の青年に戻る。

 大阪城公園の鳥だより、この時期鳥のネタがなくて困る。余分な事を書いたかも知れない。

 コメボソムシクイは梅林南側上桜広場、一番やぐら、市民の森、天守閣東配水池で計6羽。ササゴイは南外堀1羽。ハクセキレイが人工川で1羽。元扶養花壇北でツバメ親子。
 親子が多い。シジュウカラ、両カラス、ツバメ、カワラヒワなど幼い子に親が大変。

●今日の観察種。
 コメボソムシクイ、シジュウカラ、カワウ、ササゴイ、ハクセキレイ、ツバメ、カワラヒワ、ホシハジロ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

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6/2。初認は出会い。終認は思い出。

2009年06月02日 | Weblog
 昨日は、音楽堂西側上で待っている人も多かったが、結局アカショウビンは出なかったようだ。今朝、通りかかった時は、カメラを準備している人が1人のみ。昨日の朝と大違い。
 とうとう繁殖地へ飛去してしまったのか?。でも先週は火曜から金曜まで4日間見られていなかったのが土曜に出ている。もう居ないと断言はできない。今は誰にも分からない。

 私はいつも言う「初認は出会い。終認は思い出」
 終ってしまった後になって、あれが終認だったのかと知らされる。だから夏鳥たちに「行っておいで!がんばって」と励ましの言葉はかけられない。
 「さよなら」が言えない。

 コメボソムシクイが市民の森、みどりのリズム、天守閣東配水池で計4羽。西外堀でカルガモ1羽。コアジサシ第二寝屋川で3羽。
 大阪城公園駅東の工場跡地、コアジサシ繁殖の様子を昨日観察に行く。5羽観察し3巣で抱卵中。昨年は6/23にヒナ6羽が走り回っていたが、今回はまだ孵化していないようだ。他にコチドリが4羽、2巣で抱卵中。

●今日の観察種。
 カルガモ、カワウ、カワラヒワ、コアジサシ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、コメボソムシクイ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツバメ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。

 
 
 
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