大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

1/28 亜種ハチジョウツグミ1羽、亜種ツグミ多し。

2016年01月28日 | Weblog
 日差しを暖かく感じる。家を出るとすぐにツグミの声が聞こえる 「ケェ・ケェ・ケェ」 しばらく歩いても常にツグミの声。きっと多いんだろうと。
 振り返って見ると、葉を落した大きな木の上に数羽が集まってとまっている。「ケェ・ケェ・ケェ」

 沖縄復帰の森で大将と出会う。亜種ハチジョウツグミがいたと、カメラのモニターを見せてもらう。ヒヨドリに追われて飛んだらしい。

 園内各所、どこでも亜種ツグミが群れている。数を数えるだけで1羽、1羽じっくり見ていない。西の丸庭園の芝生の上に群れているなら端からひと通り確認してみるが。

 亜種ツグミは合計434羽。空にも群れが飛び回る。

 シロハラは各所で55羽。
 
 カワラヒワは、みどりのリズムと太鼓やぐら跡で6羽。
 アオジは音楽堂西上と豊国神社東で5羽。

 オジロビタキも、コサメビタキも見られなくなって悲しんでいたら、カンムリカイツブリまで。
 いつも西外堀に着くと数分もしないで目に入る。なのに今朝は。北側まで確認に行ったが見当らない。昨年もたまに見られない時もあった。

 そのうち戻ってくるだろう。ひょっとして仲間も一緒に。それを期待。

 オオバンは、東外堀が多く57羽、他のを合わせて78羽。
 バン、今日も西外堀で2羽。
 カイツブリは南外堀、西外堀で3羽。

 キマユムシクイは6番やぐら右側、昨日も同じ辺りに。

 南外堀の教育塔側の藤棚から見える、6番やぐらの西側にオオタカ成鳥。葉が落ちた木々の中に真っ白いかたまり。
 2006年の秋に見られて以降、毎冬やってくる同一個体だと判断しているが10年にもなる。さすがに雰囲気はタカの王者。

 オカヨシガモは102羽。
 ヨシガモは19羽。
 ヒドリガモは113羽。

 カルガモは18羽。
 ハシビロガモは38羽。
 コガモは14羽。

 ホシハジロは233羽。
 キンクロハジロは102羽。

※追加情報=カンムリカイツブリ居ないと書いていたが、その後西外堀で観察との事。端まで行って往復探したので見逃しはなかったと思うが・・・。いずれにしろ観察できるのでやれやれ。
 市民の森でキクイタダキ2、ハイタカ♂♀、アオバト2、アトリ3、シメ3、元射撃場でオオタカ幼鳥。

●今日の可愛い鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ヤマガラ、(ハチジョウツグミ)、アオサギ、モズ、コサギ、カイツブリ、オオタカ、ジョウビタキ、バン、ウグイス、キマユムシクイ、コゲラ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、カンムリカイツブリ、キクイタダキ、ハイタカ、アオバト、アトリ、シメ。
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1/27 キマユムシクイ滞在中。

2016年01月27日 | Weblog
 体が順応したのか、先の寒波を過ごすと今日は暖かい。朝から6度くらい。先日は最高気温で3度だった。

 ツグミが園内各所にたいへん多い。群れが空を飛び回っていたり、西の丸庭園の芝生に群れていたりした。カウントした合計は304羽。
 大阪城公園内の実数が数えられたら、多分この数倍はいるのではと思う。

 ツグミに比べるとシロハラは少なく、合計93羽。決して少ない訳ではない。

 齢を一つ重ねた。毎日好きなだけ酒を飲む生活なのに特に問題はない。血糖値が多少高いのは30代に指摘されていた。
 はっきり覚えているのは、「このままの生活を続けていたら10年後には確実に糖尿病になります!」 市大病院の若い医師に断言された。

 毎晩のように飲み歩いた日々 仕事のストレスは酒で解消。
 飲まなかったら 「ストレスに耐えられず心が病む」 飲んだら 「肝臓など負担をかけることで体が病む」
 私は飲む方を選んだ。ありがたいことに健康に問題なし。今も飲み続けている。

 糖尿病の宣言をされて、変わったのはただ一つ。日本酒から焼酎に変えた事だけ。
 鳥見でよく歩くことが、助けてくれているのかも。
 鳥は私に勇気を与えてくれる。希望を与えてくれる。

 サミエル・ウルマンの 「青春の詩」
 やりたい事はたくさんある。夢もいっぱい。酔っぱらって希望が溢れこぼれる。
 
 数年前に梅林で買った盆梅。紅梅が一輪だけ開花。いい朝。

 音楽堂西上でカラの混群。エナガ4羽。ヤマガラ2羽。シジュウカラ4羽。
 コサメビタキは見つからない。やはりダメだったのか。 偶然か、先日このブログで紹介した 「ひろこさん」 の庭のコサメビタキも見られなくなったそうだ。

 西の丸庭園のニシオジロビタキも見つからない。もうだめだろう。残念だけれど。

 キマユムシクイは6番やぐら近く公園詰所の土手側の木に現れる。少しづつ場所を移動しているが頑張って生きている。春まで過ごそう。

 この冬の大阪城公園三大鳥。
 ニシオジロビタキ、キマユムシクイ、コサメビタキ。今はキマユムシクイのみ。
 
 西外堀のカンムリカイツブリ、見つけたと双眼鏡で確認すると白くなったカワウだった。カンムリカイツブリはやや北側。
 カイツブリは南外堀1、西外堀2の計3羽。

 西外堀のバン、今日は2羽を確認。南と北の両端。ともに石垣から少し離れて泳いでいたので、分かりやすかった。

 オオバンは、東外堀59、西外堀8、内堀4、北外堀8の合計79羽。

 オカヨシガモは95羽。
 ヨシガモは22羽。
 ヒドリガモは137羽。

 カルガモは26羽。
 ハシビロガモは40羽。
 コガモは13羽。

 ホシハジロは248羽。
 キンクロハジロは137羽。

 アオバト3羽、市民の森。その後沖縄復帰の森。
 カラの混群。音楽堂西上から沖縄復帰の森へ。ヤマガラ2、エナガ4、シジュウカラ6。

●今日の可愛い鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、メジロ、ヤマガラ、エナガ、シジュウカラ、アオジ、ハクセキレイ、アオバト、コサギ、モズ、カイツブリ、バン、カンムリカイツブリ、カワウ、カワラヒワ、ジョウビタキ、ウグイス、セグロカモメ、ユリカモメ、ハシボソガラス。
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1/25 ニシオジロビタキ、コサメビタキはどうした?

2016年01月25日 | Weblog
 ニュースでは、各地は雪の影響で大混乱。エルニーニョ云々とか暖冬とかニュースで見たようだが予報は予報なんだろう。

 先日TV番組でニュートリノについて説明していた。分かったような分からないような。でもドラマを見るより非常に興味を感じた。

 こんな時も思う。自分は人に興味が薄い。鳥には興味が深くなる一方なのに、出会った鳥見人のことは記憶に残らない。失敗も失礼な事もあったが治らない。人より鳥が好き。

 宇宙の端は何や? 今も思う。ビッグバンから宇宙が始まって今も広がっているそうだが、その先は何。ビッグバンの前は無だったらしいが、無って何、宇宙も何も存在しないって何? 科学は哲学。

 最近、鳥を見ていると人生を感じる。特に一人で鳥を前にしていると。
 若いころは ただ鳥を見ていると満足だった。 鳥を見ているだけでよかった。

 朝一番、東外堀の上をカワウが 「く」 の字に並んで北東へ通過。27羽。
 気流などの関係であの飛び方が一番効率がいいらしい。 しかし全体での効率はいいが、先頭の奴は決して得していない。

 時々先頭が変わるらしい。たまたま先頭に出てしまったから、誰かにお前行けって言われたから。先頭はどうして決まるんだろう。面白い。
 カワウは他に東外堀2、内堀2、南外堀1で合計60羽。

 セグロカモメ、第二寝屋川1、東外堀着水1、南外堀1の3羽。東外堀はカモのカウント中 「エーン・エーン・エーン」 と声が聞こえて、気になりながらもカモに集中。

 やがて声がどんどん近づいてきて、目をやるとセグロカモメが大きな声で鳴き続けながら着水。
 どんな意味があるんだろう。しかも決していい声ではない。

 声で言えばオオバンも 「チン」 というような澄んだ音ではないが、金属音を発する。前にも書いたかも知れないが、今も気になってしかたがない。何か意味があるんだろうけど。

 オオバンは、合計72羽。やや少ない。東外堀が52羽だった。
 カンムリカイツブリは変わらず西外堀に滞在中。今朝は首をうずめて寝ていた。
 バンは1羽のみ。

 オカヨシガモは、85羽。
 ヨシガモは、12羽。内堀に清掃作業員が入っていて蓮如前はゼロ。
 ヒドリガモも、131羽で少ない。

 カルガモは10羽。いつもの人工川は氷が張っている。このせいかコサギとともに1羽も見られず。
 ハシビロガモは、37羽。
 コガモは18羽。

 ホシハジロは259羽。
 キンクロハジロは66羽。

 西の丸庭園が休園日で入れず。ニシオジロビタキ不明も、21日以後見られていない。多分どこかへ移動したのか。
 越冬中のコサメビタキも見られず。昨日は午前中のみ、沖縄復帰の森で見られているが、その後全く不明。

 ニシオジロビタキ、コサメビタキともに、同所でオオタカ、ハイタカ、モズがよく見られていたので捕食された可能性もある。
 特にコサメビタキは音楽堂西上藤棚前の道路上でよく見られた。近くを人が通過してもすぐに飛び去る様子でない。
 一般的な言い方では、元気がなく弱っているような印象。

 この時期、飛んでいる虫は少ない。コサメビタキには辛い環境だろう。他の時期にコサメビタキがこれほど地面で行動しているのは見たことがない。今後何とか無事で確認したいが。

 キマユムシクイは修道館裏。
 沖縄復帰の森でアオバト3羽。
 ツグミは合計293羽。まあまあ多い。
 シロハラは合計68羽。

 前回のブログに、浜寺公園で記録を続けられている方からコメントいただいた。
 その中で2015年間の観察種は、29科71種とある。 環境も違う、広さも違う、立地条件も違う。多い少ないの比較ではない。

 週に3日以上は個体数のカウントをしており、直近4年間の月別の観察種はこちらに記載しておりますので参考にして下さい。との事。
http://tugumi2012.exblog.jp/
 「花鳥風月に遊ぶ」 とのブログを続けておられるので、みなさんも一度訪問しては。

●今日の素敵な鳥たち。
 セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、カワウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、カワラヒワ、アオジ、アオバト、アオサギ、モズ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ジョウビタキ、メジロ、アトリ、ウグイス、ハクセキレイ、バン、ゴイサギ、キマユムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/22 ニシオジロビタキ見当らず。

2016年01月22日 | Weblog
 やはり気になるのはニシオジロビタキ。西の丸庭園で、サザンカの辺り、トイレ右側の辺り、その他ひと通り探してみたが見当らない。2日連続見当たらないのは少し不安。

 年を越して越冬したものは、春まで滞在するのが普通。これまでの記録をみると、例えば、

 1998―1999年に、主に社会運動顕彰塔付近で越冬の個体は、4月17日が終認
 2009―2010年に、主に西の丸庭園で越冬の個体は、4月3日が終認。
 2014―2015年に、主に飛騨の森で越冬した個体は、4月2日が終認。

 4月まで滞在するのが普通だったが、今回の個体はどうしたんだろう。 大阪城公園内のどこかに移動しただけかもしれないが。

 キマユムシクイも見つからず。ただし短時間の観察。
 これまでは現場に着くと、数人から十数人がカメラを構えていた。それだけ目が多いこともあってすぐに見つかった。今日は誰もいない。
 普通は一か所にせいぜい10分ほど探すだけなので見逃す可能性も大きい。

 一人の男性が 「ブログで見たのですが、神社裏のキマユムシクイはこの辺りですか?」 と声をかけてきた。その後、出会えただろうか。

 ツグミは、市民の森、豊国神社裏、西の丸庭園、飛騨の森などで多く計143羽。
 シロハラは、各所の計87羽。
 イカル1羽、市民の森。

 ジョウビタキは、♀が西の丸庭園の焔硝蔵の裏、♂は西の丸庭園、豊国神社裏、2番やぐら跡、飛騨の森などで計5羽。合計6羽。

 胸が赤褐色のハイタカ、昨日はねぐらに帰って来なかったらしい。ちょっと心配していたら、今日は市民の森の上をカラスのモビングを受けて飛んだそうだ。取りあえず安心。

 チョウゲンボウが北外堀の上を東に飛ぶ。見つけた時はひらひら、ぱたぱたしていたが、カメラの設定を切り替えている間にスピードを上げ、大阪城ホールの方に一気に突っ込む。

 昨年(2015)の観察データーを整理した。
 観察総数をみると16目、41科、78属、122種であった。

 年間122種は、記録を初めて最多であった。アメリカヒドリ、メジロガモ、クサシギ、キアシシギ、フクロウ、キマユムシクイ、エゾセンニュウ、コヨシキリ、ウタツグミ、オオジュリンなど初記録の種や、ごく少ない記録の種が観察された結果である。

 約100万平方メートル程度の広さで、大都市の中央にある公園で、年間122種もの野鳥が観察されることは特筆されるのではないだろうか。

 例えば、大阪府豊中市にある服部緑地公園の記録では、1985-1900年の間に30科102種が記録されている。(大阪府服部緑地の鳥 藤波不二雄著)
 単純に比較できないが、大阪城公園の多さがよく分かる。
 
 大阪府内の他の公園の詳細なデーターがないので比較できないが、多分大阪城公園が最も多いと思われる。

 オオバン、初めに東外堀をカウントすると62羽と多い。今日は最多数を更新するだろうと思う。その後他の堀を観察すると南外堀1、西外堀5.内堀3、北外堀9。
 特に西外堀や内堀が大きく減少している。結局合計は80羽。昨日より2羽も少ない。

 カワウは、第二寝屋川、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計15羽。 北外堀では頭部が繁殖羽で白くなったものとそうでない2羽が一緒に行動している。
 
 白いのが♂で、くちばしを突き合して求愛行動かと思っていた。調べてみると白くなるのは♂だけでなく♀も白くなるらしい。なんとなく誤解していたようだ。 もう少し詳しく調べないと。

 オカヨシガモは93羽。
 ヨシガモは15羽。

 ヒドリガモは135羽。
 カルガモは19羽。

 ハシビロガモは19羽。
 コガモは14羽。

 ホシハジロは243羽。
 キンクロハジロは104羽。

 カンムリカイツブリは変わらず西外堀。
 カイツブリは西外堀2羽。

 梅林の売店が開店準備。どうやら明日の土曜から営業らしい。熱燗でおでんの楽しみが近づいてきた。

※追加情報=大将から、1時頃キマユムシクイとコサメビタキがいつもの豊国神社裏に戻ってきたとのこと。沖縄復帰の森にいたコサメビタキが戻ってきたのだろうか。不思議。 両方同時に観察してみたい。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 ユリカモメ、セグロカモメ、カワウ、ツグミ、シロハラ、ハクセキレイ、オオバン、シジュウカラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、メジロ、シメ、アオジ、コサメビタキ、コサギ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キセキレイ、ジョウビタキ、チョウゲンボウ、ハイタカ、イカル、コサメビタキ、キマユムシクイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/21 ニシオジロビタキは何処へ。かわりにトラツグミ。

2016年01月21日 | Weblog
 ニシオジロビタキが見つからない。 一昨日はいつものサザンカの木では見られず、トイレ右側の落葉の上で観察した。この場所で見るのは初めてで、ニシオジロビタキの行動に変化を感じていた。

 過去の記録をみても、年が明けるまで同じ場所で過ごしていたニシオジロビタキは、春が来て飛去するまでだいたい同じ場所で観察された。 行動圏はそれほど広くない。

 今回もそうなるだろうと予想していたが。 ところが昨日もトイレ右側で見た人がいると聞いている。
 でも今日は見つからない。 長時間探した訳でないので、今後再び観察される可能性は大と思っている。期待している。

 キマユムシクイは早い時間に観察されている。私が豊国神社裏に着いた時間は10時前で、その時は草刈のために立ち入り禁止になっていた。

 コサメビタキが意外な場所で。 音楽堂西上と沖縄復帰の森の間の道を歩いていると、藤棚の辺りで地面にいる鳥。驚いたことにコサメビタキ。
 こんな所で出会うとは思わなかった。その上地面をあちこち移るだけで逃げない。

 負傷して飛べないのかと思うほど。4メートルほど前で普通に地面に立っている。動きだけを見るとスズメが地面で何かをついばんでいる様子と変わらない。

 取りあえず撮影しようとカメラを向ける。向こうから人が歩いてくる。このままだと私とコサメビタキの間を通ることになる。私が地面にカメラを向けているのに気付いて、後ろを通ってくれるといいが・・・。

 残念ながらその人は、まっすぐ私の前を通り過ぎた。コサメビタキから約2メートル。仕方ない。ここは公園だから。
 しかし、コサメビタキは目の前を人が通り過ぎたのに、ちょっと横に移っただけで逃げない。 負傷して飛べないのかと心配するほど。

 このコサメビタキが、豊国神社裏と同じ個体なのか分からない。距離的には南外堀を超えるだけの近距離。同一個体と思われるが。

 今、大将から連絡。ニシオジロビタキはやはり見つからないと。
 代わりに、トイレ左側でトラツグミを確認と。久しぶり、この冬トラツグミが少ない。

 カンムリカイツブリはいつもと変わらず。
 オオバンは、東外堀58・南外堀1・西外堀8・内堀5・北外堀10。合計82羽。
 セグロカモメが、東外堀と南外堀で着水。各1羽。

 市民の森の石の水場には、
 アオバト、シメ、ヤマガラ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、シロハラ。

 ツグミは各所で82羽。
 シロハラは各所で72羽。今日は市民の森で特に目立った。
 アトリ、西の丸庭園と飛騨の森で計6羽。
 
 太陽の広場東の森でモズの♂1羽。♂は久しぶりと思っていたら、もみじ園から音楽堂西上の小路で♀1羽、これはよく見かける。人工川でも♀1羽。結局3羽と出会った。

 オカヨシガモ、75羽。
 ヨシガモ18羽。
 ヒドリガモ165羽。

 カルガモ17羽。
 ハシビロガモ31羽。
 コガモ24羽。
 マガモ♀2羽、西外堀。

 ホシハジロ231羽。
 キンクロハジロ107羽。

●今日の可愛い鳥たち。
 カワウ、ユリカモメ、ツグミ、シロハラ、モズ、セグロカモメ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、アオバト、シメ、ヤマガラ、エナガ、ジョウビタキ、ウグイス、キセキレイ、ハクセキレイ、アオサギ、アオジ、シジュウカラ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、アトリ、カワラヒワ、キマユムシクイ、トラツグミ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/19 ニシオジロビタキ、キマユムシクイ、キクイタダキ ともに越冬中

2016年01月19日 | Weblog
 暖冬だといっていたが一変。この冬1番の冷え込み。東京など東日本では大雪のニュース。その上風が強いので余計に寒く感じる。

 ここ最近、大阪城公園の鳥は、安定しているというか変化が少ない。いつものコースを回りながら、越冬中の鳥の確認とカモなどのカウント。

 まずは西外堀のカンムリカイツブリ。今日も確認。千貫やぐらから坤やぐら跡の範囲に必ずいる。大手門から見て1分もかからないで確実に見つけられる。
 目に入って、よし今日もいた。特別な事はなくそれだけだが、当然のものが当然にある安心感。

 順番として次は西の丸庭園。ニシオジロビタキが居るかどうか確認するだけ。
 いつものサザンカの所で見当たらない。5分もしないで出てくるのが常なのに。林の方を探そうとすると、トイレの右の舗装上に1羽の鳥。

 印象がスズメではない。すぐに右に飛ぶ。そちらへ向かうとトイレ入り口前にいる。双眼鏡を目に当てようとした瞬間右の林に低く飛ぶ。

 あれは何だ。警戒させないように、順光になるように右からやや大回りして探す。 落葉の上に動く鳥、確認する。何だニシオジロビタキだったのか。

 枝に飛び上がらずに落葉の中を移動。どんどん近付いてくる。落葉の上を5メートルくらいの所まで近づいてくる。食べるものを探しているんだろう。

 受付嬢に、見た場所はトイレの右側に変わっていたと、いつものように報告。 すると彼女が質問
 「ニシオジロビタキはヒマワリの種を食べる?」
 私の知識では昆虫食。種子などを食べるとの記憶はない。

 帰宅後、調べてみた。
 「山階芳麿 日本の鳥類と其生態 第二巻 岩波書店」 いわゆる山階図鑑と呼ばれるもの。オジロビタキの項に「食物」として次のようにあった。

 「小型の昆虫、特に鞘翅目、鱗翅類、隻羽目及びそれ夫れ等の幼虫を食する。猶ほ南満州にて9月に採集せられたものは、上記の昆虫の外に植物の種子をも食して居た」
 種子も食べるとの解説を見つけた。

 ちなみに、日本三大鳥類図鑑と呼ばれるものは次の三つ。

① 日本鳥類大図鑑 清棲幸保 通称「清棲図鑑」
② 鳥類原色大図説 黒田長禮 通称「黒田図鑑」
③ 日本の鳥類と其生態 山階芳麿 通称「山階図鑑」

 西の丸庭園を出て、修道館から豊国神社の裏へ向かう。目的はキマユムシクイとコサメビタキの確認。
 ともにすぐには見つからない。今日は鳥見人もカメラマンも誰一人いない。

 しばらくすると大将がやってきた。その後キマユムシクイは豊国神社裏の真ん中辺りで見つかる。二人だけだからなのか、3メートルくらいの近距離、低い木で採餌、時には地面まで下りる。単独行動。

 大将の話しでは、昨日にキマユムシクイが5分間ほど鳴いていたそうだ。そのような解説を読んだ記憶がない。珍しい行動ではないだろうか。

 コサメビタキは見つからずその場を後にする。その後大将から連絡で見つかったとの事。
 コサメビタキは、大阪城公園にもよく来られる、ひろこさんの北区のマンションの庭でも1羽が越冬しているとのこと。大阪城公園からそれほど離れていない。場所と合わせて2羽が越冬とは。

 先に市民の森でキクイタダキ2羽が観察されているので、確認したかった4種すべて滞在中と分かった。

 次に関心のあるのがオオバンの数とバンの動向。
 東外堀55、南外堀1、西外堀9、内堀5、北外堀10で合計80羽。
 バン、西外堀の大手門側1羽。

 市民の森でオオタカの幼鳥がハトを捕えたが、カラスに追われ、足に掴んだまま林の中を低く飛び回ったそうだ。
 もみじ園でモズの 「ギチギチギチギチ」 声が聞こえる。探すと声と違う場所に♀1羽がとまっている。鳴いているのは見つけられず。2羽いるんだろうか。

 ジョウビタキは、♀が音楽堂西上。♂が豊国神社裏と飛騨の森。
 アオジは、音楽堂西上と豊国神社裏で4羽。
 アトリ20羽+、豊国神社裏。
 シメ1羽、市民の森。
 ハシボソガラス2羽、水上バス乗り場。

 ツグミは各所で計191羽。多くなった。
 シロハラは各所で24羽と少ない。

 南外堀にセグロカモメが1羽着水。
 人工川にコサギ1羽。
 内堀にアオサギ1羽。

 オカヨシガモは104羽。
 ヨシガモは20羽。

 ヒドリガモは155羽。
 カルガモは7羽。

 ハシビロガモは44羽。
 コガモは25羽。

 ホシハジロは219羽。
 キンクロハジロは102羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、キクイタダキ、オオタカ、モズ、ジョウビタキ、アオジ、アオサギ、コサギ、セグロカモメ、ハクセキレイ、カワウ、カンムリカイツブリ、バン、カイツブリ、ニシオジロビタキ、アトリ、シメ、エナガ、キマユムシクイ、コサメビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/15 寒い朝 静岡や神奈川の人たち。

2016年01月15日 | Weblog
 大阪城公園に着いて、リュックから双眼鏡や図鑑などを出している時に気付いた。

 あっ!メガネかけてない。双眼鏡を忘れたなら戻るしかないがメガネならと。ひと通り回ったが落ち着かない。見える見えないでなく勝手が違う。 双眼鏡をメガネに押し付けて安定させているがそれができない。
 仕方ない。今日はこのままで回ることにする。

 西の丸庭園に入ると、すぐ後から入った人が近づいてくる。
 「受付で聞いたら、あの人に聞けと言われた」 と声をかけてくる。

 ニシオジロビタキの場所だ。今から行くので一緒に。いただいた名刺は静岡。私の名刺を見て
 「このブログ見ました。知人から大阪城に行くなら見ろと言われた」

 いつもの場所に着く。山茶花にニシオジロビタキとまっていない。 いつもは、待っていたかのように、すぐに出てくるのに今日に限って出てこない。

 私はいつものコースを歩く。6番やぐらから修道館、豊国神社裏へ。

 キマユムシクイを待っている数人。今朝は1度出てから豊国神社の方に見えなくなったと。
 そのうちの二人。これから西の丸庭園のニシオジロビタキに向かう。神奈川から来たそうだ。

 今朝は静岡や神奈川からの人。しかしそんな遠方から、大阪城公園が目的ではない。「コミミズク」 が目的。そのついでに大阪城公園でニシオジロビタキとキマユムシクイ。

 飛騨の森から北外堀の空をツグミの群れが飛び回る。他所との合計134羽+。
 シロハラは市民の森ほかで26羽と多くない。

 オオバンは、東外堀61、西外堀10、内堀8.北外堀11で合計90羽。
 久しぶりにバン1羽確認、西外堀。
 カンムリカイツブリは西外堀。

 セグロカモメ、第二寝屋川で1羽、南外堀で1羽の計2羽。
 ユリカモメは、東外堀、北外堀、第二寝屋川計95羽。

 オカヨシガモ95羽。
 ヨシガモ18羽。

 ヒドリガモ146羽。
 カルガモ22羽。

 ハシビロガモ39羽。
 コガモ10羽。

 ホシハジロ239羽。
 キンクロハジロ96羽。

 モス♀1羽、人工川。
 ウグイス1羽、西の丸庭園。
 ヤマガラ1羽、市民の森。

 ハクセキレイ各所で12羽。
 キセキレイ、南外堀と西外堀で計2羽。
 カワウは、南外堀、内堀、北外堀で計7羽。

●今日出会った可愛い鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、ユリカモメ、オオバン、カワラヒワ、メジロ、シジュウカラ、アオサギ、コゲラ、モズ、ウグイス、ハクセキレイ、キセキレイ、バン、カンムリカイツブリ、カワウ、キマユムシクイ、コサメビタキ、ヤマガラ、シメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/14 キマユムシクイ、ニシオジロビタキ 越冬中。

2016年01月14日 | Weblog
 梅林に入るとちらほらと人の影。梅花にはまだ早い時期。目に付くのが黄色いロウバイ。 ウメの仲間ではないことはよく知られている。

 しかし各地の梅林ではロウバイが植えられていることが多い。なぜだろう。 ネットで少し調べてみたが理由などは見つけられなかった。

 勝手な想像では、咲く時期が早いのでウメがつぼみを膨らませている時に、もうすぐですよ。春は近いよ。と梅林の看板みたいなものとして植えられている。

 梅林内を一通り回ると、白梅と紅梅でわずかに開いているのが見える。
 名札を見ると、白いのは 「冬至」 紅いのは 「寒紅」 品種名も早く開く種に合っている。ジョウビタキ♂1羽が越冬しているが、どちらの梅にもとまってくれない。

 ジョウビタキは他に豊国神社裏で♂1羽のみ。 

 市民の森の上をハイタカ1羽が旋回する。双眼鏡で確認するが、喉胸赤褐色の♂か、そうでないのか分からなかった。最近は朝から市民の森に出てきて、採餌やとまっている姿が見られている。

 待っていれば観察撮影のチャンスに合ったかもしれないが。

 西の丸庭園のニシオジロビタキ。サザンカの前で待っていると横の木に出てくる。特に変わりなし。
 キマユムシクイは修道館裏。単独で行動。 双眼鏡で追っていると、突然くちばしを開いて 「チイッ」 と鳴いたように思った。
 耳には自信がない。帰宅後図鑑で調べるとそのような地鳴をする。あの声は間違いなかった。

 キクイタダキは確認できず。
 カンムリカイツブリは西外堀でいつものように。一目で目につく。
 バンは見られず。あるいは見つけられず。

 第二寝屋川でカモの少群が見える。双眼鏡で確認するとヒドリガモだ。中に1羽オオバンも混じっている。ヒドリガモ10羽とオオバン1羽の群れ。
 しばらくしてヒドリガモが飛び立ち低く下流へ。オオバンはどうするか興味。すぐに飛び立ち同じように下流へ。

 オオバンは、東外堀63羽。西外堀9、内堀7、北外堀9。第二寝屋川も水上バス乗り場前で調査対象地域。合計89羽。
 セグロカモメ1羽、第二寝屋川。
 ユリカモメは、東外堀、北外堀、第二寝屋川で92羽。北外堀沿いのクスの実を採餌。

 SMAPが解散とかで話題になっている。もともと芸能界には興味がなく、歌手やタレントなど全く知らなかった。

 随分昔のこと、極楽橋から飛騨の森へ向うとトイレがある。前は同じ建物に売店と小さな休憩所風の場所があった。
 昼めしはいつもここで食べた。おにぎり二つと、キツネうどんかカレーうどん。当時は昼から飲む事もなかった。

 ニコンの800ミリ、超望遠レンズとジッツオの三脚を担いでいつものように店に。なぜか内堀沿いの道に人出が凄い。 何か行事があるんだろうと思っていた。

 店の椅子に座ってやれやれ。端に座っていた十代の女の子が、巨大なレンズを見て声をかけてきた。
 「中居くんの写真を撮りにきたんですか?」
 ん?変な顔の私。

 その後の会話で、私が来た日に、偶然中居くんが来てラッキーだったねと。私が幸運だと喜んでいる。
 私は、スマップなるものが何者か、ナカイとは誰なのか全く知らない。興味も関心もないのに。

 今は少し詳しくなって、歌手のグループであるとか、キムタクがイケメンで有名だとか。草なぎが、酔って全裸で公園を闊歩し、公然わいせつ容疑で逮捕されたニュースも知っている。
 若いころは同じような事をやりそうだった私としては、身につまされる思い。

 その後、大阪城公園でいろいろな芸能人を見た。一人だけ話しをした女優がいる。
 沖縄復帰の森が今ほど茂っていなかった頃、カメを据えて待っていると、30歳くらいの女性が話しかけて来た。
 「何を撮っているんですか?」
 
 一目で一般の人ではないと分かるオーラを醸し出した美しい女性だった。撮影の時間待ちだったらしく、カメラをのぞかせてくれという。名前ははっきり覚えていない。

 ○○さくらこ とか記憶にある。桜子。そんな女優いたのか。はっきり覚えているのは、近づいてくると、今まで感じたことのない香水の匂いが辺りに漂った。
 沖縄復帰の森が一瞬にして華やかな舞台に変わった。うっとりして別世界に誘われる香りだった。

 飲みながら書いていると、また鳥から話がそれている・・・・(>_<) 

 南外堀から沖縄復帰の森の間でカラの混群に出会う。シジュウカラ4羽、メジロ15羽±、コゲラ2羽、エナガ2羽。
 
 オカヨシガモ、111羽。東外堀が63羽で最も多い。
 ヨシガモ、東外堀♂1羽、内堀蓮如前16羽。♂は見事な夏羽になって光り輝く。大阪城公園でこれまでに観察されたカモの中で、美しさはベスト3に入る。

 ヒドリガモ、珍しく第二寝屋川で観察を含め143羽。
 カルガモ、14羽、人工川の草の茂みに10羽。

 ハシビロガモ、各堀の合計で43羽。少ない。100羽ほどが集まってぐるぐる回りが見られない。
 コガモ、31羽。最も多い南外堀では♀を囲んで求愛行動盛ん。鳴き声も。

 ホシハジロ、246羽。
 キンクロハジロ、120羽。近年ホシハジロとともにやや増加傾向。

 ツグミ、飛騨の森から北外堀の上空を群れが飛び回る。130羽±。その他合計185羽。
 シロハラ、各所で17羽。少ない。

●今日の素敵な鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ツグミ、シロハラ、カイツブリ、ハクセキレイ、モズ、シメ、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロ、アオサギ、コサギ、ハクセキレイ、カンムリカイツブリ、カワウ、ニシオジロビタキ、ウグイス、キマユムシクイ、ジョウビタキ、アオジ、カワラヒワ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/11 オオバン91羽。大阪城の記録更新。

2016年01月11日 | Weblog
 とうとう90羽を超えたオオバン。 昨年も年が明けてから最多数を記録していたので予想していたが、今日は91羽になった。

 特に東外堀が多く63羽。南外堀1羽、西外堀10羽、内堀6羽、北外堀11羽。 今後100羽を超えるだろうか。興味津々。

 バンは西外堀の北部に1羽。
 カンムリカイツブリは西外堀に1羽。変わらず。
 カイツブリは西外堀に2羽。

 人工川でコサギ1羽。
 本丸日本庭園池でアオサギ1羽。
 北外堀のねぐらでゴイサギ3羽、すべて成鳥。

 昼飯に京橋の大衆居酒屋。ここは客層に合わせて、1970年代や80年代の歌をBGMに流している。「ぼっち酒」 で少し酔ってくるとこれらの歌が懐かしくしみ込んでくる。

 ♪濡れたコートで濡れた体で  あなたはあなたは  誰に誰に逢いに行くのかしら♪
 雨がやんだら・・。誰が歌っていたのか思い出せないが。よく知っている。
 
 ♪誰か ロマンティック 止めて ロマンティック  胸が胸が苦しくなる♪
 これも誰だったか。でも懐かしい。

 連想で頭に浮かんだ 「ゲスの極み乙女」というバンド。何ちゅう名前や! 奇をてらった名前を付けてくらいにしか思っていなかった。
 TVのワイドショー番組で話題になっている。 曲もよく流れていて、何度も耳にするとなじんでくるから不思議。

 ♪僕にはありまる  ロマンスがありあまる・・・♪
 「ゲスの極み乙女」 今の若い子たちも、将来この曲を懐かしと思う時がくるんだろう。

 西の丸庭園のニシオジロビタキはいつものサザンカ。既に一人のカメラマン。
 キマユムシクイは十人くらいが待機中。1度出て今は行先不明とのこと。コサメビタキももちろん越冬中。

 市民の森石の水場でも数人が待っていた。シメ、アトリ、ヤマガラなど。その後イカルが8羽やってきたとの事。イカル8羽は今期最多。
 アトリは豊国神社裏の水場にも下りてきていた。

 キクイタダキも2羽観察されるも、水場には下りてこないとの事。

 喉胸が赤褐色のハイタカ♂。市民の森で何度か飛翔が観察されている。昨日は50~100人くらいの人出だったそうだ。随分話題になっているのに驚き。
 ハイタカは、豊国神社裏でも観察撮影されているとの事。出合いは運次第。

 ツグミは各所で63羽。
 シロハラは各所で64羽。市民の森の林床にも多く下りているが、近づくと一斉に飛び上がる。

 オカヨシガモ115羽。
 ヨシガモ20羽。主に内堀。

 ヒドリガモ159羽。
 カルガモ26羽。
 
 ハシビロガモ38羽。
 コガモ13羽。

 ホシハジロ236羽。
 キンクロハジロ105羽。

●今日の魅力的な鳥たち。
 セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、シメ、アトリ、ヤマガラ、キクイタダキ、エナガ、キセキレイ、コサギ、カイツブリ、カワウ、カンムリカイツブリ、ニシオジロビタキ、キマユムシクイ、コサメビタキ、ハクセキレイ、シジュウカラ、メジロ、ゴイサギ、バン、アオジ、カワラヒワ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/8 オオタカ幼鳥 2番やぐら跡。

2016年01月08日 | Weblog
  この冬、豊国神社裏でとまっているオオタカの幼鳥がよく見られる。今朝も2番やぐら跡に近い南外堀沿いにとまっていた。いつも南外堀の方を見ているので後姿。

 最近は少し警戒心が弱くなっているようで、すぐには飛び立たない。30メートルくらいの距離でものんびりしている。時々首を回してこちらを見る目はさすが鋭い猛禽。

 私は猛禽の中ではオオタカが一番好き。 鳩レースの愛好家には嫌われているんだろうけど。

 「日本鳩レース協会」 のレース規定を見るとなかなか興味深い。特に印象に残ったのは、所要時間を計算するための基準の一つ

 「鳩は日の出から日没後30分まで飛ぶものとする」

 もう一つ目に付いたのは、レースの飛翔距離によって記録が公認される範囲。例えば、 
 公称距離1000、1100キロメートルは、放鳩7日目まで。

 大阪城公園から1000キロメートルと言えば北海道の札幌あたり。 初めての北海道に連れて行かれて、いきなり札幌の時計台の前で放された鳩が、7日以内に大阪城に帰ってくる。ただただ驚きと感心。鳩は凄い。

 若い頃、10時間以上も飲み続け、べろべろのぐてんぐてんになって意識不明、意味もない言葉をわめいて、電柱に寄りかかって立っている状態になっても、

 朝は自宅の布団の上で目覚めた。「俺の帰巣本能はハトなんかに負けない」 自慢しながら翌日も酒を飲んだ。

 今はそんなに飲んだら、その場で救急車。ハトさんごめんなさい。

 市民の森のハイタカ、今日は朝から見られたようだ。早くから出てくれるのは大歓迎。

 西外堀のカンムリカイツブリ越冬中。
 西の丸庭園のニシオジロビタキも越冬中。
 豊国神社裏のコサメビタキ、キマユムシクイも越冬中。

 先の鳩レースが気になった。 忠臣蔵の江戸から赤穂への早籠を調べてみた。命がけ、不眠不休で籠を走らせ4日から5日とされている。

 先の規定をみると 「公称距離 300~500km 放鳩翌日まで」 とある。ハトはやはり凄い、2日で到着する。

 話はずれるが、早籠は当然大阪も通過した。使者の萱野三平が地元大阪を通過したとき、偶然にも母が亡くなり葬儀だった。しかし一刻も早く赤穂に知らせないといけない身。
 
 親への孝行に心かきむしられながら。母への別れの一言も告げられず、葬儀を横目にひたすら赤穂へ走った。涙なくして見れない。名場面。

 ちなみに、この名場面は現在の箕面市。新御堂筋の突き当り近く萱野交差点、萱野三平記念館、屋敷が残っている。

 あの当時、伝書バトがいたら2日で届いた。今ならラインで1秒で届く。
 もっとも、早く届いても、お家再興ならず、討ち入りは同じ結果だっただろう。 現代の恋愛も、いつでも瞬時に届く、待ち合わせのすれ違いはない。 だから成就する、というものではないのが深いところ。

 ・・・酔いとともに、鳥からずれてきた。

 東外堀のオオバンはとうとう60羽。その他の堀を合計して84羽。
 バンは西外堀で1羽確認。

 セグロカモメ第二寝屋川で2羽。1羽は照明塔にとまる。
 ユリカモメは、東外堀、北外堀、第二寝屋川ほかで62羽。

 コサギは人工川に1羽。
 カイツブリは南外堀に1羽。いつもの西外堀2羽が見当らない。
 カンムリカイツブリは西外堀1羽。

 アオバト、市民の森石の水場♂♀。
 ツグミ、各所で85羽。
 シロハラも各所で23羽。

 コゲラ2、ヤマガラ2、シジュウカラ4、メジロ8の混群が大手前で。
 モズ♂1、空堀西の丸庭園側。

 オカヨシガモ、114羽。
 ヨシガモ、13羽。
 
 ヒドリガモ、138羽。
 カルガモ、18羽。

 ハシビロガモ、36羽。
 コガモ、32羽。

 ホシハジロ、217羽。
 キンクロハジロ、105羽。

●今日の素晴らしい出会いの鳥たち。
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、ツグミ、シロハラ、アオバト、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、コサギ、カイツブリ、コゲラ、ヤマガラ、カンムリカイツブリ、カワウ、キセキレイ、モズ、ニシオジロビタキ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、コサメビタキ、キマユムシクイ、オオタカ、ハイタカ、バン、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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