大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

雨に降られて退散 2020.2.27

2020年02月27日 | Weblog
 家を出た時は快晴の青空。大阪城公園に向かって歩いていると、細かい雨がぱらぱらと。いわゆり 「キツネの嫁入り」 という奴だ。
 
 大阪城公園に着いた時には上がって、予報ほど寒くもない。落ち葉をひっくり返すシロハラから今朝の調査記録を開始。

 音楽堂西側上ではヤマガラを観察中のマダムと出会う。今期は周辺で越冬中のヤマガラがよく観察される。

 コゲラやエナガが毎年営巣するようになったが、ヤマガラは過去1996年、2001年、2016年と3回の営巣行動を観察も、巣立ちまでの確認はできていない。

 営巣から巣立ちを期待するが、これまでは4月くらいまで滞在していながら営巣しないことも多かった。このカップルはどうなるだろう。

 城南地区のバス駐車場は今朝もガラガラ、観光客もほとんど見られない。南外堀の観光客相手の出店もゼロ。

 プロ野球のオープン戦は残りすべて無観客試合。種々の行事も次々と中止や延期。F1の中国GPも延期が決まっている。オリンピックの開催についても言及される。
 早くコロナウイルスが収束してほしいと願うばかり。

 南外堀のカモなどを観察しながら大手前に向かう。そこで再び雨が。今度は空一面に雲がかかり青空は見えない。雨脚は強くなる一方。

 急いで木陰でカメラや双眼鏡をリュックに入れ思案する。ここは大阪城公園の中で、我が家とは一番離れた場所。雨宿りする所はないかと見回すとローソンが見える。
 
 ここでおでんを買って飲んで待つことに。ところがこのローソンはおでんを扱っていない。
全体の4分の1ほどしか観察していないが諦めて帰宅することに。

 帰宅してしばらくすると雲が晴れて青空が見え始める。・・・んー。ちょっと気落ち。こんな日も時にはある。

●今日の観察種。東と南部分のみ。
 オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カイツブリ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、カワウ、カワラヒワ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ヤマガラ(1993.2.5 ピースオオサカ東)
 昨年の暮に公園内の人通りの少ない場所へヒマワリの種を入れた箱を吊るしておいた。期待している鳥はヤマガラかシジュウカラ。
 ひと月ほどするとヤマガラが来ている様子だったので早朝から待っていると「ツピー・ツピー」の鳴き声とともにヤマガラが数羽やってきて、次々ヒマワリの種をくわえていく。
 手の届きそうな近くの枝にとまり、足で押えて「コンコンコン」と音を立てて割る。その器用なしぐさは子供のころに見たヤマガラのおみくじ引きを思い出す。
 しばらく飛び回って、何回か食べると飛び去って静かになり、一時間ほどすると再びやって来ることを繰り返す。観察していると3グループがあるようで、それぞれとまる枝や行動が異なり区別ができる。シジュウカラが1羽混じった6羽のグループは特に賑やかで、ヒマワリをくわえたまま「ニィーニィー」と騒ぐ。3羽のグループは恥ずかしがりで、種をくわえると慌てて逃げるように低く飛び去り、音だけは聞こえても食べる姿を見せてくれない。
 それぞれ人と同じように性格が違っていて、観察していると飽きない。気付くと昼食の時間がとっくに過ぎていた。
コメント (3)
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スズガモもカンムリカイツブリも 2020.2.24

2020年02月24日 | Weblog
 今朝も素晴らしい快晴。暖かく帽子も手袋も無しで心地よい。

 朝にU君が堀のカウントをするとの事、私はよろしくとお任せ。なので山野の鳥をメインに観察する。
 梅林に着いて、おでんで一杯と思った。しかし人出は例年より少ないとは言え、ベンチは空いていない。仕方なく青屋門の売店へ向かう。
 
 残念ながら、ここはおでんがない。焼き鳥を買って北外堀を眺めながら飲む。
 U君には、今日の数はラインで送ってくれればいいと連絡してあったが、偶然そこに通り掛かる。

 観察結果などを聞き、30分ほどして別れる。城ホールの裏を歩いているとひでキングから電話。
 梅林でU君に出会い私の事を聞いたと。ひでキングとはしばらく会っていない。青屋門辺りだったら待ち合わせて飲むのもいいが、戻るのも面倒で諦める。

 南外堀のスズガモ1羽、今日も滞在中。大阪城公園に来るのは遅かったが3月くらいまで居てくれるだろう。北外堀のカンムリカイツブリも滞在中。
 最近の大阪城公園の水辺は、スズガモとカンムリカイツブリにかぎる。

・オカヨシガモ 14羽 第二寝屋川、西外堀、北外堀、内堀
・ヒドリガモ 33羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀、内堀、第二寝屋川
・マガモ 17羽 南外堀、人工川、西外堀、内堀
・カルガモ 10羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・ハシビロガモ 58羽 南外堀、内堀、北外堀
・コガモ 38羽 南外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
・ホシハジロ 98羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 225羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀

 先日U君が内堀を観察中、MBS放送の取材を受けたそうだ。放映予定は3月9日、ちちんぷいぷいのお天気コーナーだとのこと。
 大阪城公園では取材を受けることがよくある。また芸能人にもよく会う。

・オオバン 50羽 すべての堀と第二寝屋川
・カイツブリ 6羽 南外堀
・ゴイサギ 6羽 北外堀
・コサギ 2羽 内堀、北外堀上空飛翔
・カワウ 214羽+ 第二寝屋川ほか
・セグロカモメ 1羽 第二寝屋川
・カワセミ 1羽 人工川

 コロナウイルスの感染が世界的広がっている。そんなニュースばかりで落着かない。早く収束に向かうことを祈るのみ。
 皆さんも十分気を付けてください。

・シロハラ 13羽 水上バス乗り場、みどりのリズム、もみじ園、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場、梅林ほか。地面に下りているのが多くなった。
・ツグミ 16羽 太陽の広場東の森、梅林南側上桜広場、西の丸庭園
・エナガ 8羽 市民の森、ピースおおさか、沖縄復帰の森、飛騨の森
・ジョウビタキ 8羽 もみじ園、梅林南側上桜広場、人工川、豊国神社東、修道館裏、飛騨の森、梅林
・カワラヒワ 12羽 一番やぐら、西の丸庭園
・シメ 5羽 太陽の広場東の森、飛騨の森、梅林
・ウグイス 3羽 修道館裏、一番やぐら、豊国神社東 さえずりも聞いたと
・ハイタカ 1羽 西の丸庭園
・アトリ 6羽 飛騨の森
・コゲラ 4羽 飛騨の森、西の丸庭園
・モズ 1羽 人工川
・メジロ 59羽 南外堀、市民の森、梅林

●今日の鳥たち
 オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、シロハラ、ツグミ、ハクセキレイ、シジュウカラ、アオジ、エナガ、ジョウビタキ、カワラヒワ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、ゴイサギ、カワウ、セグロカモメ、シメ、ウグイス、ハイタカ、アトリ、コゲラ、モズ、メジロ、カワセミ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆エナガ(1993.11.2 梅林南側上桜広場)
 カラの混群とともに枝移りしている数羽のグループを時々見かけるようになった。昨年は、メジロ数十羽と行動している1羽を探して苦労したことが思い出される。
 数年に一度程度しかやってこない鳥なので、その機会を逃しては大変だと、かなり多くのフィルムを費やした。
 カメラを三脚ごと肩に担いで群れについて行く。見やすい枝に移ると、三脚を下ろしレンズを向け、右手親指でシャッタースピードを動かして露出を調整する。同時に左手でピントを探る。その間もエナガは動き続けて隣の木に移ってしまう。再びカメラを三脚ごと肩に担いで、群れの向かった先に進む。
 何度も繰り返し疲れて諦める。動きが早くISO100では速度は60や125がせいぜい。ほとんどピンボケやブレのため、残せるような写真は撮れない。
 今回は1羽だけでなく、群れなのでそれだけチャンスは多いが、同じように枝移りの繰り返しで満足できる写真は撮れなかった。何度も繰り返し挑戦するが疲れてしまう。それに毎回数千円もかけられない。これまでエナガに数万円も使っているだろう。でもいつかチャンスがあると願っている。
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初音ウグイス豊国神社 2020.2.21

2020年02月21日 | Weblog
 暖かくて気持ちいい。今朝、隣県の知人から 「当方では今春初のウグイスが鳴きました。そちらはどうですか?」 と便りが届いた。

 不思議なもので、同じ日に豊国神社で初音を聞く。大阪城公園ではちょっと前に今期初の声を聞いたとの情報も。
 こうして春がやってくる。毎年、毎年同じ事の繰り返しのよさ。

 「トリニクって何の肉!?」 というクイズのTV番組を見ていると。

 フクロウの仲間の写真が出て 「この鳥は、〇〇ズクでしょうか?」 との問題。
 オオコノハズクかワシミミズクかなと思った。しかし一般の人が知っている訳もない。なので答えは 「ミミズク」 だろう。不本意ながら!
 当然正解だった、がミミズクという鳥はいない、ちょっと不満。

 しかし鳥屋としては・・・・。後の解説で、まさかあれは言わないだろうなと・・・。
 ところが、案の定フクロウと写真を並べて、こっちは耳があるのでミミズク、ないのがフクロウ。
 あーあ。やっちまったな。

 ご承知のとおり、一般的にはそうだが、必ずしも正しくない。 例えば立派な耳を持つシマフクロウにはズクが付かない。一方アオバズクは耳がないのに、アオバズクとズクが付く。
 できる事なら、耳に見えるが、これは耳でない・・・・の方向の解説にしてほしかった。

 これらはバードウオッチヤーでは定番の話し。ワシとタカなども同じ。

 で、私が思ったのは、この番組で他のクイズが出て、解説される情報。
 「なるほどそうだったのか!」 と。しかし、知識がない案件の場合、いい加減な解説を納得していたかも知れない。そんな事をふと思った。

〇カモたちはどんどん減少。
・オカヨシガモ 20羽 南外堀、内堀
・ヒドリガモ 15羽 東外堀、南外堀
・カルガモ 6羽 東外堀、南外堀
・ハシビロガモ 20羽 南外堀、内堀、北外堀。前回くらいまで多かったが、一気に減少。群れで渡って行ったのか。
・コガモ 19羽 南外堀、内堀
・ホシハジロ 63羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
・キンクロハジロ 283羽 すべての堀。本種がもっとも多い。
・スズガモ 1羽 南外堀。気が付かなかったが、出会ったさかなやさんから教えてもらう。昨年は1羽が越冬したが、ひょっとして同じ個体なんだろうか。

・オオバン 26羽 すべての堀
・ハクセキレイ 9羽
・カイツブリ 4羽 東外堀、南外堀
・キセキレイ 1羽 南外堀
・セグロカモメ 2羽 南外堀、第二寝屋川
・カワセミ 1羽 人工川
・ゴイサギ 3羽 北外堀
・アオサギ 1羽 北外堀
・カンムリカイツブリ 1羽 北外堀

〇 山野の鳥も数は多くないが種としてはまずまず。春が待ち遠しい。
・カワラヒワ 4羽 太陽の広場東の森
・シロハラ 12羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム、もみじ園ほか
・コゲラ 2羽 市民の森
・ジョウビタキ 3羽 もみじ園、北外堀沿い
・キジバト もみじ園でデスプレイフライト
・アオジ 6羽 音楽堂西側上、空堀、修道館
・モズ 1羽 人工川
・ツグミ 11羽 人工川、南外堀、修道館裏、飛騨の森ほか
・シメ 1羽 修道館
・ウグイス 3羽 豊国神社では鳴き声、北外堀、第二寝屋川沿い
・ヒヨドリ 豊国神社で18羽が一本の木に群れる。実を取り合っている。レンジャクだったらなーと
・ヤマガラ 2羽 音楽堂西側上

●今日の観察種
 オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバン、カワラヒワ、シロハラ、ハクセキレイ、カイツブリ、コゲラ、ジョウビタキ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、キセキレイ、セグロカモメ、カワウ、カワセミ、モズ、ツグミ、シメ、ウグイス、ゴイサギ、アオサギ、カンムリカイツブリ、スズガモ、ヤマガラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ウグイス(2012.2.21 内堀沿い)
 「ウグイス鳴かせた事もある」 女性を梅の花に、男性をウグイスに見立てて言ったことば。若い頃は美しくて、周りに男性が集まってきて、もてはやされたと歳を取った女性が述懐する言葉。
 イメージでは男性が周りに美しい女性を侍らせて、好きにしている様を想像するが男と女が逆だった。
 学名の種小名は 「二つの声」 の意味とある。学名は単なる記号と考えていいのだが、当初名付けられたときは何らかの意味を持っていてもおかしくない。全くの当てずっぽうだが、さえずりの 「ホー」 と 「ホケキョ」 で二つの声。
 あるいは、多くの男性を甘い言葉で惑わす声こそ一つじゃない。姿より声が美しいウグイスなら、言葉を使い分けて男たちを・・・。そうとも思えるではないか。学名に声があるのがそれらしい。
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美しいヨシガモ♂2羽 2020.2.18

2020年02月18日 | Weblog
 新型コロナの影響で城南地区のバス駐車場はガラガラ。いつもなら大型バスが一杯で、入れないバスが道路に並ぶ。
 今朝は中型のマイクロバスが2台のみ。

 京田辺市にある 「酬恩庵一休寺」 に行ってきた。有名な一休さんが晩年を過ごし墓もある寺。
 苔むした庭のモミジはまだまだ早いが、落着いたいい寺である。ゆっくり散策すると、私に驚いたシロハラが枯山水の庭を低く飛ぶ。

 サザンカやツバキの花を、メジロの小群が小さく鳴きなから枝移り。
 境内奥の林からカワラヒワの声、アオジかな、クロジかな微かに声が。時期外れに訪れるのもお勧めかも。

 一休さんの墨跡碑がある 「諸悪莫作、衆善奉行」 (悪い事はするな、良い事をせよ)
 この年齢になると、悪い事と良い事の意味があいまいになる。みんな一生懸命に生きてきたから。

 最近TVで話題の、東出昌大や鈴木杏樹の不倫や、沢尻エリカや槇原敬之の薬物使用。
不倫と薬物、一休さんなら、どちらがより悪い事なんだろう。

 その後はちょっと高級なスーパー銭湯へ。
 ゆっくり湯につかって、旨いあてを肴に湯割りを飲む。ピアニスト竿下和美さんのミニコンサートに心ゆれる。そして好きなだけ飲んでしゃべって酔っぱらって出来上がる! 一休さんよろしく。

 大阪城公園は変わらず鳥は多くない。これが普通なのかも知れない。にぎやかな年が頭にあって比較すると寂しいが。
 
 カモのカウントをメインに出かける。
 寒いし、大して期待できないし。はっきり言って苦痛、しかし定期的には観察記録しないといけない。いやいや、しぶしぶ。

 いつになったら止められるんだろ。こんな事いつまで続けるのだろう。・・・などなど思いながら出かける準備。
 継続して記録を続けているので、無責任にやめる訳にもいかない。何しろ大阪城公園の野鳥のために、仕事も止めて、転居して、人生をかけてしまったから。

 春秋のいい時期だけやってきて、素敵な写真を撮って楽しめるみんなはいいなー! 愚痴りながら向かう。一休さんにはなれない。

・ ヨシガモ ♂2羽 内堀の蓮如上人前でヨシガモ♂が2羽。山男Tさんがやってきてヨシガモ久しぶりやなあー。2羽もいてる。右のには光が当たって見事や。きれいやなー!!
 確かに緑・赤・紫などの光沢。それに胸の細かい模様など実に美しい。 
・ オカヨシガモ 25羽 東外堀、南外堀、内堀
・ ヒドリガモ 32羽 東外堀、南外堀、北外堀
・ マガモ 3羽 西外堀、内堀 一時期より減少
・ カルガモ 6羽 東外堀、人工川、内堀
・ ハシビロガモ 91羽 東外堀、北外堀。多い。東外堀の青屋門側でぐるぐる回って集まっている。この時期にやや増える
・ ホシハジロ 58羽 すべての堀 
・ キンクロハジロ 264羽 すべて堀 最多は北外堀の148羽

・ オオバン 31羽 すべての堀と第二寝屋川。バンは見られない。
・ カイツブリ 8羽 南外堀の東部に3羽と西部に5羽
・ カワウ 14羽 南外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
・ カンムリカイツブリ 1羽 北外堀 いてくれると嬉しい
・ セグロカモメ 5羽 先日20羽とひでキング!
・ ユリカモメ 1羽 第二寝屋川

・ ツグミ 8羽 市民の森で出会ったAさん、地面に下りているのも見るようになったなー。
・ シロハラ 12羽 各所、地面にも。
・ ジョウビタキ 4羽 なぜか♀ばかり、もみじ園、沖縄復帰の森、六番やぐら、修道館
・ エナガ 2羽 市民の森
・ モズ ♂1羽 梅林 おでんで飲んでいたら高鳴き風の声がして高い梢に。

●今日の鳥たち
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、ジョウビタキ、カワラヒワ、シメ、カイツブリ、カワウ、メジロ、ハクセキレイ。モズ、カンムリカイツブリ、セグロカモメ、ユリカモメ、エナガ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◆◆ヨシガモ(2008年1月22日 南外堀)
 12月9日南外堀の西端の大手前側で見つけた。ヒドリガモ数羽と一緒に石垣沿いで採餌移動している。
 もともと内堀で観察されていたものと同一個体だろう。南外堀に移動したようだ。この日のみと思っていたが、やがて南外堀に定着した。
 一緒に行動していたヒドリガモがいなくなっても残っている。最近は単独行動していることが多い。
 最近は南外堀の西側から東側に移り、1番やぐら下から玉造口付近で見られる。時には手前の石垣沿いで見られることもあり、当初と比べるとずいぶん近くでの観察が可能になった。
 それでも人を見るとスーッと泳いで先の方へ離れていく。この日もカメラを構えると離れて行くのでその間に急いで撮影したもの。
 この個体が観察されてから勉強のために、堺や豊中、千里など各地の池に出かけ、ヨシガモの♀やエクリプスを観察した。勉強の良いきっかけになったと思っている。
 しかし、いまだにエクリプスと♀の識別に自信がない。次は、はっきりとエクリプスだと断言できる個体の飛来を期待したい。
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コサギが連なって飛ぶ 2020.2.12

2020年02月12日 | Weblog
 暖かくて快晴。いい散歩。

 野球界のレジェンド野村氏が亡くなった。朝からニュースでもちきり。84歳、ある意味天寿を全うされたかなとも思う。

 私は先月73歳になった。若い頃と違って、高齢になるほど死の恐怖はなくなる。早く死にたくはないが、お迎えが来たらよろしく、好きに生きてきたから全く後悔はない。

 死が怖くて眠れないことはない。夜間の頻尿で眠れないことはある。

 前回 「ミルクボーイ風 アカハラ」 を書いたら、結構うけた♪♪♪

 笑ってもらって、やったー!みたいな気分になった。こんなアホなこと考えながら飲む酒は最高にうまい。もっともっとアホと思われるように頑張る。

 大阪人はお金持ちとか頭いいとかじゃなく、おもろい! と言われるのが一番うれしい。ある意味。おもろいと言われるために生きてる。

〇 コサギ 大阪城公園に着くと、第二寝屋川をコサギ4羽が並んで上流へゆっくり飛んでいく。複数羽が並んで飛ぶのは久しぶりかも。

 コサギの名の語源、種々の説の一つに、白い羽からサヤケキ(清・純白・鮮明)と、そして小さいサギからコサギと。

 確かに、真っ白な鳥が4羽並んで飛んでいるのを見ると清けき! 黒いカワウならそうはならない。 昔の人でも思いは同じだろう。
 最後に1羽を確認したので、今日はコサギは計5羽。

〇 カワウ 12羽 南外堀、西外堀、第二寝屋川。南外堀が多かった。顔はゴマシオになっているし足の付け根も白。
 今ごろ夏羽になってどうするねんの疑問。ワシタカなら分かるが、カワウにとって何かメリットは?

〇 エナガ そう思えば、野鳥の世界は既に繁殖時期に入っている。大阪城公園で分かりやすいのは、群れで行動していたエナガが分散している。

 市民の森で1羽。沖縄復帰の森では2羽。例年1月の終わりころから繁殖行動に入る。今春もどれだけ営巣するか、繁殖に成功するか。みんなで優しく見守ろう。

〇 カワセミ 東外堀1羽、人工川1羽。少しづつ見られやすくなっている。東外堀では、カモのカウントに気を取られ、足元にとまっていたカワセミに気付かず飛ばしてしまった。

〇 ヤマガラ 元射撃場上。1羽を見つけ、いい条件で撮影しようと待っていたらもう1羽現れる。シャッターを切る状況ならず、シジュウカラと地面に下りたところを撮ったのみ。ヤマガラは仕草が可愛い。

〇 カンムリカイツブリ 1羽 北外堀。 相変わらず寝ている。夜間はよほど忙しく動いていたのだろう。
 そのため遠くからでも大きくて白っぽい姿はすぐに確認できる。昨年だったかよく潜る奴で、居るのか居ないのか、潜っているのか。。など時に探すのに苦労した覚えがある。こいつはいつも寝ているので楽。

〇 アオバト 1羽 今朝もひょうひょうYさんが飛騨の森で撮影。枝葉の中に見付けて、水場に水を補給するとすぐに下りてきたと。待ってたのかも。

〇 オカヨシガモ 15羽 内堀、北外堀
〇 ヒドリガモ 52羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
〇 マガモ 10羽 人工川、内堀、北外堀
〇 カルガモ 4羽 人工川、北外堀
〇 ハシビロガモ 35羽 東外堀、内堀、北外堀
〇 コガモ 9羽 東外堀、南外堀
〇 ホシハジロ 76羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
〇 キンクロハジロ 231羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀、

〇 オオバン 35羽 
〇 ハクセキレイ 9羽
〇 カイツブリ 2羽
〇 ユリカモメ 1羽 北外堀に着水
〇 セグロカモメ 1羽 第二寝屋川飛翔

〇 ツグミ 7羽 各所
〇 シロハラ 9羽 各所
〇 コゲラ 1羽 市民の森
〇 シメ 1羽 市民の森
〇 アオジ 6羽 音楽堂西側上
〇 ジョウビタキ ♀1羽 音楽堂西側上

■今日の鳥
 オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、コサギ、ツグミ、ハクセキレイ、シロハラ、カワセミ、コゲラ、シメ、エナガ、メジロ、シジュウカラ、アオジ、ジョウビタキ、ヤマガラ、アオバト、カワウ、カイツブリ、ユリカモメ、カンムリカイツブリ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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ミルクボーイ風 アカハラで一席 2020.2.10

2020年02月10日 | Weblog
 この冬初めて、ニット帽、手袋、ネックウオーマーのフル装備で出かけた。おかげで全く寒くなく、途中でネックウオーマーを外したほど。

 漫才の、ミルクボーイがM1優勝して 「コーンフレーク」 などのネタで笑わせてもらった。これなら野鳥でもできそうだと早速書いてみた。
 いろんな鳥で考えられるが、とりあえずアカハラ。(今日は出てません)
 なお、ミルクボーイをご存知ない方は、ユーチューブを検索して笑って下さい。

A 鳥好きの友達が、どうしても名前が分からん鳥があると言うんや。

B 鳥の名前かぁ? じゃあ一緒に考えたるから、何か特徴は言ってなかったか?

A スズメよりずっと大きくて、ハトより小さくて、シロハラのような姿で、腹が赤い鳥やねん。

B んー! それやったらアカハラやん。アカハラしかあれへんがな!

A 友達がな、それに会いたくて会いたくて、夢に出ると言うねん。

B ほんならアカハラ違うか? アカハラが夢に出た人って、聞いたこと無いもんな。 他に何か特徴言ってなかったか?

A そう言うたら、マミチャジナイに似てたと言うねん。

B それやったらやっぱり、アカハラやん。

A 俺もそう思ったけど、友達が、今度3泊4日でそれを探しに鳥見行に出かけるらしいねん。

B そらアカハラちゃうな。アカハラ見るために旅行に出かける奴はいてないわ。アカハラなんかバードウオッチングを始めて5番目に見る鳥やがな。 他に何か言ってなかったか?

A その鳥が、大阪城公園で出ても、誰も電話してくれへんそうや。

B それアカハラやん。アカハラで電話してたら、オオカミ少年になってしまうわ! 

A 大型ツグミの中では一番の人気者らしい。

B そんならアカハラちゃうな! 人気でゆうたら、ツグミやシロハラにぎりぎり勝ってる程度や。マミチャジナイにも負けてる。やっぱりアカハラちゃうわ。他に何か言ってたか?

A 本州中部以北で繁殖し、中部以南で越冬する。繁殖期は森の中でキョロン・キョロン・ツィリーと響く声で鳴くらしい。

B やっぱりアカハラやがな! その鳴き方はアカハラしかあらへんがな。

A ところがな、キョロン・ツィリーと聞こえる事もあるらしいねん。

B キョロン・ツィリーやったらちゃうか。それはマミジロの鳴き方やからな。他に何か言ってなかったか?

A この鳥を撮影できたら、もう写真止める。最後の野鳥写真にしたいと言ってるねん。

B アカハラちゃうがな! アカハラは最後の写真の鳥にしたあかん鳥や。 アカハラやったらカメラ買って10日で写真止めなあかんやないか!

 鳥が少ないので、漫才のネタ考えて楽しんでる。 今朝も出会った鳥友はただ二人のみ。
 皆さん大阪城公園の状況を知っているので、わざわざ来ることはしないのは当然。この冬はレンジャクの当たり年。
 各地のレンジャク便りを求めて出かけているのだろう。

 カモも減少し始めた。北へ帰る日が近づいたようだ。
〇 オカヨシガモ 18羽 内堀、北外堀
〇 ヒドリガモ 23羽 東外堀、南外堀、西外堀
〇 マガモ 8羽 南外堀、人工川、内堀。〇 カルガモ 8羽 人工川、内堀 
〇 ハシビロガモ 90羽 東外堀、南外堀、内堀。本種が多くなった。何故か冬の後半に増加することが多い。
〇 コガモ 16羽 南外堀、内堀。内堀の蓮如前の方が多い。 
〇 ホシハジロ 94羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
〇 キンクロハジロ 177羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀。 

 人工川の方形池にはマガモ♂1♀2のみ。いつもはカルガモが多いのに。マガモは私を見て近寄ってくる。多分誰かが餌付けしているんだろう。私を見上げる目が可愛い。

〇 オオバン 43羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、第二寝屋川
〇 カワウ 25羽 第二寝屋川、南外堀、内堀
〇 ハクセキレイ 9羽
〇 カイツブリ 1羽 南外堀
〇 キセキレイ 1羽 南外堀
〇 カワセミ 1羽 南外堀
〇 セグロカモメ 2羽 第二寝屋川 

〇 シロハラ 9羽
〇 モズ 2羽 ともに♀市民の森と人工川
〇 ツグミ 13羽 音楽堂西側上のもみじ園側、多分クロガネモチの実に、数羽がヒヨドリと群れて争う。
〇 アオジ 6羽 音楽堂西側上、空堀
〇 エナガ 5羽 音楽堂西側上
〇 ジョウビタキ 2羽 修道館裏、梅林
〇 シメ 4羽 修道館裏、飛騨の森、梅林
〇 アオバト 2羽 飛騨の森の水場で、ひょうひょうYさんが観察撮影

●今日の鳥
 オカヨシガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワウ、シロハラ、ハクセキレイ、モズ、シジュウカラ、アオジ、エナガ、カイツブリ、キセキレイ、カワセミ、メジロ、ジョウビタキ、シメ、アオバト、セグロカモメ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 



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レンジャクの便りあるも・・・2020.2.6

2020年02月06日 | Weblog
 鳥が少ないから鶏という訳ではないが、昨日は富田林に出掛けて、鶏の水炊きをあて酒を飲んだ。時間があったので近くの錦織公園に。池にはヒドリガモ。林の中にエナガとシジュウカラの混群やツグミの声などなど。
 
 寒い時は鍋が美味い。鶏の水炊きをつつきながら焼酎を何杯もおかわり。いい気分で酔っていた。
 その店の鶏は九州鹿児島産の地鶏、知覧鶏がうり。ブロイラーみたいに柔らかすぎず歯ごたえがあって味がいい。
 九州の地鶏を楽しんでいると、九州出身の大将からメール。沖縄復帰の森にレンジャクとの事。

 この冬はレンジャクの当たり年で、各地の観察情報を耳にしていた。その内大阪城公園にもと願っていたが、まさかこんな日に。
  
 帰宅後、大将からパソコンに写真を送ってもらったが届かない。・・・前に高校生U君からの写真も届かない事があったので、カスタマーセンターに電話。
 いくつかの原因を説明され、ともかく容量は10MBまでとのこと。その旨を彼に連絡すると、2回に分けて写真が届いた。

 高い木の樹頂付近に群れてとまっている。数は56羽までは確認したと。実際はもっといたらしい。やや多い群れだ。
 写真を拡大したりして確認すると、全部ヒレンジャクだった。
 明日も見られるかちょっと疑問も、鳥の少ないこの冬、明日の楽しみの一つにしよう。

 そして今朝、沖縄復帰の森に着くと誰もいない。・・・あーあダメだ。ヒレンジャクが居れば何人か鳥カメラマンがいるはず。
 しばらくしてピースおおさかの方から大将とAさん。ヒレンジャクは見られないと言う。

 やはりな。そうなるだろうとほぼ予想して来た。覚悟は出来ていたので、それほどショックではない。今期再び見られる機会はあると思う。

  レンジャクや 恋のすずめか 浅き春  鳥鳥子

 レンジャクで思い出したのが、昔読んだエッセイの一部。誰が作者だったか思い出せないが、ちょっと面白かったので記憶に残っている。(前にこのブログで書いたかも)
 
 レンジャクは漢字の場合 「連雀」 と書く。これを 「恋雀」 連なる雀でなく、恋の雀と素敵な漢字を当てた。作者は

 キレンジャクを 「喜恋雀」 恋に喜ぶスズメ。
 ヒレンジャクを 「悲恋雀」 恋に悲しむスズメ。

 そして、レンジャクの仲間にヒメレンジャク (姫連雀) という鳥がいる。
 このヒメレンジャクは 「秘恋雀」 秘めたる恋のスズメ。

 エッセイの全文は覚えていないが、うまい! いまだにレンジャクと聞くとこの部分が頭に浮ぶ。レンジャクは、恋のスズメ ♪ ♪

〇 オカヨシガモ 6羽 内堀
〇 ヨシガモ 2羽 ♂♀内堀の蓮如前 ヨシガモ久しぶり
〇 ヒドリガモ 36羽 東外堀、南外堀、北外堀
〇 マガモ 3羽 東外堀、人工川
〇 カルガモ 11羽 人工川
〇 ハシビロガモ 61羽 東外堀、北外堀
〇 コガモ 11羽 南外堀、内堀
〇 ホシハジロ 97羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀
〇 キンクロハジロ 156羽 東外堀、南外堀、北外堀

〇 オオバン 21羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
〇 カワウ 112羽 第二寝屋川に107羽の群れほか。盛んに潜水し魚をくわえて顔を出す。夏羽で白くなったのも多い。

 これを見ていると、養魚場に数百の群れがやって来て一斉に捕食されると。確かに業者の事を思うと飛んでもない。確かに野生の生き物と人と。

〇 ハクセキレイ 8羽 各所
〇 カイツブリ 5羽 南外堀
〇 カンムリカイツブリ 1羽 北外堀 今日も居てくれた。

 西外堀は昨日もボートが入ったそうで、水面に何も見当たらない。こんな風景の西外堀は久しぶり。端の方を探してかろうじてオオバン1羽!!
 バンがよく隠れていた千貫櫓下の草もすべて刈られてすっきりと石垣が。もちろんバンの隠れる場所はなく姿もなかった。

〇 シロハラ 6羽 太陽の広場東の森、飛騨の森ほか
〇 シメ 4羽 音楽堂西側上、修道館、青屋門
〇 アオジ 7羽 音楽堂西側上、人工川、修道館
〇 カワラヒワ 5羽 音楽堂西側上
〇 エナガ 4羽 沖縄復帰の森 そろそろ番に分かれるころ
〇 ツグミ 35羽 沖縄復帰の森ほか
〇 ジョウビタキ 2羽 修道館、内堀

 3時ごろ、ブログの投稿も終わって、夕食の下準備もできて、飲みながらコロナウイルスのニュースを見ていると、スマホの受信音が鳴る。
 ん! 見ると大将からとなっている。 まさか!ドッキ!! レンジャクが出たのか? 嬉しい反面今から出かけるのは・・・ 内容は

 音楽堂でヤマガラ2羽、沖縄復帰の森でイカル1羽、市民の森でオオタカ1羽、みどりのリズムでアトリ7羽との追加情報だった。
 お礼の返信をして、んー!レンジャクでなかった。悲しいような、ほっとしたような。

●今日の鳥たち
 オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、カワウ、シロハラ、ハクセキレイ、シメ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、エナガ、ツグミ、カイツブリ、ジョウビタキ、シジュウカラ、カンムリカイツブリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ヤマガラ、イカル、オオタカ、アトリ。
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オオタカ、チョウゲンボウ 2020.2.3

2020年02月03日 | Weblog
 観光客激減の大阪城公園。9割減の印象。いつもなら歩きにくいほど観光客がいっぱいだが、今はがらがらで歩きやすいと言えば歩きやすい。コロナウイルス早く終息に向かってほしい。

 鳥は相変わらず少なく、堀のカモのカウントが主な行動。太鼓櫓跡で西の丸庭園方向から飛んできたオオタカ1羽が目につく。ゆっくりと南外堀方向へ飛ぶ。

 そのまま歩いていると、六番やぐらのシャチ鉾にチョウゲンボウがとまっている。いい感じとカメラを向けるが背景が曇天で灰色。 露出補正している間に飛んでしまって行き先不明。

 梅林に着く。売店がオープンしている。おでんの看板。飲むにはやや早い時間だが、入ってしまう。ベンチで持参の焼酎を飲みながらおでん。

 軽く酔っていい気分。梅花は7割くらい開花。水仙も咲いている。
 ハイタカでも飛んでくれないかなと。そうすると今日はタカ3種となる。

 一人の男性が声を掛けてきた。「おもいのまま」 どこにあるか知らないか? 確かにその品種があるのは知っているが、場所を聞かれると・・・・。

 白梅と 並んで紅梅 梅と梅 鳥鳥子

 30分ほど梅林で過ごして続きの観察に回る。今晩は巻きずしを買って帰るつもりなので晩御飯を考えなくてもいい。

〇 オカヨシガモ 10羽 東外堀、西外堀、内堀
〇 ヒドリガモ 38羽 東外堀、西外堀、北外堀
〇 マガモ 11羽 人工川、内堀、北外堀
〇 カルガモ 6羽 人工川、内堀
〇 ハシビロガモ 55羽 南外堀、北外堀
〇 コガモ 3羽 南外堀
〇 ホシハジロ 71羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀
〇 キンクロハジロ 165羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀

〇 オオバン 39羽 東外堀、南外堀、西外堀、北外堀、内堀、第二寝屋川
〇 ハクセキレイ 9羽 各所
〇 キセキレイ 1羽 東外堀
〇 カイツブリ 5羽 南外堀
〇 アオサギ 2羽 大手前、第二寝屋川
〇 セグロカモメ 1羽 大手前
〇 カンムリカイツブリ 1羽 北外堀

〇 シロハラ 4羽 水上バス乗り場、太陽の広場東の森、飛騨の森など
〇 ツグミ 31羽 太陽の広場東の森、東外堀、元射撃場、人工川、天守閣東側配水池ほか
〇 シメ 4羽 元射撃場、飛騨の森、青屋門
〇 カワラヒワ 2羽 音楽堂西側上
〇 エナガ 8羽 音楽堂西側上
〇 ジョウビタキ 4羽 修道館裏、梅林、音楽堂西側上、飛騨の森
〇 アオバト 1羽 飛騨の森との情報
〇 コゲラ 2羽 市民の森

◆◆セグロカモメ(1995.1.2 南外堀)
 早朝いつものようにカモをカウントしながら南外堀沿いを歩いていると、堀の中をゆったり飛翔するカモメの姿が目に入る。
 ユリカモメにしては大きく印象が違う。双眼鏡で見ると黄色の下嘴に赤斑がある。心臓の鼓動。
 水面に浮かんでいる物を見つけると着水し、つついたりひっぱったりすることを繰り返している。南外堀の中で4か所に着水した。その内の一か所では、水面に浮かんだ数十センチのコイと思われる魚を採餌している。
 帰宅後、カモメ識別ガイドを参考に調べてみるとセグロカモメの成鳥冬羽であった。もともと不得意な分野で、よく勉強していなかったため、この機会にゆっくり読んでみるといくらか理解できたように思う。
 翌日も北外堀でユリカモメとともに浮かぶ大型のカモメを見つける。褐色の縦斑が目立つ羽色で、カモメ識別ガイドによると第2回冬羽だろうか。優雅に帆翔し寝屋川を下流に向かって、印象的な尾羽の黒帯を残して飛び去った。
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