大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

キビタキ 鳴き続ける。2023.5.31

2023年05月31日 | Weblog
 29日近畿地方に梅雨入り宣言が出た。すっきりしない空模様が続く、大阪城公園へ行く予定が立たない。
 今朝は日本気象協会の予報とウェザーニューズの予報が違う。
 いつもの時間に窓の外を見ると雨が降っている。今日もだめだと他の用事を始めて時々外を見ていると傘を差さずに歩いている人。
 上がったようだ。空も比較的明るい。よしこれならと出かける。
 大阪城公園に着いて回っていると時々小雨がぽつぽつと降る。ショートカットして回る。

 昨日マミジロキビタキが出たと聞く。市民の森で観察撮影者に会い詳しく状況を聞く。
 飛騨の森でキビタキ風の声で気付く。その後飛騨の森を大きく移動する。♂若個体。
 マミジロキビタキは近年よく出る。今回で6羽目になる。昨年も一昨年も出た。3年連続になる。
・2021年5月29日~6月7日
・2022年7月23日~8月14日
・2023年5月30日~
 今回もしばらく滞在してほしいがどうなるか。

 みどりのリズムのキビタキは今朝も鳴き続ける。♀がいれば繁殖するだろうが見当たらない。

・キビタキ 1羽 ♂みどりのリズム
・オオムシクイ 4羽 みどりのリズム、市民の森、元射撃場
・ツバメ 3羽 内堀
・シジュウカラ 5羽 飛騨の森、青屋門ほか
・カワウ 1羽 内堀
・サンコウチョウ 1羽 ♀飛騨の森
・ハシボソガラス 1羽 水上バス乗り場

■■メボソムシクイ(2016.10.19 梅林南東側)
 春の終わりにジジロ・ジジロと鳴くムシクイは亜種コメボソムシクイだと勉強してきた。やがて種々の意見が発表されるようになって、それは間違いではないかと。
 そんな時期を過ぎて「日本鳥類目録改訂第7版」が出た。よく似ているそれらは、コムシクイ、オオムシクイ、メボソムシクイの3種にそれぞれ独立した種として分類された。
 今までとは全く違った分類に戸惑ったが、詳しい意見を持たないので従うしかない。一番はっきりした違いは声。これが野外で簡単に識別する方法。ただし、秋にはさえずらないのでこれも利用できない。
 メボソムシクイとオオムシクイの記録は、とりあえず春にさえずりではっきり識別できたもの以外はメボソムシクイに入れている。
 いずれ野外での識別方法が確立すれば、見直したいと思っている。
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ホトトギス鳴き飛ぶ。2023.5.25

2023年05月25日 | Weblog
 家を出た時は曇天で風もあり肌寒かった。やがて日差しも出てきて汗もかく。一日の温度差が激しい。体調管理に十分注意が必要。

 市民の森に入ると元射撃場の方向から「テッペンカケタカ、テッペンカケタカ」「東京特許許可局、東京特許許可局」とホトトギスの盛んに鳴く声が聞こえる。
 元射撃場に行ってみると数人のカメラマン。この中で飛んで元ヘリポートの国旗ポールの近くにとまっていると。
 早朝は市民の森で見やすい枝に30分もとまっていて皆撮影できたとの事だった。その後みどりのリズム~市民の森の方に飛んでいった。

 杜鵑4種の中で最も声が大きく激しく鳴くのはホトトギス。とても印象的だ。

 内堀のカルガモのヒナは昨日から見られない。外敵に襲われた可能性が大きい。
 2008年には西外堀でヒナ2羽が観察され、7/2に成長と変わらない大きさに育って飛び立ったことがある。2019年には南外堀でヒナ7羽が観察されたがやがて見られなくなってしまった。
 大阪城公園の堀は隠れる場所もなくヒナの生育には厳しい環境と思う。

 飛騨の森ユキヤナギのところで、ノゴマ♂が見られたと女性が言っていたがその後全く見られない。誤認の可能性もある。
※追加情報 その後トモちゃんから飛騨の森でノゴマ♂を観察撮影したとの情報。

・ツバメ 3羽 大阪城公園駅、みどりのリズム、第二寝屋川
・ホトトギス 1羽 市民の森~元射撃場
・キビタキ 2羽 ♂みどりのリズム、飛騨の森
・アカハラ 1羽 梅林南側上桜広場
・イソヒヨドリ 1羽 ♂京橋口
・コサギ 1羽 上空飛翔
・アオサギ 1羽 第二寝屋川
・コゲラ 1羽 梅林南側上桜広場
・シジュウカラ 4羽 青屋門ほか
・カルガモ 2羽 第二寝屋川
・ノゴマ 1羽 ♂飛騨の森

■■コサギ(2015.3.10 城南地区人工川)
 人工川にコサギはよく見られる。多分同じ個体がこの場所を縄張りとしているようだ。
 頭部の冠羽やレース状の飾り羽が見られる。コサギの場合、背面の飾り羽は上にカールするのが特徴。拡大してよく見ると目先の色にやや赤が出ている。婚姻色と呼ばれるもので元の黄色が赤くなる。
 ダイサギはこの部分が緑になり、チュウサギは黄色くなる。もっともダイサギもチュウサギも大阪城公園ではほとんど見られない。
 コサギが目先の赤くなる期間は短いらしく目にすることは少ない。記録として撮影しておく。
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ホトトギス! 2023.5.22

2023年05月22日 | Weblog
 6回目のコロナのワクチン接種券が届いているが、今のところもういいかな。受けないでおこうと思っている。

 水上バス乗り場の近くでカラスが営巣しているのだろう、通ると後ろから頭の近くに威嚇してくる。ヒナが巣を離れるまで仕方ない。

 昨日本丸日本庭園周辺で繁殖したと思われるカルガモ、昨日はヒナ6羽が見られていたが今日はヒナ5羽になって内堀の梅林側に。1羽は昨日から弱々しく見えたとの話し。

 それにしてもあの場所から内堀に飛び降りるとは、15メートルくらいはあるだろう。飛び降りると言うか落ちると言うか。
 2019にも同所で雑種のカモが繁殖し11羽のヒナが同じように内堀に飛び降りたことがあった。

 この時期はTVでカルガモの引っ越しとしてよく放映される。巣立った場所から広い池や川へ町の中を母親に連れられて歩く姿。案外人を気にしていない。時には警察官も出て交通整理している。
 悲しいのは10羽くらいのヒナが日々減少していく。カラスなどに襲われて。

・カワウ 1羽 第二寝屋川
・キビタキ 2羽 ♂みどりのリズム、市民の森 みどりのリズムの個体の声は私の耳でも大変よく聞こえる。
・カルガモ 8羽 内堀親1ヒナ5、第二寝屋川2
・サメビタキ 1羽 天守閣東側配水池
・ホトトギス 1羽 市民の森ー一番やぐらー豊国神社裏
・アオバト 1羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 内堀、青屋門ほか
・イソヒヨドリ 1羽 ♂京橋口 追手門学院方向で営巣中
・メジロ 4羽 市民の森 水場ほか

■■シジュウカラ(2018.4.23 もみじ園)
 時々ふと自分のため息に気付く時がある。口からでなく心の中での無意識な行為。人はため息をついて前に進む生き物。
 もみじ園で草の中に下りているシジュウカラを見付ける。近付いても気にせず、集めているのは巣材。獣毛だろうか、草の中から引っ張り出してくちばしいっぱいにして飛んでいった。時に目にするシジュウカラの変わらない行動。生まれてからずっと、同じように迷いもしないで、春はこう夏はこんな事と繰り返しているのだろう。
 同じ日々をひたすら繰り返す日々は案外難しい。人は考えてしまうからだ。考えずにその時を楽しむだけに割り切って生きるのも、一つの方法かもしれないが私は選ばない。
 シジュウカラは20メートルほど先の木に飛び込んだ。節穴などの隙間を見つけたのだろう。後を追って観察に行こうかと踏み出したが、一瞬気が変わって立ち止まる。元気な雛たちの姿を楽しみにして。
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ジュウイチ、サンコウチョウ 2023.5.18

2023年05月18日 | Weblog
 5時37分ジュウイチ鳴くと大将から。相変わらず早い。私はまだ布団の中にいた W 5月の中旬。
 市民の森に着くとジュウイチがその後6:47に鳴いたと聞く。しばらくいたが鳴きそうにないのでそこを後にする。その後若い個体だったとラインをもらう。

 昨日はホトトギスが出たと。いよいよ渡りの終わりの種が出ている。
 今日は梅林南側上桜広場でサンコウチョウ♂1羽。尾が長く素晴らし個体だったと。

・ジュウイチ 1羽 若市民の森
・サンコウチョウ 1羽 ♂梅林南側上桜広場
・アカハラ 1羽 西の丸庭園
・キビタキ 1羽 ♂梅林南側上桜広場
・シジュウカラ 4羽 梅林南側上桜広場
・カワウ 1羽 内堀

■■ジュウイチ(2008.5.4 梅林南側上さくら広場)
 今春の渡りはなかなか好調だ。今日もキビタキが結構多い。
 車を降りて梅林南側上のさくら広場へ向かう。梅林南側の林を見ながらゆっくり進む。いつもの行動だ。やがて梅林方向からさくら広場の中に飛び込む鳥が目に入る。
 さくらの木の下を飛んだので一瞬でなく、数秒は後を追う事ができた。「杜鵑だ」第1の印象がこれ。
 飛び込んだ辺りをじっと探すが、葉が茂って分からない。かなり小さく見えたような印象。これからするとホトトギスだが。直線的に飛んでいたから違うかも。
 その鳥は木々の中から突然飛び出し数十メートル先に飛び込む。再びその辺りを探すが分からない。近づき過ぎても飛んでしまう。
 ふと木々の隙間から上を見上げるととまっている鳥が。ジュウイチだ!

 当日のグログは次のとおりだ。
 5/4。明るい枝先にジュウイチとまる。朝一番。梅林南側上さくら広場で飛び回るジュウイチを見つける。何度か飛び込んだ辺りを探して樹頂部の枝先にとまる姿に驚く。
 その後も同じさくら広場と天守閣東配水池で観察されている。こんなに明るいところにとまっているジュウイチは初めて見た。
 キビタキは結構多かった。第2陣の飛来といった感じ。センダイムシクイ、エゾムシクイともに鳴き声。メボソムシクイは市民の森と太陽の広場東の森で鳴く。
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ジュウイチ鳴く市民の森 2023.5.16

2023年05月16日 | Weblog
 朝出かける用意をしていると大将から市民の森でジュウイチと。
 急いで出かける、市民の森では10人くらいが立ち話。皆朝が早い。早朝に数回鳴いたそうで酒の会理事長1人が撮影成功した。写真を見せてもらうと胸に縦斑のあるジュウイチの若だ。

 ジュウイチの近年の初認観察状況は
・2020.5.1 市民の森
・2021.5.28 市民の森
・2022.5.7 みどりのリズム~市民の森
 いずれも5月に入ってからの観察となっている。

 5月も中頃になると夏鳥も減少する。時期的にはサンコウチョウや託卵組の鳥はまだ期待できる。ホトトギスは今期まだ出ていない。

 コロナ以後スーパー銭湯には数えるほどしか行っていない。前は少なくとも年に20~30回は行っていた。コロナが治まって行こうと思うが、いざとなると面倒になって家でビールを飲んで寝転んでしまう。
 今朝出会った山男Tさんも最近すぐに面倒だと思うようになったと話していた。彼は私と同じ歳だ。どうも歳を取ると何にしても面倒になるようだ。

 友人と約束して飲み会に出掛けるのも、直前になって大変嫌になる。面倒なのだ。ただ約束しているのでしぶしぶ出かけて、飲んでしゃべっているとそんなことは忘れて楽しい時間を過ごす。出かける前が億劫になる。こんな約束しなければよかったと思う。

・シジュウカラ 4羽 太陽の広場東の森ほか
・オオムシクイ 3羽 市民の森、飛騨の森
・メボソムシクイ 3羽 市民の森、飛騨の森
・アカハラ 1羽 飛騨の森
・キビタキ 2羽 天守閣東側配水池、梅林南側上桜広場
・アオバト 3羽 天守閣東側配水池、市民の森
・センダイムシクイ 3羽 市民の森、飛騨の森、梅林南側上
・エゾムシクイ 1羽 飛騨の森
・ジュウイチ 1羽 若市民の森
・ツバメ 3羽 第二寝屋川ほか
・カルガモ 2羽 北外堀
・カワウ 2羽 北外堀。第二寝屋川
・アオサギ 3羽 北外堀、第二寝屋川
・マガモ 2羽 第二寝屋川

■■マガモ(2009.2.2 東外堀)
 歩きながら考え事をしていることが多い。答えを出すような事でなく、何となく人生を振り返ってみたり明日のことを思ってみたり。
 先日62歳の誕生日を迎えた。これまでの日々、色々な出来事があったなぁーと懐かしくもあり、また辛かった事もよみがえり、思い出したくないと頭を振ることも。
「長生きすれば恥多し」という言葉もある。人生はそんなもんだ。
「ここまでよく頑張って生きてきた。おまえにすれば立派なもんだ」時々褒めてやる。
 今はいい日々を過ごせている。素直に感謝の気持ちである。孫の成長もうれしい。酒もうまい。健康面も特に問題はない。
 何種類かのサプリメントは飲んでいる。そのせいかは分からないが若く見られることが多く、その面では多少の自信もできた。
 同期の仲間もすでにリタイアしているが、日々時間を持て余していると聞く。それに比べ鳥をはじめやることがいっぱいで忙しく充実。
 言うことなしの日々。できればこの日々が続いてほしい。平均寿命の77歳くらいまで。後15年間。贅沢な望みだろうか。
 気持ちのよい日ざしの朝だ。東外堀でマガモの♂♀が寄ってくる。
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メボソムシクイ、コサメビタキ 2023.5.11

2023年05月11日 | Weblog
 今日は外国人観光客より小学生、中学生、高校生の団体が多かった。自分はその頃何を思って生きていたのかなぁと思う。なにしろ勉強ができず身体が弱くその上貧しい家庭。
 将来の夢などなかった。ただその日を過ごしていたように思う。しかし両親も他界しているが貧しい中よく育ててくれたと感謝の思いしかない。

 昨日はムシクイが大変多かったようだ。センダイムシクイ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、オオムシクイと4種すべて観察されている。
 今日もと期待して行ったが一気に飛び立って行ったようだ。彼らも繁殖地へ急いで行かないと、途中でのんびりしていられない。
 私は近くで大きな声で鳴いてくれないと聞こえない。

 北外堀のキンクロハジロは見当たらない。この時期なので越夏する個体かもと思ったが。
 出会った鳥友たちはこの時期に見られたヤマショウビンやカラフトムジセッカ、アカショウビンとの出合いを語る。

 鳥が少なくなって半分は散歩気分。糖尿のためもあって歩くのは大切。膝の痛みもほぼ感じず、今のところ調子はいい大阪城公園に来た日は1万歩以上歩いている。

・メボソムシクイ 3羽 太陽の広場東の森、教育塔裏、飛騨の森
・カワウ 4羽 東外堀、北外堀
・シジュウカラ 6羽 太陽の広場東の森、六番やぐらほか
・コゲラ 3羽 豊国神社東、飛騨の森、青屋門
・キビタキ 5羽 ♂3♀2 梅林南側上、天守閣東側配水池、飛騨の森
・アオサギ 1羽 内堀
・センダイムシクイ 4羽 修道館西、天守閣東側配水池
・コサメビタキ 3羽 飛騨の森、天守閣東側配水池、豊国神社東
・マガモ 2羽 第二寝屋川

■■コゲラ(2007.5.15 市民の森)
 幼児虐待、育児放棄。聞くのも嫌になるニュースが毎日のように流されている。
 二十歳そこそこの母親。出産すると母性本能が目覚めるというが、彼女たちには、どこかに欠陥があるのだろうか。
 生物は子孫を残す為に生きていると言っても過言ではない。何らかの理由でできないのは仕方ないが、生んだ子供には命を賭けて育ててほしい。と言うより育てたくなるはず。
 春には各所でコゲラ、シジュウカラの繁殖を目にする。カワラヒワやメジロなども繁殖しているが、目立たない場所に営巣するのでほとんど気が付かない。
 樹洞に営巣するものは比較的目立つ。しばらく観察していると、どこから見つけてくるのだろうかと思うほど盛んに餌を運びこむ。それこそ休む暇もない。
 人はより豊かな暮らしを求めて進化してきたが、変わりに失ってきたものも多い。人は人によって地球上から絶滅するだろう。
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サンコウチョウ 2023.5.9

2023年05月09日 | Weblog
 五月晴れの朝も風が冷たい。木陰にいると少し寒く感じるほど。

 サンコウチョウが2羽見られた。連休はサンコウチョウの時期。昨日は飛騨の森でオオムシクイが2羽鳴いたと聞く。
 いよいよ春の渡りの終わりが近付いたようだ。ホトトギスは今日も聞かない。
 北外堀でキンクロハジロの♀。今まで見なかったのでどこからか飛んで来たのだろう。大阪城公園に留まるということは負傷している可能性もある。ひょっとしたら越夏するかも。

 3年数か月振り回されたコロナもいよいよ昨日から法的に 「5類」 になった。インフルエンザと同じ扱いになったとのこと。
 コロナのため全世界で600万人を超える死者が出たらしい。ひとつのウイルスで人類がこうなるんだと思うと恐ろしい。

 地球にはまだまだ未知のウイルスが無限に存在しているそうだ。鳥インフルエンザも人から人へ感染するようになるととんでもないことになる。
 特に渡り鳥が感染拡大に影響していると聞くと、野鳥を趣味としている者として悩ましい気持ちになる。

 アメリカ大リーグに入った元阪神タイガースの藤波がどうもダメなようだ。先発も中継ぎもまったくうまくいかない。3Aへの降格も報道されているらしい。本人が一番苦しんでいるだろうが・・・。

・カワラヒワ 1羽 社会運動顕彰
・サンコウチョウ 2羽 ♀市民の森、♂飛騨の森~西の丸庭園
・コルリ 1羽 人工川でさえずり
・キンクロハジロ 1羽 ♀北外堀
・クロツグミ 1羽 ♂飛騨の森
・アカハラ 1羽 飛騨の森
・エゾムシクイ 3羽 飛騨の森
・センダイムシクイ 1羽 飛騨の森
・キビタキ 3羽 飛騨の森、一番やぐら、梅林
・コサギ 1羽 空堀飛翔
・ハシボソガラス 2羽 北外堀青屋門
・カワウ 2羽 北外堀

■■ハシボソガラス (2018.1.19 北外堀 天端)
 今年になってハシボソガラスを観察したのは、第二寝屋川の水上バス乗り場付近と北外堀青屋門近くの天端しかない。この日は北外堀で珍しく2羽が一緒に行動している。
 こんな時は撮影しておかないと。ちょっと近付いたが、特に強く警戒することなく石垣の端にいる。ブログにも時々書いているが、近いうちに大阪城公園でハシボソガラスは珍鳥になるのは間違いない。
 そう思って時々撮影はしているが時間をかけている訳ではない。通りがかりの短時間での撮影。ちょうどXになるようになった姿勢で私を見ている。雌雄は分からないが多分つがいではないだろうか。ハシボソなら営巣してもう少し増えてもいい。ハシブトがあまりにも増えすぎている。人の影響もある。
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メボソムシクイ鳴く 2023.5.5

2023年05月05日 | Weblog
 飛騨の森でメボソムシクイ2羽が鳴いたと聞く。
 この春のメボソムシクイは4月29日に西の丸庭園で初認されているが、今日の2羽いよいよメボソムシクイが到着し始めた。サンコウチョウはどうか。
 そしてオオムシクイが来たら春の渡りはいよいよ終わる。

 昨日フクロウが保護された。このフクロウは一昨日の16時ごろ音楽堂西側でカラスに追われ南外堀に着水し城南バス駐車場南のイチョウに逃げ込んだ個体と同じものだろう。
 昨日もカラスの攻撃で、玉造口南側で地面に落下し保護された。
 保護した大将が晩になって元射撃場で放鳥した。元気に飛んで行ったとの事で無事を祈るばかり。

 フクロウといえば、2015年4月に数日滞在したが、結局カラスに襲われて落鳥した悲しい記録がある。今回のフクロウは無事に大阪城公園を離れてほしい。

・アカハラ 4羽 みどりのリズム、市民の森
・コルリ 1羽 市民の森
・オオルリ 1羽 市民の森
・キビタキ 9羽 ♂5♀2 音楽堂西側上、市民の森、豊国神社東、梅林南側上桜広場、一番やぐら、飛騨の森、天守閣東側配水池など
・メボソムシクイ 2羽 飛騨の森
・メジロ 4羽 市民の森
・シジュウカラ 6羽 市民の森、梅林ほか
・カワウ 5羽 東外堀ほか
・ヤマガラ 1羽 ピースおおさか
・エナガ 14羽 ピースおおさか

■■メジロ(2011.3.10 内堀沿い)
 メジロは花の蜜を吸う。そのため花と組み合わせた写真が撮りやすい。しかし動き回るのでいい構図でシャッターを押すのは難しい。
 チョウも同じで、とまってくれると比較的簡単にきれいな写真が撮れる。花とチョウの。こんな時にデジタルカメラのありがたさを感じる。撮影態度としてはいい加減だが、とりあえずシャッターを押す。連射する。
 後でいいのを選ぶという撮影方法だ。ランニングコストがほぼゼロだから出来る方法だ。今回は、内堀沿いの馬酔木の花だ。これもいつもと違っていい。

・大阪城公園鳥だよりの巻頭言96回 「馬酔木」より
 今年のNHKの大河ドラマは「江」近江の国の浅井三姉妹の数奇な運命である。長女茶々は豊臣秀吉の側室となり、大坂夏の陣で秀頼とともに自害。山里丸には自刃の地との石碑が立っている。
 大阪城公園内に秀吉を祭る豊国神社がある。全国各地に豊国神社があるが、「ほうこく神社」と発音するのは、この大阪城のものと滋賀県長浜市にある豊国神社のみである。あとはすべて「とよくに神社」と読む。
 長浜に興味をもって出かけたことがある。黒壁スクエアを散策しているときに、「大通寺のあせび」という看板が目にはいった。
 あせびは馬酔木と書く。以前読んだ小説の馬酔木に興味を感じ、頭の片隅に残ったままになっている植物だった。
 こんな所でと、偶然見つけたことに喜んで大通寺へ向かった。しかし勘違いした事が二つあって、ひとつ背の高さの木だと思っていたこと。もうひとつは、境内にその木が植えられていると思ったこと。
 結局、2月ごろに「馬酔木の盆栽展」がその寺で開かれるとのこと。時期が違って何もなく空振りに終わった。
 それから数年経った今年の春の初め、内堀沿いに開く花の事をブログに書くと、「馬酔木」だとメールが届いた。驚いたことは言うまでもない。この花だったのか。こんな陽気な花だったのか。
 これまで頭の中でかすんでいた事柄がすっきりとつながったように思った。大阪城公園―豊国神社―長浜―大通寺馬酔木―大阪城馬酔木。そうだったのかといった気分。
 今回その後にメジロが続いた。梅にメジロはよく撮影したが今回は馬酔木にメジロだ。いい写真は撮れなかったが、大阪城公園から始まった想いの旅が、大阪城公園の馬酔木のメジロで終わったように思った。
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今日は渡りの谷の日か。2023.5.2

2023年05月02日 | Weblog
 今朝も快晴、青い空に雲が浮かんでいる。しかし今日は渡りの谷に入ったようだ。
 昨日多かったキビタキも減少して、コルリは見られない。他の鳥たちも少ない。でもゴールデンウイークの最中なのでまだ春の渡りが終わった訳ではない。
 春の渡りの後半の鳥たちが飛来することを期待する。

 昨日のワキアカツグミの豊国神社東には十名弱のカメラマンが待っていた。でも再び同じ辺りに出てくる可能性は低いのではないかと思う。
 写真を見ると胸や腹の縦斑、脇の赤褐色、眉斑などワキアカツグミの特徴が撮られている。同じツグミの仲間のウタツグミは大阪城公園で3羽の記録があるが、ワキアカツグミは初記録。でも国内ではワキアカツグミの記録の方がずーと多い種なのに。

※追加情報 フクロウ1羽 音楽堂西側でカラスに追われ城南地区へ。

・シジュウカラ 5羽 太陽の広場東の森、市民の森ほか
・アカハラ 8羽 みどりのリズム、市民の森、梅林ほか
・エゾムシクイ 3羽 市民の森、教育塔裏
・センダイムシクイ 2羽 市民の森
・キビタキ 4羽 ♂市民の森、梅林南側
・シロハラ 3羽 みどりのリズム、音楽堂西側上
・イソヒヨドリ 1羽 ♂若 空堀
・ツバメ 3羽 もみじ園、空堀
・カルガモ 4羽 南外堀、人工川、北外堀
・カワウ 2羽 南外堀
・フクロウ 1羽 城南地区

■■イソヒヨドリ(2018.3.12 第二寝屋川 水上バス乗り場)
 一通り記録を終えて大阪城ホール前のローソンに。第二寝屋川を前に飲むつもり。当初は梅を見ながらのつもりだったが、満開の梅林は人出が多くベンチにも座れない。こちらの方がのんびり飲める。
 おでんを買おうとしたら、もう終わっている。仕方なくサラミソーセージと燻製のチーズセットを購入。川の流れを前に人生を思いながら焼酎を飲む。空は素敵な青空。ここまでよく頑張って生きてきたなー。後は終着駅に着くだけ。
 ふと左を見ると川の柵にイソヒヨドリ♂がとまっている。横のカメラを手に取って電源を入れていると飛び出し水上バス乗り場の屋根にとまる。近づいて眼にキャッチライトが入る瞬間を狙って十数枚撮影。
 ベンチに戻って再び焼酎を飲む。いい気分。第二寝屋川でイソヒヨドリは珍しくない。しかし向こうからこんな近くに来てくれた。しばらくすると目の前の柵にイソヒヨドリ♀がとまる。びっくり! 1.5メートルもない距離。そっとカメラを取って撮影。私の動作にもまったく動じない。私の目をじっと見ている。
 これはどこかで餌付けされた記憶があるイソヒヨドリだ。そうに違いない。噛んでいたサラミを足元にプッと吐き出すと、すぐに降りてきてついばむ。やはりそうか。もう一度新しいサラミを噛んでプッと吐き出すと、私の前30センチ程度で平気に食べている。
 手が届く。そして靴のつま先を突く。えー! サラミの小さなかけらが付いていたようだ。
 昔、鳥友が三重県の雲出川河口でミヤコドリを撮影中、どんどん近づいて来たキョウジョシギが股をくぐって行った。「雲出川キョウジョシギ股くぐり伝説」 があるが、「第二寝屋川イソヒヨドリつま先突き伝説」
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コルリ多い! 2023.5.1

2023年05月01日 | Weblog
 今日から5月、空も快晴。やや冷たい乾いた風が爽やか。木陰では肌寒いほど。

 今朝はコルリが多かった。各所でさえずりも。人工川近くのツツジの植え込みの中でも大きな声で盛んにさえずっている。難聴の私でも非常によく聞こえた。

 豊国神社裏で出会った鳥友から、29日土曜日に西の丸庭園でメボソムシクイの声を観察したと聞く。いよいよメボソムシクイも到着し始めたようだ。どんどん季節は進む。

 キビタキはまずまずもオオルリが一気に少なくなった。

※追加情報 ワキアカツグミ1羽 今朝7時28分 豊国神社東でワキアカツグミが観察撮影された。もちろん大阪城公園初観察記録種。国内でも十数例の観察記録しかない珍鳥。

・キビタキ 11羽 ♂10♀1 太陽の広場東の森、市民の森、梅林南側上桜広場、飛騨の森ほか
・アカハラ 7羽 太陽の広場東の森、みどりのリズム
・シジュウカラ 5羽 みどりのリズムほか
・シロハラ 1羽 みどりのリズム
・センダイムシクイ 2羽 市民の森
・コルリ 8羽 全て♂ 市民の森、元ヘリポート、太陽の広場東の森、豊国神社、人工川
・ツツドリ 1羽 市民の森
・エゾムシクイ 4羽 市民の森、音楽堂西側上、飛騨の森
・カワウ 3羽 第二寝屋川ほか
・コゲラ 1羽 教育塔裏
・ツバメ 6羽 空堀ほか
・コサメビタキ 3羽 市民の森、飛騨の森
・アオサギ 1羽 空堀
・オオルリ 2羽 ♂♀ 飛騨の森
・カルガモ 1羽 北外堀
・ワキアカツグミ 1羽 豊国神社東

■■ノゴマ(1995.5.4 天守閣東配水池)
 北海道の草原で花の上にとまってさえずる写真の印象とは大きく違う。 
 植え込みから顔を出すと、隣の植え込みに素早く走り込み振り返ってこちらを見る。途中で立ち止まってこちらを見る。
 その時彼の喉の真紅が輝く。
 彼はこれから北海道に向かうのだろうか。何日かかるのか。どんなコースを通って行くのか。ドリトル先生のように言葉が通じるなら聞いてみたいことがいっぱいだ。
 これまでの出来事や苦労話も聞いてみたい。彼と私の好物を並べて、グラス片手に一晩中話し合っていたい。きっと朝がきても話は続いているだろう。
 人に比べ一生が短い分、命がけの毎日を暮らしている分、彼の話は私を決して退屈させないだろう。
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