大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

12/30 ホシハジロ ますます増加。 今年最後の鳥見。

2017年12月30日 | Weblog
 日本野鳥の会和歌山支部の機関紙 「いっぴつ啓上 132号」 が届いた。まだすべて読んでいないが、興味を引いたのが 亜種リュウキュウサンショウクイの観察報告。

 12月16日に孟子不動谷で観察され、写真も掲載されている。和歌山県初記録とある。
 亜種サンショウクイは夏鳥だが、亜種リュウキュウサンショウクイは南西諸島に留鳥として生息している。
 しかし近年、生息地が九州、四国と徐々に北上し話題になっている種。

 大阪城公園では、2011年4月と2016年4月に観察記録されている。ともに春の渡りの時期だった。今回の和歌山県では12月の観察。時期に興味がわく。

 大阪城公園でも、亜種リュウキュウサンショウクイは前から注目している種。夏鳥の亜種サンショウクイと違って、留鳥の亜種リュウキュウサンショウクイは1年中観察される。

 大阪城公園でも、必ずしも渡りの時期だけを注視していていい訳ではない。
 冬に亜種リュウキュウサンショウクイが出るかも知れない。

〇昨日もフクロウが観察されている。沖縄復帰の森、元公園事務所、噴水横などで大将やみのパパさんらが観察撮影。

 25日から5日目。大将の観察では、足を突かれたり、尾を引っ張られたりしているが外傷もなく無事だとのこと。
 今日は今のところ確認されていない。滞在が長くなると嬉しい反面、落鳥の不安が増加する。

〇オオタカ2羽。西の丸庭園周辺、元ヘリポート。共に成鳥。ひでキングの話しでは、今日の西の丸庭園周辺では2羽だったかも知れないと。
 先日大将からも、見える相違点などから、成鳥3羽の可能性があると。

 各部の撮影などから、3羽の個体識別ができるとはっきりするが。可能性は十分にあると思われる。

〇ハイタカ1羽。沖縄復帰の森。

〇アトリ19羽。みどりのリズム、東外堀沿い。

〇カワラヒワ5羽。音楽堂西側上。

〇キクイタダキ2羽。沖縄復帰の森。

〇エナガ7羽。ピースおおさか、音楽堂西側上。

〇ジョウビタキ5羽。♂4・♀1。音楽堂西側上、一番やぐら、梅林、二番やぐらなど。

〇アオジ8羽。音楽堂西側上、人工川、豊国神社裏。

〇ツグミ6羽。飛騨の森ほか。

〇シロハラ10羽。市民の森、豊国神社裏、飛騨の森など。

〇ウグイス5羽。沖縄復帰の森、音楽堂西側上、豊国神社裏、修道館裏など。

〇セグロカモメ2羽。第二寝屋川。

〇カイツブリ5羽。東外堀、西外堀。

〇キセキレイ1羽。南外堀。

〇ハクセキレイ8羽。内堀、東外堀ほか。

〇コサギ1羽。人工川。

〇オオバン106羽。何故か今期は一気に増加しない。

〇オカヨシガモ37羽。

〇ヒドリガモ71羽。昨年に比べ激減。

〇カルガモ2羽。

〇ハシビロガモ35羽。

〇コガモ23羽。

〇ホシハジロ227羽。今期増加。

〇キンクロハジロ118羽。

 ツミの観察情報が12/24を最後に入ってこない。本心を言えば、フクロウよりツミに合いたい。大阪城公園では、フクロウより記録が少ない鳥だから。

 明日の天気はすっきりしない予報。特別な事がない限り、今年の観察は今日が最後になる。

 今年も多くのご支援をありがとうございました。よいお年をお迎えください。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、セグロカモメ、ゴイサギ、アトリ、カイツブリ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、ジョウビタキ、キセキレイ、コサギ、ハイタカ、オオタカ、キクイタダキ、エナガ、カワラヒワ、ウグイス、カワウ、ハクセキレイ、メジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/28 フクロウふたたび。

2017年12月28日 | Weblog
 もみじ園を歩いていると 「ピースおおさか西側にフクロウ、カラス30羽ほどに追われる」 と大将から。

 現場に着くと、すでにフクロウはカラスに追われて行く先不明。両目ははっきり開いていたと。

 今回のフクロウ。25日には同じ場所で初認され、夕刻に飛び立ったと聞いている。その後は、大阪城公園を離れてどこか山地で過ごしていると思っていたが。

 中2日間あけて再び観察された。場所は同じ。驚いている。

 過去フクロウは8羽が観察された。1~6羽目は、翌日には見られず、当日のみで大阪城公園を後にした。

 7羽目は2年前の出来事。思い出したくないが、カラスのモビングを受け逃げ回り、8日目には哀れな姿で発見された。

 そして今回が8羽目のフクロウ。今日で滞在4日目。何故、大阪城公園から離れない?。都市の公園はカラスの高密度生息地。

 若いフクロウにとって恐ろしい場所。夜間の内に去ってほしいが。その術を知らないのか。前回の7羽目と同じ結果にはなってほしくない。

〇オカヨシガモ39羽。

〇ヨシガモ6羽。

〇ヒドリガモ83羽。

〇ハシビロガモ13羽。

〇コガモ25羽。

〇ホシハジロ208羽。本種の増加が目立つ。

〇キンクロハジロ65羽。

〇オオバン97羽。意外と増えない。

〇カイツブリ4羽。

〇ハクセキレイ9羽。

〇アトリ33羽。東外堀上、二番やぐら跡、飛騨の森。

〇シロハラ7羽。

〇ツグミ4羽。

 鳥友から、自分が観察している地域の、今年の大きなニュースを選んでメール。十大ニュースを選ぶことで1年を振り返ることが出来る。ぜひ皆さんもお勧めです。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、シロハラ、ユリカモメ、カイツブリ、カワウ、アトリ、メジロ、シジュウカラ、カワセミ、ハクセキレイ、アオジ、セグロセキレイ、ツグミ、ウグイス、ジョウビタキ、ゴイサギ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/27 今年も 後5日。

2017年12月27日 | Weblog
 今年の十大ニュースの選考作業を進めている。
 これが意外と時間のかかる作業。1年間の出来事を記憶している訳もなく、方法としては今年の1月1日から順にすべてのブログを読みながら主なものをピックアップ。

 こんな事もあった。あんな事もあった。忘れていた出来事が次々と。
 メモに書きだすと数十件にもなる。それをにらみながら自分の中で軽重を判断して10件を選ぶ。

 今年の十大ニュースを選びながら、鳥とともに今年の出来事や、自分の人生に思いを馳せる。 

 今日は妻の月命日。ちょうど半年前の6月だった。癌で2年半の闘病生活を送っていたので、ある程度覚悟はできていたが・・・。

 30年来の鳥友たちの家族から、突然の葉書が届くことも。最近連絡がなかったが、そうだったのかと。12月はそんな月でもある。

 十大ニュースの選考は、1年を振り返るきっかけになる。 
 皆さんも、ご自分の十大ニュースを考えてみてはいかがでしょうか。


〇オオコノハズクについて。
 私は大阪城公園の記録種が増えたらいいと思っていない。どちらかと言うと慎重な方。
 写真など、はっきりと確認できるものがなければ記録には入れない。

 写真があっても、他にも撮影者がいるとか、一緒に観察した人は誰とか、それなりに確認している。すべて正確な記録のため。
 
 例えば今年の初めに起こった大阪城フェイクニュース。疑義を感じたので調べた。鳥友たちも時間をかけて調べてくれた。
 このブログでも協力を依頼し、読者の方々から次々と情報を提供していただいた。
 その結果、カラアカハラ、ミツユビカモメ、フクロウの、3件の偽情報を排除することが出来た。

 ブログの読者の方々が、真剣に対応していただいた事に、ただただ心の底から感謝している。


 今回のオオコノハズクの識別について、前回にも種々書いたが、大きさも重要な点であった。

 識別に困るほどの悪条件でありながら、数人の方が小さく見えたとの事で判断していいのかとの意見。

 魚やさんが、隠れていた石垣の逆三角形の隙間を測った。(前回のひでキングのブログ)
 方法は大変ユニークなものであったが、20×20×23センチと。

 多少の誤差を考慮しても、トラフズクでは無理なのがはっきりと分かる。やはりオオコノハズクだろう。

 その後、魚やさんから写真を使ってこの鳥を測ってみたとメール。

 顔盤の直径 約80mm
 左右の羽角間の距離 約40mm(中心ー中心)
 頭頂から嘴と思われる個所までの距離 約50mm

 しかし、オオコノハズクの実際の寸法が分かるデーターがないので比較できない。標本でもあれば測ってみたい。
 もし、それらのデーターをお持ちの方はぜひご連絡をお願いします。

 魚やさんのユニークで面白い発想力や行動力は素晴らしい。
 大阪城公園の鳥で、いろいろと遊んでやろうの精神。私も大好きである。
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12/25 フクロウ。 オオコノハズク(12/23)

2017年12月25日 | Weblog
 年の暮れが近づくと、今年亡くなられた著名人を紹介するTV番組をよく見る。お名前をあげたらきりがない。あの方も、この方もそうだったと功績とともに思い出す。心からご冥福をお祈りいたします。

 目にした時つい年齢に目がいく。同じような年代の方々は他人事に思えなくて。
 例えば、はしだ のりひこ氏。若い人は知らないだろうが 「帰ってきた酔っぱらい」 で大ヒット。
 ♪♪おらは死んじまっただ~、おらは死んじまっただ~♪ 今も頭に残っている。享年72歳だったそうだ。

 私は1月生まれで、ひと月もすれば 「古希」 の一年間が終わる。これだけ酒を飲んで不摂生しているので覚悟はしているつもり。

 「古希」 の語源とされる、杜甫の詩 「曲江」の一部。

 毎日 江頭に 酔ひを尽くして帰る
 酒債は尋常 行く処に有り
 人生七十 古来稀なり

(仕事帰り毎日のように酔っぱらって帰った。
 酒屋のツケは行く先々にある。
 しかし70歳まで生きる人はほとんどいない)

 今でこそツケで飲む店はないが、昔は当然のようにしていた。1300年前も変わらない。酒飲み男の日々とはそんなもの。

 そろそろ、恒例の 「2017年 大阪城公園の野鳥 十大ニュース」 の選考を始めないといけない。そんな折またまたビックニュースが。

 土曜日に観察された鳥。フクロウの仲間。カラスのモビングを受けて内堀の石垣の隙間に逃げ込んだ。情報で駆けつけたが、条件が悪くて識別できる状況にない。
 こんな時はデジスコをやっている人がいれば。

 耳(羽角)が長いのだけは、はっきり分かる。眼は分からないが黄色より橙色だったとの話しを聞く。茶色ぽく見えた。大きさはほどほどのようにも聞いた。

 写真ではかろうじて胸に数本の黒っぽい縦斑が見えるよう。トラフズクなら名前の由来どおりトラフがもう少し見えてもいいように思う。
 送ってもらった写真を拡大し、特徴を必死に確認しようとするが、あまりにも撮影条件が悪くて・・・悩む。

 時期なども勘案し消去すると、コノハズク、フクロウ、アオバズク、コミミズクが消えて、残ったのはオオコノハズクとトラフズク。この両種のいずれかで間違いないと判断。

 夕刻になってイタチが下りてきて飛び出し、枝にとまったのを5人以上が確認したと。その意見では小さかった、オオコノハズクではとの事。
 オオコノハズクならシロハラ程度の大きさ。トラフズクならドバトより明らかに大きくかなり差がある。

 ただしフクロウの仲間は、体を伸ばしたり縮めたりする習性があるので、その点では辛いところだが総合的にオオコノハズクと判断。

 大阪城公園の野鳥の正確な記録を目的としている。違うご意見がある方はぜひよろしくお願いいたします。
 私あてメール大歓迎です。必要なら撮影者の許可を得て写真の提供もいたします。

 ちなみにトラフズクはこれまでに数回観察している。淀川の右岸、左岸、安威川、南港などなど。写真もある。ところがオオコノハズクは未見の種。

 今回、あの隙間の中にいると言われても、自分の双眼鏡はもちろん、ひでキングのスコープをのぞかしてもらっても・・・・。
 これではライフリストには加えられない。もっとも数十年前から、ライフリストを増やす目的の鳥見スタイルは変えているが。大阪城公園の鳥は記録したい。

 識別した経過を記録してオオコノハズクは 「大阪城公園の野鳥171番目」 の鳥とする。170番目はご存知ウミアイサだった。

〇今朝のフクロウ。
 ピースおおさかの西側。昨年ニシオジロビタキとトラツグミが越冬した辺り。暗い茂った枝葉の中。
 時々左右に顔を動かして様子を伺っている。右眼は開いているのに左眼が閉じたまま。

 大将の観察では、カラスのモビングを受け逃げ回ってこの場所に入ったが、その間直接攻撃されているのも見ているとの事。

 数年前の悪夢を思い出した。あの時はカラスの攻撃を受けながら大阪城公園から離れず、最後は無残な姿を見ることになった。

 あのような事になってほしくない。夜の内に大阪城公園を脱出してほしいが。もし左眼が見えなくなっていたとしたら、右眼だけで生きていけるのか心配・・・。

 それにしても、オオコノハズクにフクロウとは! 大阪城公園に驚き。
 ちなみにフクロウは27年間で9羽目。

 その後梅林上を飛ぶハヤブサ。
 残念ながら、ツミには合えず。

※追加 大阪の晴姫さんのブログを見ると、両目をしっかりと開けたフクロウの写真が。。。ん。たまたま片目をつむっていたのか? それとも左目を負傷する前だったのか? 私も連絡をもらって駆けつけたんだけど。遅れたのか。

 私の後からだったらしい。すると負傷していたのではなく、片目をつぶって休んでいたという事になりやれやれ。

 その後大将の観察で、5時15分にカラスに追われることなく飛び出したとのこと。カラスの多い、大阪城公園でうろうろしないで安全な場所に行ってほしい。
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12/22 ホシハジロ今日は214羽。

2017年12月22日 | Weblog
 3年近く前、白内障の手術を受けた。術後最初に眼帯を取った時の世界は感動もの。目の前は照明を付けた時のように、ぱっと明るくなって鮮明。

 世の中ってこんなにスッキリしているのか?ただただ驚いた。

 ところが最近TVの字幕が、はっきり読めない。一段と人の顔が分からない。
 大阪城公園で、おっ!ツミか? 双眼鏡で見るとヒヨドリ。こんな事も。

 ヒヨドリとツミなんて、飛び方やとまり方、雰囲気など一目で分かるはず。でも、すりガラスを通して見ている。ぼんやりして何か分からない。長年鳥を見てきたのに情けない。

 前回、しばらく眼帯をして過ごしていたのに、手術したのは左目だったのか右目だったのか分からない。家族や知人に聞いても覚えていない。
 手術を受けた当人が忘れているのだから。いい加減な話し。

 年が明けたら眼科へ行こうと思っている。本心は医者嫌い。行きたくない。

 今朝はオオタカが出なかったそうだ。ツミも出ていない。
 シロハラは13羽。ツグミは8羽。地上採餌も増えてきた。

 ウグイス7羽。今期よく見られる。特に低い植え込みでなく、木の上に上がっているのが多い。
 豊国神社裏では、3羽が目の上の枝葉で行動していた。そんな行動からムシクイの仲間に誤解されることもある。

 ちなみに多くの鳥が♂♀一緒の大きさなのに対して、ウグイスは♂が大きくて♀が小さい。一緒に見るとはっきり分かる。

 参考にワシタカ類の多くは、ウグイスと反対に♀が♂より大きい。
 飛んでいる姿の場合、オオタカの♂とハイタカの♀。ハイタカの♂とツミの♀は慎重に観察しないと、大きさだけではうっかり間違ってしまうことがある。

 ワシタカは何故♀が大きいのか。面白い。

 ジョウビタキは豊国神社裏、修道館裏、飛騨の森、梅林で♂4羽。

 ホシハジロは214羽。うち北外堀は161羽。まだまだ増えるのだろうか。今後の推移が気になる。
 一方ヒドリガモはわずか90羽。餌になる水草が大きく減少したことが影響している。

 オオバン、昨年のように右肩上がりに増えない。今日は104羽。

 南外堀でセグロセキレイ1羽。今期は同じ個体と思われるものがよく見られる。大阪城公園でセグロセキレイは、かなり貴重となっている。

 カワセミは東外堀2、北外堀1の計3羽。

 カイツブリは、東外堀3、西外堀3の計6羽。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、シロハラ、ユリカモメ、カイツブリ、カワウ、アトリ、メジロ、シジュウカラ、カワセミ、ハクセキレイ、アオジ、セグロセキレイ、ツグミ、ウグイス、ジョウビタキ、ゴイサギ、アオサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/20 ホシハジロ 200超える。

2017年12月20日 | Weblog
 素晴らしい快晴。気温は低いが寒くない。

 この冬、鳥たちは特に多い事はない。ホシハジロを除いてカモたちも多くない。

 上野動物園のパンダ、連日ニュース番組を賑わしている。100倍以上の抽選に当たってひとり数分の観察だって。

 大阪の人はみな覚めてニュースを見ているのでは。あるいは笑って。 

 何しろ、白浜アドベンチャーワールドと神戸王子動物園がある。パンダは普通に見られる。並ぶこともなく自由に、いつでも好きなだけ見ていられる。

 白浜では過去十数頭も繁殖成功、赤ちゃんパンダなど今さら珍しくもない。数年前には 「ふたごのパンダ」 まで生まれている。東京では何であんなに騒いでいるの?
 これら大阪では、あるあるネタだ。

 ツミの話し。昨日はミライザ裏(元博物館)で観察撮影されている。しかも時間は朝の7時41分。
 今朝の話しでは、10時半ごろに飛騨の森で小さな植え込みのスズメに突然飛び掛かる。捕え損ねて飛び立とうとするが、植え込みの枝に羽が絡まって十数秒バタバタともがく。
 ようやく脱出して西の丸庭園方向へ一気に飛び去った。

 話しを聞くだけで羨ましい。最近は夕刻の市民の森でなく、朝の観察例が増えてきた。場所は園内各所に広がってきた。こうなると出合いはますます運次第。
 春まで大阪城公園で過ごしてくれる事を祈るだけ。

 オオタカは、本丸からカラスのモビングで飛び出し、梅林上を低く飛ぶ。

 シロハラは、地面で採餌が見られるようになってきた。計16羽。
 ツグミは、飛騨の森などで6羽。
 ジョウビタキ計4羽。
 カワラヒワは、音楽堂西側上のアキニレに19羽群れて採餌。
 アトリは、飛騨の森の北外堀沿いで42羽が群れる。

 オオバンは93羽。今年は何故か変化が激しい。

 カイツブリ4羽、東外堀。

 カワセミ北外堀1羽。

 オカヨシガモ24羽。
 ヨシガモ6羽。
 ヒドリガモ69羽。
 ハシビロガモ50羽。
 コガモ23羽。
 
 ホシハジロ 東外堀25・南外堀25・内堀11・北外堀145、合計206羽。
 今冬本種の増加が目立つ。昨冬のこの時期では130羽程度。昨冬では最も多かったのはヒドリガモで250羽程度。まったく逆転している。

 キンクロハジロ 82羽。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、シロハラ、カイツブリ、ユリカモメ、ハクセキレイ、シジュウカラ、カワラヒワ、アオジ、メジロ、ウグイス、ジョウビタキ、カワウ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、アトリ、ツグミ、カワセミ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/18 ツミ大空を舞う。ツグミ・シロハラ地面に・・・。

2017年12月18日 | Weblog
 快晴の冬空。本格的に寒くなってきた。今期初めてネックウォーマーを使う。そのせいか特に寒く感じなかった。と言うか途中で外したくなったほど。

 沖縄復帰の森の北側辺りの上空で、カラス数羽のモビングを受けて飛ぶツミ発見。おっ!ツミ。カメラをセットする間に南の方へ枝が邪魔になって見えなくなってしまう。

 ツミは最近は朝も観察されている。ただし夕刻の方が多いのは変わらない。ツミとの出合がないと嘆いていたがやっと。この調子で、次は枝にすっきりとまった姿に合いたい。

 一番やぐらから二番やぐら跡にかけてオオタカが3回も現れたと。その後10時ごろからは市民の森で長くとまったままと。ともに情報をいただく。

 飛騨の森のハイタカとともに、この冬はハイタカ属3種が楽しめる。
 ちなみにハイタカ属、日本ではこれ以外にアカハラダカの4種。

 シロハラが9羽。うち5羽が市民の森など地面に下りている。ツグミは何故か飛騨の森でよく見る。計8羽。これも3羽が下に下りていた。
 いよいよ木の実が少なくなってきたのかも。

 ウグイスは、水上バス乗り場、市民の森、豊国神社裏などで5羽。こっちは木の上に上がっているのをよく見る。

 モズ♂1羽。みどりのリズム。音楽堂西側上からもみじ園でも♂をよく見るが別の個体か?
 エナガ4羽。市民の森。
 アトリ市民の森で6羽と12羽。
 ジョウビタキ♀元ヘリポート。
 シメ2羽、梅林。

 カワセミ2羽。人工川と東外堀。
 オオバン109羽。最多は内堀で45羽。
 カイツブリ3羽。東外堀。
 ユリカモメ、東外堀、北外堀、第二寝屋川で48羽。
 セグロカモメ2羽、第二寝屋川。
 セグロセキレイ1羽、南外堀。
 ハクセキレイ8羽。各所。
 キセキレイ2羽、南外堀、西外堀。
 
 オカヨシガモ14羽。内堀。
 ヨシガモ4羽、内堀。

 ヒドリガモ88羽
 カルガモ2羽北外堀。
 コガモ南外堀18羽。
 
 ホシハジロ198羽、最多は北外堀で129羽。
 キンクロハジロ87羽。

 
 頻尿のため夜中に何度も目が覚める。その都度夢を見ている。昨夜は珍しく鳥の出てくる夢を見た。
 
 証券会社みたいな所に勤めていて、新入の女子社員を連れてお客さんの家を訪問するような状況。
 場所は大阪城から北の方向で淀川区辺り。小さな家屋が並ぶ地域なのにその家に庭があって野鳥がいた。
 仕事中なのにカメラを持っていて、その鳥を撮影したら後ろにウタツグミが写っている。大阪城公園から居なくなったと思ったらこんな所にいたのか・・・。

 夢って理路整然としたストーリーがないのが普通。そんな仕事した事ないのに。変な夢。まだウタツグミに未練が残っているのか。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ウグイス、シロハラ、モズ、カイツブリ、ユリカモメ、カワウ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、エナガ、アトリ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、オオタカ、ハイタカ、ツミ、シメ、ゴイサギ、アオサギ、ツグミ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/15 オオバンは103羽。

2017年12月15日 | Weblog
 今年も残り16日。早い年月の経過を感じる。
 今年はラニーニャ現象が発生しているらしい。厳冬を覚悟しないといけないのか。

 今冬、鳥は少ない。タカのせいだとの意見もある。確かにオオタカ、ハイタカ、ツミとよく見られる。鳥たちにとっては命がけ。のんびりしていられない。

 今日聞いた話でも、ツミはやはり夕刻がよさそう。3時から5時まで市民の森で待つのが確率が高い。

 ウグイスは4羽。豊国神社裏、飛騨の森ほか。

 エナガ5羽、北外堀沿い。シジュウカラと混群。

 キクイタダキ1羽、市民の森。

 アトリ、市民の森、豊国神社裏で24羽+。みのぱぱさんの話しでは市民の森石の水場のアトリにハイタカが突っ込んできたそうだ。

 カワラヒワ6羽、音楽堂西側上。

 シロハラ7羽。市民の森、飛騨の森ほか。

 ツグミ2羽。

 オオバン103羽。最多は内堀44羽。

 セグロカモメ第二寝屋川3羽。

 カイツブリ5羽、東外堀3・西外堀2。

 ハクセキレイ17羽。各所。

 セグロセキレイ1羽。南外堀。

 オカヨシガモ28羽。
 ヨシガモ4羽。

 ヒドリガモ70羽。
 ハシビロガモ45羽。
 コガモ14羽。

 ホシハジロ197羽。
 キンクロハジロ97羽。

 カンムリカイツブリが飛来しない。今年も見られると思っていたが。昨冬楽しませてくれたウミアイサも。バンもこの冬はまだ見ていない。

 ウタツグミという超大物が来たけど、その他は、少ないように思う。
 今のところツミが楽しみ。普通の種ではあるけど、大阪城公園では記録が少ないので結構魅力的。
 春まで滞在してくれれば、そのうち、いい出合もあるだろうと楽しみにしている。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、カイツブリ、キクイタダキ、アトリ、ハイタカ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シロハラ、メジロ、セグロセキレイ、ウグイス、ツグミ、コサギ、ゴイサギ、エナガ、シジュウカラ、カワウ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/13 この冬は オオタカ、ハイタカ、ツミ。

2017年12月13日 | Weblog
 今日も寒い。やや風もある。ユリカモメが風に逆らって空に浮かんんでいた。

 昨日、曽我ひとみさんの夫ジェンキンスさんが亡くなられたとのニュースを何度も目にした。心からご冥福をお祈りいたします。
 
 ジェンキンスさんの名前を目にしたとき浮かんだのは 「トキ」 
 その昔、トキの初放鳥を見ようと佐渡島に出かけた。人混みが嫌いな私は、放鳥日の前日から島に入り、放鳥日の翌日まで2泊3日の予約を取っていた。

 放鳥の翌日、マスコミの人たちはすべて帰ってしまって、昨日のあの恐ろしいほどの混乱は何だったのかと思うほど静かになった。

 舳倉島など日本海の島は珍鳥でよく知られる。佐渡島だって珍鳥の宝庫だと考えている。大空を舞ったトキを思い出しながら、フェリーの時間まで島を走り回った。

 島が大き過ぎて絞り切れずに珍鳥を見つける事は出来なかったが、観察を続ければ、とんでもない珍鳥の島だろうと今も思っている。

 途中、戦国武将の実物大の人形や歴史を説明する資料館風の観光施設があった。
 フェリーの時間調整のため入って一通り回ると、出口がそのまま大きな土産物売場の中。

 売り場の女性がやってきてかなり激しい売り込み。普通なら断り切れず買ってしまうだろう。
 実は私、大阪のあきんどの末裔。半強制的な売り込みには拒否反応がでる。
 売り子の女性たちもこの 「大阪のオッサン」 はどうしようもない! と離れていったとき、目に入ったのがジェンキンス氏。

 テレビで何度も目にしていたので、失顔症の私でもすぐに分かった。並んで記念写真を撮って土産を買っている人たちもいた。
 私は少し離れたところから彼を見ていた。

 昨日、彼が亡くなったニュースを見て、トキとともに思い出した。どんな人生だったのだろうか。

 オオタカは、今朝も豊国神社裏で観察撮影されている。一番やぐらから豊国神社裏にかけて朝のうちならオオタカに会える確率は非常に高い。

 ハイタカは、修道館裏で1羽。飛騨の森ではねぐら立ちした後1羽が戻ってくる。

 市民の森のツミは、やはり夕刻。3時から5時くらいに現れることが多いらしい。ハイタカのようにねぐら入りのために帰ってきているのか。

 ねぐら入りにしては時間がやや早いように思うが。その上場所が変わる。いつも同じ場所なら見やすいのだが。

 ツグミもシロハラも多くない。まだ地面に下りていない。タカのせいなのだろうか。

 モズの♂がもみじ園で1羽。

 ジョウビタキは♂3、一番やぐら、修道館裏、飛騨の森。

 ウグイスが多く、豊国神社裏、飛騨の森などで計7羽。低い植え込みより上の枝葉などに出てくる。

 シメ1羽、梅林。

 セグロカモメが4羽。第二寝屋川。

 ユリカモメは計49羽。

 カイツブリは東外堀に2羽。

 オオバンは計93羽。最多は内堀で42羽。

 オカヨシガモは21羽。
 ヨシガモは9羽。

 ヒドリガモは94羽。
 マガモが西外堀♂1、北外堀♂1・♀3の5羽。
 カルガモは東外堀、西外堀、北外堀で8羽。

 ハシビロガモは33羽。
 コガモは21羽。

 ホシハジロは162羽。今期増加傾向。
 キンクロハジロは93羽。

●オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ユリカモメ、ハクセキレイ、オオバン、カイツブリ、カワウ、シロハラ、ツグミ、モズ、アオジ、ジョウビタキ、アトリ、ウグイス、オオタカ、ハイタカ、シメ、シジュウカラ、メジロ、アオサギ、セグロカモメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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12/12 ニシオジロビタキ南港野鳥園へ?

2017年12月12日 | Weblog
 パソコンの電源を入れると雄大な風景写真が現れる。世界にはこんな素晴らしい場所があるのだと眺めている。
 しばらくすると写真が入れ替わって別の景色。定期的に変わるようだ。どれもこれも感動する。
 仕組みを理解していないので分からないのだが、皆さんのパソコンでも同じなのか。

 一昨日、電源を入れると、何と大阪城の写真。私にすれば庭みたいなもの。撮影場所も瞬時に分かる。極楽橋の西側、内堀沿いからで紅葉と堀にはカモの姿。

 世界の景色ばかりだと思っていたので、大阪城には驚き、自分の宝物が紹介されたような気持になって見とれてしまった。


 昨日、市民の森で出会ったみのぱぱさんと立ち話。
 「おきらくさんが、南港野鳥園でニシオジロビタキを撮影。その写真を見ると右の肩辺りの羽がめくれたようになっている。大阪城公園で見られていたものとそっくり。同じ鳥ではないか?」

 帰宅後、吹田在住の古くからの鳥友のメール、飛騨の森で撮影した写真を添付して同じ事を知らせてきた。
 しかも彼女、共通点はめくれた羽だけでなく、右側の最外側尾羽(T6)が明らかに短いと指摘。

 私も一応撮影はしているが、その気になってネットでできるだけ多くの写真を検索。大阪城公園の個体と南港野鳥園の個体を比較。

 確かに羽のめくれ、尾羽の短さ。そっくりというより同じではないか。
 厳密には足環でも付けて確認しないと、正確な個体識別はできない。軽々に同一個体と言えないかもしれないが、私は同じ個体だと思う。

 飛騨の森のニシオジロビタキが居なくなった当時。鶴見緑地や大泉緑地などで見つかるとおもしろいがと話していた記憶がある。
 まさか南港野鳥園に移動していたとは。驚きと安心。これからまた別の公園に移動するかもしれない。
 この冬、ニシオジロビタキを観察したら上の2点を確認しよう。
コメント (2)
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