大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

オオヨシキリ、行々子♪行々子♪と 2020.5.28

2020年05月28日 | Weblog
 太陽の広場東の森で大将らと出会う。鳥情報を聞きながら立ち話していると、オオヨシキリが鳴いたと言う。私にはまったく聞こえない。声の方へ向かうと 「行々子 行々子」 ようやく聞こえた。
 相変わらず、近くまで行かないと聞こえない。高音の声は近くでも聞こえないが。

 市民の森で鳥友と雑談。話の中で〇ちゃんは居たか? と聞かれるが失顔症の私は、分からない。普段でも分からないのに、マスクしているので全く分からないと答える。

 すると鳥友たちは、例えば髪の長いのがナッちゃん。短いのがトモちゃんと識別ポイントを教えてくれる。あっそうなのか。
 これは 「目からうろこ」 私と違って、皆さんはひと目で誰か分かると思っていたが、皆さんもポイントを押さえて判断していたのか。

 私は、1分前に出会った女性の髪の毛を聞かれても答えられない・・・女性だったくらいしか頭に残っていない。そうか私の失顔症の原因のひとつは詳細に見ていないからか。

 野鳥の場合は過眼線が、尾羽の先が・・・などなど必死に観察するのに。人はそこまで見ていなかった。 ただし、よく見ていないのは、人が嫌いなわけではない。女性も嫌いな訳じゃない。

 鳥友の一人が 「10万円」 の通知が来たと。同じ大阪市内なので、近く私にも通知が。
 彼は、長く使っているので双眼鏡を新しく買い替えしようと思っていると。ニコンの高級機やスワロスキーなどと。 私は酒代に消えてしまいそう。

 市民の森で昨日ミゾゴイが出たと聞く。合わせてソウシチョウが複数とも。

 サンショウクイが10とか20羽とか聞く、梅林南側だったそうだが。

 オオムシクイ17羽 音楽堂西側上、市民の森など。

 カワラヒワ 4羽 太陽の広場東の森、大阪城ホール北。

 ツバメ 6羽 みどりのリズムで上空飛翔。

 ハクセキレイ 1羽 市民の森

 アオサギ 1羽 内堀。

 カルガモ 1羽 第二寝屋川

 カワウ 4羽 第二寝屋川

 ウシガエルが北外堀で 「ボーボー」 鳴く。第二寝屋川の水上バス乗り場でも 「ボーボー」 鳴く。こんな声はよく聞こえる。


■■サンショウクイ(2010,4,29 音楽堂西側上北側階段付近)
 とんとん拍子。舞台で師匠の手拍子に合わせて、床をとんとん踏むように調子よく踊ることから、物事が順調に進む事。
 昨春にカラアカハラとアカショウビンが撮影できて大変喜んでいたが、今年はサンショウクイの撮影に成功。鳥も私生活もとんとん拍子。
 しかし好事魔多し。という言葉もある。浮かれないで何事にも慎重に行動しないといけないと心を引き締めている。
 このサンショウクイも、大阪城公園に行っていない時に、出ているよとメールをいただいた。正直 「やはりサンショウクイとは相性が悪い」 と嘆く。
 サンショウクイはこれまで何度悔しい思いをしたことか。 聞いて駆け付けたら先ほどまでいたのに・・・。大阪城公園に行かなかった日に出て、皆が見放題、撮り放題・・・。偶然出合って、目の前で飛び回るが、そんな時に限ってカメラを持参していない。などなど、実に相性が悪い。
今回も同じことで、泣く泣く諦めていた。しかし、翌日ついに成功。
 当日のブログはこうだ。
 昨日は所用で大阪城公園に登城しなかった。ところが、いただいた情報では大変な 「当たり日」 だったようだ。オオルリ、キビタキ、アカハラ、クロジ、センダイムシクイ、エゾムシクイなどは当然の事、サンショウクイ、アカショウビン、ミゾゴイ、トラツグミ、ヨタカ、ジュウイチ・・・・など珍しい鳥がめじろ押し。
正直言って私の場合、この中で気になるのは、サンショウクイだ。他の鳥は撮影出来ているから。
 これまで何度か書いたとおり、大阪城公園の記録、「写真の部」 でサンショウクイは未撮影なのだ。
何度も出合いはあった。しかしカメラを持っていない時だったり、カメラを持って戻って来た時にはいなくなっていたり。または、大阪城公園に行けない日に出たりする。いわゆる相性が悪い。撮影の相性が悪い鳥なのだ。
 深夜の雷に雨。早朝はまだ雨が降っている。夕食の残ったカレーを朝飯に食べて暗い窓の外を眺めるとまだ雨が。
 天気予報では早い内に上がって快晴になるようだ。 城南地区から音楽堂西側上に向かうとカメラマンなど多くの人影が見える。ううん!これは!!
 知り合いの人が、サンショウクイ出ていると。・・・おおっ居たか! ついに撮影成功。大阪城公園のサンショウクイ!
 やったー!大阪城公園の記録野鳥約160種。未撮影種がひとつ減った。
 音楽堂西側上でしばらく撮影し、それから回るが。多くない。オオルリ、キビタキほか少ないが、今日はサンショウクイで十分。
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ホトトギス、サンコウチョウ 2020.5.25

2020年05月25日 | Weblog
 新型コロナウイルス患者数も大きく減少、やれやれここまで来た。 緊急事態宣言の解除。政府も頑張ったが、何より国民が頑張った。自粛要請に従って自宅で待機した。
 亡くなった方のご冥福を心からお祈りする。 人口当たりの死者数は、世界の中でも極端に少ないことは称賛に値する。

 注意を喚起するためにマイナスな状況ばかり報道するのは分かるが、頑張った!、日本は素晴らしい! など外国から称賛されているニュースをもっと流してほしい。勇気になるから。

 第2波や第3波。注意して外出しよう、酒も飲みに行こう。仕事も遊びもがんばろう♪

 私の体調もほぼ全快。発疹の跡は残っているが何ともない。痛みもわずかに残る程度。日にちとともに消えそう。
 大阪城公園に着いて、みどりのリズムで大将らに出会う。 少し立ち話で観察情報を。

 自分の探鳥能力が落ちているのを実感する。一番は聴力。 俗に男の老化は 「ハメマラ」 の順に現れると言う。 ミミが入っていないのがちょっと疑問。 私の場合は60歳くらいからミミにきた。

 老化は生まれた時から始まっている。生きるということは老化しながら死への道。悲しいがそれを認めて生きるのが人生。よって可もなく不可もなく。

 オオムシクイ、太陽の広場東の森、市民の森、天守閣東側配水池などで計5羽と聞く。 私は今期一度も声を聞いていない。
 ホトトギスがみどりのリズム。 赤色型だと大将。ホトトギスの声なら聞こえるのだが。 今期はトケンが多いように思う。トケンの当たり年。
 キビタキ♀1羽 飛騨の森で観察と、大学生H君だったか。
 アオバト♂1羽 豊国神社裏とこれもあH君。 
 エナガ 9羽 青屋門。
 シジュウカラ 6羽 青屋門、音楽堂西側上。
 カワラヒワ 2羽 少年野球場。
 サンコウチョウ ♀1羽 梅林南側林。
 カワウ 3羽 内堀、第二寝屋川
 アオサギ 1羽 第二寝屋川
 カルガモ 1羽 第二寝屋川
 コゲラ 1羽 一番やぐら
 ツバメ 8羽 みどりのリズムで上空を飛び回る4羽 

※追加情報 カッコウ内堀の船着き場付近。(大将)

●ツバメ、オオムシクイ、ホトトギス、キビタキ、アオバト、エナガ、シジュウカラ、カワウ、カワラヒワ、サンコウチョウ、アオサギ、カルガモ、コゲラ、キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ、カッコウ

■■ジュウイチ (1998.5.9 西の丸庭園)
 5月9日西の丸庭園にジュウイチがやってきた。翌日には市民の森でも見られた。昨年の春の渡りで珍しく数羽のジュウイチが飛来し大変驚いたものだったが、今春にも見られるとは思いもよらなかった。
 偶然なのかそれとも同一の個体なのだろうか。西の丸庭園も市民の森も昨年とほぼ同じ辺りで見られた。しかも、5月10日に見られているので場所も日までも一致している。
 無線で連絡をいただいて西の丸庭園に駆けつけてから数時間、枝葉の中を見え隠れし林の中を飛ぶ姿を何度も目にしたが、撮影できたのはこの1分間だけだった。
 鳴き声は昨年と同様に鋭く大きな声がよく聞かれた。特に鳴き声の終りの 「ジュビービ-ジュビビ」と図鑑の解説にある声をはっきり聞くことができたのは一つの収穫であった。
 昨年にも感じたが、杜鵑の中ではジュウイチの警戒心が一番強いように思う。標高の高いところで繁殖することとは関係あるのだろうか。種によって警戒心が非常に強いものと弱いものがあるが、その事で得るものと失うものがあるだろう、その戦略に新たな興味がわいてくる。 
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サンコウチョウ3羽 2020.5.22

2020年05月22日 | Weblog
 朝方は少し冷えるので、薄い上着を1枚などと天気予報で言ってたが、暑がりの私はいつもと同じでも暑かった。
 
 カラスの繁殖期で巣の近くを通ると頭を蹴られる。 音楽堂西側上の小道から沖縄復帰の森への辺りも危ないので、枝を拾って頭の上にかざして歩く。カラスは必ず後ろから襲ってくるので、小枝が邪魔になって襲ってこない。

 昨日は、ジュウイチやホトトギスがよく見られたという。特にジュウイチはよく見える場所に長くとまっていたので、十分撮影できたと聞く。残念ながら今日は見られない。

 この歳になると昔が懐かしくなる。思い出に浸って飲む酒もうまい。30年以上も前に大阪城公園で出会った男性がいる。

 少し年上だった。記憶では奈良に住んでおられた。当時、大阪城公園に通われていたが、やがて 「天然記念物の野鳥をすべて撮影する」 と決意された。

 その後、北海道や信州など各地から、この鳥を撮影成功したなどの便りがあったが、やがて連絡もなくなった。もちろん携帯などなかった時代。 天然記念物の鳥、全種撮影できたのだろうか。今ごろになって思い出す。

 彼の気持ちはよく分かる。大阪城公園に通っていても同じ鳥で変わらない。珍鳥情報で走り回っても、何となく欲求不満の思いが残る。
 天然記念物なら、はっきりとした目標ができる。数がはっきりしている。数年で全種撮影が達成できるのでは。
 全国を回り、地元の名物を楽しみながら、天然記念物の鳥を追う旅。そんな鳥見もいい。

 私はその目的で出かけた事はないが、これまでに天然記念物の鳥は20種くらい見ている。 それぞれ思い出があって懐かしい。

 カササギ、イヌワシ、オジロワシ、カラスバト、クマゲラ、コウノトリ、タンチョウ、トキ、ヒシクイ、マガン、ライチョウ、オオハクチョウ、カナダヅル、クロヅル、ソデグロヅル、ナベヅル、マナヅル、オオワシ、コクガン、シラコバト・・・。

 もう少しあったかも知れないが、大阪城公園の記録に専念する事になって、今後新たに見ることはないだろう。
 奈良の男性はどうしているのか。 80代くらいになられているか。各地の天然記念物の鳥との出合いなどを酒のあてに酌み交わしたい。
 
 マガモ 1羽 第二寝屋川
 カルガモ 2羽 第二寝屋川
 ハクセキレイ 1羽 第二寝屋川
 サンコウチョウ 3羽 市民の森、沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場。 桜広場の個体の尾はちょっと長いという。ひょうひょうYさんに撮影した写真を見せてもらうと、上面の色は茶。これは♀、でも尾がちょっと長いのは? ♂か♀か・・・・。
 シジュウカラ 4羽
 ツバメ 1羽 もみじ園上空飛翔
 アオサギ 1羽 第二寝屋川
 ハシボソガラス 2羽 水上バス乗り場
 カワウ 4羽 第二寝屋川
 キジバト、ハシブトガラス、ムクドリ、スズメ。

 新型コロナウイルス、大阪の緊急事態宣言も解除される。やっとここまできた。解除されても一定のルールを守って、第2波を防ぐように注意しないと。
 
 
■■ホトトギス (1994.10.10 西の丸庭園) 
 「やったー!ついにやった」 といった気持。ツツドリ は何度かの出合いもあり撮影もできた。しかしホトトギスは情報が入っても振られてばかり。
 早朝から出かけていたのに回るコースが反対だったためすれ違ったり、駆け付けた時はすでに飛び去った後だったりした。
 この日、数日前に Iさんから小さい杜鵑を見たと聞いていた。半ば諦め半分、期待半分で西の丸庭園に入った。教えられた場所でしばらく待っていると、ツツドリと思われる杜鵑が飛び立った。
 目で追うとその後を追いかけるように飛ぶ小型の杜鵑が目に入った。直感的に 「ホトトギス」 そのまま樹木の陰になり見失った。
 ホトトギスはまだ居る。今日は一日この場所で待つことにした。終日ねばる覚悟で座り込んだ。持参した昼食の 「にぎらーず」 も食べ、一人でどれだけ待っていただろうか。目にした北端の地面に降りている鳥を双眼鏡で確認すると小型の杜鵑だ。
 カメラを向ける間もなく飛び上がり木の中に消えた。まもなく正面の堀側の枝にとまったのはホトトギスだ。数分間動かずとまったまま。心臓の鼓動で倒れないようにその時間を過ごした。一生忘れない今を。
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薫風の中ホトトギスの声 2020.5.20

2020年05月20日 | Weblog
 青空に涼しい風、いい季節になった。みどりのリズムに着くと大将ら3人と出会う。しばらく雑談し鳥の観察情報などをもらう。
 市民の森の水場辺りでも、数人の鳥友と出会い立ち話。体の方はどうか?と心配される。

 帯状疱疹は、ようやく治まったが 「帯状疱疹後神経痛」 という後遺症が残った。
 神経が傷ついて痛みが続く。今は神経を修復するための薬を飲んでいる。もちろん鎮痛剤も。

 子供のころ親から 「薬飲んだかな?」 と聞かれることがあった。自分のした事が分からないのかと思っていた。
 しかし 「さっき食後の薬飲んだかな?」 と悩む時がある。親の気持ちが分かる年齢になった。

 帯状疱疹は意外と発症率の高い病気らしい。皆さんも十分ご注意を。そしてできるだけ早く医者に。遅くなるほど神経がやられ後遺症が残るという。

 もみじ園の緑の中に濃い赤紫の紅葉が数本、名札がないので分からないが緑の中に目立つ。

 梅林からオオタカが低く飛び出す。1羽のカラスともみ合いながら天守閣東側配水池の方に。今日もカメラは持っていない。
 あれば撮影していただろうが、特に残念な思いはない。もしも出合いがマミジロキビタキだったらどれほど悔しい思いをしただろう。

 ホトトギスがみどりのリズムと梅林南側上桜広場で計2羽と。梅林南側上桜広場からの鳴き声はよく聞こえる。

 サンコウチョウ♀型が飛騨の森で観察された。この時期になると♂は少なくなる。

 オオムシクイ7羽 市民の森、弓道場、沖縄復帰の森。私が着いた時は鳴きやんでいたが、その前はよく鳴いていたと。春の渡りの終盤に観察される本種。

 新型コロナウイルスもようやく収束の方向で一安心。大阪も明日には緊急事態宣言が解除されるだろうとの報道。
 豊岡のコウノトリ郷公園も再開したとうれしいニュース。だたし油断していると第2波が起こる。慎重に行動しよう。

 ツバメ9羽 もみじ園、音楽堂上、青屋門上空を飛び回る。

 サメビタキ1羽 豊国神社裏

 キビタキ♂2羽 みどりのリズム、音楽堂西側上

 その他 シジュウカラ、カルガモ、カワウ、コゲラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 大将から昨日飛騨の森でヨタカが出たとの話しも。
 
■■サンコウチョウ(1994.5.9 愛の森)
 鳴き声が「月日星」と聞こえるので三光鳥と呼ばれる。しかし私はその後に続く「ホイホイホイ」の声が印象に残る。
 愛の森を歩いていると、かすかにホイホイと聞こえたのでサンコウチョウかもしれないと探してみる。
 やがて樹間をひらひらと飛ぶ姿を見つけた。ひとシーズンに数羽しか飛来しないので1羽に合えるだけでも幸運。
 やがて人が増えたためか、低い所に降りてこないで樹冠部を行動することが多くなった。葉の間に見え隠れして十分に全身を見せてくれない。
 また、昨年も音楽堂西側上で見たのと同じように、アゲハチョウを捕食していたが、他の鳥がアゲハチョウを捕食するのは見たことがない。
 NHKのカメラマンも苦労してアゲハチョウの捕食を追っていたが結果はどうだったのだろう。
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久しぶりの散策。ジュウイチの声を楽しむ。(アカショウビン) 2020.5.12

2020年05月12日 | Weblog
 「大阪モデル」 吉村知事が頑張って話題になっている。 このまま順調にいけば16日くらいには一部自粛緩和されそう。
 30年近く続けている大阪城公園の記録は、継続性が必要で、ぎりぎり週1回程度と決めたが、まさか帯状疱疹になるとは。

 徐々に回復に向かっている。痛みは6時間毎に鎮痛剤を服用している。
 前回も書いたが、酒を飲んでもいいのがうれしい。数年前の白内障手術の時も 「酒は飲んでもいいが、顔を洗ってはいけない」 と言われた。 
 反対に 「顔を洗ってもいいが、酒を飲んではいけない」 と指示されたら、どれだけ辛かったか。

 勝手な素人考えだが、内科系は飲んではいけないが、眼科や皮膚科など内科以外の科目は案外飲めそう。笑。

 久しぶりに大阪城公園へ。少しでも負担を減らすためにカメラは持たずに、双眼鏡のみで回る。なにより楽で楽しい。

 少し見ない間に、緑が随分濃くなった。春の渡りもピークを過ぎた。残念だが仕方がない。
 病み上がりで完治した訳ではないので、無理しないでのんびり歩く。緑の中を歩くのはストレス発散に一番いい。

 市民の森で、高い枝葉の中から複雑なさえずり風の声、何だったか? アオジ?よく分からない。
 木々の間から見える空をタカが滑空していく。あっハイタカと思ったが一瞬のことで絶対の自信はない。記録にはあげられない。

 元射撃場からジュウイチのさえずり。いつもの激しい 「ジューイチィ」 でなく、やや大人しめの声。最後の 「ジュジュピピピ」 の方が大きく聞こえる。

 城南地区で知人に出会い立ち話。すると市民の森やみどりのリズムでジュウイチとホトトギスが観察されたとの情報。同じジュウイチだろうか。

 人工川コロナのため水が止められて乾いている。端の方だけ泥状態。確か先日U君が、ツバメが泥を集めているのを観察したと聞いた。

 昔にも止水されて、同じような状態になった時があった。その時は近隣で繁殖したハクセキレイが、巣立ちした幼鳥を連れてきて採餌していたのを思い出す。

 飛騨の森入口で知人と出会う。ユキヤナギにノゴマが出ているという。また天守閣東側配水池でアカショウビンが出たとの話しを聞いたが 「また聞き」 ではっきりしないとも。
 一人だけ見た人がいるとか、いないとか。真偽の程ははっきりしない。

 無理しないようさっと一通り回って帰宅。まだまだ免疫力が弱っている。コロナにも充分注意が必要な体。
 久しぶりに大阪城公園を歩いて、鳥はたいして見られなかったが、溜まっていたものが発散できたようでリラックスできた。

※追加情報 上記のアカショウビンについて、コメントをいただきました。また観察撮影した方とも連絡が取れ、観察時の状況と写真を送っていただきました。

 天守閣東側配水池の北東角から飛び出し目の前を通過、山里丸のイチョウの木に止まったところを撮影(8:21)したと。すぐに飛んで行先不明。

 写真はイチョウから伸びた葉の無い細い枝に、こっちを向いて止まって尾を上げている。背景も緑ですっきり。素晴らしい写真。
 これまで大阪城公園でのアカショウビンの写真は何枚か見ているが、この写真が圧倒的に一番好きです。

● 今日の鳥たち
 ツバメ、シロハラ、メボソムシクイ、カルガモ、ジュウイチ、ホトトギス、コサギ、ノゴマ、シジュウカラ、カワウ、マガモ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、アカショウビン、エゾビタキ、アオバト、キビタキ。

■■ツバメ(2008.5.12 人工川)
 これまでツバメの撮影には苦労してきた。ところがデジタルカメラはそんな苦労を一変させた。
 ランニングコストがほとんど掛からないので、枚数を多く撮影できる。オートフォーカスで追従できる。トリミングが簡単などなど。
 以前、佐々木小次郎の燕返しの技を、飛翔中のツバメの撮影に例えたことがあったが、剣豪も自動小銃の前には手も足も出ない。
 私はこの方向は好きではないが致し方ない。腕を磨くより、進歩した道具を使うほうが簡単で正確。時代はそっちの方に進むのだ。銀塩だってそうして進化してきたのだから。
 かつて、機械の塊だったカメラを磨きながら翌日の撮影計画を練った。すばやくフィルムを入れ替え、勘で露出を計り、瞬時にピントを合わせ、構図を決めてシャッターを切る、と同時に巻き上げる。こんな楽しみは無くなった。年寄りの愚痴になってしまう。
 便利なものは積極的使うことが、これからの記録には適切だ。積極的に新しいことに取り組むことが、若く健康でいられる事にも効果がある。
 十年ほど前に、ツバメの飛翔撮影に挑戦した事がある。結局、たいした写真は撮れないまま終わった。
 かろうじて1枚の写真を残したが、そのために半日を費やし、経費は万単位のお金だった。
 今回は、わずか30分ほどで、飛んでいるツバメの写真を撮影。これが進歩なんだ。
 齢を重ねても、進歩を理解して受け入れる事。愚痴らずによしとしよう。
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現況報告を兼ねて 2020.5.9

2020年05月09日 | Weblog
 5月号の野鳥誌に、大阪支部の長老お二人のインタビュー記事が掲載されている。そのページに川柳があって 「中高年の探鳥会 3回休めば 死んだかな」 
 私のブログも、長く空くと・・・・。思われかねない。 
 またメールをいただいたりもするので、現況報告を。

 4月終わり頃、左肩や首が痛くなっていた。寝違いくらいに思っていたら、やがて発疹が首や肩、次々と左腕まで、痛みも強くなり眠れない。
 しかしゴールデンウイーク中で皮膚科が休診。たまらず市販の痛み止めを飲んで耐える。

 発疹は日々ひどくなる、痛みはますます。我慢できず救急♯7119に電話。
 病院を紹介してくれてすぐに行くようにと。病院に行くと内科のため専門ではないがと、とりあえず薬と痛み止めを処方してもらう。

 連休が終わってすぐに皮膚科の医院に。結果は 「帯状疱疹」 かなり 「きついやつ」 だと言われる。
 薬は家まで待たずに、薬局で水をもらってその場ですぐに飲めと。連休中で治療開始が遅れたのが悪かったようだ。

 それでも5月の始めはビールや湯割りを飲んで気を紛らわせていた。しかし病院の薬は、はっきりと禁酒! 
 皮膚科の薬局で 「酒は?」 恐る恐る聞くと、薬剤師さんはあっさりと 「いいですよ♪」 
 家に帰ったら真っ先に冷蔵庫を開ける。ビールのうまい事。続いて湯割りなど飲んでいると一気に眠気がして午睡。痛みで眠れていなかった。
 コロナで十分な観察ができず困っていたら、帯状疱疹とは・・・泣き面にハチだ。

 調べてみると、ストレス、過労などが引き金となってウイルスに対する免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスがよく再び活動を始め、神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症するらしい。

 そうか!ストレスか。コロナで大阪城公園へ通えずストレスになっていたのか。やはり鳥を見ないと体調が悪くなる。

 無理しなければ日常生活はOKとの事。痛みは薬を飲んでいると我慢できる。来週中くらいには大阪城公園に出掛けてみたい。春の渡りも終盤になってしまった。
 でも少しは夏鳥たちを見てストレス開放しないと。
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