大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

大阪城公園、今年最後の鳥見か。2020.12.29 

2020年12月29日 | Weblog
 予報では、明日から気温が下がり降雨や雪もと。今日が今年最後の登城になるかもしれない。

 コロナに振り回された一年だった。大阪城公園の野鳥観察にも大きな影響を与えた。観察記録に出掛けた日数を前年と比べると一目瞭然。
・2020年4月は5日間のみ、2019年は19日間。
・2020年5月は6日間のみ、2019年は17日間。
 過去30年間の観察で、こんなに少ないことは一度もなかった。ある意味、それも含めて自然観察なのかも。

 先日U君が湖北野鳥センターに行きたいとの事で案内した。昔よく行った場所だが、ここ数年は行っていない。今どうなっているかの関心もあった。
 コースは、琵琶湖岸道→早崎ビオトープ→湖北野鳥センター→尾上漁港→山本山オオワシ→周辺田畑→西池→三島池→帰阪。走行約350キロ。

 早崎ビオトープは工事中。センター前でオオヒシクイ・マガンは見られるもコハクチョウが見られず。朝から採餌に出掛けたが、野犬が入って飛び立ち今はどこに居るか分からないと。

 湖北に来てコハクチョウ空振りではシャレにならない。仕方なく周辺田畑を十数キロに渡って探索。
 探し回ったあげく空を飛ぶ3羽発見、行く先を目で追って数キロ先でようやく十数羽発見。近距離で、清く美しい姿にU君感激してシャッターを押す。その後100羽ほどが群れている場所にも出合う。

 西池への途中、電線と畑に群れるミヤマガラスを見つける。止めにくい場所で車中からの観察のみ。コクマルは見付けられず。
 西池では、ぎっしり水面を埋め尽くすマガモほか数千羽のカモ。こんな大きな群れを見たことがないと驚くU君。

 三島池では、ビジターセンターが無くなって広場になっていた。思い出もいろいろある広場を眺めて歳を感じる。

 今回の探鳥行で、彼はライファー6種をゲット出来たと喜んでいた。

 見た鳥は。オオワシ、コハクチョウ、オオヒシクイの湖北三羽烏。マガン、ミヤマガラス、カワアイサの他、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ホオジロガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、オオバン、コサギ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、ユリカモメ、カモメ、カワセミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ケリ、エナガ、ジョウビタキ、ツグミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キジバト、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 湖北野鳥センター監修の 「湖北の野鳥図鑑」 を買って帰る。初心者にも関心を持ってもらえるように面白く書いてある。
 例えばオオムシクイは 「突然現れたメボソムシクイのそっくりさん」 エナガは 「揺るがぬ人気 鳥類界の正統派アイドル」 カシラダカは 「そこまで頭は高くない」  など楽しく読める図鑑。

 最後の頁、写真提供・及び協力者を見ると。おー!昆陽池のゆきちゃんの名前が。親しい人の名前を見付けるとうれしい気分。

 今朝は市民の森で大将、そこにひでキング。飛騨の森ではさかなやさん、ともちゃんなど。久しぶりに数人と出会い立ち話。
 U君がカモのカウントを任せてくれと言うので外は回らず気楽なもの。

 最後に、いつものベンチに向かうとカップルが激しく抱きあって接吻している。私と一つ空いて隣のベンチ!おとなしそうな十代の女性。
 高齢の私は特に驚く事もなく、持参の焼酎を口に。

 彼女は今、夢の中にいるんだろう。人生、出来るだけ多くの事を経験した方がいい。結局、百年もしないで終わるんだから、湯割りを飲みながら心の中で彼女に声援を送った。

●オカヨシガモ 1羽 内堀。
●ヨシガモ ♂2羽 内堀。
●ヒドリガモ 46羽 東外堀、南外堀、内堀、西外堀、北外堀
●マガモ 17羽
●カルガモ 11羽
●ハシビロガモ 124羽
●コガモ 17羽

●ホシハジロ 73羽 
●キンクロハジロ 131羽

●オオバン 106羽 今期初百羽超。
●ユリカモメ 14羽
●カワウ 158羽 第二寝屋川を下流へ147羽の群れが通過。一部は川にも降りるがすぐに飛ぶ立ち群れとなって飛び去る。
●キセキレイ 2羽
●ハクセキレイ 6羽
●セグロカモメ 4羽 第二寝屋川、南外堀
●カイツブリ 8羽 南外堀、西外堀
●カワセミ 1羽 南外堀
●ゴイサギ 5羽 北外堀
●コサギ 1羽 上空飛翔

●ツグミ 各所に多い。カウントしたものはとりあえず108羽。
●シロハラ 9羽 市民の森ほか
●カワラヒワ 7羽 太陽の広場東の森ほか
●ヤマガラ 4羽
●チョウゲンボウ 1羽 城南地区
●ジョウビタキ 4羽 ♀各所
●ウグイス 2羽 音楽堂西側上ほか
●アオバト ♂1羽 飛騨の森
●ハシボソガラス 2羽 大阪城ホール
●モズ 2羽 空堀ほか
●アトリ 43羽 太陽の広場東の森
●アオジ 5羽 音楽堂西側上ほか
●エナガ 6羽

★ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」

 ☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆

・アカショウビン 情熱。雨のあの日。
・ウソ 偽りの告白。愛を信じる。
・クビワキンクロ 一生忘れない思い出。
・コガラ あなたに酔う。優しい癒し。
・ムクドリ 喧噪。ひとり嫌い。
・クロツグミ 恋の歌。愛の賛歌。
・ツグミ 忍耐。強い思い。不信。

■■マガモ(1995.1.2 内堀)
 今冬はカモ類も一通り撮影しようと考えているが、その方法のひとつとして、♂♀一緒に一つの画面に入れて撮影するつもりでいる。
 マガモは仲間が集まって行動している事が多いので比較的楽に撮影できるが、他のカモを入らないようにして、しかもマガモの首が緑に輝く角度のものは案外難しい。
 そのうえ、水面の反射による色合いや波が作る模様などもあり、すべての条件を満足させるとなると半日くらいの片手間では無理だと分かった。
 このために終日費やしても、何日かかるか分からない。しかしある意味では、まだまだやりがいや楽しみが残っているということでもある。
 マガモは毎年やってくるので、一度だけのチャンスでないことも気が楽。満足できるものが完成するまで意識して続けるつもりだ。
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オシドリ滞在中だった! 2020.12.25

2020年12月25日 | Weblog
 今年もとうとうこんな時期になった。来年は丑年。今年は家族全員健康で大過なく過ごせたことに感謝しないといけない。

 最後のことば。太閤さんは 「浪速の事は夢のまた夢・・・・」 忠臣蔵の浅野内匠頭が切腹の場面で 「風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」 とか、信長の 「人生五十年・・・」とか。石川五右衛門の 「・・・・浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ」 などよく知られる。人生最後の言葉だけに深い思いが迫る。

 しかし辞世の言葉を吐いて、ガクッと頭が落ちてあの世へ、などは無いそうだ。そんな時はすでに意識不明。辞世の句どころか、感謝も苦しみも言葉はないと。

 立派な方は、あらかじめ辞世の句を用意していると読んだ。
 そこで私もずいぶん前から用意していた。「これでドードーに会える」 ガクッ! のつもりだった。

 これが通じない。ドードーを知らない人が多い。既に絶滅した鳥だ。不思議の国のアリスにも出てくる鳥。写真もないので想像図があるのみ。
 トリミニストとして、あの世へ行ったら本物のドードーが見られるとの思いで、上の言葉を準備していたが通じない。

 辞世の句を自分で説明するほど恥ずかしい事はない。そこで新たなものを考えることにした。もちろん野鳥がらみである。今度は酔っぱらってもしゃべらない。

 急死した場合 「父が亡くなったのでこのブログは終了しました」 の旨を投稿するよう、娘には頼んである。その最後に、父の辞世の句・・・。
 なんかちょっと粋。早く逝きたくないが、それを想像するのも楽しみのような。

 大阪城公園は今日も人が少ない。速足で回ってカモだけカウントして帰ろうと思っていると、市民の森で大将と出会う。バーダーやカメラマンで出会ったのは彼だけ。しばらく立ち話の中で、オシドリが戻ってきていると。

● オシドリは21日に蓮如前の内堀の清掃作業があって、他のカモも含めすべて見られなくなっていた。その後の情報で東外堀で見られたとのことだった。
 そんなことで、今朝は東外堀を少し慎重に探して、見つからなかったところだった。そんな時に内堀に戻っていると。

 回る楽しみができた。御座船も休業中ですぐに飛び去ることはないだろいうと、いつものコースを回って内堀の蓮如前へ。
 大将の話しでは、フェンスにとまっていたが、その後石垣下部にいたと。
 
 内堀に着いて、ざっと見るとフェンスにカモがいない。石垣下部をずーと見るとコガモが3羽休んでいるだけ。
 嫌な予感。堀の中にはヨシガモが数羽。それを双眼鏡で見ると、その中にいたー!オシドリ♀。よかった♪♪ やれやれ。

 結局、19~20の土日は内堀の蓮如前。21日に清掃作業で飛去。その後東外堀で観察されたことから、21日からに避難していたのかも。24日に東外堀で観察され、25日には再び内堀の蓮如前に戻る。堀を移って滞在しているのはうれしい限り。

 写真をパソコンで拡大し、図鑑の説明と合わせてみると、雨覆と肩羽にバフ色の羽縁がある。翼鏡に白斑がある。脇の淡色斑は丸い。
 これらからすると、♀の幼羽から第1回生殖羽かと思われる。

● オカヨシガモ 30羽 東外堀19・南外堀4・内堀7
● ヨシガモ 5羽 内堀の蓮如前。♂3♀2 オシドリとともにこの場所に戻ってきている。♂の輝きは見事。
● ヒドリガモ 81羽 東外堀28・南外堀18・西外堀4・内堀18・北外堀13
● マガモ 9羽 西外堀4・内堀3・北外堀2
● カルガモ 12羽 人工川6・内堀3・北外堀2
● ハシビロガモ 94羽 東外堀53・南外堀22・北外堀19
● コガモ 17羽 東外堀1・南外堀8・内堀8

● ホシハジロ 118羽 南外堀23・西外堀12・内堀8・北外堀75
● キンクロハジロ 76羽 東外堀3・南外堀6・西外堀28・内堀18・北外堀21

● オオバン 61羽 東外堀3・南外堀8・西外堀23・内堀11・北外堀12・第二寝屋川4
● ハクセキレイ 7羽 各所
● カイツブリ 6羽 南外堀、西外堀
● セグロカモメ 3羽 東外堀1羽が着水。浮いた魚を食べる。第二寝屋川2
● ユリカモメ 49羽 北外堀、第二寝屋川

● ツグミ 42羽 各所
● シロハラ 7羽 各所
● ジョウビタキ 2羽 豊国神社東、梅林
● その他 シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◎花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 ☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆
・トビ 短い夢。旅の思い出。
・ノゴマ 自分。嫉妬。ジェラシー。
・マミジロ 秘めた思い。恋上手。
・アメリカヒドリ 希望。
・キジバト 不摂生。軽率。
・カルガモ 恥知らず。

■■オシドリ(1997.3.23 北外堀)
 結婚式でのあいさつに、「よき日に鴛鴦の契りを結ばれた新郎新婦の・・」などと使われるオシドリ。鴛は♂、鴦は♀のオシドリで仲の良い夫婦を表す。2羽が並んで泳いでいる姿に仲の良さが見える。
 この言葉は中国の伝説からきたもので、「春秋戦国時代の宋の国でのこと。国王に無理やり妻を奪われた家臣が自殺した。妻もその後を追って自殺。怒った国王は2人の墓を別々に建てたが、両方の墓から生えた梓(あずさ=キササゲ)の木がみるみるうちに根や枝をからませるまでに成長し、その木にオシドリのつがいが住み着き悲しく鳴いた」
 その木は相思樹とも呼ばれ、相思相愛の相思という言葉もここから生まれた。
 日本でも、千葉県八千代市の正覚院に伝わる話では「昔ある侍が♂のオシドリを狩った。その夜美しい女性が訪れてきて、なぜ私の夫を殺したのかと涙ながらに訴え歌を残して去った。“日くるれば 誘ひしものを あそぬまの まこもがくれの ひとり寝ぞ憂き”今夜から葦の葉蔭でひとり寂しく暮らさなければならないと嘆く歌。
 翌朝気づくと、殺した♂のオシドリと嘴を合して♀のオシドリが亡くなっていた。侍はその夫婦愛に打たれ、この寺を鴛鴦寺(おしどり寺)と呼んで供養した。
 同じような話が、全国各地の寺でも言い伝えられている。 
 しかし、事実は違うことも多く、オシドリの♂は♀抱卵しているころには夫婦解消し、♂同士が集まって遊んで暮らす。♀を見つけると再びくどくそうだ。
 結婚式でオシドリ夫婦になってくださいと聞くと、不思議な気がする。離婚や浮気を勧めているようなものだ。
 3月のある日、北外堀で♂♀2羽を見つけた。しばらくして東へ飛んだので、東外堀から南外堀へと順に探すと西外堀の石垣に上がっているのを発見。
 この場所なら影響は少ないと、ちょうど実施していた探鳥会のリーダーに連絡。その結果多くの人が楽しんだようだ。
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「2020年 今年の鳥」 2020.12.21

2020年12月21日 | Weblog
 今年もあと10日。コロナで明け暮れた1年だった。しかもコロナはいまだ収束せず。

 種々の自粛要請もあってか、大阪城公園は観光客はもちろん、散歩やジョギングの人なども大変少ない。もちろん鳥カメラマンもほとんどいない。
 今朝、出会って会話したのは植物に詳しいAさんひとりだけだった。

ー大阪城公園 「2020年 今年の鳥」ー

 今年の漢字は 「密」 と発表された。当然コロナ関連になるだろうと思っていたが、やはりといった思い。コロナに振り回された1年だった。来春にはコロナを抑え込んで、オリンピックが迎えらえる事を願っている。
 大阪城公園でも、今年の鳥の発表です。

 ★★★ 「チゴモズ」 ★★★

 チゴモズに決定しました。スズメ目 モズ科 モズ目。
 幼鳥1羽が、9月2日から9日まで梅林南側の林で8日間観察されました。大阪城公園では30年間でわずか3羽の観察です。連日多くのカメラマンなどで賑わいました。

 漢字で稚児百舌・稚児鵙。名前の由来は小さいモズから。モズが19~20㎝に対し、チゴモズは17~18cmとやや小さい。
 「コモズ」 でなく 「チゴ」 としたのは素晴らしい名付けで昔人は粋だと思う。
 英語名はTiger Shrike(タイガー・シュライク) 横斑があるので虎のようなモズという意味。虎ではなぁー、、安易な名付け。やはり稚児の方が奥深い。

 日本鳥類目録で、他にチゴと付いた鳥を探すと意外に少なくチゴハヤブサのみ。一方 「コ」 と付いたのは大変多い。ざっと数えても20以上はある。

 チゴの方が好みだが何でも 「チゴ」 にすればいい訳でもなく語呂が悪いのもある。大阪城公園で記録のある鳥を、合うのと合わないのに分けてみた。

〇 チゴヨシキリ (コヨシキリ) これが一番合う。
〇 チゴアジサシ (コアジサシ) いいなー。
〇 チゴチドリ (コチドリ) 略してチゴチ。
〇 チゴガラ (コガラ) 可愛い雰囲気。

× チゴチョウゲンボウ (コチョウゲンボウ)
× チゴイカル (コイカル)
× チゴガモ (コガモ)
× チゴゲラ (コゲラ)
× チゴサギ (コサギ)

 あくまで私の勝手な思いです。何でも良いとはいかないが、チゴって雰囲気が良いと思う。
 皆さんも、ご自分のホームグランドでの、今年の鳥と、10大ニュースを考えてみては。

● オシドリ見られず。土日と2日間内堀の蓮如前で観察されていた。今朝もとちょっと楽しみにして向かったが・・・蓮如前では、石垣にはロープに下がった作業員数人、堀の中はボートが走り回っている。もちろん、オシドリどころかカモはすべていない。

● もちろんあの輝くヨシガモも見られない。西の丸庭園側にも確認に行ったが、見られる範囲ではダメだった。清掃の時期を考えてほしい。

● オカヨシガモ 24羽 東外堀6・南外堀8・西外堀10
● ヒドリガモ 101羽 東外堀21・南外堀13・内堀8・北外堀30・西外堀29。東外堀では、数羽が5メートルほど上の石垣に飛び上がり、そこに伸びている草を食べていた。
● マガモ 17羽 人工川1・南外堀2・西外堀4・内堀10
● カルガモ 16羽 人工川6・西外堀7・内堀3
● ハシビロガモ 80羽 東外堀53・南外堀19・北外堀8
● コガモ 16羽 南外堀
● ホシハジロ 139羽 南外堀33・西外堀14・北外堀106
● キンクロハジロ 98羽 東外堀11・南外堀13・西外堀26・北外堀48

● オオバン 48羽 すべての堀と第二寝屋川
● カワウ 6羽
● ハクセキレイ 10羽 太陽の広場東の森ほか
● ユリカモメ 34羽 東外堀、北外堀ほか
● カイツブリ 6羽 南外堀、西外堀
● ゴイサギ 2羽 北外堀
● カワセミ 1羽 南外堀

 多くのカモは一部の堀に集中でなく、すべての堀に分散している。

● ツグミ 71羽 各所で見られる。水上バス乗り場では、2羽が飛び上がったが、まだ地面で普通には見れらない。
● モズ 1羽 太陽の広場東の森
● アトリ 15羽 みどりのリズム、市民の森
● シロハラ 4羽 市民の森、音楽堂西側上。ツグミに比べ少ない。
● アオジ 3羽 音楽堂西側上
● メジロ 29羽 各所
● シジュウカラ 14羽 各所
● ジョウビタキ 1羽 梅林
● エナガ 5羽 北外堀沿い
● ウグイス 1羽 飛騨の森
● コゲラ 3羽 市民の森、沖縄復帰の森
● その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

◎花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」

☆☆☆【鳥 言 葉】☆☆☆

・アカハシハジロ 永遠、出会い。 
・オオヨシキリ 主張。ひたすら告げる恋。
・カモメ 粋な別れ。熱情。
・カシラダカ 人見知り。臆病。
・ゴイサギ 陰険。うらぎり。
・シマアジ 最後の恋。

■■ウグイス(1993.11.23 梅林南側上桜広場)
 この時期は笹鳴きがよく聞かれ個体数も多いが明るい所に出てこないので、十分に観察するのは難しい種だ。まして撮影となると、よほど好条件に恵まれた時でないと無理だと半ば諦めていた。
 ところが梅林南側上桜広場の人工の水溜りの上の枝に突然現れ、葉の茂みに隠れたり明るい所に出てきたりして動き回る。せわしない行動はいつもと一緒で一時もじっとしていない。
 しかし、薄暗い藪にいられるよりはずっとましで、何枚か撮影した結果、かろうじてこの1枚が残った。ウグイスにすれば上出来だ。
 繁殖期には、明るいところでさえずっていることもあるが、大阪城公園での繁殖は観察していない。またいつかいい出合いがあるだろう。
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カモをカウントして冬空 2020.12.17

2020年12月17日 | Weblog
 予報と違って快晴の空。ただし気温は当たった。朝9時で5度くらい。一気に冬の気温。これは寒そうと冬の用意で出掛ける。
 でも本格的な冬スタイルではない。上着が変わったこととニット帽子をかぶったくらい。

 大阪城公園に着いたら頭が暑くて蒸れる。ニット帽子を脱いでリュックに。下半身がやや寒いがどうということはない。歩いていたら全身に熱が。

 観光客もほとんど見られない。もちろんバーダーやカメラマンも。出会ったのはただ一人山男Tさんだけだった。

 ニュースキャスターの辛坊治郎氏が太平洋横断に再挑戦するとのこと。数年前に盲目のヨットマンと挑戦したが、クジラにぶつかって遭難したニュースは話題になった。
 太平洋の中、救命ボートでどれほど不安だったと思うが、再度挑戦するとは見事。応援したい。

 「太平洋ひとりぼっち」 を思い出す。ひと月以上、大海の中にひとり。どんな思いだろう。
 よくある設問。大海に一人ぽっちなら持って行きたいもの、一つなら何?

 ナイフだとかマッチだとか、聖書とかもろもろあるが、これは双眼鏡。大海でも海鳥がいる。最後の一滴の水が無くなっても、双眼鏡さえあれば海鳥を見ることができる。
 
 人が死ぬ時辛いのは体でなく心。心を満たすように生きないと。

〇オカヨシガモ 59羽 東外堀38・南外堀11・内堀10
〇ヨシガモ 4羽 内堀
〇ヒドリガモ 152羽 東外堀62・南外堀26・西外堀14・内堀32・北外堀18
〇マガモ 13羽 南外堀2・内堀11
〇カルガモ 6羽 人工川2・西外堀3・内堀1
〇ハシビロガモ 64羽 東外堀22・西外堀8・内堀19・北外堀15
〇コガモ 37羽 南外堀28・内堀5・北外堀4
〇ホシハジロ 115羽 南外堀45・内堀7・北外堀63
〇キンクロハジロ 102羽 南外堀26・西外堀11・内堀9・北外堀56

〇オオバン 44羽 すべての堀と第二寝屋川
〇カワウ 6羽
〇ハクセキレイ 4羽
〇カワセミ 1羽 南外堀
〇カイツブリ 2羽 西外堀
〇ユリカモメ 24羽 北外堀 パンを投げる人に群がっていた。

〇ツグミ 34羽 ちょっと増えたが、はっきり言って少ない。数百羽はあたりまえ。多い年は一日1000羽超もあった。
〇シロハラ 8羽 これも少ない。
〇アトリ 11羽 太陽の広場東の森と市民の森。
〇メジロ 36羽 太陽の広場東の森ほか
〇ヤマガラ 1羽 市民の森
〇コゲラ 2羽 市民の森
〇アオジ 2羽 音楽堂西側上
〇ウグイス 1羽 梅林
〇ジョウビタキ 1羽 梅林
〇その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


■■アトリ(1996.10.23 一番やぐら北)
 1番やぐらから北側へ続く石垣を左に曲がると、大きく伸びたアキニレの枝が石垣に覆いかぶさった場所がある。石段を上ると梅林横の坂道が正面に見える。この石垣の上部には、柱を建てるための長方形の穴があり、雨水がたまると鳥たちの水場として利用されている。
 アトリが群れて水を飲んでいるのを見てこの穴の存在に気付いた。アキニレの葉がつくる小さな日影が鳥たちに安心を与え、また水の蒸発を押さえる結果となっているようだ。
 秋から初冬にかけてアキニレは、多くの鳥たちの格好の餌となる実をつける。しかも集まってくるのが種子食の鳥だけでないことは、以前にキクイタダキがこの木にこだわっていた事で証明できるだろう。近づいてよく見ると小さな虫がたくさんついている。
 大阪城公園では各所に多い木であるが、特にこの場所は餌となる実があって、その下に水場がある絶好の場所である。半日座って見ていると入れ替わり立ち替わりやってくるので退屈しない。

☆☆☆ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 ー【鳥 言 葉】ー
● ミサゴ 雨と晴れ。
● カラアカハラ 芸術家気分。儚い夢。
● ウタツグミ 優しい誘惑。突然の出会い。
● ジョウビタキ ひとり好き。強い意志。正装。
● ヒドリガモ 指針。いつものように。
● セグロセキレイ 初夜。愛の喜び。
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少しだけ ユリカモメ 2020.12.14

2020年12月14日 | Weblog
 外に出て風が強い事に気付いた。気温はこの時期らしいが冬支度はまだ必要ない。風はあるがそれほど冷たくない。
 私の冬支度の基準は、最高気温が10度を切った時。それからすると今日はまったく大丈夫。ただしビールか?湯割りか? と問われたら湯割り。

 先日、内堀でカモを撮影している男性。見るとキャノンの例のレンズだ。声を掛けて触らせてもらう。軽い!が第一印象。これで800ミリの超望遠。価格は13万円ほどで安い。普通800ミリなら100万円もする。

 F11固定なのでどうかと思ったが、ファインダーをのぞくと充分見やすい。しかし明るい所ではいいが暗い所はどうも・・・と男性は話していた。

 800ミリというのは、私が野鳥撮影を始めた当時に使っていた焦点距離。ニコンED 800ミリF5.6。これにジッツオの三脚。もちろんカーボンでなく金属製。雲台は知人の手製。肩に担ぐとずっしり食い込むので、小型座布団を当てて担いだ。

 それが今や手持ちで可能! 進歩と言うのはただただ驚き。年寄りくさい言い方になるが、こんな簡単に野鳥撮影が出来るのを見ると 「昔はなぁー」 とつい。

〇オカヨシガモ 41羽 東外堀15・南外堀9・西外堀4・内堀8・北外堀5
〇ヨシガモ 2羽 内堀、蓮如前
〇ヒドリガモ 148羽 東外堀58・南外堀21・西外堀43・内堀13・北外堀13
〇マガモ 17羽 西外堀6・内堀11
〇カルガモ 6羽 人工川2・内堀2・北外堀2
〇ハシビロガモ 56羽 東外堀12・内堀9・北外堀35
〇コガモ 53羽 南外堀33・内堀20
〇ホシハジロ 128羽 東外堀2・西外堀6・内堀2・北外堀118
〇キンクロハジロ 79羽 西外堀19・内堀18・北外堀42

 南外堀にボートが入って走るので、カモたちはパニックになって一斉に飛び立つ。一部オカヨシガモとオオバンは、ボートから離れて浮んでいる。それほど気にしていない奴も。

〇カワウ 7羽 南外堀、内堀、北外堀、第二寝屋川
〇ハクセキレイ 6羽 北外堀ほか
〇ユリカモメ 11羽 上空旋回8・北外堀着水3。かつてパンを投げる人に群れ集まって、鳴きながら激しく奪い合ったのは昔のこと。
〇アオサギ 1羽 内堀
〇セグロカモメ 1羽 第二寝屋川上を通過

〇シロハラ 5羽 水上バス乗り場、梅林ほか。少ない。
〇ツグミ 24羽 水上バス乗り場、城南地区、西外堀大手前、北外堀ほか。例年より少ない。
〇アトリ 22羽 市民の森、音楽堂西側上、沖縄復帰の森。すべて樹上で実を採餌
〇ジョウビタキ 3羽 西外堀、梅林、城南地区
〇 その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

 昨夜は興奮した! F1アブダビGP。今年最後のレースでレッドブル ホンダが勝った。よかった♪♪
 今年はコロナの影響でかなり変則な開催になったけど。ホンダとしてはレッドブルで2勝とアルファタウリで1勝の計3勝。うれしいー♪♪♪
 鳥には関係ない話しだが、黙っていられず。

■■セグロカモメ(1999.12.23 南外堀)
 冬の間は早朝の南外堀で1羽のセグロカモメがよく見られる。低くゆっくり飛びながら水面に浮いた魚などを探し着水して食べる。
 毎日見かけるが同一の個体だろう。大阪湾には多く飛来しているので珍しくはないセグロカモメが、毎日1羽ずつ入れ替わって飛来するのは不自然で、同一個体と考えて間違いないだろう。
 この日は南外堀で、ホシハジロやキンクロハジロの中に休むアカハシハジロを撮影しようとカメラを準備しているところだった。
 セグロカモメにすれば運の悪いことに、大きなコイが浮かんでいる場所は、私が待っている藤棚の近く。セグロカモメは何度も旋回しながら近づいてきては着水をためらっている。やがて着水しこちらを警戒しながら魚をつつく。
 アカハシハジロのために2倍のテレコンバーターを装着していたが、それでは大きすぎるので外して撮影。白い体のため1段アンダーも撮影する。アンダー撮影分は印刷原稿によさそうだが、ダイレクトプリントには暗すぎるようだ。その中間ではどうかと、1/2の補正が可能なF100が気になる今日このごろである。

☆☆☆ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 ー【鳥 言 葉】ー
● ミゾゴイ 我慢の心。隠者。
● ムギマキ 強い意志。愛の力。
● メジロ おしゃべり。移り気。
● ミコアイサ 品格。人気者。
● コムクドリ 困難を乗り越える。博愛。
● サメビタキ 秘密。言えない恋。
● アオバト 平和。迷い。
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待ってるょ ホオジロガモ! 2020.12.10

2020年12月10日 | Weblog
 コロナが拡大一方。TVも新聞もコロナ。最多を更新したとのニュースが続く。
 大阪城公園は野鳥も多くないが、カメラマンやバーダーなど鳥の人も非常に少ない。

 日本野鳥の会ひょうごの会報 「コウノトリ」 12月号が届いた。表紙の写真はマヒワ。封筒の中に折り畳んだリーフレットが同封されていた。
 日本野鳥の会ひょうごオリジナル野鳥図鑑① 「兵庫県のカモ図鑑」 だった。開いてみると16種のカモのきれいな写真と簡単な解説がある。

 ざっと眺めていてアッ! この中で1種のみ大阪城公園で記録がない。次に見られる大阪城公園初観察のカモは、このカモだと思っている。待ちかねている 「ホオジロガモ」 だ。

 ホオジロガモはこれまでいろんな所で見ているが強い印象は残っていない。思い出すのは数年前だったか琵琶湖に行ったとき、湖北野鳥センターの近くの、道沿いの水路で見たこと。それほど広い水路ではなかった。なぜこんな所にと思った事が記憶に残っている。

 このパンフに野鳥図鑑①とあるので、今後②と続くのだろうか。例えば、次は 「春の渡りの夏鳥」 だったら、大阪城公園の記録にない鳥はないだろうと想像。
 大阪城公園と比較し競うつもりはない。大阪城公園が好きなので、そんな事を思い浮かべただけの事。

〇 オカヨシガモ 21羽 南外堀5・西外堀6・内堀10
〇 ヨシガモ 2羽 内堀
〇 ヒドリガモ 82羽 東外堀19・南外堀9・西外堀31・内堀9・北外堀11・第二寝屋川3
〇 マガモ 8羽 南外堀3・西外堀6
〇 カルガモ 8羽 人工川 
〇 ハシビロガモ 66羽 東外堀6・南外堀19・内堀25・北外堀16
〇 コガモ 27羽 南外堀
〇 ホシハジロ 118羽 西外堀6・内堀3・北外堀109
〇 キンクロハジロ 78羽 東外堀2・南外堀7・東外堀18・内堀16・北外堀35

〇 オオバン 53羽
〇 ハクセキレイ 10羽
〇 カイツブリ2羽 南外堀
〇 コサギ 1羽 内堀
〇 カワウ 8羽
〇 カワセミ 1羽 西外堀
〇 ゴイサギ 1羽 北外堀

〇 シロハラ 8羽 各所
〇 コゲラ 1羽 市民の森
〇 メジロ 29羽 各所
〇 シジュウカラ 6羽
〇 ツグミ 8羽 市民の森ほか
〇 アオジ 3羽 音楽堂西側上
〇 ウグイス 2羽 音楽堂西側上
〇 ヤマガラ 1羽 西外堀
〇 ジョウビタキ 2羽 豊国神社裏、梅林
〇 アトリ 5羽 沖縄復帰の森
〇 カワラヒワ 9羽 沖縄復帰の森、梅林
〇 その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■アトリ(1993.3.19 ピースオオサカ東)
 森ノ宮へ下の娘と用事で出かけたついでに、今期に始めたピースオオサカの横の給餌場に寄った。水や餌の補給をしていると、カワラヒワとともに胸が赤っぽく見える鳥が来ていた。
 メガネも双眼鏡も持ってきていない。そのうえ夕刻なのでよく見えず識別できない。娘は、視力は良いが鳥に詳しくない。
 そこで娘に双眼鏡代わりになってもらい、羽の色はとかくちばしの形はなどと、ゲームのように次々と各部の特徴を質問し、その答えから想像するとシマノジコ。出た答えに自分で驚く!
 この鳥を頭の中にしっかりたたき込むように言って帰宅。同じ鳥を探せと図鑑を差し出す。娘はこんな形じゃなかったとか、色が違うとか言いながら次々と頁を繰っていく。 
 いよいよホオジロの頁になった。私はドキドキしながら後ろから娘の手元を見ていると、シマノジコの頁もあっさりと繰ってしまった。そしてこれだと指したのがアトリだった。
 群れて行動しているのが普通のアトリ。春が来て仲間とはぐれて単独行動しているのか。時期的にほとんどはもう既に海を渡っているように思う。
 翌日給餌場で、三脚にカメラをセットし椅子に座り込んで待つ。そこに突然現れた1羽の鳥は間違いなくアトリだった。どうみてもシマノジコではない。悲しいような、うれしいような結末だった。

☆☆☆ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 ー【鳥 言 葉】ー
● オオルリ 愛宣言。見つめられる恋。
● オカヨシガモ 紳士。礼儀。
● コサギ 純潔。許されぬ愛。
● カンムリカイツブリ 遠くから見つめる。恩恵。
● キクイタダキ 信じられない恋。不摂生。軽率。
● シジュウカラ 気軽な仲間。ご陽気に。
● ヒバリ 金貸し。大金持ち。大空。
● アカガシラサギ 浮気者。優しい笑顔。
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キビタキ越冬中! 2020.12.8

2020年12月08日 | Weblog
 ぼちぼち「2020年大阪城公園10大ニュース」 の選定作業を始める。1月から順に見て、目に付いたものを書き出して50件くらい。
 それを眺めながら、だめと思うものを消していく。約20件に絞ってからじっくり検討。いずれにしても自分の主観なので厳密な決まりはない。

 記録を繰っていると、4月は、いい時期になのに5回しか行っていない。外出自粛要請があったからだ。
 思い出すと帯状疱疹を発症し苦しんだ時。医者からの説明で、誰でも子供の頃に罹った水疱瘡のウイルスを持っている。それが、体力が落ちたりストレスを感じたりすると発症すると。
 大阪城公園に鳥見に行けず、ストレスが溜まっていたんだなと。

 大阪府は15日まで外出自粛の呼びかけが発表された。「不要不急」の外出を控えてと。しかし大阪城公園での鳥見は「不要不急」か。

 昨年(2020年)の10大ニュースはこうだった。
【1 位】 オジロビタキ♂の飛来。大阪城公園初記録。
【2 位】 キビタキ大阪城公園で初繁殖。
【3 位】 トラフズクの飛来。大阪城公園初記録。
【4 位】 オオコノハズクの飛来と保護。
【5 位】 ケリの飛来。
【6 位】 ツミ観察される。
【7 位】 カワセミの営巣行動。
【8 位】 アオバズクの羽根が散乱。
【9 位】 スズガモ♂1羽越冬。
【10 位】 キマユムシクイ 2羽飛来。

 項目を見ているだけで思いが一杯になって昨日の事のよう。明日はどんな出会いが。

〇 キビタキ♀型1羽 12月なのにキビタキ。越冬場所は、北外堀の北西側 「筋金門跡」付近。 詳しくは「ひでキング!日鳥事DE日記蝶」の12月6日のブログをご覧ください。
 その後大将の情報では、この越冬キビタキは12月4日から確認されているとの事。

 北外堀のカモをカウントしようと京橋口出て歩いていると大将に出会う。こんな所で? 越冬キビタキを待っていると。

 今朝は、見つけて撮影するもすぐに飛んで見失った。再び回って来るのを待っている。石の上にシートを敷いて朝から数時間待っているという。
 今の私なら無理。20代の頃に恋人を待つならできたかも。

〇 ユリカモメ5羽 悲しいけれど大阪城公園でユリカモメが珍鳥になるかも。北外堀で5羽が舞い着水。一人の男性がパンを持ってきた様子。カモ達も飛んで集まる。

〇 オカヨシガモ 12羽 西外堀4.内堀8
〇 ヨシガモ 4羽 内堀
〇 ヒドリガモ 88羽 東外堀7・南外堀6・西外堀49・内堀8・北外堀18
〇 マガモ 9羽 人工川3・内堀2・北外堀4
〇 カルガモ 14羽 人工川8・西外堀4・北外堀2
〇 ハシビロガモ 65羽 東外堀7・南外堀11・西外堀2・内堀14・北外堀31
〇 コガモ 29羽 南外堀25・内堀4
〇 ホシハジロ 55羽 東外堀1・西外堀4・内堀4・北外堀46
〇 キンクロハジロ 102羽 東外堀1・南外堀26・西外堀15・内堀4・北外堀56

〇 オオバン 54羽 すべての堀と第二寝屋川。
〇 カイツブリ 4羽 南外堀
〇 ハクセキレイ 9羽 南外堀、東外堀ほか
〇 コサギ 2羽 東外堀、南外堀共に飛翔通過
〇 カワウ 7羽 南外堀ほか
〇 キセキレイ 2羽 内堀、北外堀
〇 ゴイサギ 2羽 北外堀

〇 ツグミ 7羽 水上バス乗り場ほか
〇 シロハラ 4羽 水上バス乗り場ほか
〇 ウグイス 3羽 市民の森ほか
〇 アトリ 6羽 沖縄復帰の森、1羽は音楽堂西側上小道にアオジと一緒に
〇 アオジ 3羽 音楽堂西側上小道 
〇 カワラヒワ 4羽 沖縄復帰の森
〇 キクイタダキ 1羽 沖縄復帰の森
〇 エナガ 5羽 沖縄復帰の森
〇 チョウゲンボウ 1羽 第二寝屋川
〇 シジュウカラ 11羽 各所
〇 メジロ 9羽 各所
〇 ジョウビタキ 3羽 豊国神社裏ほか
〇 ハイタカ 1羽 豊国神社裏
〇 コゲラ 1羽 梅林南側上桜広場
〇 その他 キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ

■■ジョウビタキ(1993.3.27 梅林)
 個体数はそれほど多くないがいつも同じ場所にいるので観察しやすい。この個体は梅林南東の石段辺りをなわばりにして過ごしていた。
 この場所は比較的よく人が通るので、その都度石垣やヘリポートの方へ避難して見えなくなった。しばらくすると戻ってきて花の終わった梅の木にとまり、時々地面に降りて採餌する事を繰り返していた。
 半日ほど観察していたが、私に対する飛び立ち距離は約10メートル。それを守っている限り安心して行動している。
 ジョウビタキの赤褐色が時には明るい赤に見えることがあって、視野の端をかすめたときなど一瞬驚かされることが何度かあった。色合いの美しさでは、冬の間この公園で見られる鳥の中でベスト3に入ると思うが。どうだろう。
     
☆☆☆ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 
 ー【鳥 言 葉】ー
● ヨシガモ いつか知られる恋。愛の力。
● ヤマガラ 別れても。占い。
● ヒレンジャク 悲しい恋。
● ブッポウソウ 霊。神秘。
● アオジ 占事。信じる心。
● アカゲラ 着道楽。気取る。
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静かな大阪城公園 2020.12.2

2020年12月02日 | Weblog
 流行語大賞に 「3密」 が選ばれた。コロナはますます蔓延。今は4月ごろの数倍にもなっているのに、慣れてしまったかと思う。
 ワクチンが普通に使われるまでは抑えきれないのか不安。

 先日、天王寺動物園の近くで昼食。もちろん飲んで酔っぱらってふらふら 「一心寺」 へ向かった。
 この寺は骨仏とともに、宗派を限らず納骨を受け入れてくれる寺として大阪では大変よく知られている。

 境内に 「本多出雲守忠朝の墓」 がある。彼は酒で失敗した武将で、酒封じの神として多くの人が参拝する。

 墓の周りには 「酒封じ祈願」 のしゃもじに 「二度と酒は飲みません」 「〇〇の酒がとまりますように」 「お酒のない世界に行こうね」 などなど、当人や家族の断酒の誓いがびっしりと。
 神仏にすがってでも酒を止めたいとの切実な思いが伝わる。中には 「山口達也が禁酒できるように」 ファンが祈りにきたんだろう。

 もちろん私は、断酒の誓いに来た訳ではない。冗談じゃない! 止めようなどと考えたこともない。四六時中飲みたいと思っている。酔っぱらって棺桶に入れるよう願っている。

 酒を止めたくても止められない方は、一度祈願に行かれては。

 カンムリカイツブリが居なくなっている。11月4日から11月27日まで24日間南外堀に滞在した。これまでの経験から再びやってくる可能性も高いので待っている。

 鳥影は少なくなっている。この時期は、例えば淀川へ行けばベニマシコなど可愛い鳥に合える。でも大阪城公園では・・・。

 ブログ更新が空いたからか 「大丈夫か?」 などのメールが届いた。心配させて申し訳ない。私は元気、元気。
 コロナ春の自粛宣言の時を思い出し、外出を減らす方が多くの方の迷惑にならないと。何しろ高齢で基礎疾患を持っている私。

● オカヨシガモ 15羽 南外堀、西外堀、内堀
● ヨシガモ 5羽 東外堀、南外堀、西外堀、
● ヒドリガモ 91羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
● マガモ 9羽 南外堀、西外堀、北外堀
● カルガモ 9羽 人工川
● ハシビロガモ 62羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
● コガモ 6羽 南外堀、内堀
● ホシハジロ 37羽 南外堀、西外堀、内堀、北外堀
● キンクロハジロ 40羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀

● オオバン 49羽 すべての堀と第二寝屋川
● ハクセキレイ 9羽 太陽の広場東の森ほか
● カイツブリ 2羽 南外堀
● コサギ 1羽 内堀
● カワウ 4羽 西外堀、内堀、第二寝屋川

● ツグミ 6羽 各所
● シジュウカラ 11羽
● ウグイス 3羽 市民の森、音楽堂西側上
● シロハラ 8羽 市民の森ほか
● アオジ 2羽 音楽堂西側上ほか
● キクイタダキ 4羽 沖縄復帰の森、梅林南側上桜広場
● エナガ 20羽± 沖縄復帰の森。紅葉の木に次々現れたと。群れが合体したんもだろうと
● ヤマガラ 2羽 音楽堂西側上
● コゲラ 1羽 音楽堂西側上
● メジロ 22羽 市民の森ほか
● ジョウビタキ 2羽 飛騨の森
● モズ 1羽 ミライザ裏
● ハイタカ 1羽 飛騨の森
● ハシボソガラス 少年野球場

■■エナガ(1993.12.5 ピースオオサカ北西においの森)
 初冬の公園は落ち葉に覆われ、病葉だろうか枝に残った葉に風が吹きつける。
 餌になるような虫がいるとは見えないが「ジュリリ・ジュリリ」とやってきて器用にぶら下がり、枝をつついて細長い虫を取りだす。その見事な動きや仕草は何度見ても飽きない。
 きっと越冬中の昆虫かその幼虫なんだろう。せわしく枝から枝へ移りながら、一日のほとんどを食べ物探しで使ってしまう。
 昨日に音楽堂西側上で見かけたので、今日は朝から待っていると昼前になってやってきた。
 それから2時間にわたり、枝移りに付き合って歩きまわった。しかしそれだけで疲れ切ってしまい、その後はとてもついて行けずあきらめた。
 毎日繰り返しているのは、単にエネルギーの補給だけでなく、きっと新しい発見があったり、人のように食事を楽しんだりしているのではないか、そんな風に思えた。

☆☆☆ 花に「花言葉」があるように、宝石に「石言葉」があるように、鳥にも「鳥言葉」
 
 ー【鳥 言 葉】ー
● ユリカモメ 白いいたずら。うらぎり。
● イソヒヨドリ 親切。友人。
● ベニマシコ 恋の始まり。大人の恋。
● ツツドリ わがままな愛。
● アトリ 仲間たち。友情。
● エナガ その日暮らし。おしゃべり。
● ハギマシコ 二人の思い出。秘密の出来事。
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