大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

1/29 北外堀のカンムリカイツブリ 見当らず!

2015年01月29日 | Weblog
 北外堀に作業用のボートが走る。過日から東外堀、内堀など順に清掃が進められている作業の一環だ。

 案じたとおり、カモたち水鳥は青屋門と京橋口近くに見られるだけ。他には全く見られない。何もいない水面をボートが走る。
 気になるのはカンムリカイツブリ。何しろ14年ぶりの珍客だから大切に見守ってやらないと。

 しかし、残念。居ない! 他のカモたちも激減している。
 堀や石垣の清掃は数日で終わると思われる。戻ってきてくれるだろうか。

 一方オオバン、北外堀は40羽で変わらない。京橋口に集まっていたので数えやすかったくらい。単純に比べられないが、オオバンの方がボートを気にしないのか。
 飛び立って他所へ向かうと言うよりボートから離れる程度。
 東外堀の35羽、西外堀の5羽と合わせて合計80羽。

 ミソサザイが、先の土日に観察・撮影されたと聞く。大阪城公園ではかなり珍鳥の部類。大阪城公園というより大都市の公園で見られることは少ない。

 今朝は、この冬一番の冷え込み。 ユニクロの 「極暖」 はじめ、かなり着込んで登城した。おかげで体は寒くなかったが、顔や手が冷たい。鼻水が出る。ハンカチで拭きながらの鳥見。

 ジョウビタキによく出合った。
 梅林、飛騨の森、水上バス乗り場、豊国神社裏、社会運動顕彰塔、豊国神社東、天守閣東配水池、2番やぐら跡、ほか各所で♂4・♀5の9羽。 園内では何羽が越冬しているのだろうか。

 ツグミ7羽、シロハラ27羽。シロハラの方が圧倒的に多い。ほとんど地上採餌。
 アオバト市民の森で鳴き声。
 アオジは、音楽堂西上、人工川、豊国神社裏mなどで11羽。

 イカル飛騨の森1羽。
 シメ飛騨の森1羽。
 エナガ飛騨の森3羽。

 オジロビタキ。今日も飛騨の森で1羽。誰も居ない。近くで待っていると足元までやってきて、5~6センチの小さなムカデを見つける。
 ちょっと突っついていたが、食べずに諦めて飛び上がる。オジロビタキには大きすぎたのだろうか。 以前空堀で、これの倍もあるようなムカデをイソヒヨドリが捕っていたが。

 不思議な体験。オジロビタキがよくとまる、この低い木がすべて伐採されていた。非常に見やすかったので残念。この時期にこんな手入れをする必要があるんだろうかと。少し不満に思っていた。

 ところが、今日ここに着くと、以前と全く変わっていない。いつのように低い木があってオジロビタキがとまっている。
 「???」 正直頭が混乱して理解できない。

 ハクセキレイ、各所で7羽。
 キセキレイ、南外堀に1羽。
 カイツブリ、南外堀2、西外堀1、内堀1。

 コサギ、人工川1羽。
 ゴイサギ、北外堀1羽。
 アオサギ、本丸日本庭園池1羽。

 オカヨシガモ、69羽。
 ヨシガモ、17羽。

 ヒドリガモ、176羽。
 マガモ、3羽。
 
 カルガモ、15羽。
 ハシビロガモ、28羽。
 コガモ、8羽。

 ホシハジロ、223羽。
 キンクロハジロ、123羽。

●今日の可愛い鳥たち。
 キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ジョウビタキ、シロハラ、ユリカモメ、シジュウカラ、コゲラ、ツグミ、アオバト、アオジ、キセキレイ、ハクセキレイ、コサギ、メジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、イカル、シメ、エナガ、ウグイス、アオサギ、オジロビタキ、ゴイサギ。
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1/27 小雨に降られるが、オジロビタキやカンムリカイツブリ。

2015年01月27日 | Weblog
 中学生の孫から誕生日プレゼントをもらった。女の子らしくピンクの包装に可愛いリボン。
 何だろうかと包みを開くと 「ハマチの造り」 中に手紙が入っていて、お酒にしようと思ったが15歳なので買う事ができず・・・・云々とある。

 こんなプレゼントは見た事がないが、これをあてにして飲む酒もうまいし、手紙も残しておこう。
 幼稚園の送り迎えにお弁当。毎朝ウインナーでタコやカニを作った。夜は横に寝かせて絵本を読んだり、即興の作り話をして寝かせた。
 妻でも横にいると熟睡できず、寝つきも悪くなるので嫌う私が、この子の寝顔や吐く息を感じて眠った。

 「ひーちゃん。りんご次郎の話しして」 
 甘えてせがむ子が可愛くて・・・(ちなみにこの童話は桃太郎の弟の話し)
 その子がもう15歳にもなって、よしよしと抱っこもできない。

 曇り空で降水確率は30パーセント。一番悩む数字。20ならOK。40なら諦める。なのに30。
 取りあえず出かけると、やはり途中から小雨。霧雨というんだろうか。見上げると灰色の空。でも心は晴れている。この歳になっても忙しく充実した日々。感動があふれている。

 古希に上梓予定 「大阪城公園の野鳥Ⅲ」 の原稿執筆も、自分の浅学さに悩み遅々として進まないが、何とか頑張っている。もちろん朝酒はうまいし、朝風呂も大好き。応援してくれる人たちもいる。

 セグロカモメが第二寝屋川を上流へ飛ぶ2羽。
 オオバンは、東外堀に26羽、西外堀に5羽、北外堀に41羽。合計72羽。この鳥、意外とカウントしにくい。潜る、動くのが早い。石垣にも上がっている。・・・・などなど。

 ハクセキレイ、各所で6羽。少ない。
 キセキレイ、内堀で1羽。

 北外堀沿いで 「あの鳥は何だ?」 二人連れの男に声をかけられた。、指さす木の上にアオサギが休んでいる。
 答えるが、歳を取った男の方が何となく納得しない。

 「アオサギは堀で見るがあの場所では・・・。小さいから子どもだ・・・・。 先ほど、大きなアオサギが飛んできたが、餌を与えることもなかった・・・。けがをしている病気だ・・・などなど」

 多少野鳥に関心があるようで、私の返事に納得せず 「双眼鏡を提げているのに、この男ええ加減な奴に違いない」 と私を疑っている雰囲気がありあり。
 もちろん、どうしても誤解を解いて正しい事を教えてやろうなんて気はない。私が本気で説明すると、自分のプライドが傷つけられたと感じて怒り出すタイプ。

 そのうち飛び出すと思いますよ。 言葉を残してその場を後にする。

 ゴイサギ成鳥1羽、北外堀沿いのいつもの木に。
 コサギ2羽が一緒に、第二寝屋川を下流へ。
 カイツブリは、南外堀と西外堀で2羽。

 カンムリカイツブリは、西外堀と北外堀で2羽。ともに大阪城公園で越冬中。うれしいねー。
 ありえないと思うけど、オオバンと同じように、毎冬増加して数年後には数十羽のカンムリカイツブリが大阪城公園で冬を過ごすなんて。

 オカヨシガモ、62羽。
 ヨシガモ、12羽。ボートが入って見られなくなった内堀の蓮如上人前にも戻ってきた。
 ヒドリガモ、118羽。かなり減少。
 カルガモ、14羽。

 ハシビロガモ、61羽。当初より増加。今後増加するのか。
 コガモ、10羽。相変わらず南外堀。昔は北外堀だったのに。

 ホシハジロ、246羽。増加著しい傾向変わらず。
 キンクロハジロ、137羽。

 ツグミ、シロハラとも多くない。
 ハイタカ1羽が、曇り空をカラスのモビングを受けて飛ぶ。

 梅林でカワラヒワ9羽の群れ、キリキリコロコロ。 まだ売店が開いてないので、おでんも酒も残念。

 オジロビタキ、今日も飛騨の森で。ジョウビタキがやって来て内堀側へ逃げる。そこで沸くように群れ飛ぶ小さな虫にフライングキャッチをくり返している。

 枝にとまって、尾を上げてゆっくりしているいつものオジロビタキとは全く違う行動。遠目でシルエットでこの生態を見たら、決してオジロビタキとは思わないだろう。
 鳥って、己の能力を全部出しきって判断しても、間違っている。分からない事があると思い知らさる。

 当然そうだ。地球でわずか数百万年しか生きていないヒト。一方鳥は1億数千万年。ケタが違う。ベテランや学者が頑張っても、答えは分からない。近付くことはできるだろうが。

 酔った頭で、鳥たちに夢を馳せるのが一番正しいかも。
 もし、地球にヒトとトリしかいないなら、トリの味方をするかもしれない。

 お休み・・・いつもの昼寝。

●今日の素敵な野鳥たち。
 セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、ハクセキレイ、オオバン、アオジ、メジロ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、コゲラ、キセキレイ、ハイタカ、カワラヒワ、コサギ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/25 オジロビタキ、カンムリカイツブリ2。

2015年01月25日 | Weblog
 今日はマラソンの日。混雑が予想されるので、早足で回って帰宅するつもり。人があふれるのは好きじゃない。

 以前書いた 「ぼっち度指数」 私は平均より高い。たくさんの人は苦手、一人が苦にならない。
 その上。自宅と大阪城公園の間がマラソンコースになっている。先頭が大阪城公園にやってくるまでに通過しないと足止めになってしまう。

 気になるオジロビタキは今日も飛騨の森。カンムリカイツブリも西外堀と北外堀で2羽。この2種の確認で今日の仕事はほぼ終わり。

 そんな気分。でも克己心。心に鞭打ってカウントを頑張。
 オカヨシガモ、74羽。
 ヨシガモ、16羽。
 ヒドリガモ、110羽。
 カルガモ、19羽。
 ハシビロガモ、40羽。
 コガモ、12羽。

 ホシハジロ、284羽。
 キンクロハジロ、191羽。

 オオバン、大阪城公園とうとう80羽を超えた。東外堀32羽、西外堀5羽、北外堀44羽、合計81羽。
 カイツブリすべての堀に各1羽で計4羽。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 セグロカモメ、ツグミ、シロハラ、シジュウカラ、メジロ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ジョウビタキ、アオジ、コサギ、オジロビタキ、ユリカモメ、ハクセキレイ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、モズ、カワラヒワ、ルリビタキ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/23 カンムリカイツブリ、オジロビタキ越冬中。

2015年01月23日 | Weblog
 今朝はすっきりしない空模様。カンムリカイツブリが居るかどうか気になる。その確認だけでもしておこうと。曇り空の中、出かけたら途中から小雨。傘を出すほどでもない。青空が見える時も。
 西外堀と北外堀とも越冬中を確認。何となくやれやれの気分。

 この冬よく話題に出るのが、播磨中央公園のニシオジロビタキ♂成鳥。武庫川河川敷里山町のチフチャフ。そして淀川河川敷公園島本地区のコミミズク。

 一昨日コミミズクを観察に出かけた。
 早くから聞いていたが、300人とも500人とも聞くと、人出が苦手な私としては躊躇。
 コミミズクは冬鳥で日本に越冬にきている。春までは滞在するので、そのうち人が減った頃に出かけようと考えていた。

 ところが、TVや新聞などで報道されたこともあり今も人気者らしい。しかも狭い範囲に集中していたのが下流へ分散し始めたとの話も伝わり、心配になってきた。

 阪急の水無瀬駅に着いて川の方に向かって歩けば堤防に出る。双眼鏡で探すと人が集まっている。
 現場で顔見知りの方と出会う。近くに住んでいるとのことで毎日のように来ているそうだ。
 昨日は4時過ぎに出たと聞き 「いらち!」 の私としてはそこまで待つのはつらい。どうしようかと悩む。

 しかし昨日、すぐ前の枝にもよくとまったと聞くと、こんな目前で見られるなら帰るのは惜しいと堤に腰をおろして待つ。動かないでいると、じんわりと冷え込んでくる。
 魔法瓶に湯割りを入れてくればよかった。後悔し始めた時、「飛んでる!」 の声。まだ2時過ぎだ。

 それからは次々現れ、大きく3か所くらいに分かれて撮影する人たち。3時過ぎると人が徐々に増えて200人くらいにはなっただろう。
 しかし、数か所に分散しているので、トラブルもなく好きな所に移動して観察撮影。

 それぞれの所で2羽が追いかけ合ったりしていたので、少なく6羽以上はいると思われた。
 もちろん目前の杭や木にもよくとまってくれる。長いレンズの人は、近すぎて全身が入らないと嘆いているほど。

 私はAPS-Cのカメラに400ミリ手持ち。近くにとまった時もちょうどいい。顔をくるくる回して見ている。面白い顔、可愛い顔。

 20年以上も前のこと。野鳥会京都支部の知人から口外禁止で教えてもらったのが桂川の宮前橋下流側の 「コミミズクの高密度越冬地」 現在はどうなっているのだろうか。(もう口外しても問題ないだろう)

 地図で見ると、今回の場所の少し上流側で大きく離れていない。当時その場所は、車ごと河川敷に下りて行けた。
 出てくるまで車中で待っていればいい。寒くはないし、当時は今ほど酒に依存していなかったので、飲んで寒さをしのぐなどの気は、まったくおこらなかった。今回は早い時間から出てくれたので大変幸運。

 よく思ったのが、こんな風に顔を前に向けたあの姿で、数十、数百羽の群れになって、日本海を渡っている姿を想像すると不思議より笑ってしまう。
 みんなまじめな顔をして、前を向いてひたすら日本海を飛んでいる。

 さて大阪城公園。コミミズクの記録はない。環境も違うので当然。ただし、ずいぶん昔に、私よりかなり高齢の知り合いが、飛騨の森で 「コフクロウ」 を見たと言っていた記憶がある。

 既に亡くなられているが、アオバズクはご存知の方なので 「コフクロウ」 とは何を指していたのか今も謎である。
 当時は、何となくコミミズクではと思っていた。

オオバンは、計68羽。

オカヨシガモ、70羽。
ヨシガモ、7羽。内堀はボートが入って減少。
ヒドリガモ、137羽。
マガモ、3羽。
カルガモ、18羽。
ハシビロガモ、58羽。
コガモ、12羽。

ホシハジロ、281羽。
キンクロハジロ、177羽。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 セグロカモメ、シロハラ、ツグミ、オオバン、ユリカモメ、シジュウカラ、メジロ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ハクセキレイ、アオサギ、ゴイサギ、カイツブリ、アオジ、カワウ、ジョウビタキ、オジロビタキ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、ウグイス、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/20 オナガガモ♂2羽飛来!

2015年01月20日 | Weblog
 今朝は見事な朝焼け。赤い太陽がゆっくり上る。見事。ほれぼれする♪ 毎年元旦にこのような日の出を期待しているが、出合ったことがない。

 
 以前、ケーブルTV局の番組月刊誌に、野鳥の写真とともにエッセイを連載していたことがある。
 毎回、発行月に合わせた鳥を取り上げる。 1月号のために 「初日の出と野鳥」 の写真を撮ろうと考えた。

 大阪城公園で初日の出を見るなら天守閣東配水池がお勧め。ただし写真的には、暗い飛騨の森と遠くのビルのシルエットなので大阪城らしさがまったく出ない。

 そこで大阪城の雰囲気を出すため、大手前から南外堀越しの初日の出を狙った。 左手には6番やぐら、下は南外堀の水面。ずーっと先の空が真っ赤な朝焼け。太陽がわずかに顔を出す・・。が狙い。
 大阪城らしい条件は十分。後は数十羽のカモの群れが南外堀に下りてきてくれると・・・・。初日の出、城、鳥の3点セットがそろう。

 頭の中で写真は出来上がった。
 だが現実はそのようにはならない。 朝焼けにはならなかったし、雲が出て真っ赤な太陽は見えない。 その瞬間にカモも下りてこない。かろうじてカワウが3羽飛んだのを入れて撮影。

 失敗は当然かも知れない。朝焼けと日の出など自然の条件と、ちょうどその時にカモたちが下りてくる確率はかなり低い・・・それが元旦に起こるなど。夢のまた夢。

 二十数年間挑戦しているが、いまだ夢かなわず。多分、その光景を見ないまま、撮影できないまま、逝ってしまうんだろう。
 美しく輝く今朝の日の出を目にして、そんなことが頭に浮かんだ。

 東外堀でカモカウント中、オナガガモ♂2羽を見つける。オナガガモは大阪城公園では珍しい。
 双眼鏡の視野に入った瞬間。
 「ん! オナガ・・・ おぅー、オナガガモや!」 
 緊張と緩和。刺激になるなぁーオナガガモ。

 北外堀のカンムリカイツブリ。日曜日のブログのとおり後の観察が出来なくて気になっていた。今朝市民の森で出会った大将から昨日も確認したと。これで一安心。
 その後北外堀で観察。西外堀とともに2羽の越冬継続中。 遠くから見ても首の長い姿は悪くない。

 カイツブリは、南外堀、西外堀、北外堀で4羽。
 オオバンは、東外堀31、西外堀5、北外堀38で計74羽。

 ハクセキレイ、各所で9羽。
 キセキレイ、南外堀1羽。

 アオサギ、内堀と本丸日本庭園池。
 ゴイサギ、西外堀成鳥、北外堀ホシゴイ。
 久しぶりにカワセミ! 城南地区人工川の教育塔裏で。

 オカヨシガモ、76羽。
 ヨシガモ、14羽。オカヨシガモとともに内堀にボートが入って飛び立つ。堀は人だけでなく、カモたちも利用しているんだから、時期を変えられるならそうしてほしい。
 今でしかできないなら仕方ない。でも検討項目の一つに野鳥を入れてほしい。

 ヒドリガモ、142羽。
 マガモ、3羽。
 カルガモ、14羽。
 
 ハシビロガモ、54羽。
 コガモ、12羽。

 ホシハジロ、318羽。多い!特に北外堀だけで243羽も。
 キンクロハジロ、192羽。

 ツグミは大変少ない。わずか6羽のみ。
 シロハラは、40羽。ツグミとともに地上採餌がほとんど。
 アカハラ、市民の森1羽。

 キジバトが目立ってきた。山で木の実がなくなってきたこと。雪などで食べ物を探しにくくなってきたこと。これらが理由と思われる。
 人慣れしていないので、警戒心は強い。市民の森の林床に23羽が群れて採餌。私に気づいて一斉に飛び立つ。

 モズ♀もみじ園で。
 アオジ、人工川と豊国神社裏で5羽。
 ジョウビタキ、大手前、天守閣東配水池、飛騨の森、北外堀沿いなどで♂4・♀1。

 イカル、飛騨の森1羽。
 エナガ、飛騨の森2羽。

※追加情報=アトリ11羽、市民の森。 ハイタカ、飛騨の森。

●今日の素敵な野鳥たち。
 シロハラ、ツグミ、オオバン、ユリカモメ、シジュウカラ、メジロ、アカハラ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オナガガモ、モズ、ハクセキレイ、アオサギ、キセキレイ、カイツブリ、アオジ、カワセミ、カワウ、ジョウビタキ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、イカル、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、アトリ、ハイタカ。
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1/18 悩ませる カンムリカイツブリ。

2015年01月18日 | Weblog
 今日も頭の中にあるのは北外堀のカンムリカイツブリ。いつものコースを回りながら北外堀が気になっている。

 天守閣東配水池から山里丸を歩いている時に、祭りの囃子が聞こえてくる。
 「♪コンコンチキチンコンチキチン♪」 人たちの騒ぐ声も。

 頭に浮かんだのが昨年。この騒ぎでカモたちが一斉に飛び出し右往左往。尋常じゃない状況になった。
 今回も、北外堀のカンムリカイツブリも飛び出すのではないか。不安が頭に。

 取りあえず確認したい。極楽橋を駆け渡り、愛の森から北外堀の天端へ。
 堀を見ている男を見つけ駆け寄る。
 「おるか?」
 「いてる! あそこ!」

 鳥友のT氏が指さす先にカンムリカイツブリ。 よかった。やれやれ。今日も北外堀にカンムリカイツブリ。

 その後、いつものように京橋口から出て、北外堀を外から回ってカモやオオバンのカウント。
 しかし、最後の青屋門辺りまで来てもカンムリカイツブリが確認できない。

 時間をかけて探す。やがて売店も開いたのでワンカップの酒を買ってきて飲みながら探す。さっき上から見たんだから、いないはずはない。絶対に見つけてやる。 強い思いで探す。必死に探す。
 でも見つからない。何故見つからないのか不思議。

 北外堀は「く」の字型に曲がっている。ここから京橋口の方は見えない。その方にいるのだろうか。さきほど通ってきた場所なので。釈然としない気分。

 あの時、自分ひとりで見たのだったら、今自分を疑っていたかも。夢か幻か? でもT氏と一緒に観察したのだから、カンムリカイツブリがいたのは間違いない事実。

 結局、堀の外側からは見られないまま京橋へ昼飯に。迷ったすえに、ごく普通の居酒屋へ。カウンターで焼酎を飲みながら、カンムリカイツブリがなぜ見つからなかったのかと、頭の中はそればかり。

 飛騨の森のオジロビタキは今日も同じ場所に。日曜日でも数人が写真を撮っているだけ。あまり人気はない。
 この方が落ち着いていい。
 
 ルリビタキは、♀型が市民の森で1羽。
 ジョウビタキは、♂4・♀2の計6羽。飛騨の森、6番やぐら、梅林など。

 エナガ2羽が沖縄復帰の森で高い木の上に。
 同じく飛騨の森でアオバトの 「アーオーアーオー」 声を聞くが姿は見えない。

 オオバンは、東外堀30、西外堀5、北外堀40の計75羽。メモを見ると昨日と全く変わらず。
 カンムリカイツブリは先のとおり、西外堀と北外堀で2羽。 ただカイツブリは、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀で計5羽。 ハジロカイツブリ来てくれないかなぁー。

 オカヨシガモ、55羽。
 ヨシガモ、8羽。何故か内堀が激減してしまった。いつも十数羽が見られるのに。

 ヒドリガモ、163羽。
 マガモ、本丸日本庭園池♂1羽のみ。♀2羽はいずこへ。
 カルガモ、26羽。

 ハシビロガモ、56羽。
 コガモ、9羽。

 ホシハジロ、260羽。
 キンクロハジロ、200羽。

●今日の可愛い鳥たち。
 セグロカモメ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、オオバン、カイツブリ、ユリカモメ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、ルリビタキ、モズ、アオバト、エナガ、ハクセキレイ、キセキレイ、ジョウビタキ、カワウ、カワラヒワ、オジロビタキ、ゴイサギ、カンムリカイツブリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/17 カンムリカイツブリ 今日も西外堀と北外堀に。

2015年01月17日 | Weblog
 早朝はやや風か強くて寒い。折り畳み傘も持参したが予報が外れてやがて日差しも。今日一番の目的は北外堀のカンムリカイツブリ。

 結果は、今日も滞在中。カモやオオバンをカウントしながら北外堀沿いに東へ。やがて手前岸に近いところで潜水をくり返している姿を発見。 やれやれいてくれた♪
 潜った時に歩を進めて、出てくる場所を予想して待つ。

 だいたい30秒ほどすると出てくる。西外堀のカンムリカイツブリを測るとその程度の時間だった。
 突然水面に現れると、近くに男がいる! 
 「こいつ何や?」 カンムリカイツブリはそんな感じで、私と目が合う。あわてて逃げる風でもない。しばらくそうしていて、やがてゆっくり対岸の方へ離れていく。

 飛騨の森でイカル7羽とコイカル♂1羽。今期もコイカルが飛来しているが、決まった場所で見られない。城南地区だったり市民の森だったり。

 イカルは♂♀とも同じ形態。しかしコイカルは※性的二型をなす。♂の頭は黒いが♀の頭は黒くない。大阪城公園で20年ほど前は、少群でよく見らたコイカル。♂も♀も混ざっていた。 しかし最近は♂ばかり。何故なんだろう?

 今から思えばあの当時、ちゃんと写真を撮っておけばよかった。

 オジロビタキは今日も変わらず。飛騨の森でジョウビタキの♂に追いかけられている。
 ルリビタキは、みどりのリズムで♀型1羽のみ。
 モズが音楽堂西上で、10センチもありそうな(ミミズ状)生きものをとらえて、嘴にくわえたたまま飛び去る。

 オオバンは、東外堀、西外堀、北外堀で75羽。

 オカヨシガモ 69羽。
 ヨシガモ 25羽。

 ヒドリガモ 144羽。
 マガモ 3羽。
 カルガモ 29羽。

 ハシビロガモ 63羽。
 コガモ 17羽。

 ホシハジロ 242羽。
 キンクロハジロ 146羽。
 

●今日の素敵な鳥たち。
 セグロカモメ、ユリカモメ、ジョウビタキ、シロハラ、ルリビタキ、ツグミ、オオバン、モズ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、アオジ、ウグイス、カワラヒワ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、コサギ、カワウ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、アオサギ、ハクセキレイ、コイカル、イカル、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
 

※性的二型=からだの大きさ、体型、羽毛の色・形など外部形態が♂と♀で異なること。雌雄二型とも。
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1/16 カンムリカイツブリ 2羽!

2015年01月16日 | Weblog
 飛騨の森でオジロビタキを見ている時。やってきた知り合いのご夫婦。 「北外堀にカンムリカイツブリがいた」 
 聞き流す事が出来ない事を言う。

 今朝も、いつものコースを回って、西外堀のカンムリカイツブリを確認済み。これまで西外堀以外では観察した事がない。驚きと疑問。

 急いで北外堀へ向かう。愛の森の辺りから見たとの事なので、飛騨の森を横切って急いで向かう。
 見下ろした堀の中に、「カンムリカイツブリ」

 いる。確かにいる。教えてくれたご夫婦を疑っている訳ではないが、自分の眼で確認してあらためて驚き。
 その時頭に浮かんだのが西外堀のカンムリカイツブリ。私が見た後、こちらに移動したのでは。

 再び飛騨の森を小走りに横切って西外堀へ向かう。
 いた! ここにもいたカンムリカイツブリ。 大阪城公園にカンムリカイツブリが2羽。

 カーッと全身が熱くなる。「カンムリカイツブリが2羽」 急いで走ってきたこともあって全身が熱い。
 ニットの帽子を取る。ネックウオーマーを外す。手袋もウエストポーチに。 それでも全身が熱い。カンムリカイツブリに興奮している自分が分かる。

 1羽が14年ぶりに飛来した。これだけでビッグニュース。 なのに14年もの来なかったのが、同じ冬に2羽目が飛来。何故? 熱い体が熱い。
 不思議。だから大阪城公園はやめられない。

 ちなみに同じ個体が行き来した可能性はゼロ。北外堀で私が観察している時に、大将から西外堀で確認とメールをもらっている。
 その上、今回撮影の北外堀のカンムリカイツブリ。パソコンで詳細に確認すると、西外堀の個体とはくちばしや脇の色など明らかに違う。別個体であることがはっきり確認できる。

 今、パソコンの前で湯割り5杯目くらい。飲みながらようやく一息ついている。あの興奮からやっと一息。

 今日は、新種 「ウラルオジロビタキ(仮称)」 の事でも書こうと思っていたが、カンムリカイツブリでひっくり返ってしまった。 ウラルオジロビタキについては近々に述べてみたい。素人の崇高な思いの一端を。

 飛騨の森のオジロビタキ。今日も同じような行動。時々ジョウビタキ♂に追いかけられる。これまで数回撮影もしているので慌てることもない。
 尾羽を上げる可愛い姿を撮影できたら、尾羽を下げて上尾筒がはっきり分かる姿勢も撮影しよう。
 最も長い上尾筒が、尾羽より黒いか淡いかも識別の重要なポイント。

 「日本鳥類目録」 の次の改訂版では間違いなく、オジロビタキとニシオジロビタキの2種に分けられる。そのとき自分がこれまでに見た、あるいは撮影したのがどっちか?
 必ず悩む。そのために各ポイントが分かる姿勢も撮影しておこう。決して後悔することはない。

 見る時も、撮影する時も、意識を持って行動しよう。

 で、ないと20年も30年もすると、飽いてしまう。 興味の幅を広げるより深くすること。


 近ごろ何となく見えにくいと、診察を受けたら入院治療だって。思ったより大層になってしまった。部屋が開いていないから再来月になるとの指示。
 取りあえず命には影響なさそう。不安は4日間も酒を飲まずに過ごせるか。
 病院関係者が見ていたら困るが、消灯時間が過ぎれば軽く一杯くらいどうなんだろう。朝の検診までには分解されて何の影響もないのでは。

 セグロカモメ、第二寝屋川で3羽。ようやく増えてきたとの印象。南外堀でも1羽が着水。
 オオバンは、合計75羽。今後どうなるか面白くもある。

 オカヨシガモ 80羽。
 ヨシガモ 19羽。
 ヒドリガモ 112羽。
 マガモ 3羽。
 カルガモ 8羽。
 ハシビロガモ 51羽。
 コガモ 12羽。
 ホシハジロ 241羽。
 キンクロハジロ 137羽。

 アオバト 市民の森、飛騨の森で計7羽。
 ルリビタキ、市民の森、音楽堂西上。
 アカハラ 市民の森。

※追加情報=ハイタカ市民の森2羽。音楽堂西上周辺、コイカル1羽、イカル3羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 セグロカモメ、ユリカモメ、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ハクセキレイ、カイツブリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、オオバン、アオジ、アオバト、ルリビタキ、カワウ、アオジ、メジロ、カンムリカイツブリ、アカハラ、ハクセキレイ、キセキレイ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハイタカ、イカル、コイカル。
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1/11 オジロビタキ、カンムリカイツブリ、オオバン♪

2015年01月11日 | Weblog
 大阪城公園で今見られる鳥の中で、私が気になっているベスト3は、オジロビタキ、カンムリカイツブリ、オオバンだ。

 オジロビタキの最大の関心事は、ヨーロッパ種かシベリア種か?ということ。一応この個体はヨーロッパ種となるのだが、若干落ち着かない気分。
 理由は前にも書いたとおり。日本で見られるオジロビタキの大部分はヨーロッパ種だ。との見方が落ち着かない。

 オジロビタキについて興味のある方は、ぜひご意見を。
 ホームページ 「大阪城公園鳥だより」 には投稿のコーナーがあるのでよろしく。

 カンムリカイツブリ。毎回西外堀をのぞいて、姿を確認するとほっとする。今日もいた!
 いつまで滞在するのか。一時的に見られなくなったが、今朝も西外堀でのんびり。春までいてほしい。そして今秋には再び戻ってきてほしい。

 オオバン。どれだけ増えるのか。今日は、東外堀25、西外堀4、北外堀43で計72羽。
 動きが出てきて、ずっと見られた南外堀にいなくなって、西外堀は2羽から今日は4羽。前回は内堀にも見られた。北外堀は日々増加。毎回数を数えて驚き。

 ツグミは、8羽で少ない。
 シロハラは、16羽で少ない。地上採餌で警戒心の弱い個体も見られるようになった。

 ルリビタキ♀型1羽。みどりのリズムで。いつも見られる市民の森、音楽堂西上では出合いなし。
 ジョウビタキは、♂が飛騨の森、北外堀、梅林で計4羽、♀がもみじ園、城南地区、修道館裏で計3羽。
 
 最近カワラヒワが各所に多く、城南地区、音楽堂西上、西外堀、2番やぐら跡で計29羽。
 アオジは、音楽堂西上、人工川、修道館裏で7羽。

 山里丸でイカルが 「オキク24-」 1羽単独。
 6番やぐら近くの木にヒヨドリが群れる。数えると17羽も。植物がほとんど分からない。葉はすべて落ちてさくらんぼみたいに、伸びた茎に丸い実がついている木。

 カイツブリは東外堀と西外堀で4羽。
 セグロカモメ、第二寝屋川と南外堀で2羽。
 ハクセキレイは各所で12羽。
 キセキレイが南外堀で1羽。

 ゴイサギは、西外堀成鳥1羽、北外堀は成鳥とホシゴイ。
 アオサギは、本丸日本庭園池1羽。

 オカヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計82羽。
 ヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で計25羽。
 マガモ、ゼロ、いつもの本丸日本庭園池に見当たらない。
 
 カルガモ、東外堀、西外堀、内堀、北外堀で計23羽。
 ハシビロガモ、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で計48羽。
 コガモ、南外堀15羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、西外堀、北外堀、内堀の計211羽。
 キンクロハジロ、南外堀、西外堀、内堀、北外堀の計131羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 ツグミ、シロハラ、コゲラ、シジュウカラ、カイツブリ、ユリカモメ、ハクセキレイ、ルリビタキ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ジョウビタキ、カワラヒワ、アオジ、カワウ、メジロ、セグロカモメ、コサギ、キセキレイ、カンムリカイツブリ、ゴイサギ、アオサギ、イカル、シメ、エナガ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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1/9 オジロビタキと接近遭遇。

2015年01月09日 | Weblog
 今日は飛騨の森で、オジロビタキと接近遭遇。なかなかいい感じ。可愛い~♪
 この後、ジョウビタキを見ると♀であっても、オジロビタキよりたくましく見えてしまう。何故なんだろう。どこが違うんだろう。

 近くでじっくりと出会いを楽しむ。雨覆い羽縁の翼帯から、この個体は第1回冬羽、つまり昨年の春から初夏に卵から出てきたということ。
 人で言うとゼロ歳児、まだ1歳の誕生日を迎えていない。

 ヨーロッパ種 (いわゆるニシオジロビタキ)であれば、繁殖分布から、オランダ、デンマーク、ノルエー、スェーデン、ルーマニア方面で生まれたことになる。
 目の前のオジロビタキが、そんな遠くで生を受けたのかと思うと一段と思いが・・・。

 本来この鳥は、冬が近づくと、ヒマラヤのふもとからマイソールまでのパキスタンとインド方面へ移動して冬を過ごす。いわゆる渡りである。

 ところがこの個体は、パキスタンやインド方面に行かないで日本に来た。そして大阪城公園で冬を過ごしている。なんでや! 春になったらヨーロッパへ帰るつもりなんだろうか。

 そんな事を考えながら近距離で観察、撮影した朝だった。

 一つだけ・・・・。帰宅後撮影した写真をパソコンに取り込んで詳細に見ると、風切り先端のスポットの色は、雨覆いの羽縁のバフ色とは明らかにコントラストがあり、白く見える。(今日は至近距離でシャープに撮影できたので昨日までと違う)

 この点のみ、この個体はシベリア種の特徴を示している。う~ん?
 私がドリトル先生なら一番最初に聞く。「生まれはどこや?」

 ツグミが大変少なくてわずか3羽のみ。一方シロハラは各所で27羽。地上採餌も増えてきたし、近くを通っても気にしない個体もでてきた。

 
 ルリビタキは、市民の森と音楽堂西上の2カ所で、ともに♀タイプ。
 つまり、この段階では♂か♀か分からないという事。 ちなみにオジロビタキも第1回冬羽では♂♀の識別はできない。
 飛騨の森のオジロビタキも、オジロ君か? オジロちゃんか?

 ジョウビタキは、♂が飛騨の森、京橋口、大手前、梅林で4、♀が元博物館と豊国神社東の2。
 アトリ、みどりのリズムと市民の森で9羽。

 カワラヒワは沖縄復帰の森で12羽。
 大将の情報では、昨日コイカル1羽が市民の森で観察されている。イカルも。

 アカハラ1羽市民の森。
 ツグミが非常に少なくわずか3羽のみ、シロハラは多くて27羽。地面にも下りているし、近くでも気にしない奴もでてきた。

 オオバンは、東外堀、西外堀、内堀、北外堀で計73羽。合計数は変わらないが、オオバン動き出したのか、内訳が変わっている。
 いつも見られていた南外堀、昨日からゼロ。居なかった内堀に1羽など変化が。

 淀川のコミミズク行きたいが、数百人と聞いて尻込み。どちらかと言うと一人が好き。
 大阪城公園で一人歩いていると、林の中を通った風は冷たいが心は燃えている。

 カンムリカイツブリ。今日も西外堀。大手門の下にオオバン2羽一緒にいる。
 真上からカメラを向ける。オオバンが首をねじって見上げ 「何やこいつ!」 どんどん沖の方に離れて行く。カンムリカイツブリは、同じように見上げるが、意外と許してくれる。

 カンムリカイツブリを真上から見ると玉子型。丸い方に首や頭があって、尖った方が尾になる。面白いねー。カンムリカイツブリ。
 どんなことでも、見る角度を変えただけで違う。どっちから見たら本当が見える?

 オカヨシガモ、東外堀、内堀、北外堀で147羽。
 ヨシガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で26羽。
 ヒドリガモ、東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀で256羽。

 マガモ、本丸日本庭園池♂1・♀2。いつもと変わらず。
 カルガモ、東外堀、西外堀、本丸日本庭園池、北外堀で26羽。

 ハシビロガモ、東外堀、南外堀、内堀、北外堀で35羽。何故か少ない。
 コガモ、南外堀に21羽。

 ホシハジロ、東外堀、南外堀、北外堀で242羽。
 キンクロハジロ、全堀で122羽。
 
 コサギ人工川1羽。
 アオサギも1羽。

※追加情報=シメ、ハイタカ、イカル。飛騨の森。

●今日の素敵な鳥たち。
 カワウ、シロハラ、オオバン、ユリカモメ、ハクセキレイ、シジュウカラ、メジロ、ルリビタキ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、マガモ、アオジ、カワラヒワ、エナガ、カイツブリ、アオサギ、コサギ、カンムリカイツブリ、ジョウビタキ、アトリ、アカハラ、ツグミ、オジロビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、シメ、イカル、ハイタカ。
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