八ヶ岳周辺アイスでは、難度が3本の指に入る(?)「赤岩の氷柱」を今年も目指しました。
2/13(土) 本日は泊まりの赤岳鉱泉アイスキャンディで明日のバーチカルアイスへ向けてトレーニングのみ 途中北沢で見かけたニホンカモシカ まったく人を恐れない
いやあ、発達しました
寒気が入って天候悪化 写真の2カ所と、真ん中凹角からハング越えをしたところで、寒くて止めました あとは吹雪になった
2/14(日) 朝食も食べず6時出発 ワカンを穿き約1.5時間で目指す氷柱へ到着
ここは、ラッセルあり(今回はまあまし)、遠い、わかりにくい・・・・のであまり人がこない
見事に発達してます。 特に左の氷柱が立派 去年よりずっと大きい
しかし、よく見ると両方ともツララの集合体 これではスクリューが打てない よってリードは無理と判断 左から巻いて登りトップロープをかけました
上の立木にシュリンゲ、カラピナを掛けロープを通し、滝の落ち口に振られ止めのスクリューを打ち下降しながら落ちたらやばいツララをたたき落とします。 自分の体重の何倍もあるツララが大音響を立て落下崩壊するサマは迫力満点です。 (写真:Tさん)
左の氷柱 校長模範演技
小ハングの乗り越しが核心
続いてアイス2回目のTさん
なんべんも墜ちながらも完登・・・・大したモンです
してOPANDA 最初に右の氷柱を登り、既に腕が死んで闘志衰弱
しかも刺さりが悪いと右の刃先を見ると曲がってた またやってしまった この先で敗退
情けない やっぱそろそろ刃代えようかなあ OPANDA「AWAX」は研いでは曲げたり折ったり、また研いで・・・を繰り返し短くなってしまったのでありました。
最後は支点の回収も兼ね校長が右の氷柱を登る
こちらはこのハングの乗り越しが核心 OPANDAが左のツララを蹴落としたのでより難しくなってます
もちろん楽に(?)ノッコシました ここ3年では一番難しく「5.11b~c」はあったと言うことです
気温は低いがこの場所は無風快晴、快適にアイスクライミングを満喫できました
遠くには茅野の町並みやアルプスの山々が眺められます
昨夜の吹雪で稜線は新雪に覆われた
下山路から眺める「赤岩の氷柱」
アップ ここを登ったと思うと感慨もひとしお
下山後は小淵沢駅に近い「スパティオ小淵沢」
今日はすいてました アイスの後の温泉はたまりません
つうこって、腕もパンパン、足もガクガク 天然のバーチカル(垂直)氷はやはり厳しいモノがありました
いかに寒いかよーくわかる写真です。
天然バーチカルにチャレンジするOPANDAさん、毎度ながらかっこいいですね~。