これぞ無雪期最後を飾るにふさわしい高難度マルチピッチクライミング!
11/29(土):海金剛は西伊豆松崎より更に南、雲見の近くにある。 大変遠い。 よって、初日は大仁城山で軽く練習をしてから、現地へ向かう。
今年2回目の城山
やはりマルチピッチの練習 下部のみ混んでたので「グラシアス:5.9+」だかを登り、2P目から人気の「バトルランナー:5.10a+5.7+5.9」へ核心は小ハング越え
登攀途中から眺める大仁のまち
下部の小ハング これは簡単 上部の小ハングが核心 しかしまあ、フォローで登るぶんには何とかなる
丘の上赤いのが大仁ホテル
最終ピッチ ピンが遠い!
昼過ぎに城山をあとに、海金剛へ向かう
西伊豆と言えば、この景色 海上の富士山
宿泊は雲見オートキャンプ場 設備が整い好いキャンプ場です しかし、このカメラ、もう寿命だなあ。 山であちこちぶつけたり、島(竹富)で潮風浴びたり、酷使したからしょうがないかあ。 キャンプ場から眺める紅富士 北西の風が強くなり、傘雲が
無料の露天風呂があるのが嬉しい! 屋根越しに富士山が見える
北西風が強い中熱めの湯(40°C前後)がありがたい。 身を乗り出すと富士山も拝める
但しあまり身を乗り出しすぎると隣の女湯をのぞいてるように見えるので注意
夜は地物の魚を買い込み、刺身や海鮮鍋を楽しみました
夜中にかなりの降雨 また、北西風が凄く、何度も顔にテントの内側が覆い被さった 大丈夫か? 明日。
11/30(日) 5時起床 満点の星空 やった! 6時前出発 取り付きまで悪路を約1時間
極めつけはこれ、 結局懸垂で降りた。
クラッククライミング(岩の割れ目に手や足を突っ込んで登る)なので、指、手の甲に入念にテーピングをしいざ開始
本日難度が高いためリードは校長Only
スーパーレイン 開始でございます
1P目5.7:ブッシュ混じりの凹角登り たぶんコース中一番やさしいっつうか、唯一やさしいピッチ
2P目:5.8 出だしは左から覆い被さる岩の奥に指を突っ込みクラック登り
抜けて、右へトラバース・・・これがスタンスがなく超怖い! 人によってはこれが核心?
OPANDAの攻略法:出だし上部へトラバースし、途中から下降・・・これが正解と思う 責任はもてんが
墜ちると反対側の木か石に激突、痛いよ (T^T)
トラバース後ブッシュを抜け3P目開始点へ
3P目:5.9 このフィンガークラックを直上する ここで指にテーピングを補強 手首から先はほとんどフランケンシュタイン状態
なんせ、指だけで自分の体重を支えるので、痛い
フィンガージャム(指をクラックにねじ込んで体を支える)を決めながらリードする校長
ど~よ? この景色 昨夜からの北西風の影響で海は大シケ 波の音で高度感が更に増す ビレーのコールも聞こえない このあたりからやっと日が差して来る 3P目を登るFガイド
4P目:5.10b いよいよグレードは5.10台に入る 見ると岩は乾いているようだが、実はそうではない 昨夜の雨で所々濡れている、慎重にスタンスを決めないと致命傷
左の岩の根元をアンダーで持ちながら、レイバック気味に登る バランスが大変悪く、時々右のフェイスへ右足を出して支えないと体が剥がされてしまう さすが5.10b OPANDA出口で無念のA0(ヌンチャクつかみ) こうでもしないとクラックにバッチリ決まったリンクカムを外せなかった
ここからフィストクラックを直上 出だしはフィスト、つまりゲンコが良く決まり快適だが、だんだんとクラックが広くなり、肘でも体を支えなくなり、否応なくレイバックへ 何とか登ったが、2の腕はパンパンに 一番消耗したピッチだった しかし、次が核心「先人クラック:5.10b」! 回復するか? 腕。
スーパーレイン 続く・・・・・・
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