日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1097)「同じもの」を含む「順列」(Ⅱ)。

2022-05-22 20:52:31 | 場合の数

―「今日(令和04年05月22日)の記事」の続きを書きます。―
然るに、
(09)
{1,2,3,4,5}
からは、
①123
②12 4
③12  5
④1 34
⑤1 3 5
⑥1  45
⑦ 234
⑧ 23 5
⑨ 24 5
⑩  345
といふ「10通リ」を得ることが出来る。
従って、
(09)により、
①123DE
②12D4E
③12DE5
④1D34E
⑤1D3E5
⑥1DE45
⑦D234E
⑧D23E5
⑨D2E45
⑩DE345
といふ「10通リ」を得ることが出来る。
然るに、
(10)

からは、






といふ「6通リ」を得ることが出来る。
従って、
(09)(10)により、
(11)
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」による、「計60通リ」を得ることが出来る。
然るに、
(12)
{D,E}からは、
①DE
②ED
といふ「2通リ」を得ることが出来る。
従って、
(11)(12)により、
(13)
,D,E}
の「順列」は、
①DE
の「順」による「60通リ」に加へて、
②ED
の「順」による「60通リ(計120通リ)」がある。
然るに、
(11)(13)により、
(14)

とするならば、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」と、
DE

DE


DE
⑦D
⑧D
⑨D
⑩DE
といふ「10通リ」に於いて、「区別」が付かない。
従って、
(09)~(14)により、
(15)
,D,E}
の「順列」が「120通り」であるのに対して、
,D,E}
の「順列」は、その「1/3!」の、「20通リ」である。
(16)
「ユーチューブ」の『映像授業』で、「場合の数・確率」を学んだものの、惜しむらくは、
『映像授業』は、概ね、「解法」だけを示して、「何故、そうなるのか」を説明しようとせず、
そのため、「何故、そうなのか」といふ点については、「自分自身」で考へる「必要」があった。
然るに、
(17)
もちろん、「何故、そうなのか」といふことは、考へずとも、「解法」を覚えれば、「どんな問題」も解けるため、「数学は暗記科目」であるといふ「言ひ方」は、明らかに、「正しい」。

 


(1096)「同じもの」を含む「順列」。

2022-05-22 14:58:22 | 場合の数

(01)
{1,2,3,4,5}
からは、
①12
②1 3
③1  4
④1   5
⑤ 23
⑥ 2 4
⑦ 2  5
⑧  34
⑨  3 5
⑩   45
といふ「10通リ」を得ることが出来る。
従って、
(01)により、
(02)
①12CDE
②1C3DE
③1CD4E
④1CDE5
⑤C23DE
⑥C2D4E
⑦C2DE5
⑧CD34E
⑨CD3E5
⑩CDE45
といふ「10通リ」を得ることが出来る。
従って、
(02)により、
(03)
CDE
DE
CD
CDE
⑤CDE
⑥C
⑦CDE
⑧CD
⑨CD
⑩CDE
といふ「10通リ」と、
CDE
DE
CD
CDE
⑮CDE
⑯C
⑰CDE
⑱CD
⑲CD
⑳CDE
といふ「10通リ」による、「計20通リ」を得ることが出来る。
然るに、
(04)
{C,D,E}
からは、
①CDE
②CED
③DCE
④DEC
⑤ECD
⑥EDC
といふ「6通リ」を得ることが出来る。
従って、
(05)
CDE
DE
CD
CDE
⑤CDE
⑥C
⑦CDE
⑧CD
⑨CD
⑩CDE
CDE
DE
CD
CDE
⑮CDE
⑯C
⑰CDE
⑱CD
⑲CD
⑳CDE
といふ「20通リ」の、「その各々」に対して、
①CDE
②CED
③DCE
④DEC
⑤ECD
⑥EDC
といふ「6通リ」が「対応」する。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
,C,D,E}
の「順列」は、
CFG CGF FCG FGC GCF GFC
FG GF CFG CFG CGF CGF
CG GC FCG FCG FGC FGC
CF FC GCF GCF GFC GFC
CFG CGF FCG FGC GCF GFC
FG GF CFG CFG CGF CGF
CG GC FCG FCG FGC FGC
CF FC GCF GCF GFC GFC
FG CGF CG CFG CF CGF
FG CGF CG CFG CF CGF
CFG CF CFG CF CFG CFG
CGF CG CGF CG CGF CGF
CG FGC FG FCG FC FGC
CG FGC FG FCG FC FGC
FCG FC FCG FC FCG FCG
FGC FG FGC FG FGC FGC
CF GFC GF GCF GC GFC
CF GFC GF GCF GC GFC
GCF GC GCF GC GCF GCF
GFC GF GFC GF GFC GFC
による、5!=5×4×3×2×1=120通リ。
である。
然るに、
(07)
CDE
DE
CD
CDE
⑤CDE
⑥C
⑦CDE
⑧CD
⑨CD
⑩CDE
といふ「10通リ」と、
CDE
DE
CD
CDE
⑮CDE
⑯C
⑰CDE
⑱CD
⑲CD
⑳CDE
といふ「10通リ」による、「計20通リ」に於いて、

とするならば、
CDE
DE
CD
CDE
⑤CDE
⑥C
⑦CDE
⑧CD
⑨CD
⑩CDE
と、
CDE
DE
CD
CDE
⑮CDE
⑯C
⑰CDE
⑱CD
⑲CD
⑳CDE
は、「区別が付かない
従って、
(03)~(07)により、
(08)
,C,D,E}
の「順列」が「120通り」であるのに対して、
,C,D,E}
の「順列」は、その「半分(1/2!)」の、「60通リ」である。
然るに、
(09)
{1,2,3,4,5}
からは、
①123
②124
③125
④134
⑤135
⑥145
⑦234
⑧235
⑨245
⑩345
といふ「10通リ」を得ることが出来き、

からは、






といふ「6通リ」を得ることが出来る。
従って、
(01)~(09)により、
(10)
,D,E}
の「順列」が「120通り」であるのに対して、
,D,E}
の「順列」は、その「1/3!」の、「20通リ」である。


(1095)「男子は3人で、女子が4人の、計9人が1列に並ぶ」際の「ある確率」。

2022-05-22 11:38:06 | 場合の数

(01)
[問題]
男子は3人で、女子が4人の、計9人が、1列に、ランダムに並ぶとき、
1番から5番目までが、「男子3人、女子2人になる」際の確率を求めよ。
(02)
男子={A,B,C,D,E}
であるとして、「5人から3人を選ぶ、組合せ」は、
①ABC
②ABD
③ABE
④ACD
⑤ACE
⑥ADE
⑦BCD
⑧BCE
⑨BDE
⑩CDE
による、5C3=(5×4×3)÷(3×2×1)=10通リ。
(03)
女子={F,G,H,I}
であるとして、「4人から2人を選ぶ、組合せ」は、
①FG
②FH
③FI
④GH
⑤GI
⑥HI
による、4C2=(4×3)÷(2×1)=6通リ。
従って、
(02)(03)により、
(03)
「男子3人女子2人」の「組合せ」は、
①ABC×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=ABCFG+ABCFH+ABCFI+ABCGH+ABCGI+ABCHI
②ABD×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=ABDFG+ABDFH+ABDFI+ABDGH+ABDGI+ABDHI
③ABE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=ABEFG+ABEFH+ABEFI+ABEGH+ABEGI+ABEHI
④ACD×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=ACDFG+ACDFH+ACDFI+ACDGH+ACDGI+ACDHI
⑤ACE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=ACEFG+ACEFH+ACEFI+ACEGH+ACEGI+ACEHI
⑥ADE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=ADEFG+ADEFH+ADEFI+ADEGH+ADEGI+ADEHI
⑦BCD×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=BCDFG+BCDFH+BCDFI+BCDGH+BCDGI+BCDHI
⑧BCE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=BCEFG+BCEFH+BCEFI+BCEGH+BCEGI+BCEHI
⑨BDE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=BDEFG+BDEFH+BDEFI+BDEGH+BDEGI+BDEHI
⑩CDE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)=CDEFG+CDEFH+CDEFI+CDEGH+CDEGI+CDEHI
による、10×6=60通リ。
従って、
(03)により、
(04)
①ABC×FG=ABCFG
といふ「組合せ」は、「60通リ」の中の「1通リ」である。
然るに、
(05)
①ABCFG
の「順列」は、
ABCFG ABCGF ABFCG ABFGC ABGCF ABGFC
ACBFG ACBGF ACFBG ACFGB ACGBF ACGFB
AFBCG AFBGC AFCBG AFCGB AFGBC AFGCB
AGBCF AGBFC AGCBF AGCFB AGFBC AGFCB

BACFG BACGF BAFCG BAFGC BAGCF BAGFC
BCAFG BCAGF BCFAG BCFGA BCGAF BCGFA
BFACG BFAGC BFCAG BFCGA BFGAC BFGCA
BGACF BGAFC BGCAF BGCFA BGFAC BGFCA

CABFG CABGF CAFBG CAFGB CAGBF CAGFB
CBAFG CBAGF CBFAG CBFGA CBGAF CBGFA
CFABG CFAGB CFBAG CFBGA CFGAB CFGBA
CGABF CGAFB CGBAF CGBFA CGFAB CGFBA

FABCG FABGC FACBG FACGB FAGBC FAGCB
FBACG FBAGC FBCAG FBCGA FBGAC FBGCA
FCABG FCAGB FCBAG FCBGA FCGAB FCGBA
FGABC FGACB FGBAC FGBCA FGCAB FGCBA

GABCF GABFC GACBF GACFB GAFBC GAFCB
GBACF GBAFC GBCAF GBCFA GBFAC GBFCA
GCABF GCAFB GCBAF GCBFA GCFAB GCFBA
GFABC GFACB GFBAC GFBCA GFCAB GFCBA
による、5!=5×4×3×2×1=120通リ。
従って、
(03)(04)(05)により、
(06)
「男子3人女子2人」の「組合せ」である、
①ABC×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
②ABD×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
③ABE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
④ACD×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
⑤ACE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
⑥ADE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
⑦BCD×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
⑧BCE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
⑨BDE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
⑩CDE×(FG+FH+FI+GH+GI+HI)
による、10×6=60通リ。
の「組合せ」からは、60×120=7200通リ。
の「順列」を得ることになる。
然るに、
(07)
男子={A,B,C,D,E}
女子={F,G,H,I}
全員={A,B,C,D,E,F,G,H,I}
であるものの、
9P9=9!=362880通リ。
である。
従って、
(01)(06)(07)により、
(08)
[問題]
男子は3人で、女子が4人の、計9人が、1列に、ランダムに並ぶとき、
1番から5番目が、「男女男女男」等のように「男子3人で女子2人なる」際の確率を求めよ。
に対する[答へ]は、
7200÷362880=5/252
であるに、違ひない(?)。