日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1084)「袋の中に、赤玉3個と黄色が2個(5回で、黄玉が4回以上の問題)」。

2022-05-10 15:23:42 | 場合の数

(01)
[問題1]
赤玉1個、赤玉1個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が5回出る確率を求めよ。
然るに、
(02)
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
    
従って、
(02)により、
(03)
赤玉1個、赤玉1個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
ときの「パターン」は、(2×2×2×2×2=2×16=32通り)であるため、
    」となる「確率」は、「(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)=1/32」である。
従って、
(01)(02)(03)により、
(04)
[問題1]
赤玉1個、赤玉1個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が5回出る確率を求めよ。
の[答へ]は、「(0.5)×(0.5)×(0.5)×(0.5)×(0.5)=1/32」である。
然るに、
(05)
    
の「1通リ(1倍)」に対して、
    
    
    
    
    
は「5通リ(5倍)」である。
従って、
(04)(05)により、
(06)
[問題2]
赤玉1個、赤玉1個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が4回(赤玉が1回)出る確率を求めよ。
の[答へ]は、「(0.5)×(0.5)×(0.5)×(0.5)×(0.5)×5=5/32」である。
然るに、
(07)
赤玉3個、赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出す。
とするならば、
赤玉が出る確率=3/5=0.6
赤玉が出る確率=2/5=0.4
である。
従って、
(06)(07)により、
(08)
[問題3]
赤玉3個、赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が5回(赤玉が0回)出る確率を求めよ。
の[答へ]は、「(0.4)×(0.4)×(0.4)×(0.4)×(0.4)=32/3125」である。
従って、
(06)(07)(08)により、
(09)
[問題4]
赤玉3個、赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が4回(赤玉が1回)出る確率を求めよ。
の[答へ]は、「(0.4)×(0.4)×(0.4)×(0.4)×(0.6)×5=48/625」である。
従って、
(08)(09)により、
(10)
[問題5]
赤玉3個、赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が4回(赤玉が1回)または、赤玉が5回(赤玉が0回)出る確率を求めよ。
といふ[問題]、すなはち、
[練習]
赤玉3個、赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が4回以上出る確率を求めよ。
といふ[問題]の[答へ]は、「(32/3125)+(48/625)=272/3125」である。
然るに、
(11)

従って、
(11)により、
(12)
果たして、
[練習]
赤玉3個、赤玉2個が入った袋から玉を1個取り出し、
それを袋に戻す試行を5回繰り返す。
このとき、赤玉が4回以上出る確率を求めよ。
といふ[問題]の[答へ]は、「272/3125」であるものの、『映像授業の説明』は、私には、「極めて、分かり難い」。