日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1091)「赤玉、白玉」の「最も簡単な、基本的な問題」。

2022-05-19 19:11:22 | 場合の数

(01)
[問題]
 が2個、黒玉が3個入ってゐる袋の中から同時に3個を取り出すとき、
(1)「3個」とも「黒玉」になる確率を求めよ。
(2)「赤玉」が「2個」で「黒玉」が「1個」である確率を求めよ。
(3)「赤玉」が「1個」で「黒玉」が「2個」である確率を求めよ。
然るに、
(02)
黒玉={C,D,E}
であるとして、
黒黒黒
であるならば、
CDE
による「3C3=(3×2×1)÷3!=1通リ」である。
(03)
赤玉は{}。
黒玉は{C,D,E}。
であるとして、
赤赤
赤赤
赤赤
であるならば、
AB×C=AB
AB×D=AB
AB×E=AB
による、
2C2×3C1=1×3=3通り。
である。
(04)
赤玉は{}。
黒玉は{C,D,E}。
であるとして、
黒黒
であるならば、
① CD
② CE
③ DE
による「3C2=(3×2)÷2!=3通リ」である。
従って、
(04)により、
(05)
黒黒
黒黒
であるならば、
×(CD+CE+DE)=CDCEDE
×(CD+CE+DE)=CDCEDE
による、2C1×3C2=2×3=6通リ。
である。
然るに、
(06)
全部で{A,B,C,D,E}。
赤玉は{}。
黒玉は{C,D,E}。
であるとして、
が2個、黒玉が3個入ってゐる袋の中から同時に3個を取り出すと、
ABC ⑥ DE
ABD ⑦ CD
ABE ⑧ CE
CD ⑨ DE
CE ⑩ CDE
といふ「5C3=(5×4×3)÷(3×2×1)=10通リ」である。
従って、
(01)~(06)により、
(07)
[問題]
 が2個、黒玉が3個入ってゐる袋の中から同時に3個を取り出すとき、
(1)「3個」とも「黒玉」になる確率を求めよ。
(2)「赤玉」が「2個」で「黒玉」が「1個」である確率を求めよ。
(3)「赤玉」が「1個」で「黒玉」が「2個」である確率を求めよ。
に対する[解答]は、
(1)   3C3÷5C3=3/10
(2)2C2×3C1÷5C3=3/10
(3)2C1×3C2÷5C3=6/10
である。