日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(1103)「順列(の樹形図)」のやうに「機械的」に「組合せ」を書く「方法」。

2022-05-28 15:20:16 | 場合の数

(01)
組合せ」は「樹形図」では書けないのですか?
といふ風に、



といふ画像の彼が質問したところ、
ヨビノリたくみ曰く、
組合せは、まぁ。樹形図で書いた後に、「数え過ぎ」の部分を「割り算」するということになります。
(ユーチューブ、中学数学からはじめる確率統計、1:12:51頃)
然るに、
(02)
① 12=1と2。
② 13=1と3。
③ 14=1と4。
④ 15=1と5。
⑤ 16=1と6。
⑥ 23=2と3。
⑦ 24=2と4。
⑧ 25=2と5。
⑨ 26=2と6。
⑩ 34=3と4。
⑪ 35=3と5。
⑫ 36=3と6。
⑬ 45=4と5。
⑭ 46=4と6。
⑮ 56=5と6。
とするならば、
① 1<2
② 1<3
③ 1<4
④ 1<5
⑤ 1<6
⑥ 2<3
⑦ 2<4
⑧ 2<5
⑨ 2<6
⑩ 3<4
⑪ 3<5
⑫ 3<6
⑬ 4<5
⑭ 4<6
⑮ 5<6
である。
然るに、
(03)
① 12=twelve
② 13=thirteen
③ 14=fourteen
④ 15=fifteen
⑤ 16=sixteen
⑥ 23=twenty three
⑦ 24=twenty four
⑧ 25=twenty five
⑨ 26=twenty six
⑩ 34=thirty four
⑪ 35=thirty five
⑫ 36=thirty six
⑬ 45=forty five
⑭ 46=forty six
⑮ 56=fifty six
であるため、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪<⑫<⑬<⑭<⑮
である。
従って、
(02)(03)により、
(04)
① 12
② 13
③ 14
④ 15
⑤ 16
⑥ 23
⑦ 24
⑧ 25
⑨ 26
⑩ 34
⑪ 35
⑫ 36
⑬ 45
⑭ 46
⑮ 56
といふ「15通リ」は、「便宜的」に、
① 1<2
② 1<3
③ 1<4
④ 1<5
⑤ 1<6
⑥ 2<3
⑦ 2<4
⑧ 2<5
⑨ 2<6
⑩ 3<4
⑪ 3<5
⑫ 3<6
⑬ 4<5
⑭ 4<6
⑮ 5<6
であって、尚且つ、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪<⑫<⑬<⑭<⑮
である。
といふ風に、「見做す」ことが出来る。
従って、
(04)により、
(05)
① 1<2
② 1<3
③ 1<4
④ 1<5
⑤ 1<6
⑥ 2<3
⑦ 2<4
⑧ 2<5
⑨ 2<6
⑩ 3<4
⑪ 3<5
⑫ 3<6
⑬ 4<5
⑭ 4<6
⑮ 5<6
であって、尚且つ、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪<⑫<⑬<⑭<⑮
となるように、
{1,2,3,4,5,6}
から{#,#}を選ぶことによって、
① 12
② 13
③ 14
④ 15
⑤ 16
⑥ 23
⑦ 24
⑧ 25
⑨ 26
⑩ 34
⑪ 35
⑫ 36
⑬ 45
⑭ 46
⑮ 56
といふ「15通リ」を得ることになる。
従って、
(05)により、
(06)
① 1<2<3
② 1<2<4
③ 1<2<5
④ 1<2<6
⑤ 1<3<4
⑥ 1<3<5
⑦ 1<3<6
⑧ 1<4<5
⑨ 1<4<6
⑩ 1<5<6
⑪ 2<3<4
⑫ 2<3<5
⑬ 2<3<6
⑭ 2<4<5
⑮ 2<4<6
⑯ 2<5<6
⑰ 3<4<5
⑱ 3<4<6
⑲ 3<5<6
⑳ 4<5<6
であって、尚且つ、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪<⑫<⑬<⑭<⑮<⑯<⑰<⑱<⑲<⑳
となるように、
{1,2,3,4,5,6}
から{#,#,#}を選ぶことによって、
① 123
② 124
③ 125
④ 126
⑤ 134
⑥ 135
⑦ 136
⑧ 145
⑨ 146
⑩ 156
⑪ 234
⑫ 235
⑬ 236
⑭ 245
⑮ 246
⑯ 256
⑰ 345
⑱ 346
⑲ 356
⑳ 456
といふ「20通リ」を得ることになる。
然るに、
(07)
① 123
からは、
① 123 132 213 231 312 321
といふ「3!(6)通リ」を得ることが出来る。
従って、
(06)(07)により、
(08)
① 123
② 124
③ 125
④ 126
⑤ 134
⑥ 135
⑦ 136
⑧ 145
⑨ 146
⑩ 156
⑪ 234
⑫ 235
⑬ 236
⑭ 245
⑮ 246
⑯ 256
⑰ 345
⑱ 346
⑲ 356
⑳ 456
といふ「20通リ」からは、
123 132 213 231 312 321
124 142 214 241 412 421
125 152 215 251 512 521
126 162 216 261 612 621
134 143 314 341 413 431
135 153 315 351 513 531
136 163 316 361 613 631
145 154 415 451 514 541
146 164 416 461 614 641
156 165 516 561 615 651
234 243 324 342 423 432
235 253 325 352 523 532
236 263 326 362 623 632
245 254 425 452 524 542
246 264 426 462 624 642
256 265 526 562 625 652
345 354 435 453 534 543
346 364 436 463 634 643
356 365 536 563 635 653
456 465 546 564 645 654
といふ「20×3!=120通リ」を得ることが出来る。
然るに、
(09)
123 132 142 152 162
124 134 143 153 163
125 135 145 154 164
126 136 146 156 165
213 231 241 251 261
214 234 243 253 263
215 235 245 254 264
216 236 246 256 265
312 321 341 351 361
314 324 342 352 362
315 325 345 354 364
316 326 346 356 365
412 421 431 451 461
413 423 432 452 462
415 425 435 453 463
416 426 436 456 465
512 521 531 541 561
513 523 532 542 562
514 524 534 543 563
516 526 536 546 564
⑥ 612 621 631 641 651
⑥ 613 623 632 642 652
⑥ 614 624 634 643 653
⑥ 615 625 635 645 654
は、「6P3=4×5×6=120通リ」は、『樹形図の順番』である。
然るに、
(10)
公式」として、
6C3×3!=6P3
である。
従って、
(08)(09)(10)により、
(11)
① 123
② 124
③ 125
④ 126
⑤ 134
⑥ 135
⑦ 136
⑧ 145
⑨ 146
⑩ 156
⑪ 234
⑫ 235
⑬ 236
⑭ 245
⑮ 246
⑯ 256
⑰ 345
⑱ 346
⑲ 356
⑳ 456
といふ「20通リ」は、「6C3」である。
従って、
(06)(10)(11)により、
(12)
① 1<2<3
② 1<2<4
③ 1<2<5
④ 1<2<6
⑤ 1<3<4
⑥ 1<3<5
⑦ 1<3<6
⑧ 1<4<5
⑨ 1<4<6
⑩ 1<5<6
⑪ 2<3<4
⑫ 2<3<5
⑬ 2<3<6
⑭ 2<4<5
⑮ 2<4<6
⑯ 2<5<6
⑰ 3<4<5
⑱ 3<4<6
⑲ 3<5<6
⑳ 4<5<6
であって、尚且つ、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪<⑫<⑬<⑭<⑮<⑯<⑰<⑱<⑲<⑳
となるように、
{1,2,3,4,5,6}
から{#,#,#}を選ぶことによって、得ることが出来た、
① 123
② 124
③ 125
④ 126
⑤ 134
⑥ 135
⑦ 136
⑧ 145
⑨ 146
⑩ 156
⑪ 234
⑫ 235
⑬ 236
⑭ 245
⑮ 246
⑯ 256
⑰ 345
⑱ 346
⑲ 356
⑳ 456
は、「20通リ」は、「6C3×3!=6P3」でいふ、「6C3」である。
従って、
(12)により、
(13)
① 1<2<3<4
② 1<2<3<5
③ 1<2<3<6
④ 1<2<4<5
⑤ 1<2<4<6
⑥ 1<2<5<6
⑦ 1<3<4<5
⑧ 1<3<4<6
⑨ 1<3<5<6
⑩ 1<4<5<6
⑪ 2<3<4<5
⑫ 2<3<4<6
⑬ 2<3<5<6
⑭ 2<4<5<6
⑮ 3<4<5<6
であって、尚且つ、
①<②<③<④<⑤<⑥<⑦<⑧<⑨<⑩<⑪<⑫<⑬<⑭<⑮
となるように、
{1,2,3,4,5,6}
から{#,#,#,#}を選ぶならば、
① 1234
② 1235
③ 1236
④ 1245
⑤ 1246
⑥ 1256
⑦ 1345
⑧ 1346
⑨ 1356
⑩ 1456
⑪ 2345
⑫ 2346
⑬ 2356
⑭ 2456
⑮ 3456
は、「6C4」であって、それ故、
① 1234 1243 1324 1342 1423 1432
① 2134 2143 2314 2341 2413 2431
① 3124 3142 3214 3241 3412 3421
① 4123 4132 4213 4231 4312 4321
② 1235 1253 1325 1352 1523 1532
② 2135 2153 2315 2351 2513 2531
② 3125 3152 3215 3251 3512 3521
② 5123 5132 5213 5231 5312 5321
③ 1236 1263 1326 1362 1623 1632
③ 2136 2163 2316 2361 2613 2631
③ 3126 3162 3216 3261 3612 3621
③ 6123 6132 6213 6231 6312 6321
④ 1245 1254 1425 1452 1524 1542
④ 2145 2154 2415 2451 2514 2541
④ 4125 4152 4215 4251 4512 4521
④ 5124 5142 5214 5241 5412 5421
⑤ 1246 1264 1426 1462 1624 1642
⑤ 2146 2164 2416 2461 2614 2641
⑤ 4126 4162 4216 4261 4612 4621
⑤ 6124 6142 6214 6241 6412 6421
⑥ 1256 1265 1526 1562 1625 1652
⑥ 2156 2165 2516 2561 2615 2651
⑥ 5126 5162 5216 5261 5612 5621
⑥ 6125 6152 6215 6251 6512 6521
⑦ 1345 1354 1435 1453 1534 1543
⑦ 3145 3154 3415 3451 3514 3541
⑦ 4135 4153 4315 4351 4513 4531
⑦ 5134 5143 5314 5341 5413 5431
⑧ 1346 1364 1436 1463 1634 1643
⑧ 3146 3164 3416 3461 3614 3641
⑧ 4136 4163 4316 4361 4613 4631
⑧ 6134 6143 6314 6341 6413 6431
⑨ 1356 1365 1536 1563 1635 1653
⑨ 3156 3165 3516 3561 3615 3651
⑨ 5136 5163 5316 5361 5613 5631
⑨ 6135 6153 6315 6351 6513 6531
⑩ 1456 1465 1546 1564 1645 1654
⑩ 4156 4165 4516 4561 4615 4651
⑩ 5146 5164 5416 5461 5614 5641
⑩ 6145 6154 6415 6451 6514 6541
⑪ 2345 2354 2435 2453 2534 2543
⑪ 3245 3254 3425 3452 3524 3542
⑪ 4235 4253 4325 4352 4523 4532
⑪ 5234 5243 5324 5342 5423 5432
⑫ 2346 2364 2436 2463 2634 2643
⑫ 3246 3264 3426 3462 3624 3642
⑫ 4236 4263 4326 4362 4623 4632
⑫ 6234 6243 6324 6342 6423 6432
⑬ 2356 2365 2536 2563 2635 2653
⑬ 3256 3265 3526 3562 3625 3652
⑬ 5236 5263 5326 5362 5623 5632
⑬ 6235 6253 6325 6352 6523 6532
⑭ 2456 2465 2546 2564 2645 2654
⑭ 4256 4265 4526 4562 4625 4652
⑭ 5246 5264 5426 5462 5624 5642
⑭ 6245 6254 6425 6452 6524 6542
⑮ 3456 3465 3546 3564 3645 3654
⑮ 4356 4365 4536 4563 4635 4653
⑮ 5346 5364 5436 5463 5634 5643
⑮ 6345 6354 6435 6453 6534 6543
であれば、
6P4=(6C4=6×5×4×3÷4!)×4!=360
である。
従って、
(01)(12)(13)により、
(14)
Q:「組合せ」は「樹形図」では書けないのですか?
といふ「質問」が、
Q:「組合せ」は「順列」のように、「機械的」に書けないのですか?
といふ「質問」であるならば、
A:ありません。
ではなく、
A:あるけれど、
① 123
② 124
③ 125
④ 126
⑤ 134
⑥ 135
⑦ 136
⑧ 145
⑨ 146
⑩ 156
⑪ 234
⑫ 235
⑬ 236
⑭ 245
⑮ 246
⑯ 256
⑰ 345
⑱ 346
⑲ 356
⑳ 456
を書くことは、「(順列の)樹形図」を書くよりは、少しだけ難しいが、馴れれば、簡単である。
といふ、ことになる。