前に乗っていたコンパクトカーは13年目で買い換えて、今の車になりました。
新しくなって確かに燃費はとても良くなりましたが、特別運転がしやすいとか、乗り心地が特別いいとか、そういうのはありません。
ふと目にとまった中古車紹介の動画を見ていて思ったことは、20年くらい前の車の方が装備もリッチだし、動力性能も高そうだということ。
まず車体サイズが大きい。そして当然エンジンの排気量も大きい。そうなると椅子や車内装備も優雅に作ってある。
今はもうそういう車はラインナップにありませんが、同じコンセプトの車をたどると、だいぶ小さく丸っこくなっているのがわかります。
確かに半電動などを取り入れていて燃費はいいでしょう。でも、燃料代が倍になっていたら(20年から25年前というと、下手したら1L100円を割っているスタンドもあったかも)、燃費が倍になったって消費者の出費は同じ(化石燃料云々の話は当然としても、サンデードライバーが消費する燃料と、燃費改善のためのバッテリーなど、製造や廃棄の環境負荷が高いものを使うのってどうなんだろうというのもあり)と考えると、何とも寂しいラインナップになってきたのだなと思います。