松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

ひとつの時代が終わるとき

2014-10-21 18:23:18 | なんでもない日々
最近思うこと。
世紀末は過ぎたけれど、まあいろいろと終わりだよな。

別に、病気が猛威を振るってとか、戦争になってとか、そういうのとも違うんです。
少子化で消滅するっていうのも、まあそうだろうけど、それだけっていうわけじゃない。
松浦は学者ではないので、市井に生きる者の感覚の話しです。

すごく便利になって、洗練されるもの(パソコンとかネットインフラとか)がある一方で、調和が崩れ去り、全体としてばらばらになっていくような。
本来、調整役であるはずの政治も、なんか頭の弱い覇権主義者みたいなのが溢れてて、どっかに勝てるわけでもなく、調整が上手く行くこともなく。

しかし人間万事塞翁が馬といいますから。
悲観はしていません。
明治維新があって、体勢ががらっと変わって。
戦争でもうほとんど国が消滅するくらいまで徹底的に負けて。
そういうのと同じで、戦後が終わる、というようなイメージです。

どういう風になるかはわかりません。
江戸に生きた市民に、文明開化がわからないのと同じ。
徴兵におびえていた少年に、受験戦争がわからないのと同じ。
コメント
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