そろそろ終わりかな

35も過ぎると、そろそろ人生の秋風が吹き始めます。
大晦日は忙しいんだろうけど、静かでなにもなく、それでいて意外と期間が長いのかもしれないな、と思っています。

たぶん、一生っていうのはそういう構成になっているんです。
30代までに広げた風呂敷をたたむのに時間のかかる人もいるでしょうし。

でも、松浦はなにも広げていないですから。
後片付けは簡単なんですよ。
正直言って、時間をもてあましてます。

もうね。
特別やるべきことなんて、残ってないんですよ。


どうしたものかね。
その昔、リストラされたサラリーマンは、山手線を一日中ぐるぐる回っていたとか。
でも、松浦は電車苦手だしなぁ。
あとは、朝からつぼ八で飲んでるリストラリーマンもいたらしいが、松浦は酒飲まない。
そもそも、自然死を前提にするなら余計なお金は使えない。

秋の日はつるべ落とし。
だけど、なにも持たない人間にとって、この季節の長さは苦痛。