松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

最近の2chは静かだな、と思う

2011-02-06 13:00:31 | なんでもない日々
久しぶりに2ちゃんねるを眺めてきました。
静かだな、というよりおとなしくなってきたな、という印象を受けます。
スレッドの進行も遅いし、書き込みも情報提供に的を絞ったものか、さもなくば全く意味のない低レベルなもの、という二極化が進んでいるようにもみえます。

松浦の通っていた高校は、学生運動が盛んだった頃に生徒側が私服通学を勝ち取ったりという学校でした。そんな勢いあふれる生徒の最後の世代といわれた覚えがあります。
その後、教職免許の実習で母校に教えに行った級友の話では、「ふつうの学校になってたよ」ということですから、教員の「おまえらが最後の世代」という発言は本当だったのでしょう。

まあ、無理もないですよね。
松浦の世代にしてみれば、上の方ではおいしい汁を吸っている奴らがごろごろしていて、自分たちはいつも誰かさんの尻ぬぐいだ。という意識がありますから。
エジプトなどのデモ行動を例に出すまでもなく、怒りというのは人間を連携させるのに好都合な感情です。
ところが、今の学生さんは生まれたときから不況です。みんな暗い顔して、将来を悲観して生きているのを見ているわけです。
境遇に飼い慣らされている、あきらめている世代なんだな、と思うんです。

そんな世代に届く物語とは何だろう。
松浦は高尚なものを書いているつもりはありませんが、現実逃避+「なにか」を目指しています。
コメント
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