音楽療法のライブ日記

音楽療法士がお届けする、日々の活動記録と情報発信のブログです。

「radiko(ラジコ)のタイムフリー」のお勧め♬

2020-09-16 21:14:16 | 音楽雑記
以前、5月22日夜10時からのラジオ放送
「村上RADIOステイホームスペシャル ~明るい明日を迎えるための音楽」
が心地よくて、ラジコのタイムフリーをお勧めしました。

村上春樹さんでも落ち込む時があるということで、
そんな時によく聴く曲として、「♪雨が濡れても」を紹介されていました

今回の「村上RADIO~5分で聴けちゃうクラシック音楽~」は
9月13日(日)夜7時からでしたが、多忙な時間帯でしたので
本日タイムフリーを利用してやっと聴くことができました。
ラジコのタイムフリーを利用すると、過去一週間以内の番組を選択するとともに、
聴取を開始してから24時間以内であれば、合計3時間までいつでも聴取することができます

昨日のニュースで100歳以上の人が8万人以上になったと流れていましたが、
大正9年生まれで100歳ということになりますので、私の周囲でも3人おられます。
大正時代に蓄音機から流れた音楽を近隣の住民が集まって共有していたという
その当時の音楽社会からは想像を遥かに超えるIT音楽社会になっています。

55分の番組の中で始まりと終わりにだけ流れる大日本印刷の品の良いCM以外は
村上春樹さんの語りと音楽の50分間になっていてとても心地よいです。
落ち着いた声のトーンとテンポ、間合いの中で、ジョークを交えながらの
「5分のクラシック音楽」を次々と楽しめます。
選曲も曲順も視聴者への繊細で優しい心配りを感じます

音色も琴、フルート、チェロ、ヴァイオリン、ピアノ、声・・・
作曲者もヘンデルからロッシーニ、リスト、ストラビンスキー・・・
多種多様な5分のクラシック音楽を存分に楽しめます
休憩時間に気楽なひと時のつもりで聴いたはずなのですが、
思わず集中して聴き入ってしまいました。

その中で、ウィーンフィルとベルリンフィルを生で聴いた時の感想とともに、
生の音楽の良さを話されて推奨されていました。私も同感です。
演奏会で目を閉じていると高い天井から降り注がれる音楽のミストを
身体中に感じることができます。
時には身体ごと飛ばされそうな勢いだったり、
時には全てを包み込んでもらっているようだったり、
時にはキラキラとした音色が降り注ぎ、喜びを共有してもらったり、・・・

大きな演奏会へもやっと足を運べるようになるようです。
情報過多の時代で自宅にいても多くの音楽を聴くことはできますが、
生の音楽を聴けるひと時を大切にしていきたいとつくづく思います。
今はオーケストラの生の音楽を身体中に浴びたい気分です。

因みに、55分の会話内容や番組で使用した楽曲全てを紹介した
情報サイトは以下をご参考にしてください。このサイトもお勧めです
https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/