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時代を読んで「ひとり勝ち」

2013-09-24 14:40:57 | 日記
随分前に買った本なのだが、最近読み返してみてその
先見性に驚いた。



『斉藤一人 時代を読んで「ひとり勝ち」』

これは小俣貫太さんという斉藤一人さんのお弟子さんが
斉藤一人さんの言葉をまとめて説明してくれているものだ。

最近書店にいって斉藤一人さんに関連する本を見ると、
中には神がかった人物として書かれたものもあるし、
斉藤一人さんというとちょっと胡散臭い目で見る人もいる
気がする。

最近では精神世界系の本とビジネス系の本の区分がとても
あいまいな気がするが、それはそれでよいことだと思っている。

宗教がかった話となると特に日本のアカデックなビジネス界では
それを敬遠するむきがあるが、本来は切っても切り離せないものだと
私は思う。

だいたい私のような個人経営者は、そんなポーズをきどっている
暇もなく、とにかくためになることはなんでも吸収したい。
(藁にもすがりたい、ともいう(笑))

ともあれ、そもそも斉藤一人さんは大実業家である。
大変な成功者である。だから素直に耳を傾けるのがよろし。

というわけで上記の本、2005年に発行されたもののようだが、
政権が移動した現在でも全く通用する内容だ。
むしろ、アベノミクスや異次元の金融緩和により大きく日本が
変化してゆこうとしている今でこそ、ようやく理解できる内容なのだ。
そして同時に小さな会社やる気を与えてくれる内容だと私は思う。

消費税の増税、そして法人税の減税などについて最近はテレビでも
話題になっているが、企業側にいるのにまるで「自分は庶民の味方です」
的な無責任な発言をするコメンテーターもいる。

日本が直面している問題にまじめにとりくんでゆこうとする人にとっては
とてもよい刺激を与えてくれる良書だと私は思う。


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