沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

沖縄在住の料理家から学ぶ「沖縄食材レシピ帖」 vol.13 砂川有紀

2009年06月24日 | 水曜(2009年4~6月):砂川有紀さん
週替わりで、沖縄在住の料理家さん直伝の沖縄食材レシピを紹介するお料理ブログ。
今回はゴーヤーに引き続きオキナワンな夏野菜、ヘチマを使った2品のメニューをご紹介。
ヘチマ料理が手軽にできて、おしゃれにキマリます。

【今回の食材】ヘチマ(ナーベラー)



ゴーヤー同様、沖縄の夏野菜のなかでも人気のあるヘチマ。
全国的にはたわしとして利用されていますが、沖縄では大衆食堂や
家庭の食卓によく登場する食材のひとつ(たわし用と食用では品種が違うらしい)。
化粧水が抽出できるほど豊富な水分を含んでいて、むくみ解消や利尿に効果があるといわれています。
地元でのポピュラーな調理法は味噌煮込みですが、今回はマリネとオーブン焼きに初挑戦!
曲がっていない、細めのヘチマを選ぶのができあがりを左右するほどの重要ポイントです。

【メニュー名】
酸味のきいたドレッシングで味わって
ナーベラーのマリネ



【材料】
ヘチマ…1本、パプリカ、たまねぎ(きゅうりでもOK)…お好みで、ドレッシング(イタリアンなど)…お好みで
【作り方】
1. ヘチマの皮をむき(若いヘチマなら少し残して剥いてもいい)、3mm程度に輪切りする
2. シャキシャキ感を加えるため、パプリカ、たまねぎを薄くスライスする
3. ドレッシングを混ぜ合わせればできあがり。半日ほど冷蔵庫に入れておくとしんなりしてgood!

【メニュー名】
チーズとの相性◎
ナーベラーのオーブン焼き



【材料】
ヘチマ…1本、塩、こしょう、オリーブオイル、パルメザンチーズ…お好みで
【作り方】
1. マリネ同様皮をむいたヘチマを1cm程度に輪切りする
2. 塩、こしょう、オリーブオイルをつけ、200℃に熱したオーブンで片面を3分ずつ焼く
(オーブンがない場合は薄切りにして、オーブントースターかフライパンで調理してもOK)
3. お皿に盛り、パルメザンチーズをふる。お好みでトマトの輪切りなどをのせたり、
バゲットと組み合わせてるのもおすすめ


【今週の沖縄食材エキスパート】
COTONOHA ART SPACE+CAFE (コトノハ アートスペース+カフェ)
住所/宜野湾市赤道1-5-7
TEL/098-893-7299
営業時間/Open 14:00~23:00、カフェタイム 14:000~18:00、
ディナータイム 18:00~23:00(オーダーストップ 22:00)
定休日/月曜日
オフィシャルサイト
http://www.cotonoha.com/
ブログ
http://cotonoha.ti-da.net/





那覇市から国道330号を北上すると宜野湾市にある、食とアートの融合スペース、COTONOHA。
味噌煮込みしか食べたことのない私には、驚きの(いつも食べてるナーベラーと
明らかに違う!)料理に、統一感のある家具に、
バランスよく配された植物たちに、
色彩豊かなイラストレーションが飾られた壁…
そしてフレンドリーな笑顔でもてなしてくれる西村さんとミッチェルさんコンビ。
五拍子そろいのカフェです。



text:砂川有紀



              ★沖縄観光の旅行雑誌を作る会社が素顔の沖縄を紹介するサイト



最新の画像もっと見る

コメントを投稿