沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

俺の素。 vol.9 タナベユウヘイ

2010年04月26日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん




生まれてからほんの少しの間は東京で、
それから学生生活が終わるまでは横浜で育ち、
大学4年間は八王子方面に通いながら
スキー部所属だったため毎年3ヶ月間を長野の雪山で過ごし
社会人になってからは東京で生活。
それから10年ちょっとを経て沖縄へ。

父親は山口県出身で
母親は秋田県出身、
家族構成は父と母の他に
姉貴と妹がいます。

本を読むよりは漫画が好きで
コカコーラよりはペプシが好きで
ポテトチップスは大好きだけど
健康上あんまり食べません。

好きと嫌いがはっきりしていて
「ふつう」があるとしたら
それはほとんど『ガン中ない』とイコールです。
大勢が苦手ですがひとりぼっちも苦手です。
友達は多くいるよりも気に入る友達がほんの少しいてくれれば満足です。





生まれた場所や育った場所や生活する場所で
家族がいて、友達がいて
またそれ以外のいろんな人とすれちがいながら
いろんなもの見て、聞いて、触れて、
わらって泣いて怒って、

そういう数えきれない
ひとつひとつの要素が集まって
俺ができています。

あの時にあの人と出会っていなかったら
もしも左ではなく右に曲がっていたら
今の俺はちょっとだけ違う俺だったのかも知れませんね。


これから先、どんな人と会って
どんなものに触れてどんなものを見て
なにに笑っていつ泣いてどう怒るんだろうなあ、
そしてそのひとつひとつの要素と
いままで培われてきた要素のかけ算で
どんな俺になっていくのかが
楽しみでしかたないです。








さて、この「沖縄の風」内の
『Daily Voice』への寄稿も本日が最後となりました。
読んでいただいた方へ、ありがとうございました。
読まなかった人へ、とくになし。

ここに綴ってきた俺の素のひとつひとつと
雑貨屋[そ]sso、の存在が
どうぞ健やかな みなさまをつくる
要素のひとつになれたらと願っております。


9回かあ、よく「小さい素」をあんだけふくらませて
書けたもんだよなあ。
もうお腹いっぱいです、ごちそうさまでした!
っつうかホント俺様ってエライなあと我ながら関心です。



「ああ、もうお腹いっぱい」の図(イメージ)


ではでは、
ばいなら(斎藤清六風味)






[そ]sso
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沖縄県宜野湾市大謝名1-24-18
098-898-4689
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俺の素。 vol.8 タナベユウヘイ

2010年04月19日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん




独立して仕事をする場と
生活する場を兼ねた住居は
古民家みたいなところがいいなあ。
と思っていましたが
最終的に落ち着いたのは
外人住宅でした。

引っ越したのは昨年の夏、
沖縄移住後2軒目のすみか、
が今のここです。

ワンコがいるので
やはり家の中で犬が飼える
という条件が優先すると
一軒家では外人住宅以外は
見つかりませんでした。






もともとは
どうなんだろうなあ外人住宅、
というところもありまして

だって夏は暑くて
冬は寒いって聞くし
虫も多いって聞くし(←これが大の苦手)
雨漏りするとこも多いって聞くし
下水が逆流してたいへんって聞くし
アレだっていうし、
コレだっていうし。


ネズミも出るとか出ないとか。





今まではもっぱら集合住宅だったので
雑草の手入れは管理会社さんがしてくれていたし、



今では3ヶ月に一回ペースで刈る必要があります。結構重労働。



地べたにそのまま家が建っている
外人住宅でなければ
防湿のための面倒な準備など
していなかったであろうと思われます。



竹炭の力で湿度ダウン。洗って干したコレを各部屋へ。







でもなんていうの?

はじめはわずらわしいと思っていたことが
なにやら手をかけている風味にかわり
そしたらなんかいつのまにかこの家とこの日々に
「愛着」という2文字がチラつくようになりました。



裏庭の「夕方」も絶景、だし。




実は「暮らす」という概念が
今の今まで(この歳になるまで)
ピンときていなかったのですが
もしかしたら今思っている「コレ」なのかな、と。
生活する上でのひとつひとつのことが
うまいぐあいに
家と犬と自分と仕事に
つながっていて
めぐりめぐってるカンジ?

うーん、この感覚がですね
どう説明してもうまく人に伝わらず、

でも自分の中では
「あ、俺うまく暮らせてんじゃね?」
って感じをつかめてるんだけどなあ。
惜しいところまできています。

そうそう、いままで2、3週間
ひどいと3ヶ月おきになることがあった掃除、
これ、毎日しぜんにやってのけるようになりました。
(行きわたってない箇所もありますが…)
これも含めて俺の言いたかったことを
うまく汲んであげてください。


っていうか乱文でゴメンナサイ。




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俺の素。 vol.7 タナベユウヘイ

2010年04月12日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん





大学時代でも
サラリーマン時代でも
「同期」といえば
なんとなく刺激しあいながら
お互い切磋琢磨していく存在であり、

後輩とも違い、
先輩とも違う

やっぱり「同期は同期」
だなあ、と。









ここで俺様が一番好きなのはレモンタルトなのであった。



自営業の今
「同期」と俺が勝手に
呼ばせてもらっているのは
読谷村にその店をかまえる
『楚辺喫茶研究室 ソベラボ』さん。

とても素敵な焼き菓子屋さんです。




 

 




読谷の小さな焼き菓子屋さん。
国産の小麦粉や安心安全な材料で
素朴でおいしい
毎日のお菓子をつくります。



がソベラボさんの
コンセプト。



ちなみに


[そ]は まいにち使う生活のモノをあつめた小さな店です。
ニッポンのいいモノを中心にセカイのいいモノまで。
木や土や布やガラスなど、
素材を活かしたモノたちを並べてお待ちしています。



というのが
雑貨屋[そ]のコンセプト。
似て蝶。
もちろん偶然です。
ガーン。










[そ]を立ち上げる前。
まだなんの準備にもとりかかっていなくて
頭の中だけに[そ]があった頃
某所で偶然居合わせた知人を介して
挨拶をしたのがソベラボさんでした。

その時にお互いの口からほぼ同時に出た
「実は店をやりたいと思っているんです」
のセリフにお互いが2度見をした、
というのがはじまり。


それから時が経ち、昨年の秋に
読谷で『楚辺喫茶研究室 ソベラボ』が始動して
つづいて宜野湾で『雑貨屋[そ]』がはじまりました。




たまたま同じ頃に
店をやろうか、と考え
たまたま同じ頃に
店をオープンした、
だけ。

ただそれだけなんだけども
ソベラボさんには

行けー!行けー!

と陰ながらエールを
送らせてもらっています。

ただそれだけなのですが
心強いし、
ただそれだけなのですが
エイエイオー!
ってカンジがしてくるのです。



行けー!行けー!
ソベラボー!
行けー!

そして
行けー!行けー!
[そ]も行けー!

とね。





角度を変えれば
ライバルかもしれないし
ともだちかもしれないし
でもひとりで自営やってるのが
決してひとりぼっちではない、
というのが
「同期」の存在なのでしょうね。


ちなみに我々が目指すのは
(ポジション的に言えば)
「花の82年組」です。
押忍。

ガッビーン。



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俺の素。 vol.6 タナベユウヘイ

2010年04月05日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん

先週、5年間の沖縄生活を終えて
ふたたび東京での生活がはじまる友達を
空港まで見送りに行ってきました。


沖縄に来たことも
また東京にもどることも
仕事の都合なのだけど
たくさんの
宝のような景色や
瞬間や仲間ができた、
との思いを口にしながら
帰って行きました。



自分が沖縄を離れる日が来るとしたら
どんな気持ちでその日を迎えるんだろうかと
考えさせられる日でもありました。



3月の醍醐味「別れ」。





3月の最後の日だったその日の空港では
旅行者と見られる人の他にも
沖縄から内地へ就学または就職のために
旅立とうとする若者も目立ち、
大勢のクラスメイツが
泣きながら見送るそのシーンに遭遇したりして
気を抜くと もらいそうな瞬間も。

(結構「もらい上手」な俺…)






出発する人も、到着する人、も。









4月。
東京に帰っていった友達も
大勢のクラスメイツに見送られて出発したあの若者たちも
それぞれにそれぞれの新しい居場所で
新しい生活がスタートしたことでしょう。

自分の居場所として沖縄を、
そしてさらに確かな居場所がほしくて
[そ]という場所をつくった俺。
俺の場合は4月だからといって
昨日となんら変わりのない今日ですが
ふとした時に
宝のような景色や
瞬間や仲間ができた、
と口にできたら素敵だと思います。


友達夫婦へ。
東京での毎日を楽しんでください。
俺も沖縄の毎日を楽しみます。
(予想外にまじめ風味)



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俺の素。 vol.5 タナベユウヘイ

2010年03月29日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん



収入が安定している
サラリーマンをやめて
収入が不安定な
自営業を選んだことは
後悔はしていないけれども(今日現在)、

やっぱり多忙極まりなくとも
暇をもてあましていようとも
毎月生活できるだけの
給料をキチンともらえていた
というのはスゴイことだったんだなあ、
とはなれてみて気づかされます。



雑貨屋はね、
やっぱり波があって
ガラーンとした時間がつづいた日には
「大丈夫かな(いろいろ)」って
ちょっと先の心配をしてしまうからね。







庭にギッシリ、の草。


庭に生えるボーボーの雑草。
抜いても抜いても
次から次へと生えてきて、
3ヶ月に一回ペースで
芝刈り機で刈らないと
エライことになるんだけど、

去年の暮れぐらいだったかなあ、
ウチに来たお客さんに
「あの草食べれるのよ」
と聞かされたのです。

(来週あたりには刈ってしまわないと、)

っていうタイミングの時期で
もう「ボーボー」もMAX状態の
あの草たちを指差して
「あの草食べれるのよ」って。




ホント?
こんだけあったら
「いざ」っていう時の
「食料」になるじゃん。
食べ放題じゃん。
草祭りじゃん。(ワッショイワッショイ!)
マジで?マジっすか?

ホントかなあ…



「食べれる、食べれない、食べれる…」(花びら占い)




結局、
その話を聞いたその日に
「野菜炒めの野菜の一部」
として試食してみました。(←善は急げ)


とりあえず味は春菊、
そして俺は無事生きてます。










ナントカセンダングサ。(若い葉の部分がおいしいそうです。)



でもこのナントカっていう草、
よくよく見ると町のいたるところに
生えているのですね、
聞いた話だと天ぷらにして
食べる方もいるようで。

試食をした直後に、
やっぱりボーボーすぎる庭を見て
芝刈り機で一度刈ってしまいましたが
ほんの数週間であっという間に元通り。

これはホント、
「いざ」って時は
大丈夫そうです。




さ、久しぶりに
このナントカっていう草で
つくってみました、







『庭の草でこしらえたおひたし』どすえ。
おひとつどうどすか。
(からし醤油が効いてます)


こんなことをしているとですね、
収入の不安定な生活を選んでしまった、
っていうのは否めないんだけど
ココロの安定はあの頃よりあるかもね?
って思うのですよ。
(どうなることやら、って感じもございますが)





これもウチに来たお客さんに教えてもらいました。
庭にある桑の木の実。食べれます。



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俺の素。 vol.4 タナベユウヘイ

2010年03月22日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん


沖縄に移住する前、



いつか、
庭にバナナの木がある
家に住みたい、



と思い描いていました。


バナナが好きな俺。
バナナそのものはもちろんのこと、
バナナチップや、
バナナフレーバー(化学の味)のお菓子なども
かなりの得意分野です。

MONTAのせいで一時期はバナナが入手困難な時期もありましたね。





毎日、歳の数だけいただきたい「バナナチップ」。ひい、ふう、みい…、23と。



バナナと言えば
南国の果物。
東京で庭にバナナの木、
なんて無理 DA・YO・NE?
無いから憧れ。
無いからほしい。
ああ、人間(俺)って欲深い。

そんなこともあって、
沖縄に住んだ暁には
いつか、いつの日にか
庭にバナナの木のある家に住み、
毎日もぎたてのバナナを
食べてやる、
と思っていたわけです。






昨年の8月に収穫した島バナナたち。




まあ、なんていうことでしょう(加藤みどり)。


昨年の夏から住みはじめた家の庭に
島バナナの木がありまして
これがまた、
バナナの木があるとはぜんぜん気づかず、
引っ越し後しばらく経って知ったのです。

棚ぼた。


願えば叶うと言うけれど、
これは典型的にそれにあてはまるケースじゃね?
願って3年ちょいで叶いました。


しかし、
一度実をつけた木はすぐに枯れてしまい
切り倒す必要があるのもはじめて知り、
「毎日もぎたてのバナナを
食べてやる」までは叶わず。
(でもすぐ横から新しい木が生えてきます)




おすそわけしたお隣のおばあちゃんが作ってくれた島バナナ入りのとうふタルト。








俺、
桃が好きなんですけど、
いつか庭に桃の木のある家に住み、
毎日もぎたての桃を
食べたいです。

ああ、人間(俺)って欲深い。

メロンの木でもいいなあ。
それかカネのなる木(←生々しい)。



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俺の素。 vol.3 タナベユウヘイ

2010年03月15日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん



道に迷うと、
つい左にハンドルを切る
クセがありまして、
なんか大きく同じところを
グルグル回っている、
ということがよくあります(実話)。




[そ]が生まれたのはタイミングから。




サラリーマン生活にピリオドを打つ、
というのは計画的に
というより なりゆきでした。

沖縄での会社2社目の、
移住2年と5ヶ月目の冬でした。






普段の俺は意外と慎重派で
よくA型に間違われるB型で

タイプで言えば
「石橋を叩いて渡る」。




むしろ



「石橋を叩いて、

慎重に叩いて、


こわれて、

こわして、

こわれて、

こわして、



もう渡れないから次の橋へ」


ってカンジ?






こわれせんを、





買って




買って




買って





食べない。


ってカンジ?(言えてるようで全く持って言い得てない)



ウソ、おいしくいただいてます。




「こわれ塩せんべ~い!( 声の出演:大山のぶ代 )」美大卒らしい力強いタッチ。


っていうかナニえもん??(※チョコは別売りです)







サラリーマン生活にピリオドを打った、
というのは実は自分でも少し予想外の出来事。
慎重にすすめたわけでも、前々からの計画でもなく
いろいろな伏線がからんで、そんなタイミングで
理性よりも感情が勝っちゃった瞬間なのかも。




毎日ギュウギュウに詰め込まれる通勤電車や
街を移動していく人のスピードや
めまぐるしく変わる流行やニュースの情報収集や、
なんかそんなのもとても懐かしいけども、
それとはちょっと違う環境で生活しはじめたことで
だんだん自分をふかんで見れるようになった気もします。

とりあえず「今やりたいことをやってみよう」、
のキモチのままにスタートした[そ]は
きっと東京にいたら
はじめられていなかっただろうと思います。

まだまだ迷いながらですが
迷ったらすぐ左に曲がる自分のクセもわかってるので
右に曲がったり斜めにはいったり、
同じところをグルグルとまわることなく、
この状況を楽しんでいます。



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俺の素。 vol.2 タナベユウヘイ

2010年03月08日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん

17歳の時の高校の修学旅行は沖縄でした。
沖縄本島→与論島というコース。
(っていうか与論島って鹿児島ですね)

残ってる印象としては
「蒸し暑い」、
「海がきれい」、
「与論島に『デスコ』という名のディスコがあった」。

ということぐらいで、
(ウン十年前のことだし)
実はあんまりおぼえていません。






あとかすかに
「ハブ vs マングース」
を観たことを記憶しています。



移住した今でも海の水が透っ!って印象は変わりません。トカシクビーチにて。








そんな高校の修学旅行が
少しは影響しているのか
はたまたカスリもしていないのかは
定かではありませんが
じゃあ今こうして沖縄で生活をするようになった
動機はなんなのかと思い返すとおそらく
「文化に惹かれていた」
ということになると思います。

社会人になってから
その音色に魅了されて通った東京の三線教室。
そこに通っていた縁ではじめたエイサー。
そういえば、小学校2年から中学3年生まで
習っていた空手は沖縄空手だった。
(しかも黒帯なんだって!俺。)






跳ぶ、俺。そして前を素通りしていく、人。




こうようしょようしょで
自分が好きでふれてきたことが
沖縄の文化だったことに、

「こういう文化が生まれた土地で
暮らしてみたい」

という気持ちの芽生えと、
その頃じわじわと感じていた

「地球という星に生まれながら、
生活経験は首都圏(近郊含む)だけって
なんかMOTTAINAI(もったいない)」

という気持ちがちょうど交差した瞬間に
移住を決意したような。
(うん、たしかそうだったはず)

「地球」という壮大なコトバを使用しているわりに
日本の中に納まっている感はありますが、
俺にとってはとても大きな転機でした…





三線と最後に叩いた際に破れてしまった太鼓。そのうちキチンと張り替えを、と。


で、引っ越したあとはどうなのかと言えば
東京の時のエイサーメンバーと沖縄で演舞する機会が1回と、
なぜかお祝いの席で「一人エイサー(照)」を披露した計2回。
気づけばエイサーからも三線からも遠のく日々。

でもそれ以上に、東京とは少しずつ違う生活環境の中で
どう生きていこうかという自分への興味の方に
関心が出てきたというのが正直なところ。
もしかしたら人生において
「自分のことをよく考えてみたベスト3」
に入る3年半だったんじゃないかなあ、


たぶん。




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俺の素。 vol.1 タナベユウヘイ

2010年03月01日 | 月曜(2010年3~4月):タナベユウヘイさん
[そ]、のタナベユウヘイです、
ハジメマシテコンニチハ。
宜野湾で[そ]という名の
雑貨店のアレをしながら
ソ・デザインという名の
グラフィックデザイン事務所を
アレしています。

沖縄に住みはじめて
まだ4年目のもやしっ子の俺様なのですが



「3月と4月の月曜日に何か書いて」



というご依頼を承りまして、
ただいまこうして筆(マッキーの極細の方)
をにぎっている次第でございます。
よろしく哀愁。



[そ]はアルファベット表記だと「sso」。っつうことは発音は「っそ」?


さて、この短期ブログの
タイトルが決まりました。

『俺の素。』

(なんか「味の○」みたい。)

候補、1万3千タイトルの中から選ばれました。




素。

素は「そ」であり
「もと」であり
簡素の素であり
素朴の素であり
素材の素であり…

雑貨屋[そ]の語源でもある‘素‘。






無駄なことをそぎ落として
そぎ落として
そぎ落として
そぎ落として、
ひとつのことを言う。
ふたつはダメで
ブレてはだめで
ひとつのことだけを伝える、
それがシンプルで強い。

これは東京時代にいた広告代理店で
学ばせてもらったことのうちのひとつです。


そしていつの日か

まいにち、も
まいちにのコト、も
まいにちのモノ、も
まいにちのアレ、も

そうであったらいいに違いない、
と思うようになりました。
めざせ、シンプル。
めざせ、素。
(実際はややこしいことの方が多いまいにちですが)


6日前に、生まれてはじめて食べた「の-まんじゅう」。「そ-まんじゅう」も欲しいところ。



このブログでは俺の
「身辺の記録」的な写真を添えながら
日常うすらぼんやり考えていることを
のんべんだらりと、ときには背筋を正して
綴らせていただくこととします。
(大丈夫。やればできる子だから、俺。)


第一回の『俺の素。』はペンだこができる前に
ひとまず筆を置かせていただきまして
挨拶と変えさせていただきます。
どうなることやら感がいっぱいですが
どうぞ夜露詩Qお願いいたします。

ではまたその日まで。



[そ]sso(水木定休)
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