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ミツが観るクリエイター達とその生活 vol.13 吉見綾子

2009年06月23日 | 火曜(2009年4~6月):吉見綾子さん
ゆみちゃんとお昼を食べに行く。
場所は意外にも嘉手納だった。



嘉手納の商店街を抜けた所にその店はある。
涼しくて、かわいい外観。看板はゆみちゃん作。
でもここはおいしい餃子を出す店なのだ。
おかみは福岡出身。ハーリー(沖縄の船レース)好きで、ピリッとしているけれど、元気でくったくない人柄のせいか、地元のお客さんが多いと聞く。ハーリー前のこの時期は、練習時間によって、お店が開いたり、閉ったりするそうだ。



私達がたのんだ水餃子と春巻きのセット。
本当においしかったし、おなかいっぱい食べた。こんな「たべなさいっ!」て感じのお店が私は好きだ。
そして、ゆみちゃんと久しぶりにいろんな話をした。私もなつかしく思い出すことがあるほど、沖縄に住んでいるなあと実感。



さてさて。。。
ゆみちゃんのお店「SHANTI SHANTI」のあるコザの街。奥の奥までは知らなくても、ちょっとでも散歩すると、何というか、コザの時空をを味わえておもしろい。



これは、コンクリ壁にじか描きの看板。住みはじめた頃、これを見つけては、「ここはアジアだ!」と思ったもんだ。



アーケードがモグラの穴のように広がっている。これは入口のひとつ。

 

 

このアーケードの中はドコカの世界。ひっそりとたたずむこの「繁華街」に、JAZZBANDの生音が聞こえてきたかと思うと、そのむこうでは「星影のワルツ」が大音量でかかっていた。



ひとつの通路を抜けると、そこには、沖縄、コザを愛するヨーガン・レールさんの店が昔からたっている。

 

そして、そのななめ向かいにには、ゆみちゃんおススメの「丸仲食堂」。
特におすすめは、「カツB定食」。650円。この値段で、なんと味噌汁は赤ダシで、前に食べた時はアサリが一個入ってた。泣けた。



「商売のために、脈絡なく広がった街だから、住宅地に今も赤線があったりして、そのカオスがおもしろいんだよ」とゆみちゃん。今度はもっと奥まで探検したいと思った。

最後にZAZOUで焼きたてのパン買って、農連市場で野菜買って、照屋楽器店でギターの弦を買って帰りました。

むうっとする「におい」のする、不思議な雨の一日でした。



text:吉見綾子



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