沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.9 砂川 麻衣子

2010年04月29日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん

みなさまこんにちは。
Daily voiceも本日で最後です。
毎回楽しく書かせていただきました。
本日は、ごあいさつにかえて、お料理について少しお話させて下さいね。

最近は外食するのが当たり前になってしまって、
お家であんまりご飯を食べない方がたくさんいらっしゃると思います。
(とくに独身の方に多いかもしれないですね。)

お料理に慣れていない人がいざ作るとなったときは、
失敗することもあるかもしれません。
一つのお料理を作るのに、信じられないほど時間がかかってしまったり、
味が全然まとまらなかったり。

でも最初はそれでもいいと思います。
何回も失敗して、自分で手を動かしていくと
だんだんと上達していくのが分かると思います。

忙しくてきちんとご飯を作ることができない人が、
こんな調味料でこんなものが作れるんだ、と興味を持って
「お料理って楽しいかも」と思って下さるといいな、と思って
書き始めた記事でした。
(それよりも、私の方がたくさんのあたらしい調味料を見つけて
楽しんでいましたけど…。)

このあとは、みなさまで、あたらしい調味料や、
おもしろい使い方など見つけてみて下さいね
そしてどうぞ、プカプカスナガワまで教えて下さい。

また、みなさまと出張料理店プカプカプーカで
お会いできるのを楽しみにしています。
それではまた!

日々是お料理。






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出張料理店プカプカプーカ

【住所】
沖縄県宜野湾市嘉数4-20-2(R-12-D)
【TEL】
098-911-6043
【電話での問い合わせ受付】
平日10:00-18:00
*土・日曜日はイベント出店しますので電話の対応ができません。
【HPアドレス】
http://www.pukapukapu-ka.com/

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.8 砂川 麻衣子

2010年04月22日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
みなさまこんにちは。
先日買い出しのため公設市場に行ったのですが、
おきなわ産調味料ってホーント多い。

好奇心で凝視していると必ず声を掛けられます。
「これもそれもおいしいよー!」だの、
「はい!おねーちゃんどれ食べるね?」だの…。
挙句の果てに「ほれ」と味見をさせてくれ
「さてどれ買う?」と袋を手に満面の笑み。

(スゴイ…。)

圧倒されて帰ってきました。
おきなわのじーさん&ばーさんの商魂たくましいこと。
わたしも見習わなければいけませんね。


さて、今回はそんな公設市場にも売っている沖縄バヤリースの紹介。
(わたしは近所のスーパーで買ってしまいました…笑)



色んな種類があるのですが、私が手にしたのはこちら
バヤリースの「シークワサー入り四季柑」

湿気が高いと途端に食欲がなくなるプカプカスナガワ。
先日から空気が水気を含んでしっとりとした日が続いているので、
それを払拭すべく、すっかとした飲み物をつくりました。



ハニーレモネード。見た目も涼しげです。
目元の涼しげなクールビューティーってとこかしら?
バヤリース&炭酸水、それに先週紹介したハチミツをいれました。

梅雨時期にさっぱり美味しいドリンクは欠かせませんねー。
これと冷そうめんがあれば、梅雨も乗り切れそう。

あ!そうだ。
レモネードも、むつみ橋水上店舗のサタデーバザールに持っていこうかな…。
(プカプカプーカも自家製ソーセージを持って出店しますよ。)
http://okinawawind.ti-da.net/


さて、来週でDaily voiceもラストです。
みなさまあともう少し、プカプカスナガワにお付き合いくださいね!

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.7 砂川 麻衣子

2010年04月15日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
フン・フン・フ~ン♪
フ・フ・フ・フフ~ン♪

みなさまこんにちは。
プカプカスナガワです。
冒頭からおかしいですね。
(何の鼻歌か分かった人いたかしら…?)

今回のテーマはハチミツ。
探していた「例のブツ」手に入れましたよ~。
沖縄のハチミツと言えば、これ。
「コハマのハチミツ」です。



このちょっとダサ…いやいや、味のあるパッケージ。
子供のころは、普通にスーパーの棚に
陳列されていたと記憶しているのですが、
どうやら今は生産が追い付かず、
限られたところにしか置いていないようです。
(県内の方は4000円以上ご購入で、配達もしているようですよー)

その昔、県外に就職した友人に、
「どんぐり送ってやるからコハマのハチミツを送れ」
と脅されたこともありました。
(注:どんぐりは沖縄にはありません。…多分ですが。)
どんぐりとハチミツの物々交換って、
なーんかソンしているような?
でもその当時は、送られてきたどんぐりが珍しく、
ずいぶんはしゃいだと記憶しています。

小さい頃ハチミツといえば
「コハマのハチミツ」でしたので、私にとってはなじみの味。
ハチミツはとれる花によってそれぞれ味や色や香りに個性があります。
コハマのハチミツはアワユキセンダン草が主らしいです。
年中生えているセンダン草。
服にくっついて困ったこともありますが、
いろいろ美味しい良いヤツなのですね。
邪険に扱って申し訳なかったなぁ。(反省。)
(「素」のタナベさんも書いていた葉っぱも食べれるあの草のことですよ。)


はてさて、プカプカスナガワは、
お料理の甘みをつけるとき、
お砂糖の代わりにハチミツを使うことが多いです。
煮物にハチミツ。たれ・ソースにハチミツ。
ドレッシングにハチミツなどです。


というわけで、
今回はvol4のラー油編の時にチラリと出ていた、豚丼のご紹介!
(また食べたかっただけ…と、言うわけでは…。ごにょごにょ。)



こちらです。
うまそうでしょう?うまいですよ~。
マヨネーズ&ハチミツは、
それだけでも美味しいソースになりますね。
あとは、その中に少しのニンニクとお塩を入れて焼くだけ。
仕上げにラー油をササッと入れて出来上がり!
鶏肉にも合いますよ。
今晩のお夕飯にいかがでしょう?


デイリーボイスも残りあとわずか。
まだまだ紹介したいのがたくさんあるのですが…。うーん。
どれにしよう。

ではではみなさま、また来週!

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.6 砂川 麻衣子

2010年04月08日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
みなさまこんにちは。
先週自分で書いた、琉球王朝という文字に
うっとりしているプカプカスナガワです。
いかがお過ごしですか?
もしかしたら、そんな私のことを(ちょっと気味が悪い)と
思った方もいらっしゃるかも知れませんがイヤイヤ、
ちょっと聞いて下さい。

うっとりするのは訳があります。
最近プカプカスナガワが読んでいる
「テンペスト」これがとても面白いのです。



こちらは池上永一さんの小説で、琉球王朝末期が舞台となってます。
物語はまさに題名のごとく嵐のような怒涛の展開。
恋愛要素もあるので女性向きなのかな…。
とても読みやすい文体ですし、首里城や沖縄の風景描写が素晴らしいので、
沖縄ってこんな感じかーと、
思いをはせるにはもってこいの小説ではないでしょうか。
まだ若夏の巻の中盤ですが、
早く時間を作って続きが読みたい今日この頃です。


はてさて、そんなテンペストの登場人物たちに思いを寄せながら、
本日はお料理に欠かせない沖縄の「お塩」を紹介いたします。



海に囲まれた沖縄には様々なお塩がたくさん作られています。
こちらは人それぞれとも思いますが、わたしは黒潮源流塩
(くろしおげんりゅうえん)が一番好み。
そこで、今回は黒潮源流塩を使って、きっとテンペストの登場人物達も
(まだ言うか!)食べていたに違いない(?)
沖縄の代表料理でもあるスーチカーを作ります。

【琉球王朝時代にも食べていた(かもしれない。笑)スーチカーの作り方】

豚肉 (三枚肉かたまり)&お好きな塩(粗塩)
(こちらの分量は目分量なので省略させていただきます。)

1.お塩を肉全体にまぶします。
2.漬けておくと肉から水分が出てくるので捨てます。
 (水分を捨てないとそこから腐ってしまいますので注意です)
3.また塩を全体にたっぷりすりこみます。
4.これを3.4日繰り返しす。
5.食べる分だけを切って、たっぷりのお湯で茹でます。

本当は2週間くらいは漬けこんでおくそうですが、
私は早く食べたいので省略。食いしん坊万歳!
スーチカー自体が調味料として、自由自在に使えますので
たくさん作っておくと大変便利ですよー。



今回のメニューは、スーチカーの粒マスタード添えです。
スーチカーはすっぱいものとの相性もいいので、ピクルスなどと一緒に
食べると「オオ!」と、うなって下さるのではないでしょうか。
どうぞ、お試しくださいね。

さて来週は、「アレ」を紹介したいんですが、
なかなか見当たらないんですよね~。
はてさて、見つかりますでしょうか…?!
(と、いう、気になる予告で終わります!)

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.5 砂川 麻衣子

2010年04月01日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
みなさまこんにちはー!
先週末のイベント三昧でちょいとテンションのおかしいプカプカスナガワです。
いかがお過ごしですか?

実は、3月29日は「出張料理店プカプカプーカ」の独立一周年記念でした。
わーい(パチパチパチ…)

思えばあっという間の一年。
「出張料理」と言う聞きなれないジャンルでの仕事と言うこともあり、
ああでもないこうでもない、と試行錯誤の連続でありました。
それでもなんとかこうして無事一周年を迎えられたのは、本当にみなさまのおかげですね。
とっても嬉しいです。ありがとうございます。



まぁ堅苦しい(?)挨拶はさておき、今回の調査部は、
プカプカスナガワの変わったジ―マミー豆腐の食べ方を、ご紹介したいと思います。
(先週の予告と変更してお届けしております。)

ところで皆さんはジ―マミー豆腐って知っていますか?
「ジーマミー」とは沖縄の方言で「落花生」(ピーナッツ)の事で、
生の落花生をすりつぶしてデンプン(芋くずやタピオカ粉)で固めたお豆腐のことです。
名前に「豆腐」と入っていますが、大豆やにがりは一切使用していません。

いろいろ調べてみると、どうやら「東道盆(トゥンダ-ブン)」とよばれる宮廷料理の
代表的な料理の一品でもあったようです。
琉球王朝時代から続く、由緒あるお料理ということなのでしょうか…。

しかしプカプカスナガワは、そんな歴史あるジ―マミー豆腐を冒涜するような食べ方を、
みなさまにお知らせしたいと思います。
(おいしいから許してくださいね。)

【まず作ってみて~。の、ジーマミー豆腐の作り方】
 ピーナッツ(生の落花生)1カップ
 水 3カップ
 芋くず 1/2カップ
 塩 少々

 1.生の落花生を水に浸して一晩おく。
 2.うす皮をむく。
 3.水を加えてミキサーなどですりつぶす
 4.さらしなどで、しぼっておからを取り除く。
 5・芋くずを加え、裏ごしする。
 6.火にかけて粘り気がでるまで混ぜる
 (ここが最大のポイント。よーく練るのがコツです。かたまり過ぎないように!)
 7.水で濡らした型に流し入れて冷やし固める。

材料も作り方もとっても簡単です。
さて、ここで普通なら、出来上がったジーマミー豆腐に生姜をちょこんと乗せて
少し甘めのお醤油をたらして食べるのが一般的。

しかし、ある暑ーい夏の日、プカプカスナガワが冷蔵庫を開けると
余っていたジ―マミー豆腐&これまた残っていたぜんざいを発見。
めんどくさいからかけちゃえ、とやってみると。

おいしい…。



ほら、みなさまどうでしょう?
美味しそうではありませんか?
プカプカプーカで商品化したいくらいお勧めです。
さささ、どうぞ食べてみて下さい。
沖縄在住の方は、市販品のジ―マミー豆腐&ぜんざいで試すと
よりお手軽ですよ~。

ちなみに、ジ―マミー豆腐を手作りした方は、少し余分に取っておいて
揚げ出しジ―マミー豆腐を作ってみても美味しいですよ。
(居酒屋で食べていらい病みつき!)
こちらも、とってもおすすめですー。


さて、今回はちょっと調味料とは言い難い商品のご紹介でしたが、
来週こそは、「アレ」をご紹介しなければ!

どうぞ皆様お楽しみに~♪

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.4 砂川 麻衣子

2010年03月25日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
こんにちは。
プカプカスナガワです。


さて、第4回目の本日は、最近人気のおきなわラー油のご紹介。
ペンギン食堂さんの石垣島のらー油は知っていたのですが、
なんとビックリ!久米島にもらー油がありました。



こちらは先日久米島から来て下さった、お客様のお土産で頂いたものです。
もうホント、ナイスタイミング…!
(F原さん、美味しいラー油ありがとうございます!)

さっそくこちらのネタに使います。ふふふ。



今日のメニューは、プカプカプーカのオードブルにも入っている
「島豆腐ハンバーグの春キャベツ巻き」
そのまま食べても、おいしいのですが
すこーし、ラー油を垂らしてみると
すっかりピリ辛・大人メニューに早変わりです。

そういえば、ちょっと前にテレビで女優の仲間由紀恵さんが
暖かいご飯に生卵をのせ、ラー油を垂らして食べるとうまい!
と言っていましたので、せっかくなのでこちらも試してみました。



うむ。もちろん間違いなく美味しい。
これで、仲間さんのようにキレイになれば言うことないんですけどねー。
ま、こればっかりは、しょうがないか…。(とほほ)

そうそう、写真を撮りそびれたのですが、
マヨネーズにラー油を垂らし、塩・ハチミツ(各適量)を混ぜたものに、
豚バラ肉を漬けこんで、お好きな野菜と一緒に焼くと
ご飯にとっても合う、美味しいどんぶりの出来上がりです。
こちらもかなりお勧め!
写真撮ってたらなぁ。ちぇ。
ぜひやってみてくださいね。

来週は、どの調味料にしようかなー。
そろそろ、お料理には欠かせない、「アレ」の出番かも!
お楽しみに~。

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.3 砂川 麻衣子

2010年03月18日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
こんにちはー!
プカプカスナガワです。
今日は毛色が変わって、イギリス生まれ・アメリカ経由・沖縄在住である、
この方の登場です。

エーイチ「なんで僕が一番じゃないんだ」
プカプカ「……」(この企画があるまで存在をすっかり忘れていた)
エーイチ「なんで黙ってるの」
プカプカ「いやーそのー。先日スーパーで見かけるまで
     なんか思い出せなくて……スミマセン」
エーイチ「Oh my God!くそー!この機会に、あふれんばかりの
     僕のカリスマ性を、見せつけてやる~!!」

なーんて…。ホホホ。
妄想大爆発。
プカプカプーカのブログでは、なかなか暴走できないため、
よそ様のサイトで加熱気味です…。
「沖縄の風」さんすみません。
(わたしにお願いしたこと、後悔しないでね)


さて、察しの良い沖縄県民であれば、
エーイチ=A1(エーワン)ソースの意であることに
気づいているかもしれません。気づかないか。
内地のお友達に聞いて見ると、そんなソース見たことない、
とのお言葉を頂いたので、こちらでの登場と相成りました。

このA1ソース、厳密にはおきなわ調味料とは言わないのですが、
沖縄では第二次大戦後のアメリカ統治時代において、
いち早く外国のソースが入って来ているので、
このようなソースは沖縄県民には見慣れたものなのです。
(egooマヨネーズとかね…。知っていますか?)
ステーキといえばA1ソース、と言っていいほど、
おきなわ食文化に、すっかり浸透しています。
(沖縄のステーキ屋さんには、たいていA1ソースが
 ででんと置いてあります。)

実は私、A1ソースが小さいころあんまり好きではなくて、
(すっぱいものが苦手だった)これを食するのは約15年ぶり!
とーぜん味もすっかり忘れている。





さて久しぶりのA1ソースとのご対面。
どんな味だったかな…とペロリとなめてみれば、
ううむ、キミ!これはイケるじゃないか!
甘酸っぱくて、いろんな料理に使えそうです。
でもこのまま使うのはおもしろくないので、
玉ねぎとフレッシュトマトとブラックオリーブを加えてみました。





お・おー!なんか立派な洋風ソースです。
味もうまい。
さっぱりしているので、揚げ物系のソースに良いかもしれません。
と、いうわけで、今回はアジフライにかけてみました。





うん。いい感じ。豪華ですね。
そのままのA1ソースに少し辛みを加えて、エビチリ風に仕上げてもいいかもしれません。
ホント、忘れててごめんね!
どうぞ、みなさまこの機会に思う存分エーイチさんと戯れて下さい。

さて来週は、いま流行りの(?)餃子等に使う「アレ」ご紹介します。

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.2 砂川 麻衣子

2010年03月11日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
こんにちは。
木曜日担当プカプカスナガワです。

(私だけが)待ちに待った第二回目。
今回は、沖縄の常備菜である、アンダンスーについて語りまーす。
(ぱちぱちぱち…)

「アンダンスー」
初めて耳にしたら、はぁ?ってなるこの響き…。
分解して解説いたしますと、
「あんだ=油 ・ んすー(ミスー)=みそ」
つまり、油みそのことです。

昔は、ソテツ味噌(粟国島でよく作られていた味噌だそう)を
豚の脂で炒めたものだったのですが、
現在では、豚の脂だけでなく、お肉ごと炒めて
砂糖や酒、醤油などで味を調えたものを言います。

こちらも、各家庭でオリジナルの味があって、
運動会のおむすびなどに入っているそれを、
一口づつ(大変迷惑がられました)
味見させてもらうのも、小さな私の楽しみの一つでした。

ちなみに私の友人宅では、生姜入りアンダンスーを作っていて、
生姜好きのわたしのイチ押しでもあります。

おむすび好きの人(悪い人はいないような気がする)には、
ご自宅でぜひ作ってもらいたい…。
と言うことで、今回は市販のものを使わずに、
みなさまご一緒に、プカプカ厨房でLet'sアンダンスー!



【とっても簡単!プカプカ風(?)アンダンスーの作り方】
 豚三枚肉かたまり 200g
 お好きな味噌 150g
 砂糖 大さじ4
 日本酒(泡盛でもいいですよ) 大さじ2

 1.三枚肉をお湯で30分ほど茹でます。
 (冷ましてから5mm程度にカット。)
 2.先ほどの三枚肉をフライパンでじっくり炒めます。
 3.三枚肉から油が出てきたら味噌、
砂糖、お酒を入れて絡めます。
 (焦げ付きやすいので注意!)
 4.よーく絡めて、弱火でじっくり炒めたら出来上がり。
 ※生姜は好みが分かれますので、3.の時、
  ほんの少しづつ入れてみてください。

実は、豚肉とお味噌は同量くらいがいいそうですが、
私は個人的に、お肉に当たらないとなんだかさみしい気がするので
ぜいたく仕様でお肉多めになっています。
お肉が苦手な方は少くして下さいね。

その他、脂身の苦手な人は三枚肉じゃなくて
豚のウデ肉を使ってもいいかと思います。

砂糖もお好みの甘さに調節したり、味噌も何使っても大丈夫。
今回は、合わせ味噌を使いました。
(私は安いお味噌でも、十分美味しくなると思います。)

みなさまどうぞ、好みの味を模索してください!

今回はアンダンスーを使って、なす味噌炒めを作りました。



豚肉を多めに入れて作ると、茄子のみで、
かなり立派なおかずになります。
お酒のおつまみにも、もちろん合う合う!



でも、やっぱりこれだね~♪
ホカホカ白ごはんに、アンダンスー。
あぁしあわせ~。

さーて次回は、ついにプカプカ厨房に、
伝説のエーイチ(笑)登場……!!
(乞うご期待?!)

ぱくぱく もぐもぐ おきなわ調味料調査部 vol.1 砂川 麻衣子

2010年03月04日 | 木曜(2010年3~4月):砂川 麻衣子さん
みなさま、はじめまして。

出張料理店プカプカプーカという名前で、
お料理を作る仕事をしています。
主な仕事は、パーティー料理の提案・
オードブルの配達・自家製商品の販売などです。
詳しくはどーぞ、プカプカプーカのHPをご覧ください。

何について書こうかな?と少し悩みましたが、
好きに書いていいよ、というお許しが出ているので、
おきなわ産の調味料について
好きなように書くことにしました。
おもしろい調味料や、こんな使い方が!
などご紹介出来れば幸いです。
みなさまどうぞよろしく、お付き合いくださいね(ペコリ)

さてさて、栄えある一回目ということなので、
沖縄県の代表的な辛味調味料、
コーレーグースーについてお話します。
きっと知っている人もたくさんいますよね?



【知らない人のために、コーレーグースーとは!】
島唐辛子を3週間程度、泡盛や酢に漬け込んだもの。
液が濁ってきたら中の唐辛子を捨てると長持ちする
(と、Wikipediaに書いてありました。)

沖縄の「そば屋さん」、「食堂」などに行くと、
必ずテーブルに置いてありますね。
基本は沖縄そばなどにかけて、
ピリッとした辛さと香りをつける物です。
市販のものも数多くありますが、作り方も簡単なので、
おうちで作っている沖縄人も多いのではないのでしょうか?

私の学生時代の友人宅では、
泡盛に漬けてあった唐辛子を取り出し、
ニンニクと一緒にミキサーにかけて、
テーブル調味料として使用していました。
味はもちろんおいしいのですが、
こいつには苦い思い出があります。

ある日、友人宅でお夕飯をごちそうになった時のことです。
この調味料の熱烈な信者である友人父が、
問答無用ですべてのお料理(お刺身や野菜炒めなど)に大量にかけ、
「スタミナがつくからたくさん食べなさい!」
と、満面の笑みを浮かべて勧めてくれたのには参りました。
(そんなにスタミナつけんでいいわい)と、ちょっぴり思いましたが、
まだ学生であった私は、笑顔でたくさん頂き
その後、お腹を壊して大変な目にあったのでした。
そのことを思うと、いまでもお腹がきりきりしてしまいます。
トラウマってやつですかね。今ではいい思い出です。
(注:入れすぎなければ、お刺身には意外に合います。鰹のたたきとかいいと思います)

ま、それはさておき、コーレーグースーは、
沖縄そばだけに使うのはもったいない!
内地の人なんか、そうそう沖縄そばなんか食べないだろうし。
つまりこれは、お酒と唐辛子であるので、
その二つを入れるお料理ならば、なんでも合うと思われます。
野菜炒め・ペペロンチーノ・
きんぴらごぼう(ごぼうじゃなくてもいいけれど)
もちろん麻婆豆腐などの、辛みをつけたいお料理なんかにも合うでしょう。

そういうわけで、プカプカプーカでは、
本日コメが切れていたため、ぺペロンチーノを作ってみました。
具はプカプカプーカの自家製ポークソーセージ(宣伝)と長ネギ!



これですよこれ。
もちろん当たり前のようにおいしい!

さささ、どうぞみなさま、遠慮なくおためしください。
しかし入れすぎには、くれぐれもご注意ですよ。
私のように、大変な目にあってしまうかもしれません。
(あ、いけない。お料理ブログだった。)
さーて、次週。何食べようかなー。