沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

6号たより vol.9 比嘉 洋子

2010年04月30日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
今年の11月でオープンから2年目を迎えるにあたり、

店の事はもちろん
自分の事、将来の事をよく考えます。







大阪から帰ってきた3年前。


どんな思いで故郷に戻り
背いっぱいの志をかかげて目指していたもの。
付きまとう不安を行動に変えて毎日一生懸命だったあの時。


振り返れば私たちの中に「あの時」は変わらずあります。



主人の技術以外は何のスベもツテもなかった所から
1つ1つコツコツと積み上げてきました。


ただお互いに沖縄が故郷と言うことがあって
お互いの両親、おじーおばーには色々な面で助けてもらいました。
本当にありがとう。
これからも見守っていて下さいね。




おばーにもらった手作りのバナナ



あの頃と今と。



私たちの周辺はそんなに変わった気はしませんが、
1つ変わったとしたらそれは
「自分を信じる」と言うことですかね。


葉棚さんもおっしゃってましたが
行動を起すことで自ずと道は開けていくもの。


信念を持って行動するところ間違いなしだと思っています。
今のところ。


私たちが年を重ねる度に
「Indigo」も1つ1つ年を重ねていけますように。




日々の積み重ねなのだ





今回で最終回となりました「6号たより」。


この機会をいただいて
色々な意味で回りのことをゆっくり観察することができました。

本当に感謝です。

沖縄の風さんありがとうございました!

そして、2か月間「6号たより」にお付き合いいただた方々
ありがとうございました。



次回お会いするのはIndigoで、ですね!




小さなことに幸せをもらいます






Indigo[インディゴ]

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読谷村楚辺1119-3(1F)
tel&fax 098-894-3383

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6号たより vol.8 比嘉 洋子

2010年04月23日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
先日主人の工場へ行ってきました。


私はめったと行くことはないのですが、

いくと必ず行って良かったと思います。



その理由は2つ。


1つ目は掃除が出来るということ。

下に雪のように積もっている木屑。

作り手は邪魔にならないのかも知れませんが

私駄目なんです・・・気になって気になって!

勝手に掃除してすっきりしています。



きれいになりました



2つ目は作る現場を見れること。

出来上がった家具を見ていると分からないこと、

その段階や作り方の違いを見ながら学べるので

よりお客様に伝えやすいし、

私自身も納得して説明できます。

何よりワクワクします!



いつもこんな感じの作業台 マジです


と言っても、所詮は素人。

機械の名前すらままならず汗

ただ沢山の道具、機械の姿に

カッコいい!!

とシビレテいるばかりです。









もっと勉強せなあきません。





モノが生み出される現場で

今日も黙々と作っている主人。




でも、
たまに逃避行の旅へ出たくなるようです笑









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6号たより vol.7 比嘉 洋子

2010年04月16日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
先ほどいらっしゃったお客さんに


「ここは雨が似合うね」


と言われて、少々気分がいい私です。




晴れの日は好きですが、

この店を始めて雨の日も嫌いじゃなくなりました。



時計の音。

タイヤが水の上を走る音。

雨の音が

耳に心地よいのです。



欲を言えば店の周りに沢山の緑があれば最高だったなぁ。



なので、今日のような天気の日も

Indigo

あながちおススメです。






さて、そこのあなた。

「さび」についてどう思いますか?



錆びるのは鉄が含まれている金属です。


琺瑯のように表面に加工してあるもの、
亜鉛やスズなどでメッキしているものでも、

中の鉄が何らかの形で表面に出てきてしまった場合も

結果錆びるということになります。







たいてい世間ではモノが錆びると
使えないとか価値がないように言われてしまいますが、


最近では一般的にも「錆び」が見直されてきたように
思います。


いわゆる錆びがこよなく好きな方の人。







私たちもその方の人間で

新品ものはやや敬遠しがち。



健康に害がない程度だったら錆びてる方がいいと
思っている種族です。




好きなんですね サビが。




Indigoには
錆び好きが結構集まるので

話が弾みます。




この味を分かって欲しいとは思いませんが、

そっと見守ってほしいと思っています。










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6号たより vol.6 比嘉 洋子

2010年04月09日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
6号たよりもvol.⑥を数えました。


読谷村のメイン道路(!?)。
そして、うちの店の前を通る6号線からとった

「6号たより」。



6⑥ということで
今回もどうぞよろしくお願いいたします。



今日は家具の話を少し。



みなさん「古材」という存在をご存知でしょうか?
長い年月を経て少しずつ変化した木材。



木の表面の質感が素晴らしくよい風合いです。


インディゴの家具はその風合いを生かして
素朴で味のある家具作りをしています。



テーブル


ショーケース



古材はその表面を少しでも削ってしまうと
木の新しい面が出てしまいます。


あるがままの姿を生かす

そこにやりがいを感じています。





他にもシンプルで懐かしいデザインのもの。

その人の個性で色々な使い方ができる家具。








まだまだ作りたいものは山積していますが、
うちのこだわりを形にしていくこと

最高に楽しいです!




仕事と趣味が一緒になっているのが
少しだけ悩みですが・・・笑












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6号たより vol.5 比嘉 洋子

2010年04月02日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
海でぼーっとするだけで心が休まる。

そんなこと経験ありませんか?




10代の頃、ムヌカンゲー(訳:物思いにふける)しに
よく海へ行ってました。

誰もいない隠れ家的なビーチへ・・  




読谷にきて旦那さんに色々なところを教えてもらいましたが、

ココは初めてでした。



長浜のビーチ。







下り坂を下って行きます。 




主人が子供の頃は車で下の方まで降りれたようですが

今は徒歩。






高台から見下ろす海は絶景かな!





ビーチに降りると・・・




何か幻想的




砂浜に沿って岩が連なっています。





オレンジの人を参考にしてみて下さい。



ところどころ洞窟になっていたりしてね。


真昼間でしたが、
さすがに入る勇気はなく汗





岩のアーチです



自然が作り出す造形の美しさに感動です。

昔ンチューもここでムヌカンゲーしにきたのかな。



そして、

湧水もあります。




中から冷たい風が吹いてきました




自然って本当に素晴らしいですね。

落ち着きます。



でも残念ながらこの場所も
以前より汚れているそうです。








「今ある自然を大切に」

その心をずっと忘れないでいたいですね。




読谷のイイとこ100景に登録します。










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6号たより vol.4 比嘉 洋子

2010年03月26日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
今日は何の話をしようかと

考えていましたが、




読谷の話はまた次回にして・・

大好きな「時計」

ご紹介させてください。





時計は好きですが、

私たちがこよなく愛するのは

古時計。



今回は中でも「掛け時計」の方のお話です。




八角さん


今、店に数台ある掛け時計。


クウォーツ時計のように精巧ではないしろ、

ウチは基本的に
日常で使っていただけるものしか置いてません。





使い方は至ってシンプル。






文字盤にあるゼンマイのネジを巻いて

振り子を振らせてあげるだけ。



ゼンマイは2つあって

時計に向かって

右側が時針。
左が鐘。


てな具合です。

だから、鐘を鳴らしたくない方は左を巻かなければいいのさ!




鐘の音源には2タイプありますが、このグルグルが古いタイプです。



ゼンマイの緩む力を利用して動く仕組みなので、

ゼンマイが切れない限りは

半永久的に動かせる時計です。

もちろんメンテはいりますが




カッコいいと思いませんか?


古いものは扱いずらい。

と、使うことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、

中々どうして!

イイもんです☆




古いもの全てに共通しますが

そのモノの持つ癖や
時計だったら鐘の音や
ゼンマイを巻く音、感触、



個性です。







店を始める前に京都で買ったaichiの掛け時計。



私たちが引き継いで10年ほどになるので、

かれこれ50年くらい経っているんじゃないかな。



アイチ 手書きです



姿に惚れて購入しましたが、

今は家族の一員のような存在です。





この手の古時計は

現存しているもので30年以上前のものです。

そう考えるとほんと
残っているもんですよね。




色んな時計を見ていると本当におもしろい!

文字盤の素材・数字、時計の針、箱のデザイン・・・






さて、
本題に入りたいところですが

思っていたより長くなってしまったので汗



続きはまたいつか・・



・・カチカチ・・カチカチ・・



時計の音が溢れるインディゴへ

足を運んでみて下さい。












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6号たより vol.3 比嘉 洋子

2010年03月19日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
こんにちは。

日によって寒暖の差はありますけど
だんだんと暖かくなってきましたが。
私はやっぱりウチナーンチュ。
寒さにはメッポウ弱し・・
長袖にオサラバできる季節が待ち遠しいこの頃です。



まだまだ咲いてる千日子房。



読谷はナイチより移住に来られる方が増えているようです。
私は読谷に嫁いできた口だったので
ココに住みたかった!的な情熱はなく
今の人気ぶりがあまり理解できませんでした。

が!!

いいとこですねーー読谷はよー!

私は読谷歴3年。住むほど分かってくるんでしょうね

簡単にご紹介させていただくと・・ 

まず、近くにきれいな海があります。



きらきら


海水浴が出来るビーチがいくつも。

知る人ぞ知る穴場もあるようです^^

夏場 太陽が落ちてきたころに海へ行きます。
きれいなビーチと波の音
きれいな夕焼け



最高の癒しです

ほんといくと必ずすっきりするから不思議。
そして、緑が多いところ。
世界遺産に登録された座喜味城址は
高台で、階段を上ると
とても見晴らしよしです。


夜景も結構きれいかも


夏場はセミの抜け殻
秋には松ぼっくりを拾いにいきます。
ボーっとしたい時おすすめですね。



そしてそして忘れてはいけないのが「文化」ですね!
読谷はヤチムンで有名です。
村内にたくさんの窯が点在してますが、
その代表とすると「ヤチムンの里」ですかね。
窯元が集まった場所で
素晴らしい器が作られているのが
近くで見られます。

若い未来の陶芸家の方がたくさんいて、
とてもイキイキして陶作されていますよ^^



窯入れの画

ここも大事 地理的要素!!
沖縄本島のちょうど真ん中くらいに位置する読谷村。
北へ行くも南に行くも
行きやすいという点がいい。
そんな程よい田舎感が人気なのでしょうか?
最近は個人のオーナーさんで
カフェはもちろんのこと、
パン屋、焼き菓子、ドーナツなどの飲食のお店も増えてきて

ますます目が離せません!

読谷は「紅芋」でおしていましたが、
もはやそれだけでは収められない
素晴らしい村です。
もう来てくださった方も
そうでない方も
ぜひお越し下さいね。

読谷のよさ
きっと
体感出来ると思います^^



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6号たより vol.2 比嘉 洋子

2010年03月12日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
今年の2月は雨が多いと思っていましたが、
案外そうではなかったようです。
 
by.お客さん談 

今年は例年より天気が悪かったそうですがね。
お客さん曰く
「2月は雨のイメージ」とな。
かなりの衝撃でした。。

私、感覚で生きているところがあってね
こう言う「イメージ」とか「感じ」は結構(自分の中で)
自信あったんですよね。

しかし、2月=雨は
無かったさぁーーーーーー

軽い脳内革命

沖縄へ観光をお考えの方は2月は避けたほうがよさそうですね。  


古宇利島から




さて、お天気話は置いといて
今日はIndigo[インディゴ]のこれまでをお話したいと思います。

Indigoが出来るまで的な感じです

私たちのルーツは大阪にあります。
大阪で10年。
ここで一生続ける何かを探そうと決めていました。
そしてもう一つ。
30歳までには沖縄に帰ろうと心に決めていました。
2人ともです。

やっぱり愛郷心かな。

私は飲食系でいずれは店をと思っていました。
一方相方は、色々な仕事をする中で一番はまったのが
家具を作る仕事だったようです。
勤めたのはオーダーの店舗家具を作る木工所だったんですが


完成!

作ればつくるほど
「自分の家具」を作りたいと思うようになったようです。

毎晩家具のデザイン画をうんうん唸りながら描いてたのを思い出します(笑) 

そのうちに家具だけじゃなくて
小さな雑貨から日常の道具、照明まで
家を「造る」ものを
自分たちの好きなもので埋め尽くしたい思いがいっぱいに膨らんで
自分たちの手でお店作りが始まり、


店舗改装中



そして
Indigoができました。


外から


ひっそりこっそりした隠れ家的な店が理想
看板も当初あのさびさびのみ。

先週の記事に貼ってます
「看板がない」と言われ続けましたがメゲズ(笑)

ここには私たちの想いがたくさん詰まっています。
居心地よい家をつくる「モノ」
それを提案できる喜び。

まだ初めて1年と少しですが、
この店をしなければ出会えなかったたくさんの出会いがありました。
その出会いが本当に楽しくてしようがありません。
皆さんに心から感謝です。

これからもIndigoは
自由な発想で
色々なことにチャレンジしていきたいと思っています。

好き!にこだわり続けます☆Indigoオリジナル家具も毎月生み出してますよー

そんなこんなですが、
これからもIndigoをよろしくお願いいたします。

(来週は何のお話にしよかー)






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6号たより vol.1 比嘉 洋子

2010年03月05日 | 金曜(2010年3~4月):比嘉 洋子さん
はじめましてこんにちは!


3月と4月を担当させていただくことになりました
Indigoのヒガヨウコと申します。
沖縄はヤンバル育ちのウチナーンチュです。 


1本のお電話からこちらのブログで書かせていただく事になり、
若干わさわさーな感じですが、


ローカルな読谷から
私の周りの事、感じた事をつたない文章ではありますが
つらつらと書かせていただければと思います。


2か月の間ですがどうぞお付き合いくださいね^^




インディゴです。



・・・



少しだけ自己紹介を ・・ 



先述しましたが、私は生まれも育ちもヤンバルでして。

学生から就職、社会人と充実ナイチライフでしたが、
愛郷の念に勝てず帰郷。
ウチナーンチュその2のパターンです(笑) 




帰郷と同時に主人の古里読谷で
Indigo[インディゴ]を始めました。



古びた雑貨や照明、インテリア小物、オーダーできる家具の制作など
毎日の生活がほっこりするものを集めたお店です。






古材大好きです。




オープンして1年と3カ月。
まだまだ毎日バタバタですが(笑)


是非ぜひふらっと遊びに来てください^^

読谷界隈、か・な・り面白くなってますよー



では今日はこの辺で!


来週のこの時間にお会いしましょう^^







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