アップで撮ってみました
こんにちは
今回は、学びの森をぶらっと散歩して、目についたものをなるべく
接写してみました。
まず、やんばるで11月ごろから咲きはじめる
リュウキュウツワブキの花を接写してみました。
まわりは、オシベでしょうか、とてもきれいな形と色ですね。
ツワブキの名は、艶のある葉を持つフキからきているそうです。
沖縄では「ちぃぱっぱ」とか「ちーぱーぷ」といわれています。
次は、アカメガシワです。
写真は、新芽です。紅色がなんとも鮮やかですね。
この色はアントシアニンという色素によるものです。
植物の葉のその時々の色は、クロロフィル(緑)、カロチノイド(黄)と
アントシアニン(赤)のバランスで決まるそうです。紅葉の美しさも同様です。
沖縄では、秋の紅葉を見ることができませんが
春の紅葉(新芽)を楽しむことが出来ますよ。
色んな新芽の色があって、けっこう楽しいです。
次に登場したのは、シリケンイモリ
サンショウウオではありません。ねんのため。
沖縄島、渡嘉敷島、渡名喜島の固有亜種です。
沖縄本島の人は、どこにでもいるかの様に思っているでしょうが
これも、希少な生き物です。
今は、繁殖期です。オスは、1日中それこそ、メスのシリを追っかけているように見えます。
オスはメスに近づいて、尻尾を盛んにくねらせて、くねらせた状態で尻尾の先を
細かく震わせます。これがメスにたいするディスプレイです。
うまくいくよりも、ふられることの方が多いようです。
みんなが、メスを追いかけているのに、イモリの世界にも草食系オスがはやっているのか夏の非繁殖期の時ようにだらりとしているものもいました。
なんとなくカワイイので、撮影してみました。
ちなみに指の数を数えてみてください。
前足4本、後ろ足5本ですね。これは、カエルと同じで
両生類の一つの特徴です。
つぎは、ヒリュウシダの新芽、とてもきれいですね。
シダのぐるっとカールした部分、ある楽器に似ていませんか?
バイオリンやチェロのネックの部分です。
バイオリンのネックのデザインはシダをもとにしているのだそうです。
最後です。
イジュの実です。
イジュは国頭村の花木に指定されています。
5月の露どきに花を咲かせ、少し黄色味がかった白い花が、露の雨によく合います。
秋になると、イジュの実が落ちてきます。
種は、天気の良い乾燥して日に、実から飛び出しています。
イジュの実には、仲良しの「おじー」と「おばー」が住んでいるのです。
下の写真がそうです。わかるかなー。びみょー?
向かって左の帽子があって、鼻が高いほうが「おじー」だと、学びの森で決めました。
ことしもあとわずか、1年のさいごは、みんな笑顔で過ごしましょう。
今回が最後のブログになります。
見ていただいた方、ありがとうございます。
これからも、やんばるの自然の大切さをみんなに伝えていきますので
やんばる学びの森をよろしくお願いします。
それでは、みなさんにとって良いお年でありますように!
text:やんばる学びの森スタッフ(山川雄二)
やんばる学びの森の情報はコチラ→http://atabii.jp/
★沖縄観光の旅行雑誌を作る会社が素顔の沖縄を紹介するサイト
こんにちは
今回は、学びの森をぶらっと散歩して、目についたものをなるべく
接写してみました。
まず、やんばるで11月ごろから咲きはじめる
リュウキュウツワブキの花を接写してみました。
まわりは、オシベでしょうか、とてもきれいな形と色ですね。
ツワブキの名は、艶のある葉を持つフキからきているそうです。
沖縄では「ちぃぱっぱ」とか「ちーぱーぷ」といわれています。
次は、アカメガシワです。
写真は、新芽です。紅色がなんとも鮮やかですね。
この色はアントシアニンという色素によるものです。
植物の葉のその時々の色は、クロロフィル(緑)、カロチノイド(黄)と
アントシアニン(赤)のバランスで決まるそうです。紅葉の美しさも同様です。
沖縄では、秋の紅葉を見ることができませんが
春の紅葉(新芽)を楽しむことが出来ますよ。
色んな新芽の色があって、けっこう楽しいです。
次に登場したのは、シリケンイモリ
サンショウウオではありません。ねんのため。
沖縄島、渡嘉敷島、渡名喜島の固有亜種です。
沖縄本島の人は、どこにでもいるかの様に思っているでしょうが
これも、希少な生き物です。
今は、繁殖期です。オスは、1日中それこそ、メスのシリを追っかけているように見えます。
オスはメスに近づいて、尻尾を盛んにくねらせて、くねらせた状態で尻尾の先を
細かく震わせます。これがメスにたいするディスプレイです。
うまくいくよりも、ふられることの方が多いようです。
みんなが、メスを追いかけているのに、イモリの世界にも草食系オスがはやっているのか夏の非繁殖期の時ようにだらりとしているものもいました。
なんとなくカワイイので、撮影してみました。
ちなみに指の数を数えてみてください。
前足4本、後ろ足5本ですね。これは、カエルと同じで
両生類の一つの特徴です。
つぎは、ヒリュウシダの新芽、とてもきれいですね。
シダのぐるっとカールした部分、ある楽器に似ていませんか?
バイオリンやチェロのネックの部分です。
バイオリンのネックのデザインはシダをもとにしているのだそうです。
最後です。
イジュの実です。
イジュは国頭村の花木に指定されています。
5月の露どきに花を咲かせ、少し黄色味がかった白い花が、露の雨によく合います。
秋になると、イジュの実が落ちてきます。
種は、天気の良い乾燥して日に、実から飛び出しています。
イジュの実には、仲良しの「おじー」と「おばー」が住んでいるのです。
下の写真がそうです。わかるかなー。びみょー?
向かって左の帽子があって、鼻が高いほうが「おじー」だと、学びの森で決めました。
ことしもあとわずか、1年のさいごは、みんな笑顔で過ごしましょう。
今回が最後のブログになります。
見ていただいた方、ありがとうございます。
これからも、やんばるの自然の大切さをみんなに伝えていきますので
やんばる学びの森をよろしくお願いします。
それでは、みなさんにとって良いお年でありますように!
text:やんばる学びの森スタッフ(山川雄二)
やんばる学びの森の情報はコチラ→http://atabii.jp/