沖縄Daily Voice

沖縄在住の元気人が発信する

『日々の暮らしの中で…』 vol.7 内間寛人

2010年02月24日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
日々の暮らしの中で…


何気なく過ごす毎日の中に
見つめ直したいものがある…




『暮らし』そのもの。。。




仕事上、住宅の設計をしていく中で、
様々な人の暮らし方を知る事が出来る。


日々の行動パターン、週末の過ごし方、
いつもいる場所、部屋の雰囲気、置いている家具や雑貨小物、
それに、仕事や趣味などなど…


人それぞれで、まったく同じ暮らし方をしている人がいない。
(当たり前の事だが…)


そういった中、自分自身の暮らし方について
考え込んでしまう事が、たびたびある…




《考える…》


『暮らすってどういうこと…?』


『今の暮らし方でいいんだろうか…?』


『ただ、なんとなく毎日を過ごしてないだろうか…?』


『一日一日を本当に楽しんでる…?』


『自分らしく暮らせているのかな…?』






《まとめ》


好きなモノに囲まれた暮らし。
安らぎを感じる暮らし。
温もりのある暮らし。
優しく和む暮らし。


人それぞれ自分に合った「暮らし」方がある。


自分に合った暮らしを
自分らしく見つけたい。。。






《最後に…》


今回で最後のブログとなり、寂しい気持ちもありますが、
このブログを通して、自分自身を見直すいい機会となり、
また、新たな自分を見つける事が出来たような気がします…(たぶん、笑)




文章を書く事が苦手な僕のブログを今まで読んで下さった皆さま、
そして、お世話になった沖縄の風のスタッフさん


本当にありがとうございました。




楽しい2ヶ月間でした~!
またね~、バイバ~イ(^0^)/






Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog;http://kufuu.ti-da.net/


『日々の暮らしの中で…』 vol.6 内間寛人

2010年02月17日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
日々の暮らしの中で…
みなさんが何気なく使い、
今の生活の中では欠かせないもの…




『 木 』のモノたち。。。




一言で「木」と言っても、
私たちの周りには、たくさんの木のモノがあります。


お箸、スプーン、お椀、木べら等の小さなモノから、
家具、扉、フローリング等の建築材の大きなモノまで。


私たちの暮らしは、姿形を変えた「木」のモノたちに囲まれ、
また、木の持つ温かみや優しさに包まれています。







そんな優しさ溢れる「木」たちに
色々とインタビューで質問しちゃいました!?




《インタビュー》


Q「どうして、木さんはいつも温もりがあるんですか?」
A「そだなぁ。。。自然から出来たモノだからじゃないかなぁ…」


Q「自然から出来た木さんにも、欠点ってあるんですか?」
A「もちろん、ある!
  天然木材の欠点は、収縮や膨張、強度のばらつきがあることかな…」


Q「そっか~、でも、そういう欠点を補ってるのがアレですよね!?
  え~っと。。。なんだったっけ???」
A「そぉそぉ
  薄くスライスした板を貼り合わせた合板とか、
  継ぎ組み合わせた集成材の事かな!?」


Q「うん!あと、木材のチップなどを接着材で再構成した
  ボード系の木質材料もあるんですよね!?」
A「そだな。それにな…
  木材は、とっても沢山の種類があるし、性質も様々なんだよ…」


Q「色んな種類がある中で、木さんの一番のいい所って、何ですか?」
A「温もりかな…」


Q「あっ!それは知ってるんで、他に!?」
A「う~ん。。。エコロジーな素材ってことかな…」


Q「自然から出来たモノだから!?」
A「それに、木は朽ち果てれば、
  また、自然に還ることができるからかな…」


Q「他には?何かありますか?」
A「あとは…木の用途はとても広くて
  建築や家具だけに限らず、
  様々な可能性を持っている魅力的な素材って事かな…」




(終)






《まとめ》


木の温もりに触れ
木とともに暮らす


木のモノがあるだけで
生活空間が優しく和む




木の持つ魅力で
魅力ある暮らしを。。。






Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog;http://kufuu.ti-da.net/




〈写真提供〉
・チューイチョーク舎  豊田 規秀 
・木工房 福木  西石垣 友里子 


『日々の暮らしの中で…』 vol.5 内間寛人

2010年02月10日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
日々の暮らしの中で…
みなさんが何気なく使い、
今の生活の中では欠かせないもの…




『 うつわ 』たち 。。。




私たちの食生活には欠かす事が出来ないモノであり、
昔から様々な素材で「うつわ」が創られてきた。
葉、木、鉄、土などなど。。。


その中でも、
土の焼物の「うつわ」は古代より多種多様な技法で創られ、
また、その土地土地の歴史的背景や時代の流れが加わり、
各地で伝統的な陶器が生まれてきた。








近年、食・住生活の多様化により、
沖縄でも、伝統的な技法の上に陶芸家たちの創意工夫が加わり
新しい沖縄の陶器が、今現在も「生まれている」










そんな沖縄陶器の「うつわ」たちと
ユンタク(おしゃべり)してきた!?…




《 会 話 》(Uは内間、Tは陶器)


T「あぃ~、あんたよ~!
  久しぶりだねぇ~ 元気ねぇ~!?」
U「はぁい。。。一応…元気ですよ。」


T「だっ!! 元気ないさぁっ!!
  いつも、アメリカぁ~みたいにハンバーガーばっか食べるからさぁ~!
  だめよぉ~!!」
U「あぁ。。。」


T「このお椀とお皿をあげるから
  毎日、ちゃんぷる~作って食べなさいよぉ~!! 」
U「。。。」
T「これで、ご飯食べたら美味しいからさぁ~!! 」
U「はぁぃ。確かに美味しそうですね…ありがとうございます。
  それより、今日は色々と聞きたい事があって…」
T「なんねぇ~!? 」


U「陶器さんの事を色々と。歴史とか…」
T「そぉねぇ~。
  それも大切だけどねぇ~。。。
  あんたに、一つ言っておきたい事があるわけさぁ~ 」
U「はい。なんですか?」


T「あんたは、好きな人と一緒にいたら、楽しいねぇ~?」
U「もちろん楽しいですけど…それが何か?」
T「だからさぁ、そういう事だわけさぁ~!!」
U「。。。そういう事って、どういう事!?」


T「好きなうつわに、美味しい料理をいれて
  楽しい食事の時間を過ごせてくれたら、
  嬉しいわけさぁ~!!!」




(終)




《まとめ》


日常を楽しく、会話を弾ませる
好きなモノ達に囲まれた暮らし


うつわ達が料理を引き立て
明るい食卓を作ってくれる




忘れかけていた…




思い出させてくれる
うつスちを求めて
旅に出てみようかな
自分らしくある為に。。。




Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog;http://kufuu.ti-da.net/




〈写真提供〉
・陶房 一翠窯  高畑伸也
・工房 ことりの 森永竜也
・伊佐陶芸教室  糸満あかね

『日々の暮らしの中で…』 vol.4 内間寛人

2010年02月03日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
日々の暮らしの中で…
みなさんが何気なく目にし、
今の生活の中では欠かしたくないもの…




『 植物 』たち 。。。




植物は、私たちに癒しと安らぎをもたらしています。
ですが、都市化が進む現代社会では、
ライフスタイルから自然が切り離されつつあるように感じる。


そんな中、私たちが手軽に自然を取り入れる事が出来るもの…




「観葉植物」









観葉植物は、葉の形や大きさ、色や模様などを
観て楽しむ事を目的に育てられている植物なんですよ。








そんな「植物」たちと
つい最近、会話出来るようになった!?




《 会 話 》(Uは内間、Sは植物)


U「最近、寒いですけど…大丈夫ですか!?」
S「そんな心配せんでもよい!
  ワシは、いつも元気じゃ!   ゴホッゴホッ…」


U「。。。ホントに大丈夫ですか~!?」
S「ゴホッゴホッ。。。み、みずをくれ…」


U「あっ、はい…
  かけましょっか~?」
S「あぁ、たっぷりと頼む…」


U「こんなもんでいいですか?」
S「ふむ。ワシらは生き物だからのぉ…
  水がなければ、生きていけんのじゃ。」


U「そうですよね、生き物ですもんね。」
S「そうなんじゃ…
  だからのぉ、ワシらはマイナスイオンを出す事も出来るんじゃ。」


U「はい、知ってますよ!
  いつも、植物さんに癒されてますから。ありがとうございます。」
S「ふむ。しかしのぉ、ワシらは、それだけじゃないんじゃよ!」


U「ホントですか~!?。。。じゃ、何があるんですか?」
S「環境改善効果じゃ!!!」


U「はっ!?」
S「つまりのぉ…
  快適な湿度にする為の湿度調節や、
  有害物質の吸着・分解の作用でな、室内浄化など出来るんじゃ!」


U「へぇ~、植物さん!スゴいんですね!」
S「ほっほっほぉ~」








(終)






《まとめ》


緑の植物を見る事により
私たちは本能的に、癒しや安らぎを感じます。




緑の観葉植物たちを
日々の暮らしの中に取り入れ
植物そのものの魅力を楽しみ
インテリアと上手に組み合せ
自分だけのお気に入り空間を
作り上げていきたいものです。




あなたの暮らしの雰囲気や環境に合った
素敵な植物たちと出会えるといいですね。


-------------------------------


Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog:http://kufuu.ti-da.net/

〈写真提供〉
PLANTADOR(プランタドール)
新城 圭吾

『日々の暮らしの中で…』 vol.3 内間寛人

2010年01月27日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
日々の暮らしの中で…
みなさんが何気なく使い、
今の生活の中では欠かせないもの…




『 グラス 』たち 。。。




私たちが住む沖縄は、工芸の島であり、
その中の一つとして、世界に誇れるもの…




「琉球ガラス」











その歴史はまだ浅く、沖縄が米軍の統治下にあった頃、
米軍が捨てた廃ビンを再利用してつくられたのが、
そもそもの始まりなんナす。





この廃ビンが、職人の手により砕き溶かされ、
新たな命、想いが吹き込まれ、カタチとなる。


決して原料とは言い難いものが、作品として生まれ変わる。











それが、再生ガラスの魅力だと思います。






そんな「グラス」たちと出会った日に
交わした会話を、思い返してみた!?…




《 会 話 》(Uは内間、Gはグラス)


U「君たちって、ホントに魅力的で綺麗だよね!」
G「あら、ありがとう。ホント嬉しいわ!
  でもね・・・私たち、最初は・・・廃ビンだったのよ!」


U「えぇ~っ!?」
G「ふふふ、驚くのも当然だわ。姿形が違うんだもの…」


U「そうなんだぁ~驚いたな!…
  よくまぁ、ここまで変わるもんなんですね~!?」
G「私たちはグラスだけじゃないわよ。
  器や花瓶など、いろんなカタチに生まれ変わる事ができるの」




U「でも、再生して生まれ変わるって…大変でしょ?」
G「う~ん。。。そだね。確かに苦労もあるわ。
  薄く出来ないし、泡も入っちゃうのよ」


U「どうして?」
G「原料ガラスと違って、強度も落ちちゃうし、
  多少、不純物も入っちゃうからなの」


U「。。。」
G「でもね、それが手作りの温もりを感じさせて、
  私たちの魅力のひとつになってるわ!」






(終)




《まとめ》


ひとつとして同じモノは無い。
ヒトの手から創りだされ、生まれた証。




沖縄の風に吹かれ生まれた伝統工芸品を
日々の暮らしの中に取り入れ、
空間に温もりを、
暮らしに潤いを、
与えていきたいですね。






Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog;http://kufuu.ti-da.net/




〈写真提供〉
吹きガラス工房 彩砂(るり)
小野田 郁子

『日々の暮らしの中で…』 vol.2 内間寛人

2010年01月20日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
日々の暮らしの中で…
みなさんが何気なく使い、
今の生活の中では欠かせないもの…




『 椅子 』たち。。。




長い間、床に座る生活をしてきた日本人が、
椅子に座る生活を始めるようになったのは…


ごく最近の事で、遠い昔の事じゃないんですよ!!!
(詳しい時期まではわかんないけど…f^_^;)




そんな私達のそばに、今ではいつもいてくれる
「椅子」たちにインタビューしちゃいました!?




(写真は“kufuu”オリジナルの椅子たち。)




《インタビュー》


Q「じゃ、まず自己紹介からお願いします」
A「あっ、はい…僕たちは、人間が座るための家具でぃす」


Q「いつも、どこにいるんですか?」
A「あっちこっちでぃす」
Q「もっと、具体的に!」
A「家の中の居間や台所や、公園にもいたりするんでぃす」


Q「なんの為ですか…?」
A「あっ!それ、重要でぃす!」
Q「教えて下さい!」
A「いぃすよ!
  人間が何かをする時に、僕たちはとても活躍するんでぃす!」


Q「ん?…たとえば、どういう時ですか?」
A「人間が休憩する時、食事をする時、テレビをみる時、
  仕事や勉強をする時、などなどでぃす」


Q「あぁ~言われたら、そうですね…
  ただ座るだけじゃなく、ちゃんとした役割があり目的に合わせて、
  いろんな場所にいろんな形の君たちがいますもんね!」
A「そうなんでぃす!
  だから、椅子をつくる時は用途に合わせ、素材を選び
  ちゃんと、人間工学をもとに、カタチをつくって欲しいんでぃす!」


Q「同じ椅子は椅子でも、その目的により、
  大きさ、座面の角度、奥行き、幅、高さが違いますからね」
A「はい!じつに様々なんでぃす!」


(終)




《まとめ》


日々の暮らしの中の
何気ない行為の中に
椅子たちはいつも…


私たちの
そばにいます。


ですから…
目的に合わせ、
何よりも自分が好きなもので、長く愛せる…
そばにいるだけで、嬉しいって思える…


そんな「椅子」たちを選びたいものです。




Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog;http://kufuu.ti-da.net/

『日々の暮らしの中で…』 vol.1 内間寛人

2010年01月13日 | 水曜(2010年1~2月):内間 寛人さん
あけまして
 おめでとう
  ございます。


みなさん、はじめまして!
1月、2月の水曜日を担当する事になりました
「Design office × Interior shop “kufuu”」の内間寛人と申します。


昨年に「沖縄の風」のスタッフさんからお声をかけていただき非常に嬉しく、
こういうブログを書くのは初めての事で、
楽しみで心待ちにしておりました!!!


なので今、ワクワクドキドキしながら
パソコンに向かってるトコです。




今回は、「kufuu」の事を、ちょこっとだけ紹介しますね。
(…すべてを語ると、話が長くなりそうなので…)





「日々の暮らしの中で、ひとは皆、なにかしら「工夫」しながら生きている。
私たちは「kufuu」をキーワードにライフスタイルを創造・演出してきたい」
という想いで名前を付けました。





なんとなく使い慣れ親しんだ言葉ですが、
「工夫する」って、とても大切な事だと思うんです。


なので、私たちのofficeとshopも工夫しながら、想い込めた手作り空間なんですよ!!!




そういうkufuuでは、
建築・店舗・家具・グラフィックなどをデザインする事務所と、
陶芸・ガラス・木工・紅型・漆芸などの作家作品、
及び雑貨小物を展示販売するインテリアショップの二つの顔を持っています。


暮らしをトータルで提案していきたいという想いから、
この「カタチ」にしました。





2009年の11月にオープンしたばかりなんですが、
今後は、
作家さん達とのコラボレーション作品やイベントなど、
新しい「モノ創り」に挑戦し、提案していければと思っています。











ざっと、こんな感じかな、kufuuは…






さて、次回からは「日々の暮らしの中で…」をテーマに、
毎日の暮らしの中にある何気ないモノ達から、感じた事、気付いた事、見つけた事などを、
モノ創りに関わる立場・デザイン的な目線から語っていきたいと思います。
お楽しみに~!!!


2ヶ月間だけですが、ヨロシクね~!
では、また来週…




Design office × Interior shop “kufuu”
沖縄県宜野湾市大山2-22-18-1F
098-890-4095
blog;http://kufuu.ti-da.net/




text: 内間 寛人





              ★いいヒト、いいモノ、いいきもちを発信★