ケータイ(ガラケー)の料金が高かったので、いっそスマホにした方が安くなると考え、11月上旬にiPhone5cに乗り換えました。で、せっかくだからアプリでも作ってみようかと考えて、アプリ開発の本を買って読んでおりました。ところが開発言語はObjective-Cとやらで、どうにもさっぱりわかりません。このまま本を読んでいても全く進まないだろうと感じ、とりあえず本のサンプルプログラムの必要な部分をツギハギして簡単なものをでっちあげ、公開するまでの手順を踏んでみることにしました。そして出来たのがこのアホアプリ
『無限大根』です。
使い方
・大根をタッチで操作して大根おろしを作ります。
・大根は無くなりません。
・大根おろしは機器を傾けるか指でぬぐうと移動できます。
・画面上下に出た大根おろしは回収されます。
・時々、様々な効果を持ったものが現れます。
もちろん無料なので、iOS7以降のiPhoneまたはiPadをお持ちの方は暇つぶしにどうぞ。コレクションを全て揃えると、ちょっとだけいいことがあるかも…。
ここからは苦労話。
とにかく、何をどう作ればいいのかわからないので、本を読んでiOS7でできることをピックアップしました。
・タッチ操作(あたりまえ)
・ジャイロセンサ
・サウンド
・スプライト表示
・物理挙動シミュレーション
・アラート表示
・設定の保存
このあたりの機能を使ったものを作ろうとイメージしているうちに思いついたのが「大根おろし」でした。そして12月6日にプログラミング開始し、あとはサンプルプログラムからのコピペで何とかなるだろう、と思ったらそうもいかずに結構時間がかかってしまいました。
そして12月21日に審査のためにAppleに提出。ところがクリスマスや年末年始が挟まったために審査期間が長引き、年明けの1月4日に審査落ちのメールが来ました。なんせ初めのバージョンでは大根をすりおろすだけのどうしようもないアプリで、あまりにも単純すぎるというのがボツの理由。単純なのは狙ってやっていたので理解されなかったのは残念ですが、せっかくだから幾つか仕掛けを作ってみようと考えました。このあたりのプログラムはいずれも簡単なものでしたが、ネタ出しと材料作りの方にちょっと苦労しました。別アプリ用に作っていた画面効果も組み込んでみました。
そして1月20日、なんとか作りあげて再提出。23日に受理されて無事に公開。アプリ制作から公開までの流れの雰囲気がなんとなくわかりました。
今後は実用的なアプリを作りたいですが、ネタが無かったらまたアホアプリでも作ることにしましょう。