平泉と小笠原が世界遺産に登録されることになりました。平泉関係のネタは別にやっているので、今回は小笠原に行ったときの写真を載せてみます。と言っても、古い写真をスキャンしているので画質はあまり良くありませんが…。
今から15年ほど前、小笠原諸島の父島に友人と二人で行きました。東京の竹芝桟橋からフェリー「おがさわら丸」に乗船し、約29時間で父島の二見港に到着。本土から小笠原への定期便は週に1往復のこの船しかありません。生活用品もこの船が輸送しているため、島のコンビニの商品も週に一度しか揃っていないようでした。
父島は東西5km、南北8kmの島で、東京から南に1000kmに位置しています。
父島の中心部を一望できる三日月山の展望台です。中央右下のフェリーがおがさわら丸で、停泊中はホテルとして利用されていました。
こちらの写真は村を反対側の山から見たところ。左の中央におがさわら丸が見えます。
父島には北半分を一周する道路があります。村から少し進むと、父島の北にある兄島が奇麗に見えます。左上の山は見返山で、高さ254m。海の色が真っ青です。
途中にはこんなワイルドな風景もありました。
ここから下に降りると小港海岸。写真中央右に見える小さな砂浜はコペペ海岸で、ウミガメが産卵に来るそうです。この場所から左手前はブタ海岸やジョンビーチに繋がっています。
村の方へ戻ってくる途中の境浦には旧日本軍の輸送船濱江丸が座礁しています。太平洋戦争時に、魚雷攻撃を受けながらも浜にたどり着いたそうです。船体はすっかり赤錆びています。
友人と泊まった父島ペンション。他のお客さんと一緒の大部屋で、色々な話を聞かせてもらいました。
つづく