淡路市花さじき周辺に12基、24,000Kw規模の風力発電プロジェクトが発表されたのをうけ、それに近い9基設置稼働中の北栄町まで行ってきた。
H12年より1年間鳥取大学が砂防林より高い70mのタワーで風況調査を実施、平均5.68m/sという事業化可能風況が観測され14年度調査予算で「風力発電による環境に優しいまちづくり事業」に着手
H16年風力発電特別会計に本予算計上、騒音.美観.基礎部まち買収.電力会社と売電契約等の事業費約28億円(NEDO補助金
7億、公営企業債20億5000万)
収入 中国電力へ年2億4000万予想
基礎地 町買収 その他羽根部87m○の農地は補償費無く
無償とする。但し宅地化すれば1/4補償の覚書作成
電波障害 ケーブルテレビ取り入れ済、障害無し
1基当たりの企業債分 2億3000万 約10年で利息を含めた企業債を返済の予定
風力の意義 地球温暖化防止.二酸化炭素の削減
エネルギーの地産地消 淡路市の取り組み世界的規模による地球温暖化、二酸化炭素削減と共に観光産業の組み入れを計る目的等で北栄町と時を同じくして鳥取大、林農先生を迎えてH12年11月より1年間30m高さにてフィールドテスト(風況精査 5.57m)ほか太陽光、地熱、バイオマス等さまざまなエネルギーに取り組みを行い、まず旧東浦地区に2基の風力発電計画ゴーサインでたが地主さんとの用地補償問題で決裂、立ち消えの風力発電事業がこの度関電グループが
12基 2000kw級 24000kw計画
年間発電力量 約42億Mwh(メガワットアワー)
年平均風速 6m/s 高さ67mを有すれば事業化OK
淡路市 18000世帯の約60㌫に当たる11300世帯の電力賄う
Co2削減効果 約15000t/年 (地球温暖化防止)
原油換算削減量 ドラム缶28400本/年 (地球温暖化防止)
活用資源 観光資源(観光産業活性化、周辺地域活性
市の税収 17年間 毎年平均2540万円
まちづくりの波及効果大であり、官民一体で推進できれば合併後明るい話題の少ない淡路市にとって活気づく事業となればと思う視察でした