ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

感動のオンパレード

2010-05-03 22:26:46 | Weblog
 東野作品に一番多く登場する加賀恭一郎は、優しくて爽やかな青年刑事で皮肉などは決して言わない。ちょっと斜めに構えて人を切るのが持ち味の阿部寛はあまりに差がありすぎ。原作では普通の大学教員なのにすっかり変人に変えられてしまったガリレオはまだ許容できたが、他にも映像化して欲しい名作が目白押しの加賀刑事は、これは残念ながらミスキャストか。阿部寛がいい役者なのは間違いない。これは阿部刑事のドラマなのだと思うしかない。

 一方、福山龍馬と武田海舟はますます素晴らしい。希望に燃える師弟から伝わってくる溢れる高揚感。教えを乞う龍馬に自分の考えを語る師匠の講釈は、まるで金八先生のようにリアルに感動させる。やっぱり先生は最高だと感嘆する龍馬に、素直にうなづける。
 
 
 基地はあってはいけない、なくなっても何事もないフィリピンの例がある、と言うのは森永さんだけ。他の政治家や評論家はみんな、自分の国しか考えないのかとか、抑止力があったから今まで平和だったのだと、森永さんにあきれた空気。

 沖縄基地がなければベトナム戦争は出来なかった、という説もある。基地は現実に、平和を守るためでなく、戦争をするために存在した事実を認識しなければ。

 「カンブリア」では、地雷除去に命をかける男の話。日本の税金でカンボジアに地雷除去機を贈ることにもっと日本人が関心を持って欲しい、税金で海外を助けるのもありだし、企業は自分の利益だけでなく世界のために働こう、不況の時こそ海外に目を向けてみたら見えてくるものがある、と、いつも以上に素晴らしいメッセージのオンパレードでした。
コメント
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