ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

初めての鼻血

2010-05-01 23:08:29 | Weblog
 連休はどこかへと思いつつ、昨日事業所回りの合間に本屋へはいり本を15冊買った時点で、連休が勉強で終わることはほぼ決まっていた・・・。今日2冊読んで(まだもう一冊読める)。3日前見せていただいたケアホームの様子も参照し。ケアホーム設立のリアリティが一気に身近になりました。

 参考になると思って読んだ沢田富美子さんという人の本。元アイドルとあって、その才能には天才的なセンスがあり、これは一般人には参考にならないかもと思ったが。幸運に恵まれ幸せ絶頂のときに、愛する人が突然病死し、絶望から立ち直る様子が、胸に詰まる感動でした。

 こんな壮絶な経験をする人は少ないけど、世の中にはなぜこんなに不幸が集中するのかという人は時々いる。そんな時自分は、そんなこと思っても仕方ないと思いながらも、思ってしまう癖がある。「愛し合う人、守るべき家族がいる人に不幸が訪れるなんて、それなら、ひとりで生きている自分が代わってあげるのに」

 それは言っても仕方ない。自分のためだと何もしないでゴロゴロしてるだけの人間だけど。支援を受けることで家族が一緒にいられる利用者のみなさんのため。ケアホームを待っている方たちのため。そして収益を上げてスタッフとその家族の暮らしを守るため。

 連休もフルに走り回ります。

 今日はスパーリングで初めて鼻血を出し。これでやっと一人前になったと感激しました。

また会いに行こう

2010-05-01 02:11:55 | Weblog
 今日は一気に5軒の事業所を回り、またまた感激の出会いを見つけてきました。今日の仕事をようやく終えたらこの時間。

 連休は桜を追いかけて東北にでも行こうかなと考えたその瞬間、スタッフから、連休中に足りないところへ入ってくださいと指示があり、計画は一瞬の夢と消えました。でも考えてみれば、忙しくてとても外出できる状況ではなかった。

 と自分に言い聞かせ。

 なじみの民宿に生まれたアスペルガーの女の子、元気かな。たまには会いに行きたいな。などと思いつつ。

 何年ぶりに訪れたその民宿で、5才の子がアスぺとわかり。幼稚園で変わった子と言われながら背負う大きなストレスで、毎日続く夜泣きに困っていると民宿オーナーから聞き。われわれが少し関わったら大笑いする子供の様子に、「さすがプロだ」と感心していた夫婦。寝る前まで一緒に遊びたくさん笑ったその夜、夜泣きはなくぐっすり眠ったと感謝された。

 全国にまわりの理解を得られずにストレスを背負って暮らす人の数は想像もつかないほどいるはず。

 今年中にはまた会いに行けるかな