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2022年3月28日、29日、30日、ハス品種見本園の一部の蓮を植え替えました!
蓮は3年に1回のペースで植え替えを行わないと、弱って咲かなくなります。さらに放っておくと、蓮根が腐ってしまいます。過去のデータを見ながら、どのマスのどの品種を植え替えるかが決められました。
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予算の関係上、今年は厳選された12品種だけを植え替えることにしました。理想的には100品種以上ある蓮のうち、毎年35品種ほど植え替えたいところですが、資金不足のボランティア団体の力では、この規模の植え替えが精一杯です。
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まずは中国から持ち込まれた貴重な普蘭店蓮(ふらんてんばす)とアメリカの黄色い蓮、バージニアを植え替えました。
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植え替えの作業としては、マスの水抜きをして、重機を使って中央部分の泥を掻き出します。
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次に、マスに入って壁に沿って成長した蓮根を手作業でていねいに掘り出します。この気を使う作業中、蓮根が折れるポキッという音がすると、ちょっと気まずいムードになります......!
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新しい土はトラックで運び込みます。
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蓮の土に最適なのは、荒木田(あらきだ)という田んぼの土をベースに、畑の黒土、腐葉土、化成肥料や鶏糞を加えて混ぜ合わせたものです。
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混ぜ合わせた土に水を加えて良く搔き混ぜます。泥状になったマスのなかに、蓮根を植え付けます。今年は国内の貴重な品種である妙蓮を植え替えました。
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植え付けるときは、蓮根の頂芽(ちょうが)を上に向けてそうっと水平に埋め込みます。2メートル四方のマスには、蓮根5~6本を植え付けます。
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大賀蓮も植え替えました。
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沈めた蓮根が浮いてこないように、やさしく水をさらに加えれば植え付けが完成です。
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3日間にわたって作業を行った12のマスは次のとおりです。
普蘭店蓮、バージニア、漁山紅蓮、西施殿、千百万、玉繍蓮、八重茶碗蓮、ベトナム蓮(白)、大賀蓮、妙蓮、淀姫、不詳(交雑してしまったために新たに品種を植え付け)
蓮の植え替え時期は、桜の咲く頃です。敷地内のロータリーでは、きれいなソメイヨシノが咲いていました。
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当会の顧問である南定雄先生をはじめ、重労働に携わったボランティアの皆様、お疲れ様でございました!
桜の写真をはじめ、この記事の多くの写真は当会のボランティアO氏が撮影したものです。ご提供ありがとうございました。
(担当: れい)
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