大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

2020年8月15日の活動報告 ハスの実とり、葉とり、芝刈り後片づけなど

2020-08-17 13:42:37 | 日記
2020年8月15日。大賀ハスのふるさとの会の定例活動日です。熱帯夜が続き、午前9時の気温すでに33度。活動場所である旧東京大学緑地植物実験所のハス見本園にやってくるまでの道のギラギラとした太陽の照り返しが厳しかったこと。それでもハスの花がきっとたくさん咲いていると思い、いつもの通りやってきました。構内に入ると樹木が茂り、少し涼しく感じられます。事務所に入る手前に、バケツに植えたハスがまだ置いてあります。7月中の一般公開日に販売させていただいた喜上眉梢(キジョウビショウ)という小型のハスです。ちょうど花が咲いていました。

 
今日は早朝から、千葉県立幕張総合高校放送委員会の皆さんが、顧問の先生と一緒に取材に来られました。大賀ハスのふるさとの会の金子会長、また会員で写真家でもあるO氏がハスの説明をさせていただきました。思うような取材ができたでしょうか。またいらしてくださいね。




今日の作業は、ハスの実とり、ハスの葉とり、芝刈りの後始末、水やりの続きなどです。ハスの実は品種を特定するために、茶色になって熟した花托の種を袋に入れて、マス毎に区別して名札を必ずつけておきます。ハスの葉はハス茶を作るために品種ごとに採取して、混ぜないでおきます。家に持ち帰ってよく洗ってから干して、その後細かく切って袋にいれて後日持参します。洗ってから細かく切って干すという会員もいます。ハスの葉茶は品種ごとに味や香りが違うので混ぜないように気を付けます。

手前では花托を切り、ハスの実をバケツにいれて採取しています。奥ではハスの葉を刈り取って束ねています。直射日光が厳しい中の作業は、汗が滴り落ちます。首に冷感タオルを巻いたり、いつもより頻繁に休憩をとったりして、日陰に入り水分補給をしました。

梅雨明けと同時に雨が降らなくなったので、ハスのマスに水をやっています。”水遣り隊”の皆さんは、活動日以外にも様子を見に来ては、ハスのマスに水を張っています。


さて今日のハスをご紹介しましょう。まずは淀姫です。まだ蕾も見えますね。


隣の立田蓮です。2本仲良く咲いています。


次は一点紅です。透けてみえる紅色の花びらも趣があります。


西湖紅蓮です。一点紅よりもピンク色です。花のすぐ後ろに大きな花托が見えますが、こちらはまだ未熟なので採取しません。


次は剣舞蓮です。2本咲いています。剣を持って舞うような姿から名付けられたと言われています。まだ固い蕾もありますね。

ミセススローカムです。


ミセススローカムの並びのマスにある千弁蓮。前回は重すぎて短く切ったものでした。今日の花は少し小ぶりですが、ちゃんと水の中から立ち上がって開きかけています。

下は白単です。スクッと立って2本仲良く咲いています。


隣の解放紅です。後ろにぼやけてますが、剣舞蓮が2本見えますね。


さらに隣のマスの千百万です。


花盛りの菊花粉です。

隣のマスの桃紅宿雨です。かわいらしい花の大きさがわかるように2枚続けて写真を載せます。




最後に素白蓮です。


あちこちのマスにはまだまだ蕾がたくさんあります。これから9月初めにかけていろいろな花が咲くことでしょう。
今日の活動報告は以上です。
(担当: えむ)




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1 コメント

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Unknown (sara)
2020-08-18 14:15:10
ミセススローカム とっても綺麗ですね。
じっと見つめてしまいました。
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