今日の活動は、気温5℃の晴れの中で行われました。この冬2度目の雪が降ったあとの見本園では、厚さ5センチの氷が張ったマスもありました。作業としては、見本園の奥の刈った草を集めてピット(深さ2メートルほどの穴)に捨てたり、雪による倒木や落ちた枝の撤去、そしてロータリーの先の林の草刈りなどが行われました。
ロータリーの中心ではラッパスイセンが咲いていました。
見本園へとつづく道には雪がうっすらと残っています。
見本園の入口の桃白条のマスには、厚い氷が張っていました。この時期、あまり日があたらないマスです。
今日は、見本園の奥の整備を行いました。刈ったあとの大量の枯れ草を一輪車に。
熊手で草を集めようとすると、蔦がひっかかってきます。上の枯草をとってから、網目状に張った蔦を切ります。何度も蔦に足をとられて転びそうになりました。
やっとマスの下の部分が見えてきました。
一輪車に高くつみあげられた枯草です。
見本園の左奥のアサザや睡蓮のマスには、葦などの他の植物が繁茂していました。今はその枯草であふれています。
アサザと睡蓮のマスでは、他の植物の枯葉が多く沈んでいます。
この睡蓮のマスにも、周りの木から落ちた葉が沈んでいます。
睡蓮の根を引き上げてみると、他の植物の根がからまっていました。
マスのなかは、葦の枯葉でいっぱいです。
それでも睡蓮の根は元気でした! 直径30センチほどの根の塊をつくっていました。ワサビみたいです。当たり前ですが、蓮根とはまったく違います。
他にも小さい根の塊が育っていました。
汗をかきながらの作業後、きれいになりました。
見本園の奥では、夏以降にまわりの木の剪定をすることによって蓮への日当たりを良くし、その落ち葉がマスに入らないように作業を重ねてきました。今日は刈った草の撤去も完了して、見本園に奥行きが生まれました。夏が楽しみです。
(担当: れい)